本日から明日にかけて、ギリシャ議会に注目があつまります

支援を受け入れる体制が整いつつありますが、まだまだ道のりは遠いでしょう

財政緊縮の議案が可決され、その法案がちゃんと通れば、支援しますよと・・・各国の要人発言ですが、当のギリシャはというと・・・

コンセンサスがどうだらで、要は、気に入らなかったら私は反対に投票するよ~という与党議員・・・


正直なところ・・・「え?!」と思いましたね、この支援がなければ、デフォルトなんですよ・・・わかってらっしゃるのかな?
もちろん、責任ある議員の立場、破綻したらそれなりの責任は取ると思いますが・・・どうなんでしょうか・・・


と、外野が何を言おうが、今夜と明日で方向性はみえてきます

5ヵ年計画の緊縮案が可決され、EUからの巨額の支援を受け、債権のロールオーバーがすんなりと行き、30年債も好調なでだしで、民間からの投資もはじまり、債務はすぐになくなるだろう・・・

なんて、楽観的な事は考えてませんが、案外反対表明をした議員はもっと楽観的に考えているのかもしれません

ユーロはスイスに対してもかなり活発な値動きで、そろそろ介入ともとれるやり方や発言がめだってきました。じれったいですが、もう少しこの状態が続くと思われますが、明後日になればユーロの値動きが加速します

私個人的には、破綻させるわけにはいかないので、あの手この手でなんとかできる範囲でするだろうと思っておりますので、ユーロドルに対しては、テクニカル重視のイベントや発言要注意でトレードするつもりです

1.4250~1.4450のレンジは上下共に、逆張りの注文が多いようですが、若干下値での買い注文があつまっているようです
なんとかギリシャの議会が融資を受けやすいような法案を受け入れ、それを施行するだけの根拠ならびに可能性がでてきて、ユーロの持ち直しがみられます

いろいろと問題は以前にも書きましたが、やはり・・・日本も同じような事かもしれませんが、巨額の融資を受けること、そして国のデフォルトをふせぐことは、非常にリスクを伴うものだと理解する必要があると思います

これは、ギリシャ国民すべてに対して私はそう思います

もし、仮に・・・今回の震災の影響で、放射能がひどくなり、そして・・・経済や国自体が破綻となれば、はたして日本はどのような処置をとるのだろう・・・

もちろん国民一人一人にリスクの伴う、または一昔風に言うならば、痛みを伴う法案が必要になると思います

ですが・・・ここで、ギリシャと日本の決定的な違いは、たとえ日本が国際社会すべてから融資を受ける為の法案ならびに、それを実行したとしても、破綻というものを回避するということが約束されたものではないからです

融資を受け、それを元に経済復興ができなければ、日本は・・・おそらく一度の融資で破綻するでしょう


だが、ギリシャは違います

それは欧州連合の中にあって、仮にギリシャが破綻することになれば、今後他の欧州各国に広がる恐れがあるからです

融資を受け、それを経済復興に使うだけの法案が必要であり、また融資側からみて、妥当だと感じれば、ギリシャは破綻だけは免れます

EUはギリシャだけでなく、全体を見ているからですが・・・日本は、ご存知の通りどこにも所属しておあらず、お隣のお国とはあまり空気がよろしくない・・・
下手をすれば合併なんて事もありえるのです

と考えると、今後のユーロは通貨として底打ちした感がいなめません

レンジ1.40-1.50の底辺にはいますが、突っ込みすぎるところは、必ず買われております

米国のファンドマネージャー達も、あえて売りを仕掛けず静観しておりますが、もう少しこの値動きだと思います

来月の融資実行まで、ギリシャはあと法案を作成して、それを実行しなければいけません

融資を受けずして、デフォルトになれば、それはそれでよし
多少の被害は受けるが欧州は耐えれると、アナリストは予想もしております

ですが、なんとか破綻だけは食い止めて欲しいと思います・・・
欧州経済で今一番破綻しそうな国がギリシャです

この国は、我々日本人からみれば、考えられないような政策や国家公務員等の待遇がありますが、なんといっても・・・欧州人であり、ギリシャ人です

批判的な発言に近いかもしれませんが、私自信よく考えてみても、この国の政策や給料体系、給付金体制などおかなしなところがあるのでは・・・と個人的に思ってます

そして、過去5度にわたって融資を受け、財政再建を模索している中、再び危機がきました

数兆円もの融資を受けているにもかかわらず、赤字がどんどんふくらんでいます・・・

これは、行員のリストラや年金に当たる給付金問題、はたまた過度の保障制度などありとあらゆるものが露呈していますが、現在なお進行形です

これらがすんなり改善されない限り、早期の復興は難しいのでは?
と思いますが、では、強行に政策を断行すればどうなるか・・・


フーリガンです。。。デモがおこり、各地で反対運動・・・

諸外国から巨額の融資を受けている国とは思えないぐらいの反対運動ですが、当事者にとっては、今まで受けてきた恩恵がなくなるのですから、なんとかしたい気持ちはわからないではないですが・・・


もし、仮にギリシャがデフォルトにでもなれば、次はポルトガルやスペインなどがまってます

欧州委員会もなんとかここは食い止めてほしいところですが、欧州の大国の一つがうんっていいません

そして、今回の融資も7月11日に先延ばしとなり、通貨のユーロも売られております


当然ですが、ギリシャ国債の金利も28%となり、この数字だけをみてもかなり深刻な事が伺えます


大規模な政策改変でもない限り、早期経済復興は不可能に近いものだと思います

IMF,ECB、EUといった、ありとあらゆるところが現在、ギリシャ一国をなんとか持ちこたえさせようと奮闘しております

個人的にはデフォルトなどならないように、ギリシャ国内でも身銭を切って、がんばってほしいものです