最終回に来て、2分割です!

 

このドラマ、本国タイでの放送は終了しましたが、全面的にネタバレです。

ただし、英訳その他の動画を GMMTVがYoutueにて配信中です。

ご覧になりたい方は検索してみてくださいね。お願い

 

【Ep.12】

(前回のおさらい)

思い出の店で偶然、居合わせることになったLizとBadzは、ショッピングモールで映画を見たり、ゲームセンターコーナーなどに立ち寄ってみるが、やはり全く趣味が合わず、気まずい思いをする。Badzは、付き合っていたときには一度も行かなかった海へ1泊で出かけることを、Lizに提案する。

一方、Badzとのことを忘れられないSmileを見かね、知人の自主映画のヒロイン役に推薦するOnnie。主役のKyroと話しているうちに、Kyroへの憧れはすでに消え去っていることを自覚する。

BadzとLizも、海で過ごした夜、キスを交わし、自分たちの恋は完全に終える。

打ち上げの余興で、Kyroとキスする羽目になりそうになるSmile。すんでのところで止めたBadzが、ようやくSmileの気持ちを取り戻す。

友人Tamと飲みにきたクラブで、男にしつこく迫られたLizは、客と来ていたKyroに救われ、もう一度、Kyroをレンタルすると宣言する。

(おさらい終わり)

 

~車中のKyro とLiz~

Kyro 「どうして、気をかえて、俺を借りる気になった?」

Liz「なぜ、知りたいの?」

Kyro 「そのほうが、君が望むことをしてやれるだろ。」

Liz「私の彼は、暇じゃないの。それに・・・退屈してて、遊ぶ男が必要だったのよ」

Kyro 「へぇ・・・。君の本当の男は暇じゃないんだ。それで、こっちの男をどこに連れていくつもり?」

Liz「「どこへでも。あなたの客が連れていくような場所でもいいんじゃない。ホテルとか、あなたの部屋とか・・・あ、ラブホテルもね。私は別に構わないわよ」

 

~ホテルのスイート~

以前、Kyro の誕生日を祝うために来て、4人の修羅場になった例のホテルです。。。

すでに、テーブルには、料理も用意されている。

Liz「ここ、(あの時と)同じ部屋だわ。準備がいいわね。さっきの客を連れてくるつもりだったんでしょ?」

Kyro 「違うよ。ここに来る途中で、予約したんだ。さ、座って。」

言われるまま、席に座るLiz。

Kyro 「俺は、ホテルのオーナーと親しいからね。食事も準備するように頼んだんだ。ワイン、飲む?」

Liz「いいえ。」

身を乗り出して、囁くLiz。

Liz「私は、他のことがしたいわ。 シャワー浴びてくるわね」

席をたったLizを追いかけるKyro 。

Kyro 「一体、どうしたんだよ?」

Liz「なにが?ただ、シャワーを浴びたいだけよ」

Lizの上半身を一瞥し、Badzと何かあったのか、問い詰めるKyro。

Liz「彼は忙しいんだって言ったでしょ。だから、あなたと遊ぶために、あなたを借りたのよ」

わざとらしく頬を撫でてくるLizから、顔を背けると、厳しい表情を浮かべるKyro。

Kyro「君は嘘をついてる。君はこんなことをするような女じゃない」

Liz「あなたに何がわかるの? 私のことをそんなによく知ってるの?本当は悪い女かもしれないわよ」

とにかく、今、目の前にいるLizの心が傷だらけだっていうことだけはわかっているKyro。

Liz「あなたも知ってのとおり、Badzと私は・・・まだ、愛し合ってるの」

Lizの腕から、手を下ろすKyro。

Liz「私は、質問をするために、あなたを借りたんじゃないの。BFR(BoyForRent)のチラシには、男の子たちはなんでもしてくれるって書いてあるでしょ。。」

Kyro「じゃ、俺に何をしてほしいんだ?」

Kyroの問いに答えず、自ら、KyroにキスするLiz。

だんだん、本気になり、Lizをベッドに横たわらせるKyro。

Kyro「好きだよ、Liz」

Liz「私もよ」

こうでもしないと、きっかけが得られないのかな。。この二人は・・・。


眠っているKyroの胸に抱かれながら、複雑な思いのLiz。

 

翌朝、目を覚ましたKyroは、隣にいるはずのLizがいないことに気づく。

枕元には、お金が置かれている。

深く、ショックを受けるKyro。

 

~ショッピングモール~

晴れて恋人同士になったSmileとBadz、早速、ゲームセンターでデート中。

Smile「このゲームはたいして面白くなかったわね。他のをやろうよ」

時間を確認するBadz。

Badz「ごめん。時間だ・・・」

お客さんが待っているのね。。。

途端に、顔が暗くなるSmile。

Badz「平気か?」

平気じゃないけど、そうは言えない。。。

Smile「うん。あなたの仕事のことは、ちゃんとわかってるから。もう、行って。。」

ここで、結構、あっさりと立ち去ろうとするBadz(苦笑)

ポーズでもいいから、行きたくないふりすればいいのに(笑)

Smile「ちょっと待って!行く前に、3つの約束、言ってみて。覚えてる?」

Badz「もちろんさ。覚えてるよ。

スマイルと交わしたルールを守ることを誓います。1.客の身体には触らない。2.客に、愛してると言わない。3.客と同じ部屋で二人っきりにならない」

Smile「よくできました。私、4番目を追加するわ。 客と一緒にお酒を飲んではならない」

素直に、あとに続けるBadz。

Badz「4.客と一緒に酒を飲んではならない。他にはなにかある?」

Smile「「ええ。5番目が最も重要なの。ハグして」

両手を大きく広げるSmileを抱きしめるBadz。。

Badz「二回だって、ハグするよ」

はいはい。。。

Badz「もう行かないと・・・」

Smile「じゃあね」

Badzが行ってしまうと、どうしても、気が滅入るSmile。

その時、急に走って戻ってきたBadzがSmileの頬にキスする。

「6.仕事の前に、彼女にキスをしなければならない」

嬉しくてたまらないくせに、わざと、「もう行って・・・」と押しやろうとするSmileに、反対にキスをねだるBadz。

Badz「俺にはキスしてくれないの?」

恥ずかしがるSmileに、すぐ戻るからね、と言い終えて、今度は本当に出かけていくBadz。

 

~レストラン~

Onnieと食事にきたSmile。

Onnie「Badzが、妹さんの借金のために働かなくちゃいけないことはわかっていても、時々は、寂しくなってしまうってことね。。・・・だからって、この世の料理を全部注文しなきゃならないなんてことはないのよ!!」

目の前に置かれた二人分をはるかに超えるお料理たち。(笑)

さすがに、小さくなるSmile。

そこへ、ウェイターがもう二皿ほど、テーブルに置いていく。

Onnie「まだ、くるの?」

溜息をつくSmile。

Smile「これは、食べ物療法よ。悲しみを忘れるために食べるの。なにしてるのよ。さ、食べるわよ。はい、いただきます!」

Onnieは別に、関係ないけどね(笑)

Onnie「これ、私たちだけで、どうやって食べるの? 4人分はあるわよ」

その時、同じレストランに、Badzが客を伴って現れる。

入り口に背を向けているSmileは気づかず、Onnieの座っている位置からだけ、確認できるのね。

必死に、知らせようと、Smileに合図を送るOnnie。

Smile「男がどうしたのよ? 私、あんたのイケメン探しにはうんざりしてるのよ」

それはそれで、Onnie、気の毒な言われようだね。(笑)

Smile「今はとりあえず、自分の男を逃さないためにも食べなきゃ・・・」

Onnie「イケメンじゃない! あれは、あんたの男、Badzよ」

その言葉に、パッと、後ろを振り向くSmile。

Onnie「え?なに? どうしよう? レストランを移ったほうがいい?」

うろたえるOnnieを止めるSmile。

Smile「待って! 料理がまだ、あるわ。お金を無駄にしないためにも食べなきゃ」

さすが現実的なSmile。

Smile「それに今、動けば、Badzに見つかっちゃうわ。とにかく、食べよう」

頷くOnnie。

「そうね、食べよう、で、Badzがよそ見をしてるうちに、素早くここを出ればいいわ」

Smile「OK」

Onnie「でも、これ全部、どうやって食べるの?」

その時、メールが入ってくる。

Badz:このレストランにいるよ。食べ終わったらすぐ戻るからね。心配しないで

送られてきた文面と、レストランの写真や情報を、Onnieに見せるSmile。

Onnie「どこにいるか連絡してきたのね! なんて、可愛いの!!」

Smile「彼が、ただ、すっごくいい人なのよ。別に私は、ヤキモチ焼きの彼女じゃないわ」

嬉しくて、つい、余裕あるかのように見せるSmile。

Onnie「へぇ、そうなの? じゃ、あのバカげた3つのルールはなんなのよ。触らない、愛してるって言わない。二人っきりで過ごさない・・・どこが嫉妬しないですって?」

Smile「あのね、このルールは、心の平穏のためなのよ。Onnieは大袈裟なのよ」

Onnie「さぁ、私が大袈裟な人なのかしらね。あ、彼がお客に、お料理を取り分けてあげてるけど・・・?」

Smile「せ、世話を焼いてるだけでしょ。 別に、触ってるわけじゃないわ」

Onnie「あ、彼女の口を拭いてあげてる!」

気になりつつ、平気なふりをするSmile。

Smile「ナプキン越しじゃない・・・」

Onnie「なんで、立ち上がったの? あああ、Badzの隣に座りなおしたわ~~~」

実況中継さながらのOnnie。

Onnie「お互いの目を見つめ合っちゃってる!」

頭を抱えるSmile。

Smile「もういい!」

Onnie「Badzがもういいの?」

Smile「ちがう、Onnieよ!もう十分だから、実況するのはやめて!もっと食べて、おしゃべりはなし!」

必死に、Onnieの皿に料理を取り分けるSmile。

Smile「いいから、食べて!・・・ああ、なんだか、頭痛くなってきちゃった・・・」

 

~Kyroの自宅~

自分の気持ちは理解してもらえたのでは・・・と期待したLizには黙って逃げられ、しかも、金まで置いていったという状況に、不機嫌そのものなKyro。

自宅に戻ってきたものの、飲んだくれてます。

部屋中、空き瓶・空き缶だらけ。

そこへ、ノックの音が。。。

ドアを睨みつけると、仕方なく開けるKyro。

立っていたのは。Jayden。

Kyro「なんだよ」

Jayden「それはこっちのセリフだよ。なぜ、電話に出ない?」

ズカズカと部屋に入ると、あまりの酒くささと、酷い有様に眉を顰める。

Jayden「一体、何があった? 昨晩、客をほっぽらかしただろ。電話してきて、俺に怒鳴ってたぞ」

Kyro「だから、なんだよ。で、お前が俺を怒鳴りにきたのか?」

Jayden「明日、お前に予約を入れてる客がいる」

Kyro「知らないよ。帰ってくれ」

Jayden「じゃ、本当なんだな。以前の顧客に捨てられて、正気を失ってるってな」

じろりと振り返るKyro。

Jayden「じゃいいよ、この仕事は他のスタッフにやらせよう。ん~、Badzはどうだ? 彼にやらせることにしよう。あいつは真面目だからな。俺のいうことなら、なんでも聞くんだ。あいつはプロだ。このまま、うまくやれば、BoyForRentのトップボーイになるのも確実だろう」

Jaydenの言葉をじっと聞いているKyro。

Kyro「どこに行けばいいんだよ?」

あ~、受けるかぁ・・・。

 

~翌日~

クライアントと待ち合わせをするKyro。

Kyro「到着したけど、どこにいるの?」

背後から現れたのは・・・Ran(Lizの義理姉)じゃん!!

Ran「私ならここよ」

振り向き、相手を認識して、驚くKyro。

Kyro「君は・・・」

Ran「最初、私、Lizに嫉妬したのよ。こんなかっこいい彼氏がいるなんて、無茶苦茶ラッキーだって思ってた。でも、あなたがBoyForRentの男だったってわかったの。」

とにかく、嫌な予感しかしないKyro。

Kyro「・・・・なぜ、君が俺を借りるんだ?」

Ran「別に。ただ、古くからの友人とランチするんだけど、私の彼は都合つかないの。で、友達の前で見せようと思って借りたってわけ。それだけよ。」

完璧に、Kyroをアクセサリー代わりにするつもりだと宣言してる。

携帯で時間を確認したRan。

Ran「行きましょう。私を失望させないでね。トップボーイ・・・」

呆れるのと同時に、警戒心も見せるKyro。

 

~レストラン~

「「「乾杯~」」」

Ranと同じ席についているだけでも、うんざりしているKyro。

Ran「ワイン次いでよ・・・」

はじまりました。。。

Kyro「もちろん・・・」

Ran「あと、フレンチフライも取ってくれる?」

嫌々、皿をRanの前に置き、ワインを開けるRan。

その様子を見て、歓声をあげる友人たち。

友人「なんて、かっこいい彼を連れてきたの。どこで、見つけて来たのよ」

Ran「借りたのよ」

友人「え?」

Ranを非難の目で見るKyro。

Ran「ふふ、冗談よ。」

そうよね、と言った具合に、面白がる友人たち。

とりあえず、事なきをえるKyro。

Ran「何回かイベントで会ったんだけど、 彼は私を追ってきたの。私は彼に戻るようにいったのに、聞いてくれなかったのよね、そうでしょ?」

挑発するRan。

Kyro「君はこんなふうに金持ちだからね。もし、俺が引き下がったら、間抜けだろ?」

どういうつもりなのか、と黙ったまま、Kyroを見つめるRan。

Kyro「冗談だよ・・・」

やり返すKyro。

その場が笑いに包まれる。

友人「あなた、面白いわね。あなたたち、お似合いだわ」

さらに、話をぶっこんでくるRan。

Ran「ねえ、かっこいい友達いないの?シングルの妹に紹介できるのに・・・」

わざわざ、Lizのことを持ち出してくる。

友人「ああ、あの女優の娘? でも、彼女、夜はまだ働いてるわよ」

Ran「別に夜でなくてもいいのよ。昼間でも構わないはずよ」

友人「どうして?」

Ran「彼女、家から追い出されたのよ。私をビンタしただけじゃなく、パパと大喧嘩したの。で、うちの家族は、完璧に、あの子の支援を止めたのよ。まだ、頬に痛みが残ってるわ・・・」

忌々しそうに話すRanの言葉を聞いて、Lizにそんな大変なことが起きていたことをはじめて知るKyro。

友人「彼女はレベルが低いわ。だいぶ前に(家から)追い出したじゃない・・・」

Kyroの怒りメーターが静かに溜まってますた。。。

Ran「かわいそうな子なのよ。誰か面倒を見てくれるいい人がいればいいんだけどね~」

わざとらしいRan。

友人「そんな目にあっても、まだ、彼女を助けたいの?なんて、高貴なの?」

Ran「私は、いつだって高貴でしょ」

笑い合う一同に、カッチ~~~~ン!!ときたKyro、ドンとテーブルを叩く。

Kyro「高貴?ビンタしたのは妹じゃなく、全部あんただろ? 彼女は、相手をしようともしなかったはずだ」

Ran「何言ってんの?」

Kyro「Lizは絶対に仕掛けたりしない。あんたが始めたから、叩いたんだろう?当ててやろうか。あんたは、夜、働く女だと呼んだ。レベルが低いと・・・ なぜだ? 嫉妬してるのか? 彼女が仕事をもって自立してるのに嫉妬したんだ。 あんたは、パパに全部ねだるだけだからな」

Ran「ちょっと、なんなのよ!」

立ち上がって威嚇するに合わせて、同じく立ち上がるKyro。

Kyro「知らないようだが、俺は客を選ぶんだ。だが、あんたの妹のために、ここにきてやったんだ」

金を取り出すと、Ranの顔に投げつけるKyro。

Kyro「さ、あんたが支払った金だ。お前の親父に返すんだな!」

息をのむ友人たち。

Kyroが立ち去ったあと、これもなにかの冗談なんだろう、彼って面白いわね、と、笑い合って収めようとする友人たちに、悔しさのあまり、悲鳴をあげるRan。

 キィー!


~大学の講義室~

Onnie「ねぇ、昨日のこと、まだ、考えてるの?私は、ちょっとからかっただけよ。Badzは別に何も悪くないわ」

Smile「わかってても、考えるのをやめられないの。」

Onnie「どうすればいいのよ? 私に、債権者と話をつけろとでも言うの? あんまり心配しないほうがいいよ」

Smile「債権者と話をする?・・・そう、債権者と話をするのよ。 どうして今まで思いつかなかったの?Onnie、最高だわ。。さすが親友!!」

大喜びのSmile。

Smile「私、もう行くわ」

授業を抜け出すSmile。

 

~BoyForRent 主宰の部屋~

Smile「Jayden、話があるの」

直接乗り込んできたSmile。

ところが、部屋には誰もいない。

テーブルの上に置いてあった顧客情報ファイルを手に取った時、急に物音が聞こえ、おもわずカウンターの後ろに隠れるSmile。

Jayden「なんで、俺のあとを付け回すんだ?」

Jaydenだけではなく、Bonneも一緒です。

Bonne(Badzの妹)「うちのお兄ちゃんはいつまで借金を払えばいいの?もう、結構、長いこと働いてるわ」

携帯の画面を向けるJayden。

Jayden「これが、奴が払わなければならない全額だ」

Bonne「50万バーツ?全然、減ってないじゃない。騙してるの?」

50万バーツ?  ← 日本円で、180万ちょっとね。。。

金額を聞いて、Smileも息を飲む。。。

Jayden「騙してるだって?借金をしたらな、利子を払わなければならないことも知らないのか?全部、契約通りだよ」

Bonne「わかってるけど、少しは妥協してもいいでしょう?」

Jayden「妥協?もともとは、君の彼氏のせいだろう。この大金の借金はあいつのじゃないか。妹には、なんの罪もないと知ったら、Badzはどう反応するだろうな・・・」

げっ!!

陰で、二人の会話を聞いていたSmileは驚きを隠せない。

私も、驚いてる!

Jayden「レンタル費用のせいで、借金なんかしなかったか?だが、妹はレンタル彼氏と恋に落ち、そいつの借金を支払ってやりたかった・・・。そして、借金を払わせるために、自分の兄貴を騙したんだ。。おおお~~~」

Bonne「やめて!!あなたは、お兄ちゃんに仕事はたくさん与えて、すぐに支払い終わるようにして。じゃ、行くわ・・・」

それだけ言うと、帰っていく妹ちゃん。

ちょいちょいちょい・・・やっぱ、妹ちゃん、ちょっと変だわ。。

ようやく真相がわかったSmile。

 

Smileが隠れているカウンターに近づいたJayden、なにか違和感を覚えて、近づこうとしたとき、部下が、客がVIPルームで待っていると伝えに来る。

Jayden「わかった」

部屋を出ていくJayden。

恐る恐るカウンターの中から出て来たSmile。

Smile「ギリギリだったわ。この混乱の大元は、Bonneのせいだったの?

 

まずは、Bonneの後をつけて、彼氏(元レンタル彼氏)を偵察にきたのね。

だめだ・・・。Bonneは、彼氏にぞっこん。。。(苦笑)

Bonne「あれ、食べましょう。お腹空いたわ」

二人して、レストランに入っていく。

Smile「あれが、Bonneの彼氏なのね」

意を決して、自分も店の中に入っていく。

明らかに、この格好は不審者じゃん、Smile。(笑)


Bonne「(社金の)契約は、まだ、期間が残ってるわ。」

男「いくら必要なんだ?」

おい、どういう意味(怒)

Bonne「たくさんよ。半分も返せてないわ」

男「お前の兄貴はなんて言ってるんだ?」

 

肝心の話を聞こうとしたときに、注文を聞きにくるウェートレス。

Smile「ごめんなさい。水だけでいいです」

 

男「Jaydenとは、話したのか?」

Bonne「ええ。借金は多額よ。兄には彼女がいるの。こんなこと、もうやめさせたい。元の彼女と同じような問題を抱えるのが怖いのよ」

男「じゃ、俺にまた、あそこに戻ってほしいのか?自分の借金を払うにはそうするしかない」

Bonne「だめよ。お母さんの面倒をみてあげなきゃ。病気でしょ・・・」

 

Smile「・・・彼のお母さんは病気? 彼はいい人なの?」

どんどん混乱するSmile。

 

男「君の言う通りだ。理解してくれてありがとう」

にっこり笑顔のBonne。。。

その時、携帯が鳴る。

男「あ、病院からの連絡だ。行かないと・・・。医者に母親を見せるんだ」

Bonne「そうなの? じゃ、早く行かなきゃ・・・。お母さんを待たせたらだめよ」

男「じゃ、またな」

 

一人、店から出て来たSmile。

Smile「彼にも、それなりの事情があったのね。はぁ・・・私は何も知らないふりをしたほうがよさそうね」

店の前で、タクシーを捕まえたSmile。

乗り込もうとしたとき、通りを滑走するバイクが数台、通りすぎていく。

その先頭を走っていたのは、さきほどの、彼氏。。。

その様子は、どうみても、母親を病院に連れていく孝行息子とはいいがたく・・・。

Smile「お母さんが病気じゃないの?あれじゃ、ただの走り屋じゃないの!今に死ぬわよ」

タクシーの運転手に、後を追うように指示するSmile。

 

 

★Ep.12(1)の雑感★

思ったより、文字数がかさみまして・・・。

2分割しますが、それほど、内容が濃くなったということじゃありません。(笑)

ここにきて、ようやく真相を説明するシーンが多くなったからでしょうね。

筋追いをしたドラマのわりには、ひどい言いようで、すみません。

ま、BでもLでもないこのドラマを、日本で取り上げてる人はあまり、いなさそうだしなぁ・・・(笑)

 

今まで、誰がBonneの彼氏なんだろうと思っていましたが、特に絡みのなかった人物でした。。

実は、主宰のJaydenに騙されてるのかと思ってた。。。(苦笑)

一介の顧客に過ぎない、たかだか10代の女の子なのに、なぜか、トップボーイのKyroについても詳しそうだったし。。。

まぁ、騙されているというより、Kyroも知らなかった、どうしようもない理由があったとかさ。。。

だって、このメンバーで、Victor君が演じてるJaydenならば、なにか、仕掛けてくるんじゃないかと思うじゃん。← こういう考え方は、実は邪道なので、あまり好きではないんですけども。。。

一応、最後の最期まで、このドラマが面白くなるんじゃないか、という反転に期待してる私です。。。

 

Ranをやりこめた、かっこいいKyroのことは無視かい!(笑)

 

★Ep.12(2) 最終回に続く★