※とにかく他人と距離を保つ、駅施設での移動距離を最小限にするなど細心の感染防止策を徹底しています。
愛知県・静岡県ではなく長野県・群馬県を経由して関西から関東まで行きました。
わざわざ遠回りして密閉された列車旅を長く続けること自体危険だと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、日本の大動脈東海道新幹線に比べれば圧倒的に空いている列車を使おうと思った結果このようなルートになりました。
もちろん移動をしないに越したことはないですし、これからの移動には十分な工夫が必要だと思います。
京都駅の0番ホームからスタート。北陸方面の特急が発着する日本一長いホームです。
しかし乗車するのはサンダーバードではなく一日一本のみある大阪発の特急ひだ25号。
先日豪雨で一部運休したひだ号は全線運転再開したばかり。当然お客さんはほとんどいません。
ひだ号は京都から東へ向かう唯一の気動車特急です。
草津、米原、大垣、岐阜と停車します。
新幹線には劣るものの、特急なだけあって伝統の東海道線で余裕のある走りを見せます。
岐阜駅では名古屋発の編成と連結のため長時間停車。
高山本線に入り、いよいよ観光特急らしく沿線案内がアナウンスで流れます。
国宝・犬山城と、名鉄を一日で乗りつぶした時に通った新鵜沼駅も見えました。
美濃太田駅で太多線に乗り換えました。
対面乗り換えなのでとても楽でしたね。
この旅で唯一の普通列車だったので体を小さくしてローカル輸送の邪魔にならないよう過ごしました。
木曽川に飛騨川が合流する地点は太多線のハイライトのひとつです。
可児駅には前述の名鉄の旅でお世話になった新可児駅が併設されています。
広見線の犬山方面と御嵩方面の列車が並んでいますね。
終点の多治見駅で中央(西)線に乗り換えます。
ここからお世話になるのが特急しなの号。
長時間乗車で心配もありましたがやはり空いていました。
しなの号はJR東海の在来線特急の花形です。かつてはひだ号同様大阪にも乗り入れていました。
名古屋から日本アルプスの間を走り抜け長野までを3時間で結んでいます。
山岳路線である中央線で高速運転をするためしなの号の車両は振り子式となっています。
カーブで車体が傾く様子をカメラに収めようとしました。
名古屋通勤圏の末端、中津川駅を過ぎると岐阜での停車時間で買った駅弁を開けました。
塩尻から篠ノ井線に入れば、新宿からのあずさ号との共演も見られます。
松本を過ぎるとしなの号随一の車窓が待っていました。
スイッチバックの姨捨駅で有名な日本三大車窓、善光寺平です。
以前筆者は普通列車で姨捨駅を訪問し夜景を撮影したのですが、昼間の眺めは初。
特急の窓越しにワクワクしながらシャッターを切るのもいいですね。
千曲川が素晴らしい。
視点が変わってもなかなかの眺めです。
篠ノ井駅から新幹線の高架が並走しもうしばらくすると終点の長野駅。
ああ…東京オリンピック…
ここからは北陸新幹線。乗継割引を使用したのでしなのの特急券が半額になりました。
しかしここで問題が。「長野駅、結構人いるじゃん…」
ひだ号としなの号が天国だったのかもしれません。長野が東京に近いからなのかもしれません。
ですがそれにしても新幹線に乗る人、多すぎます…
ビクビクしながら新幹線乗ってました。
皆さんも密を避けて移動しましょう。
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