3分割してます。

『 推理の女王シーズン2』第16話(1)は、こちらから。

『 推理の女王シーズン2』第16話(2)は、こちらから。

 

これで、シーズン2はラストです。口笛

 

『推理の女王2』第16話(3)

 

~ギョンミとソロクの自宅~
ワンスンに電話をかけ続けるソロク。
「刑事さんになにかあったのかな?捕まえようとすると、すぐ行方がわからなくなる」

テーブルにおかれた箱をみて、注意するギョンミ。
「ねぇ、ネットショッピング、やめなさいよ」

「これ、私が買ったんじゃないよ」
「名前、あんた宛てよ」


部屋で箱をあけてみるソロク。
なくしたはずの指輪が、ようやく戻ってきました。。。


「あ、これって、あの指輪だわ。どうして、これが・・・」
箱の中のメッセージカードを取り出す。

《店を掃除していて、見つけました。探されていたものですよね?この指輪、きっとよく似合うわ》


これを書いてるときのヒヨンがしてるのは、チスンが渡した指輪よね。

 

じっと何かを考えるソロク。


~廃屋~
銃を手元に、意識を失って倒れているワンスンのもとに、駆けつけてきたのは・・・ユク刑事と数名の警官。

「チョン・ヒヨン殺害の容疑で逮捕する」

また、チャン・ドジャンの時のパターンなの?

~チュンジン署~
ウ警監「ハ警衛が、チョン・ヒヨン殺害の容疑で逮捕されたのは本当ですか?」
力なく頷くソロク。
ウ警監「殺人が起こり、ハ刑事は収監された」
ソロク「キム室長によって仕組まれたんです」
ウ警監「となると、これは、新しい方式だな。車の中での自殺で終わらせていない」
ソロク「古いやり方をできないせいで、新しいやり方をせざるをえなかったのかも」
ウ警監「彼女を殺すつもりはなかったということですか?」
 

ソロク「計画は、捜索と押収の時点ではじまっていたんです」
ナラ「これのおかげで、家に帰れなかったんですよ・・・一日中、書類をみてたから」
コン刑事「こっちは、領収書と新聞の切り抜きが全部ですよ。これ全部、役に立たないってことですか?」

ウ警監「いや、重要な書類もあった」
ソロク「それが、罠だったんです」

ソロク「シンイン洞の検視報告書のせいで、ハ刑事は他の書類についても、信じてしまった」

~回想~
ヒヨンの殺害計画の書類を手にとったワンスン。

ソロク「殺人計画を書類としてファイリングするなんて、絶対変です。時間と場所も詳しく書かれていたことも・・・」


ウ警監「もし、彼が慎重だったら、暗号コードを使うべきだった」

ソロク「彼は、この書類の中から、殺人計画を見つけた時には、時間がないと知ったんです」

ファイルの中身を開いてみるソロク。
ソロク「ファイルの色もとても目立っていたはず」
ウ警監「つまり、ハ警衛に見せるために、誰かが意図的にそこに置いたということか?」

ファイルの匂いを嗅ぐソロク。
「マスタードだわ。誰かがここに・・・」

~回想~
マスタードがたっぷりついたホットドッグを咥えながら、書類を運んできたコン刑事。入口のところで、書類を落としてしまい、そのとき、段ボール箱に、マスタードが大量についてしまう。


あとから来たケチーム長が、運んできたファイルを段ボール箱に入れるときに、マスタードに気づく。
「コン刑事、ホットドッグを食べてるのは誰だ?」
自分の分は後ろに隠しながら
「ここには、一人しかいませんよ」
「ここで、物をたべるのはやめろ!2チーム」
「はい・・・」

ホットドッグの袋を握りつぶそうとするコン刑事。
めざとく見つけるソロク。

 

~押収品を置いている会議室~
署長が様子を窺っているのに、気づくケチーム長。


「署長」
「ああ・・」
「こちらになにか御用ですか?」
「いや、特になにもない」

コン刑事「私は、書類には、絶対に触れてませんよ。来ないで・・・来ないで」
ソロク「コン刑事が犯人だなんて、言ってませんよ。犯人は・・・それに触った人です。まだ、マスタードの匂いがします。その人は、この会議室でマスタードソースをつけてしまったんです」

そこに、普通に入ってきたケチーム長
ケチーム長「あ・・・その書類」
ソロク「ケチーム長。このファイルについて、なにかご存知ですか?」


段ボール箱を振り返るケチーム長。

 

~回想~
持ってきた書類の束を、段ボール箱に入れる際、箱についていたマスタードに気づいていたケチーム長。

「1チームが信じられないのか?自分達同士で疑いあうのか?」
「ハ刑事さんを助けてください。警察大学で同期だったんですよね」


ケチーム長「この箱だ、その黄色い書類は、この箱の下にあって、私が、この箱の中に他の書類を置いた。

それなのに、その黄色いファイルは、箱の上にあったのか?」
ソロク「誰かが、その箱を傾けて、書類を取り出したんです。そのとき、その人の手にマスタードがついてしまった。その手で、書類を入れ戻し、そのファイルを拾い上げて置いたんです」
ウ警監「もしかして、内部の人間がやったというのか」
そのとき、ナラが会議室に入ってくる。
「CCTVの映像をチェックしてきました。この部屋に近づいた人は、両チームのメンバーとシン署長以外、誰もいません」
「署長?」

中の様子をうかがっていた署長の様子を思い出すケチーム長。
ナラ「アッパを疑ってるんですか?」

~遺体安置所~
ヒヨン(ヒョンス)の遺体を見下ろすチスン。

「勇気を出して、これを渡さないと・・。母の指輪です」

ヒヨンの指に嵌められた指輪を見て、涙するチスン。
ああ、チスンに気づいてもらえただけでも、ヒヨンは救われたのかな。
泣きながら、なにかを考えている様子のチスン。


~会議室~
「署長は、彼に関するデータを我々が発見するかもしれないと、不安だったんだろう」

心配することが多いのね。
 

段ボール箱の側におかれた紙コップの匂いも嗅ぐソロク。


「これも、マスタードの匂いだわ」
「犯人は、お茶に、薬を盛ったのか・・・?」



飲みながら、書類に目を通していたワンスン。

ソロク「そのせいで、ハ刑事は意識が朦朧となった」
手がかりが明確に見えてきたソロクとウ警監。
ソロク「犯人は私たちの手のうちにいる。・・・このカップや書類、箱には、マスタードより他のものがついているかもしれない」
ウ警監「指紋か・・。もし、ただの書類だったら、なにも認識するはずがない。だが、彼の指にはマスタードがついていた。つまり、彼の指紋は、スタンプがわりだ」

会議室に入ろうとして、ナラとすれ違うユ刑事。
「どこに行くんだ?」
「ああ、ファンチーム長のところです。この麻薬の成分とここについてる指紋の分析を依頼しに行くんです。あ~あ、行きたくないな」
「がんばれよ」
それを聞き、会議室に入らず、「ユク刑事」と呼び止めるケチーム長を無視して、逃亡するユク刑事。

 

ソロク「ユク刑事さんはどうなったんです?」
ケチーム長「逃亡した」
溜息をつく一同。
コン刑事「ユク刑事がどうして?」
ウ警監「シンイン署で働いていたとき、コ刑事が彼の先輩刑事だった。ハ警衛のことを恨んでいたに違いない」
項垂れるケチーム長。


 

ソロク「チャン・ヒヨンさんが ハ刑事の銃で撃たれたことが重要だと思うんです。」

隙をみて、ワンスンの上着から銃を抜き取り、銃弾を盗むユク刑事らしき手。

ソロク「誰かが、ハ刑事の銃から、銃弾をとったことを証明しなければなりません。でも、銃からは、ハ刑事の指紋しか見つかっていません」
ウ警監「銃声は何発だった?」
ソロク「1回です」
ウ警監「警察官は、規定により、2回空砲を発射しなければならないんだ」
ケチーム長「2回の空砲は、いつも装填されている」
ソロク「ということは、犯人は、空砲も取り出して、実弾を装着したということですよね。指紋が弾丸に残っているかもしれません」

慎重に、弾丸から、指紋を取り出すファンチーム長。

「私の指紋台帳の45番。 ユク刑事のものと一致した」
「やっぱり・・」と、何度も頷きながら、これで、ワンスンに嫌疑が晴れると、内心、ほっとした表情をみせるソロク。


 

~1チームのブース~
戻ってくるケチーム長。
ユク刑事の机を見ながら、
「ユク刑事を指名手配だ」と命じる。

~劇場~
釈放されたワンスンが、最後にヒョンスが立った舞台に、花束を供える。

眠れないほど辛いときは、僕の声が、君の耳元で囁くだろう
愛してる 愛している


深く頭を垂れ、ヒョンスの最後の言葉を想うワンスン。


~チスンのオフィス~
「キム室長?決めましたよ。お会いしましょう」

 ああああああ、お兄ちゃんが~~~変貌した。


~2チームのブース~
戻ってきたワンスン、ウ警監やコン刑事、ナラに頭を下げる。


敬礼で迎えるコン刑事と拍手する一同。
ちゃっかり、ワンスンの席に座っていたソロクも立ち上がり、一緒に拍手する。

「アジュマ、そこで何してる? おい、シン巡査、俺の席はお前が守るべきだろう」
大声を出すワンスンの肩を後ろから叩くケチーム長。


「お疲れ」
見えないように微笑むケチーム長。

ワンスン「(ソロクに)いいから、すぐにどけって」

チョ課長も2チームにやってきて、ワンスンを見るなり、
「お前は誰だ?まったく・・・しっかり働けよ。」
ウ警監とワンスンの間に立つソロクを見つけると、
「ユ・ソロクさん、あなたは行政職でしょ。なんで、いつもここにいるんだ?」


いきなりお小言。
そこへ、小説が入賞した、と電話がかかってくる。喜び、駆けだすチョ課長。
「あなたが選ばれました」
声色をつかって、選考員のふりをして電話をかけたコン刑事。
ここで、あの、よくわからなかったチョ課長の小説ネタをいれてくるかな、残り3分よ(笑)

ワンスン「アジュマ、早く席に戻れよ、アジュマは警官か?違うだろ?」


ここのシーンのソロク、ワンスンの側から、去りがたい感じが出てて、すごく可愛かった。

わざとらしく、名札を拭くワンスン。
「行けよ」
「行きますよむかっ

そう言いつつ、離れていくソロクを、ずっと、目で追うワンスン。


~漢江をのぞむどこかのビルの屋上~
「OK。あなたは、あなたの決意を後悔することはありませんよ、ハ代表」
キム室長と一緒にいるのは・・・ユク刑事。
「コ刑事が私の部下だったことを知っているのか?」
「知っていたからこそ、協力したんですよ」
「君は、最近の若者とは違うようだな。コ刑事にまだ、そこまで忠誠を尽くすとは・・・私にもその忠誠心を見せてくれ」
手を結んだ2人。

 



さて、シーズン2のラストですよ~


細く入りくんだ路地を歩く二人。
ワンスン「警察大学を首席で卒業したプライドを捨てて、アジュマに訊くんだが、なんで、そんなに犯人を捕まえるのがうまいんだ?俺にだけは教えてくれてもいいだろ?」
ソロク「私が思うに、犯人を逮捕するのは、勉強ができるっていうのと同じじゃないのよ。」
ワンスン「そうなのか? まぁ、たしかにアジュマは勉強はできるとは思ってないけど。もし、刑事になったら、絶対、うまくやると思うんだよ。」

ソロク「じゃ、この事件を解決したら、また試験勉強に戻ろうかな。あ、ウ警監、ケチーム長。」

通りに出たところで、バッタリ遭遇。
敬礼を交わし、横並びに歩き出すワンスン、ウ警監、ケチーム長の高身長チーム。


ワンスン「チーム長、俺は、このバラバラ殺人は連続殺人じゃないと思ってるんですよ」
ウ警監「3件の連続殺人があったのに、ハ警衛、なんで、もっと学ぼうとしないんだ。まるで、素人みたいだぞ」
ソロク「ケチーム長、バーのマダムの殺人事件なんですけど、前にも同じような事件ありましよね?」
ケチーム長「2013年4月3日、午前2時23分。ユ・ソロクさん、君は、私を個人的なメモ帳かなにかだと思ってないか?」
ワンスン「お前は、記憶力だけはいいからな」
 

ギョンミ「あ、はい、教授、わかりました」
横道から出てくるギョンミ。
ソロク「ギョンミや、これがあなたの公的な初仕事ね」
ギョンミ「まあね」
ソロク「おめでとう」
ギョンミ「ありがとう」
拍手する高身長チーム。


ワンスン「ちょっと待った。それで、どうやって分割するんですか?」
ウ警監「時間をむだにはできませんよ。犯罪は、それを犯す犯行の数だけあるんですから。」
ケチーム長「じゃ、我々は左へ。あなたたち3人は右へ。行きましょう」
ワンスン「おい、なんで、お前が命令するんだよ。お前は1チームで、俺は2チームだ」
「行くぞ!」
ワンスン「まったく・・コン刑事!」
コン刑事「なんですかっ?!」

チョンジン洞の一画を俯瞰で写しながら、それぞれの事件に散っていく刑事たち。


 

★『推理の女王2』最終回(16話)完了


ああ、本当に、駆け足でした。


なんだか、アップしたくなくて、暖めちゃってました。

自分でも、まだ、あれはどうなったんだっけ?とか、絶対、この訳、違ってるよなぁ、英語も違ってるのかなぁとか、いろいろ考えすぎてしまって、まだまだ、終わった気分になってなくて、どんどん訂正・加筆入る予感がします。

今、一番したいことは、シーズン1を、ど頭から見返すことです。


シーズン1のキム室長のシーンとかを見返すと、おおおおお~~~とかなるところが隠されてたりするのかな(笑)

 

あ~あ、キム室長とお兄ちゃんとユク刑事がタッグを組みました。
今更ですが、表記をユク刑事にしておいたほうがよかったかな・・・ってずっと思ってました修正かけちゃいました(笑)
 登場時、まさか、こんなキーパースンにあがってくるとか思わなかったし(爆)
 なんなら、はやく、いい人チームに入ってほしかったのに~~~。

ええっと、話を戻しますが、これは、やはり、“シーズン3”を待てということで、ファイナルアンサーなんでしょうか?


なんか、ワンスンが釈放されて、しれ~っと終わったことになってるけど、キム室長がらみの件を捜査続行中って感じにするかと思ったら、最後、普通に、日々の事件に追われる忙しい刑事の皆さんって感じに納めてない?

まだ、シーズン1のほうが、「コ刑事が殺された」「まだ、事件は終わってない」って、次やるとしても、この事件は続いてるよ~っていう見せ方だったのになぁ。
しかも、なんか、ラストシーン、群像劇っぽい感じで終わらせてるし・・・。


ワンスンとソロクの最後の会話なんて、もう途中から、次があるから、持ち越しでいいか・・・って感じになったのかな。
それとも、その逆で、あまり、ラブを突き詰めると、次への縛りになりすぎるから、薄めたとか?

できれば、個人的には、そういうことにしておきたい。
今回も、一足飛びに、「家族愛」にいっちゃいそうで、「わかるけど、ちょっと待った~~~」と思ってました。

もし、これで終わりだと言うなら、視聴者にかなり創作と妄想を強いるよね(笑)

特に、お兄ちゃん!
もう、泥沼から這い出る気持ちはなくなったの?
ヒヨンの敵でも取ろうとしてるの?
ま、もともと、どんだけ、悪いことしたかっていうことにもつながるけど。

ま、守るものが大きい人間には、ささいなことでも命とりなんでしょうけども。

あと、ヒョンスね。
これで、ワンスン的には、過去の恋と決別したってことでOKよね?
まさか、次のシーズンで、18年目に突入したとか言わないよね(笑)

私は、イルボンケーキの謎が気になって仕方がないのですよ。

一体、あの「コピーケーキ」の件はどういうことだったの??

次から次へと疑問が湧いてしまい、ドラマに不満があるように思われるかもしれませんが、全体としては、好意的に受け止めてます。

少なくとも、それぞれ抱えていた昔の事件について、ソロク、ワンスンともに、自分達の心の中で、整理をつけられたように思うので。


この二人のキャラがどんなに好きだったか・・・、もっと、細かいところ、拾ってもよかったんですが、しつこすぎると、収集がつかなくなるので、一旦、このへんでアップしますラブラブ


いつもの如く、とんでもない長文をお読みいただき、ありがとうございました。


もちろん、内容だけでなく、視聴率やスポンサー、いろいろなもので構成されるものなので、どうなるかは、神のみぞ知るです。
シーズン3の実現が決まって、ここにリンク貼れる日が待ち遠しいです(笑) See you!右矢印