とっても繊細なところのある主人公たちなので、表現しきれない自分のボキャブラリーの無さというか、表現力の無さに、頭抱えたくなります。
 

いつもの如く、

ネタバレOKの方のみ、おすすみください。お願い

 

2分割しています。

【Episode3】(1)はこちらから

 

ホテル・デルーナ호텔 델루나

【Episode3】(2)

 

家に帰るために、地下鉄の駅で、電車を待っているチャンソン。

電車に乗っている人々を何気なく、ぼんやりと、見ていると、今日、体験したホテルデルーナでの出来事が、遠い出来事のように感じてしまう。

 

~サンチェスの家~

ティーパックの紅茶を飲みながら、庭を見ているチャンソン。

この後ろ姿、21歳(ヨ・ジングくんの実年齢 8月で22歳)には見えないなぁ・・・。(笑)  でも、そこは好き!

「おい、もう、仕事に行くつもりか?」

スーツ姿のチャンソンを見て、サンチェスが話しかけてくる。

「いや、終わったばかりだよ」

「お前、夜勤シフトなんてあるの?」

「いや、俺、今いるホテルをやめるつもりだ」

「なんで?」

「もう、別のところで働いている」

「どのホテルだ?ソウルで最高のホテルにいるのに、他に行くところなんてあるのか?」

「プライベートビーチがあって、高層階にはスカイバー、それが俺が働くホテルだよ」

「そんなホテル、ソウルにあるのか?俺も行ってみたいよ」

「ダメだ。きたら、404号室行きだ」

サンチェスの肩をポンと叩いて、リビングを出ていくチャンソン。

「おい、404号室がなんだよ?スイートルームか?」

屈伸運動をするサンチェス。

「なんか、俺、疲れてるな。ヤッホ~」

ほんとなら、サンチェスの質問気質は、うざがられるところなんだけど、周囲が個性強めなキャラばっかりなんで、平凡な人間って貴重な存在かも。。。(笑)

 

自分の部屋に入ってくるチャンソン。

居候なのに、いい部屋じゃん。。

「そうだ、これが現実社会だ。家があり、友がいて、俺には働いてほしいと言ってくれる場所もたくさんある。惑わされるな」

紅茶を飲むチャンソン。

「なんか、ようやく落ち着いた。こいつのおかげだな」

ジャケットを置いたとき、ふと、胸ポケットに何かが入っているのを見つけるチャンソン。

摘まみ上げると、青い花びら。

どうして、こんなものが?と思っていると、瞬く間に消えてしまう。

「現実世界でも、奇妙なことに追われるのか・・・」

またまた、悩み多き、チャンソン。

 

~朝鮮時代~

ヨヌの奏でるヒャンビバ(琵琶)の音色を聞きながら、水面に映る月を愛でるマンウォルとチョンミョン。

この三人、最初は三角関係っていう設定なのかと思ったんですが、ここでの、この雰囲気は違う感じね。

(でも、ヨヌは、本当にマンウォルのただの従者なのかな?)

自分の飲んだ酒瓶を無言でチョンミョンに渡すマンウォル。

渡されたチョンミョンが、マンウォルの飲んだ場所を気にするところ、ちょっと受けた(笑)

そこで、酒瓶に書かれたマークに気づく。

視線に気づいたマンウォル。

「月だ。私のものだっていう印だ」

それを聞いたチョンミョンが、マンウォルの手をとり、指先を水でぬらす。

そのまま、石の上に、マンウォルの指を筆代わりに使って「満月」と漢字で記す。

何をする気か、と、たじろぐマンウォル。

「満(マン)月(ウォル)・・・これがお前の名前の書き方だ」と 文字の説明をする。

見つめ合う二人。

「うまい酒をくれたお返しだ」

絶妙に視線は合わないのに、それでいて、常にお互いを見ている感じ。


これが、人が恋に落ちてるときの背中です。。。

石に書かれた水の文字は、次第に薄くなり、消えてしまう。

 

そんな夢を見て、目を覚ましたチャンソン。

電話がなったのに気づく。

見ると、ホテルデルーナと表示されている。

 

「夢の中に出て来たと思ったら、今は、俺に電話をかけてる・・・。混乱するじゃないか。」

出ると同時に、

「なんで、さっさと出ないのよ!」と耳元で、マンウォルの超不機嫌な声が(笑)

慌てて、受話器を耳から離すチャンソン。

「何の用ですか?」

「あなたに、最初の仕事をあげるわ」

「なんですか?」

「白頭山の絵を売りたいのよ」

驚いて飛び起きるチャンソン。

「え?」

 

~ホテルデルーナ 大広間~

ヨガのポーズをしながら、絵の前に立つマンウォル。

「神話上の神聖な生き物の魂が、この絵の運気を更に上げてるわ~。2倍の値段で売れるわね」

あきれるチャンソン。

「もし、我々がこれを売ったら、中にいるトラはどうなるんですか?」

「トラはもう旅立ったわよ。これは、空っぽの絵よ。」

「トラは旅立った?」

「生涯、動物園で暮らしてたトラなのよ。たった数日で、白頭山で病気にかかったの。数日、あそこで楽しんだあとに、来世に向かっていった。あのトラは祝福されて生まれ変わるに違いないわ。」

「それが、この絵を手に入れろと僕に命じた理由ですか? で、これを売れと? 虎のことを気に掛けたからじゃなかったんだ・・・」

「当然、トラのことを気に掛けてるわよ。ほら、彼の代わりにこれを身に着けてるでしょ」

スカートのスリットから、ヒョウ柄のタイツを見せるマンウォル。

あからさまに目を背けるチャンソン。(笑)

おもしろくなさげなマンウォル。

「これを、良い値段で売れるか確認してちょうだい。そうしたら、報酬として、あなたにピッタリ似合うヒョウ柄のスーツを手に入れてあげるから」

「結構です、そんなの着る人がどこにいるんですか!」

「なんで嫌なのよ。あなた、べったべたの茶色がすきでしょ・・。その色の新しい車も、あなたのために手に入れようとしてるのに」

「新しい車?」

「今日中に、これを売ってね。新しい車を受け取りにいかなきゃ・・・」

「車を買ったんですか?先日、あなたの車をみたら、どれも新品だったのに。」

「ちょうど壊れちゃったから、新しい車を買おうとしてるだけよ。とにかく、この絵を良い価格で売らなきゃ。元の値段の最低でも2倍、2倍以上よ!」

チャンソンの肩をポンポンと叩き、上機嫌で、広間を出ていくマンウォル。

マンウォル「新しい車、取りに行こう~~っと♪」

 

頭を抱えるチャンソン。

「ああ、おかしくなりそうだ。なんで、聞いたことに答えない? 彼女は、金の亡者に違いない!」

お人よしな自分にも腹を立ててるチャンソン。

「本当に逝ったのか? ここにいないんだな?」

ちょっと周囲を気にしながら、絵に向かって、小声で何度も「がぉ~」って(笑)

恥ずかしそうに、絵から離れる姿も含めて、

ノムキヨォ~~~(笑)

 

******************

跨道橋から逃げ出した女子高生がまた、来ている。。。

名札には、「キム・ユナ」と書かれている。

振り返ると、もう一人のキム・ユナが立っている。

ユナ「あんたは、ここにいるべきじゃない。ここで死んだんだから!」

胸にペンダントをつけているほうの女子高生に文句を言うユナ。

ユナが掴みかかろうとすると、すり抜けてしまう。

ユナ「私の身体を返しなさいよ!」

 

跨道橋にほど近い道路を運転しているチャンソン。

「ええ、館長様。ご紹介してくださって、ありがとうございます。ええ、今、ちょうどギャラリーにむかってるところです。」

運転しながら、電話をしているチャンソン。

知り合いに画商を紹介してもらった様子です。

「あとでお会いしましょう」

 

ちょうど、跨道橋に差し掛かったとき、二人の女子高生が言い争っているのに気づく。

すり抜けた勢いに転んでしまった方、ユナと目があう。

驚きながら、通り過ぎると、目の前に、女子高生が立っているのが見え、急ブレーキをかける。恐々、目を開けると、助手席に女子高生が座っている。

歩道に立っているもう一人のユナを指さすユナ。

大混乱のチャンソン。

 

~ホテルデルーナ~

昼間で、まだ薄暗いロビー階のソファで待たされているユナ。

ソンビ「どうやらク・チャンソンが、厄介な客を連れて来たようだな」

ヒョンジュン「問題を抱えているようですね。彼女、自分は死んでないって言い続けてますよ」

ソンビ「自分はまだ、生きていると言い張る死者を見るのは、これが初めてじゃないだろう。そいつらは、大抵、自分たちはまだ生きているとか、死ぬことはできない、もしくは、死んだ理由なんかを尋ねるんだ」

頷くヒョンジュン。

「我々は、いつもそれを聞かされる」

「社長様にまかせればいいんですよね?」

 

任された社長様は・・・・

雑誌を放り投げて、頭をかかえちゃました。

マンウォル「ああ、私は、あんたに、絵を売ってこいって言ったのに、あんたはなんで、望まざる客を連れてきたりしたのよ! あんた、客引きなの?」

「なんで、そんなこと言うんですか? あなたが、ここは、魂を癒すところだと言ったんですよ。あの子は、なにか問題を抱えているようだったし、なぜ、彼女のために解決策を考えてあげないんですか?」

「あんた、彼女の他に、別の彼女自身が歩き回っているのを見たって言ったわよね?」

「あの子は、自分の身体を奪われたと言ってます。それが本当なら、我々は、彼女に代わって、取り戻してあげるべきなのでは?」

「あんたが連れてきちゃったのは、生きてる人間から出された生き霊よ」

「それじゃ、今、彼女の身体は、魂なしにそこにいるっていうことですか?」

「彼女は身体を奪われたって、あんたに言ったんでしょ。彼女の身体に、別の魂が乗り移ったってことじゃなきゃ、話が合わないでしょうが!!」

 

あの夜、跨道橋から落ちて亡くなった女子高生の机に、花が飾られている。

その子の写真を手に持ち、見つめるユナ。

「ねぇ、ユナったら、どうしちゃったの?ユナが一番、あの子をいじめてたじゃん」

「彼女がしてきたことに罪悪感を覚えたのかもしれないよ。本気で悪かったって思ってるみたいにふるまってるもの。」

遠巻きに噂しているクラスメートたち。

 

「ここがあの子の家なの?」

「ええ、キム・ユナは、この家庭の一人娘です」

「へぇ、彼らのたった一人の娘の身体は、別の魂に引き継がれてるってわけね。当然、取り戻さなきゃね」

「自信をもってこれを聞きますけど、まさか、彼女の両親に、この件でお金を支払わせるつもりなんですか?」

「ここは、ただの金持ちじゃないわ。あ、あれがあんたの好きな茶色の車よ。彼らは既に運転しているところを見ると、私が予約するのは難しいそうだわ。ということはつまり、彼らが相当な金持ちだってことよ。」

確かに、家の前に、茶色の車が止めてある。

茶色の車っていうけど、ブラウンともキャメルとも違う色よね。黄土色?(笑)

舌なめずりして、家の様子を見ているマンウォルを見て、目を伏せるチャンソン。

「我々は、なぜ、こんなことが起こったのか、調査する必要がありますよね?」

「ペンダントのせいよ。おそらく、身体を奪った死んだ友達のものだったのよ。ペンダントに宿った魂が、身体を奪ったんだわ」

「二人は友達だったんじゃないんですか? なんで、そんなことをしたんですか?」

「もう質問は終わりよ。あんたは、私たちが身体を取り戻す必要があるって言ったでしょ。それなら、まずそれをやらないと・・・」

その時、ユナ(スジョン)が家に戻ってきたのに気づくチャンソン。

すぐさま逃げ出すユナ(スジョン)。

マンウォル「追いかけなさい!」

駆け出すチャンソン。

「おい、君、待つんだ!」

邪魔者はいなくなったとばかりに、笑顔で、家に入っていくマンウォル。

 

跨道橋まで、やってきたところで、逃げるのをやめるユナ(スジョン)

箸の上から飛び降りようとするのを、力ずくで止めるチャンソン。

「放してよ。私、彼女を殺してやるんだから!」

「これは、君の身体じゃないんだろう? なんで、友達にこんなことをするんだ?」

「友達なんかじゃない! 彼女が私を殺したのよ」

 

跨道橋で亡くなったのは、チョン・スジョン。。

スジョンが首にかけていたペンダントを奪うユナ。

「返してよ」

「あんた、社会扶助のおかげで生活しているくせに、こんなものにお金を使って、無駄にしたいわけ?あんたには良心がないの?あんたが受け取るそのお金は、あんた自身を養うためのものでしょう?こういうのを、税金の無駄遣いって言うのよ」

徹底的に、スジョンをバカにするユナ。

「返してよ」

「やれるものなら取ってみなさいよ」

跨道橋上で、小競り合いになり、怒ったユナが、突き飛ばすと、跨道橋から落ちてしまうスジョン。

 

それがあの事故の真相であり、二人の魂が、ユナの身体を取り合うことになった事情でした。

 

掴んでいた手を離すチャンソン。

 

「橋から落ちたあとのことは、何にも思い出せなかった。気がついたら、私のペンダントを

持って、彼女の身体の中にいたんです」

意外な展開に、混乱するチャンソン。

スジョン「(あなたは)キム・ユナに身体を取り戻させるために、ここにいるんですか?彼女は、私を殺したんですよ!」

 

~ユナの自宅~

ユナの部屋で、ユナ(魂)と共に、ペンダントを見つけるマンウォル。

「それよ!それを使って、私の身体を取り戻して。」

「ここに宿っている魂は、簡単には消失しないわ」

ユナ(魂)に、説明をするマンウォル。

「それなら、うちの両親に話してみて。あの二人は、私のためなら、なんでもするわ」

へぇ・・と笑ってみせるマンウォル。

「当然、彼らはそうでなきゃね。結局のところ、あなたを育てたのは、彼らなんだから」

 

・・・というわけで、ユナの両親と対峙することになったマンウォル。

母親「うちの娘の件で、なにかお話ししたいことがあるとか?」

マンウォル「ユナさんが、ある人を殺しました」

一瞬、ポカンとする両親。

マンウォル「あの跨道橋で、自殺をしたユナさんのクラスメートのことはご存じですか?でも、それって、事実じゃないんです。あなた方のお嬢さんが、その子を殺したんです」

ペンダントを見せるマンウォル。

「このペンダントが証拠です」

この両親、なにか気づいていたのかな?

うつむく母親。

父親「なにが望みなんですか?」

マンウォル「報酬をいただきに参りました」

 

~跨道橋の上~

スジョン「ユナを殺そうとするのは、間違ってると思いますか?」

チャンソン「なにか別の方法を探そう」

「どんな方法?もう、どんなことをしても、私は生き返ることはできないのに!」

スジョンの悲痛な叫びに、目を伏せるしかないチャンソン。

「私は生きたかった!あいつらが、私のことを“寄生虫”って呼んだときでさえ、ずっと、生きていたいと思ってた。」

再び、橋から飛び降りようとするスジョン(身体はユナ)。

「放して! お願いだから、死なせて」

泣きじゃくるスジョン。

なんとかしてあげたいのに、どうすればいいのか、わからないチャンソン。

「この身体を、彼女に戻すなんて出来ないし、何事もなかったように生きるなんてさせたくない。お願いだから、死なせてよ」

スジョンの手を掴むチャンソンの力が抜きかけたところで、

「待って、ちょっとだけ待って。俺がそのペンダントを取ってくる。君は、この身体のままでも、生き続けるべきだ、そうだろ?」

振り返ると、そこに、マンウォルが立っている。

チャンソン「ペンダントはどこですか?我々は、まだ、身体を取り戻させるわけにはいかないんです!それじゃ、あの子にとって、余りにも不公平じゃないですか?!」

怒りに任せて訴えるチャンソン。

マンウォル「すでに、ペンダントは渡したわ。今は、彼女の両親の手にあるわ」

目がおちそうなくらい驚き、絶望状態になるチャンソン。

それを聞いていたスジョンも絶望に目を伏せる。

涙をこらえるチャンソン。

 

~ユナの自宅 庭~

火を起こしている両親。

ペンダントを見つめている父親。

 

母親「それでは、このペンダントは、その死んだ女の子のものだったんですね?」

父親「あの女性は、これが唯一の証拠だと言っていた」

 

~回想~

マンウォル「彼女がしたことに対して、代償の支払い方は二つ。一つは、あなた方のお嬢さんの悪事を証明するこの証拠のペンダントを取り、彼女に罰を与える。そして、あなた方もまた、亡くなった少女の魂に謝罪すべきです。

二つ目、あなた方はこの秘密を持ち続け、このペンダントを無きものにする。」

 

顔を見合わせる両親.。しばらく逡巡したあと、「あなたの望む以上のものをお支払いします。速やかに、それを私たちに渡してください」

「では、決心されたんですね。相当の金額を支払う必要がありますよ」

傍らに立つユナ(魂)の方を見て、微笑むマンウォル。

 

家の外に一緒に出てきた二人。

ユナ(魂)「これで、すっかり元通りになりますよね?」

マンウォル「もちろんよ。あのペンダントが消えてしまえば、あなたが彼女を殺したことは誰にも知られない」

「誰にも知られないのね?」

「彼女の恨みはものすごく強いって言ったでしょう?一度、ペンダントが燃やされると、あなたが彼女に許しを得るチャンスは永遠になくなってしまうけど。」

「そんなの構わないわ」

嗤いあうユナ(魂)と、マンウォル。

「本当にいいの?あなたの身体に戻ることさえ、できなくなるわ」

「え?」

「あなたの魂は、誰にも気づかれずに死ぬって言ってるの」

「そんな・・・」

慌てて、自宅に戻るユナ(魂)

ひとしきり嗤ったあと、す~っと表情が冷たくなるマンウォル。

全て、最初から、誰が悪いのか、わかっていたってことね。

 

庭で、焚火を起こしている両親。

ペンダントはすでに、その火の中にくべられている。

父親「どうせ、その子はもう死んでしまっているのなら、なかったことにすればいい。ユナが良い人生を送り続けることが先決だ」

母親「そうね。全部なかったことにしましょう」

父親「しかし、あの女性、最後に何故、あんなことを言ったんだろう」

 

~回想~

マンウォル「あ、そうでした。お二人がされた選択が、お嬢さんの魂を殺すのだということを知るべきですね」

 

両親が焚き火を燃やしている庭に駆け込んできたユナ(魂)。

「ダメよ! なんで、こんなことするの?オンマ、これを取り出して! お願いよ」

いくら、ユナ(魂)が半狂乱になって、泣き叫んでも、両親に、ユナの声は届かない。

消失していくユナの魂。

 

~跨道橋~

じっと橋の上から、道路を見つめているユナ(スジョン)。


マンウォル:あなたは、これから、この身体で生きていくべきよ。この身体に寄生してでも、もう一度、生き抜くようにベストを尽くしなさい。


 決心するユナ(スジョン)

死んだ魂の灰を回収する使者とすれ違うユナ(スジョン)。

ユナの魂が掃除機で吸われちゃったのね。


ユナの家に、ユナとして入っていくスジョン。

 

******************

マンウォル「彼女は、これで、本当の寄生虫になったのよ。でも・・・」

あ~、ユナの両親からは、金のインゴット8枚をせしめたのね。。

だんだん、ある意味、義賊に見えて来た(笑)

「金の持ち主を見つけたんだから。彼女の両親は、それが娘の抜け殻ともしらず、彼女をダメにするのに、賭けてもいいわ」

「あの子は、抜け殻を見ながら、罰を受けるんですね。なんだか、申し訳ないように感じます」

「彼女は、自分がしたことの代償を支払うだけよ。」

金のインゴットを嬉しそうに見つめるだけのマンウォル。

 

ソンビ:彼女は、あの婆さんからの罰によって、ここに拘束されてるだけだ

 

チャンソン「あなたももしかして、あなたのしたことの代償を支払っているんですか?」

手をとめ、チャンソンのほうを向くマンウォル。

チャンソン「あなたが罰を受けていると聞いたんです」

じっと見つめるマンウォル。

「そうよ。誰かが傲慢でバカだとでも言ったんでしょう。私は同意しないけど」

「ああ」

「なによ? 今、“ああ”って言ったの?私のこと、見下したの?」

「違います。時々・・・いえ、ほんのたまに、あなたに共感することがあるんです。」

なんとも言えない表情で、チャンソンを見つめるマンウォル。


そこへ、メッセージを受信する。

《あなたが予約された XJ50エディションは、キャンセルされました》

 

「これ、何なの? 私が予約した車がキャンセルされたですって?これって、どういうこと?どうして、こんなことできるのよ。私を見下してるの?」

だんだん、ボルテージが上がってくるマンウォル。

「命はないわよ。あんたたち、バカにしてるの?もういいわよ!責任者だしなさいよ!責任者!」

車屋さん、お気の毒(笑) 

ちなみに、ジャガーXJシリーズ50周年限定モデルらしいですよ。

 

******************

~ホテルデルーナ 倉庫~

「社長様は怒ると、かたっぱしからシャンパンを飲むんです。」

チャンソンに、酒蔵を案内するヒョンジュン。

「ノ支配人はいつも、社長様のために準備していましたよ」

「僕の職務に、チャン・マンウォルさんの酒の手配まで入ってるなんて知りませんでしたよ」

「ついてないですよね・・・あなたは3番目だったのに・・・ついに、うちの支配人になっちゃって。我々は、あなたが来るとは知りませんでした。」

「僕が3番目だって、どういう意味?」

ヒョンジュン、余計なことを言っちゃった痛恨のミスに気づいた(笑)

「みんな、あなたが3番目の候補だったって僕に話してくれなくて・・・」

「僕がこの仕事の3番手だったと言ってるのか?」

「いえ・・・その・・」

「つまり、僕の前に2番手の2人がいたっていうことなのか」

「でも、今は、あなたがここにいるわけだし、だから、あなたが勝者ですよ」

「そんなの、全然、うれしくないね」

「ああ、ありましたよ」

話をうまいこと変えるヒョンジュン。

取り出されたシャンパンに、マンウォルのマークが。。

「なんだ、これ?」

「社長様の持ち物だっていうことがわかるサインです。これがついているものは、どんなものでも、社長様のだって意味です」

 

夢を思い出すチャンソン。

マンウォル「月だ。私のものだという印だ」

酒瓶についていたマークと同じだと思い出す。

 

「行きますよ」

ヒョンジュンに促される。

 

シャンパンの箱を持って、執務室に入ってくると、先に、ソフィが書類を置きにきていた。

「客室係長様。チャン・マンウォル社長が生きていたときにどんな人間だったか知っていますか?彼女が罰のためにここに拘束されているというのは、どういう意味なんでしょうか」

「あなたは、ただの通りすがりです。今までにも、何年にもわたって立ち寄った人たちのように、あなたも一瞬だけ訪れていると考えて、あなたが望むようにできるだけ早くこの場所を離れてください。」

一礼して出ていくソフィ。

 

壁に掛けられた肖像画を見ていくチャンソン。

「なぜ、こんなふうに、長い期間をここで過ごしているんだ?」

木の絵の前で、ふと立ち止まる。

「これが、その木なのか?」

 

昔、父親のヒョンモがそうであったように、花のアーチと、花園をとおり抜け、巨木の庭にやってきたチャンソン。

チャンソン「葉っぱ一枚ない・・・」

背後から、マンウォルの声がする。

マンウォル「ここで何を?」

チャンソン「この庭をみせてくれなかったから、立ち寄ってみたんです」

シャンパンとグラスを持って、テーブルに近づいてきたマンウォル。

マンウォル「お客様はここにはこない。あんたがここを見る必要はないわ」

チャンソン「これがあの木なんですか?うちの父が触ったという木・・・。私がここに売られる原因になったという・・・」

マンウォル「そのとおりよ。あんたは、もうそれを支払ったでしょ・・」

「でも、それは、別に僕でなくてもよかったんじゃないんですか? リストの3番手だったと聞きましたよ。僕は、僕でなければならないんだと、本気で思ってました。僕が、あなたの、想定にぴったりだと言ったから、大きな決断をしてここにきたんです。でも、リストには1番目も2番目にいたところに、きてしまったんだ」

「そうね、あなたの前のリストには、1番目と2番目がいたわ」

「で、私は3番手だったと? もしかしたら、4番手か5番手だったかも?」

「誰が、あなたが3番手だって言ったの?」

「本当に、僕の前に、もっといたんですか?」

「あんたは、0番目だった。0番目だったのよ。あなたでなければならなかったのは本当よ。あなたは、完璧に、私の考えていたとおりだったから。」

なんだか、聞いていた話と様子が違い、調子が狂うチャンソン。

「あんたも飲む? 例の白頭山の絵を高く売った報酬よ。」

「あのトラは、あの絵の中に何を見たと思いますか?」

「おそらく、そうするしかないとわかって、文句も言わずに去ったのよ。彼は、(最後に)もう戻ることのできない時や場所、夢のような過去を見ることができて、それだけでも、少しは運が良かった」

「あなたにも、けっして戻ることができない過去の中に、失ってしまったものがあるように思えます。」

じっとチャンソンを見つめるマンウォル。

「僕はそれを見たようです」

「・・・?」

「夢の中であなたを見たと言いましたよね?」

「夢?」

「あなたは、大きな木の根元で、笑っていた。あなたの家を建てると、誰かが言ったとき、お前の勝手だというようなことを言ったけど、あなたは幸せそうだった」

突然のチャンソンの話をじっと聞いているマンウォル。

「荒野の上で、月が輝く場所で、あなたは酒を飲んでいた、ずっと楽器の音が流れていて、ずっと笑顔だった」

驚きで、固まるマンウォル。

「あなたは、楽しそうで、幸せそうだった。今のように一人ではなく、あなたの側には誰かがいた。満月という名前の書き方をあなたに教えた男性だ。あなたが、ここにこれほど長くとどまってまで、会いたいのは、その人なのではありませんか?」

グラスをテーブルに置くマンウォル。

「あんた、本当に、その人を見たのね」

「あなたは、ここで、これだけの長い間、その人を待っているんでしょう」


時代と共に、その時々、ずっと、待ちわびてきたマンウォル。

 

「なぜ、あんたに、そんなものが見えたの?」

「さぁ、なぜでしょう、なぜ、僕はあなたをみることができたんでしょうか。この代償を支払わなければならないかもしれないと思うと恐ろしいです。

チャン・マンウォルさん、あなたに会うようになって以降、あなたのことをとても、恐ろしいほど多く、考えています。

チャン・マンウォル、あなたは、毎夜、私の夢の中で、私を悩ませているんです」

 

★『ホテルデルーナ』3話(2)雑感★

なんだかんだ、手の内を見せないマンウォルの予想の上にいくチャンソン。

うわ~、最後のセリフだけでも、ドキドキする。。。クラクラする。。。

このストレートさがたまらん!

でも、絶対、いろいろと反転するんだろうねぇ。

まだ、3話だし・・・。

でも、序盤からちらほら、小出しにしてるっていうか、普通の会話が色っぽい時あるし。。

セリフだけじゃなく、見つめ合う時間が濃密なんです。

目の前にいるチャンソンの中に、誰を見ているのか・・・。

チャンソンって、実はマインド強いんだろうなぁ・・・とか、見ていくポイント多し。


 

★『ホテルデルーナ』4話(1)に続く★