そうそう、このくらいの緊張感がないとね。
 

韓国での放映は終了していますが、ネタバレOKの方のみ、おすすみください。お願い

 

ザ・ゲーム:0時に向かって 더 게임:0시를 향하여

【Episode 18】

呆然としながら、ペク先生からの遺書だと言って渡された手紙を手に、床に座り込んでいるテピョン。

まだ、読む気にはなれないのね。。

 

~ヒョヌの自宅~

一方、同じように、手紙が入った箱を手に、床に座り込んでいるヒョヌ。

 

テピョン:この世の誰もがお前のことを殺人者の息子だと嘲り笑った時でも、この人だけはお前を大切にし、見守ってきたんだ。“希望のいえ”  お前の支援者が、ペク・ソンウォン先生様だ

 

箱を開け、1通の手紙を手に取るヒョヌ。

 

ヒョヌや、ここ数日、具合が悪く、あまり食欲もないと聞いた。また、友達からいじめられているのか?お前の友達が言った言葉のせいで、おまえはお前の父親のことをもっと軽蔑するかもしれない。だが、ヒョヌや、どのような賢者であっても、不幸な状況にいる時には荒廃してしまうのと同じように、善良な人間でさえ、悪い状況の中では間違った選択をしてしまうこともある。誰も皆、過ちを犯すものなのだ。お前には、今は悔い改める生活を送っているお前の父親のことをそう恨まずにいてほしい。

 

読みながら涙を流し続けるヒョヌ。

 

覚えておきなさい。罪を犯した後の行動に、その人の本質が現れるのだということを。それから、これも覚えておきなさい。いつもお前を心配し、気に留めている誰かがいることを。

 

ぺク先生、口を開けば、シニカルなことばかり連発し、気難しい面をみせていたけど、内面は慈悲深く、敬虔なクリスチャンで、心の温かな人でした。

 

 

~テピョンの自宅~

力なく、部屋から出て来たテピョンを迎えるジュニョンとイ秘書。

 

ジュニョン「話は聞いたわ、(先生様の)写真を見つけられなかったって・・・。」

テピョン「僕が頼んでも、(死因を)教えてくれなかった時に、気づくべきだったんだ」

ジュニョン「ごめんなさい。もし、あの時、テピョンさんが先生様と一緒にいたら、こんなことは起こらなかったわ」

あの日、ぺク先生が一人きりで在宅だったのは、テピョンが自分を探しに来たせいだと、自責するジュニョン。

テピョン「ジュニョンさんのせいじゃありません。先生様は、自分がどうやって死ぬのかすでに知っていたんだ。視力を失う前に、鏡を見ていたに違いない。知ってたんだ。。。でも、どうして、どうして、僕に言ってくれなかったのかな?もし、話してくれていたら、絶対に阻止していたのに・・・。なんで、言ってくれなかったんだろう・・・」

力なく俯くテピョン。

 

~手術室前の廊下~

術衣に着替えた監察官たちの一団がやってくるのを待っているチーム長とジュニョン、そしてテピョン。

テピョン「よろしくお願いいたします」

重鎮の監察官「最善を尽くすよ」

中に入っていく一団。

ふてぶてしく一番後から入っていくヒョヌ。

 

やはり、重鎮を呼んでの解剖なので、ちゃんと見学ルームのついた手術室で行うみたいね。

「はじめよう。。。黙とう」

ガラス張りの見学席から見下ろすテピョンとジュニョンも一緒に黙とうする。

「2019年10月31日午後9時10分 ペク・ソンウォンさんの死後検死を開始する」

始まった。。。。

そうか、今日は10月31日なのね。

 

~係長室~

疲れた様子で、深く考え込むナム係長。

 

~手術室~

傷のサイズを測ったりするだけではなく、実際に体にメスを入れていくなど、検視が進むにつれて、警察官のチーム長やジュニョンと違い、身内で一般人のテピョンにとっては、辛いシーンが続きます。

 

検死終了後、廊下で待ち受けているテピョンたちに、「結果がどうであれ、これは君にとって、辛いことだっただろう。私の意見では、他殺だということは難しい。」

テピョン「他殺だと言い難い・・ですって?」

「ああ、彼の胸と腕に、小さなあざのようなものが確認できた。だが、障害者だった彼にとって、バスタブに入るだけで、これらのあざができたとしても十分、理にかなっていることだと言えるだろう。溺れた兆候もあったが、それが死因だと断言することはできない」

なぜ???

「(私の見解としては)動脈の損傷が死因だったとみています」

テピョン以外に向けて、結論を伝える。

そんなぁ・・・!!

手袋してたとしても、押さえつけてた手や指の跡とか、残らないの?

その力加減ですら、計算して、殺したって言うの?

 

他殺を見破られずにすみ、安堵したヒョヌが、「薬物検査と医療的チェックについての結果は数日かかります」と平然と伝える。

 

憮然とする一同。

ドギョン(ヒョヌ)「結果がでたら、ご連絡しますよ」。行きましょう」

 

~屋上~

予想外の展開に、じっと空を見ながら耐えるテピョンに声をかけられず、少し離れたところにいるチーム長とジュニョン。

心配そうに、現れるイ秘書。

 

~テピョンの部屋~

「テピョンへ」と書かれたペク先生の手紙を手にとるテピョン。

勇気をだして、開けてみる。

 

私の選択なのだから、自分を責めたりするな。

お前の過ちじゃない。

お前は何一つ悪くない。

お前の愛する人を守れるよう、願っているよ。

 

テピョン「でも、なんで? なんで、そうしたんですか?」

もうどんなに問いただしても、答えてくれるペク先生はどこにもいないという現実に、涙するテピョン。

 

テピョンの嗚咽を部屋の外で聞いているジュニョン。

 

~十字架の部屋~

ペク先生の願いどおり、十字架の部屋で、お葬式が行われる。

テピョン、イ秘書、そして、ジュニョンが白いバラを持って、棺の周りに立っている。

ワインレッドのスーツを着て、眠っているかのようなペク先生の胸元に、バラを置くテピョン。

 

ペク先生:テピョンア、もし、私が死んだら、病院ではなく、家で葬式をあげてくれ。アメリカ式のようにな。

 

~回想~

テピョン「(そんなの)まるで、不治の病にかかった人みたいじゃないですか」

ペク先生「死に装束なんか着せるなよ。お気に入りの色、バルガンディの高級スーツを着たい。それから、同じように、きちっとしたネクタイもな。あと、私の口に米なんか置いたりするな、息が詰まりそうで、嫌いだ。」

テピョン「それには意味があるって知ってるでしょ? 天国に行くまでに空腹にならないようにってことですよ。」

ペク先生「(それなら)高級な財布に、十分な金を詰めてくれればいい。途中で、なにか買うよ」

テピョン「わ・か・り・ま・し・た~(棒読み)」

ペク先生「華やかで高貴に見えるようにしてくれよ。わかったか?」

テピョン「先生様が、どんなふうに死ぬのか教えてくれたら、言われたとおりにしますよ」

ペク先生「心配するな。そんな大した死じゃないから。」

 

◆◆◆

黒の長財布に、大金を入れ、それも胸元にそっと忍ばせるテピョン。

テピョンのあとに続き、白いバラを手向けるイ秘書とジュニョン。

 

~テピョン宅の庭~

ジュニョンの側に近寄るイ秘書。

イ秘書「最終的な検視結果は出たんですか?」

ジュニョン「はい」

イ秘書「他殺ではないということになったんですね」

ジュニョン「そのとおりです」

イ秘書「ソ刑事様も、先生様が自殺したと思われますか?」

ジュニョン「どうでしょうか・・・。でも、テピョンさんが見ることができないように、ペク先生様が(予め)写真を全て処分されたのだとしたら、なにか理由があったんじゃないでしょうか」

 

~墓地~

牧師が埋葬前の祈りを捧げている中、墓前に並ぶテピョン、イ秘書、ジュニョン。

 

そこから少し離れ、テピョンたちからは見えない位置にある階段に座り、個人的に参列しているヒョヌ。

その様子を見下ろしているイ・ジュニ。

パク記者からの電話に出る。

パク記者《チーム長様、今、チョ・ヒョヌの自殺を担当した警察署に来ているんですが、覚悟して聞いてくださいね。ク・ドギョンがチョ・ヒョヌです。》

イ・ジュニ《え?》

パク記者《20年前にチーム長が撮ったヒョヌの写真を彼らに見せたところ、彼らは、チョ・ヒョヌの友人のク・ドギョンだって言うんです。ですが、ソウル中央署の人間は、このことをすでに知ってます》

ふと気配を感じ、振り返ると、すぐ後ろに、ドギョン(ヒョヌ)が立っている。

パク記者《それなのに、彼らがその件を徹底的に伏せているところを見ると、なにかありますね。会った時に、もっと話しましょう》

受話器を下ろすジュニ。

ヒョヌ「変わりませんね、まだ、他人の周囲を嗅ぎまわっている」

息を飲むジュニ。

 

~ヒョヌの車内~

助手席に乗せられ、内心、びくついているジュニ。

ヒョヌ「心配いりません。噛みついたりなんかしませんよ」

ジュニ「あ、どこか、休めるところに停まってくれないか。トイレに行きたいんだ」

ヒョヌ「いいですよ」

無気味なほどあっさりと了承し、すぐ脇のガソリンスタンドに車をとめるヒョヌ。

そそくさと降りたジュニが、ポケットをさぐり・・・振り返ると、車の中で、ジュニの携帯を振って見せるヒョヌ。

さすが、抜け目なし! 

 

トイレに入るなり、深く溜息をつくと、なにかを探しはじめるジュニ。

用具入れの柱にさしてあったドライバーを手にする。

 

戻り、自ら車に乗るジュニ。

ヒョヌ「電話がありましたよ」

ジュニ「ああ」

誰からの着信か確かめようとしたジュニの首元に注射を突き立てるヒョヌ。

 

~暗闇 ヒョヌの家の地下室~

意識が戻ってきたジュニ。

ヒョヌ「気が付きましたか?」

少し離れたところに置かれた机の前に、腰掛けているヒョヌ。

さきほどのドライバーを持ち上げ、「こんなもので、俺を殺そうとしたんですか?」と、ジュニに見せつける。

ジュニ「くっそ、この野郎。お前だったんだな。俺の娘を殺したのは!」

ヒョヌ「あんたの妻だって殺したじゃないか、俺の父親を・・・」

ジュニ「殺人者め!」

ヒョヌ「“殺人者”だって?ひどすぎるな。7人の女性を殺した殺人者は、うちの父親じゃない。あんたの後ろにいるよ。。。」

ジュニが訳がわからないという風に、後ろを振り向くと、猿轡をかまされ、縛られたキム・ヒョンスが壁にもたれて座っている。

ヒョヌ「気を付けたほうがいい。元に戻したら、殺されるかもしれないぞ」

 

~テピョンの自宅~

引き出しの中身を戻しているテピョン。

本格的な遺品の整理っていうより、とりあえずのお片付けなのかな。

イ秘書「先生様の肖像画はどうしましょうか?」

テピョン「残しておきますよ。この家に、あれがないと先生の家じゃないみたいです。」

イ秘書「今はもう、法的には、あなたの家なんですよ」

テピョン「僕にとっては、先生の家です」

イ秘書「それでは、車いすはどうされます?」

テピョン「あとで。ちゃんと片付けておきますよ」

横に置いてある電動車いすを見るテピョン。

 

十字架の部屋の、いつもペク先生がお祈りを捧げていた定位置に、車いすを置くテピョン。

ふと、サイドボードの上に置かれた、事故で亡くなったという婚約者の写真に目をむける。

テピョン「イ秘書様。この方の家族を探せますか?」

イ秘書「ご家族ですか?」

テピョン「先生様が、この方の写真を大切に残していたのと同じく、この方のご家族もおそらく写真を残されていると思うんです。」

 

~花屋~

住所を頼りに訪ねてくるテピョン。

 

テピョン≪そして、先生様の写真も、それらの写真の中にある可能性があります≫

イ秘書≪その写真の中の女性のお名前は、パク・ヘジュンとおっしゃいます。先生の遺品の中に、その方と交わされたお手紙がありましたので、思ったより簡単に、彼女のことは見つかりました≫

 

テピョン「失礼します」

店主「いらっしゃいませ」

女性店主の顔を見つめてしまうテピョン。

何が見えたのかな?

店主「なににいたしましょうか?」

 

亡くなった婚約者の妹さんだそうです。

店主「この写真を今でも残していたなんて、思ってもみませんでした。彼らはとても熱烈にお互い、愛し合っていました。それでも・・・彼のせいで、うちの姉は亡くなったんです。どんな風に死ぬのかを人々に伝えることで、お金を稼いでいたことなんかに意味はあったんでしょうか?彼が、守らなければならない人が死んでしまったのに・・」

ぺク先生が自分の姉の死だけは見ることが出来なかったことを、この妹さんは、知っていたのかな?

テピョン「止めたかったんです。それが、生涯、(先生様が)罪を背負って生きて来た理由です。どうか、念のため、写真があるか探していただけませんか?先生の死に正義をもたらすために、どうしても、写真を見る必要があるんです」

店主「あなたも、人の死を見ることができるんですか?」

テピョン「はい」

それを聞くと、姉の写真をすっとテピョンに戻し、「どうかお帰りください」と冷たく立ち上がり、仕事に戻ってしまう。

しかたなく、立ち上がったテピョン、最後に振り返ると、「お花がお好きですよね。道を渡るときは、どうか気を付けてください。」

唐突な、それでいてあまりにも、真剣な様子のテピョンに、少し怪訝そうな顔をする主人。

 

~横断歩道~

花束を抱えた店主が、信号待ちをしていると、ベビーカーに赤ちゃんが乗っているのを見て、「かわいいわね」と声をかける主人。

ふとその時、さきほど、帰り際に、テピョンが告げた言葉を思い出す。

 

テピョン:お花がお好きですよね。道を横切る時は、どうか気をつけてください。たとえ、いくら赤ちゃんが可愛くても、道を渡るときには、常に車に気をつけてくださいね

 

青になり、渡りだしたベビーカーを押す母親を横目で見て、慌てて、後ろから引き留めると、猛スピードで車が通り過ぎていく。

思わず、ほっとして息を吐く女主人。

 

~教会~

目を閉じ、祈りを捧げ続けるテピョン。

その時、メールの着信音が聞こえる。

そこに写っているものをみて、顔色を変える。

 

~強力班オフィス~

重い溜息をつくジュニョン。

ガンジェ「自殺なんて思えませんよ。あ、ペク先生のことですけど。。」

ボンス「目が見えないんですよね。でも、こんなふうに、まぶたが上げていたら、物をみることができたかもしれないのに・・・」

あんた、本当にエリート? 違うよね?

不謹慎なボンスの言葉に、じろりとにらむチーム長。

ボンス「なんですか? まさか、そんなこと考えたこともないなんて言わないでしょうね?」

ガンジェ「正直言うと、証拠がないだけですよね。この事件はありとあらゆることが疑わしいんです。一体、どうやったら都合よく、あの時間、あの一帯で、停電なんかになるんですか!」

ガンジェの言葉に頷くジュニョン。

ジュニョン「でも、なんで、奴はそこに行ったの?」

ガンジェ「え?」

ジュニョン「もし、自殺でなく他殺だったと仮定した場合、おそらく、チョ・ヒョヌがペク先生の自宅に行ったってことでしょう。」

ガンジェ「たしかに。もし、そう仮定するなら、彼はそこに行ってるはずです」

 

ジュニョン「ペク先生の家に行った時、チョ・ヒョヌは、家の周辺に防犯カメラを見かけた・・・」

 

~テピョンの自宅~

ジュニョンたちを案内するイ秘書。

イ秘書「テピョンさんは、外出中ですよ。(彼に)会いに来たんでしょう?」

ジュニョン「ちょっと調べに来ただけなので、連絡しなかったんです。家の周辺を見てもいいですか?」

イ秘書「どうぞ」

ガンジェとボンスに、調べるように命じるジュニョン。

ガンジェ「まず、最初に部屋を見てみましょう。キム・テピョンさんの部屋はどこですか?」

イ秘書「あちらです」

家じゅうをくまなく見て回る3人。

 

ジュニョン(監視カメラがなかったとしても、前提を変えることはできない。もし、チョ・ヒョヌがこの家に入ったのなら、どうやって、不法侵入の痕跡を残さずに、家に入れたの?)

 

推理しながら、可能性を絞っていくジュニョン。

 

ジュニョン(なにかの検査をしにきた技術者のふりでもしたの?)

 

ヒョヌの幻を追うように、テピョンの部屋に入ってくる。

 

ジュニョン(もしそうなら、ここで、肉体的な接触を持ったに違いない。ペク先生は目もみえず、歩くこともできない。つまり、簡単に制圧されたはず。)

 

意識をうしなったペク先生を車いすで運んでいくヒョヌ。

 

ジュニョン(他殺を自殺として装える場所は・・・ここが犯行現場だ。おそらく、ここで殺したんだ。でも、まだ意識のあった彼をどうやって、殺せたんだろう?)

 

 

ジュニョン(きっと、現場を改ざんしたに違いない。でも、彼がどれだけ拭いたとしても、触れることができない場所の血液は必ず残っている。。。)

 

だよね?

 

拭いた布をゆすぐ洗面台の下のパイプに目を向けるジュニョン。

手で回しながら、パイプの水受け部分を取り外す。

 

ジュニョン(もし、このパイプに血液があれば、100パーセント、他殺だ)

 

パイプをさかさまにしても、一滴も出てこない。

 

ジュニョン(ないわ。いや、故意に片付けたんだ。)

 

隙なく、用意周到に立ちまわるヒョヌに愕然とするジュニョン。

 

~教会~

花屋の店主から送られてきた、ペク先生と婚約者の写真をじっと見つめるテピョン。

 

ペク先生の死が再現される。


ヒョヌ:キム・テピョン、あんたは、あいつのせいで死ぬんだ

ペク先生:私は、お前のせいで死ぬんだ


先生が最後の力を振り絞って、ヒョヌを刺したことも知るテピョン。

バスタブに沈められるペク先生をみて、あまりの残酷さに涙をこぼす。

怒りで煮えくり返りそうな思いの中、ヒョヌが床など、バスタブの周囲を始末をする様子を見届ける。

 

涙が止まらないテピョン。

 

ヒョヌ:まさか、発信機を仕掛けられるのが、お前だけだなんて、思ってないだろうな?

 

~テピョンの自宅~

戻ってきたテピョン。

すぐさま、ベッドに飛び乗り、天井につけられた監視カメラを取り外す。

 

その様子を、PCのモニターで確認しているヒョヌ。

 

先生の肖像画の上、リビングと次々に見つけ出す。

この時、まるで、憤怒の塊みたいに、カメラの向こうのヒョヌを睨みつけてるテピョン。。

 

最後の浴室で、迷わず、パイプの下を取り外し、たまっていた血液をヒョヌに見せつけるように、こぼすテピョン。

それが、ジュニョンたちがやってくる前の出来事なのね。

 

ジュニョン:その時点まで、パイプの中の血液を流した人物は、チョ・ヒョヌだと思っていました。

 

~ヒョヌの地下室~

テピョンに、監視カメラを全部取り除かれたヒョヌ。

怒り狂って、物に当たり散らす。

カメラが仕掛けられた場所に向けて、怒りのまなざしを向けるテピョン。

 

 

ジュニョン:彼の悲しみが怒りに変わった瞬間でした。

 

 

★『ザ・ゲーム:0時に向かって』18話の雑感★

テピョンとペク先生との20年を思えば、このテピョンの怒りは当然でしょう。

はっきり言って、ジュニョンに対する恋心の想いの強さよりも、よっぽど具体的な感じがします。

 

婚約者の妹さんが、他人に死因を聞かせて、お金を稼いでいた・・・みたいな言い方をしてて、結構、辛辣だなぁと思いつつ、政財界に顔がきく、という反面、一般の人にはそういう評価を受けてしまうこともある設定に、今更ながら、特殊能力者の孤独を意識しました。

なかなか、テピョンとの共感ポイントが合わないのです。(くすん・・・)

 

ヒョヌにとって、覚悟を持って、殺めたミジンとは違って、ペク先生の死後、知らされた真実は重すぎたね。

でも、もし途中で、先生が足長おじさんだったと知ったとしても、ヒョヌは止めなかったような気がする。

ヒョヌの背負う業は、本来、謂われなきものだったのに、どんどん罪深くなっていくんだね。

実は既に、20話を見てしまったので、若干、ヒョヌに同情チックです。。。

 

★『ザ・ゲーム:0時に向かって』19話に続く★