昨日までは初夏の陽気でしたが、今日は肌寒さが戻ってきたこちら関東地方です。春はそこまで来ているのですが、やはりなかなか一筋縄では行かないものです。
でもそう言っている内に暑い夏がすぐにやってくるのでしょうね。今が一年で一番良い季節なので、この瞬間を楽しみたいものです。
現役PMに贈るちょっとしたヒント
さて、「まとめ」です。まずは現役のPMで日々プロジェクトと格闘している皆さんに、キットPMの拙(つたな)い経験と知見ですがお話していこうと思います。
まず言いたいのは、ITプロジェクトに携わる人たちにとって「PMBOK®」や「P2M」の存在が普通のこととなりつつある昨今ですが、プロジェクトガイドラインに書いてあることを理解して実践するだけではプロジェクトの成功は望めないと言う至極当たり前のことです。
ゴルフのルールブックと入門書を熟読したからと言って、コースに出ていきなり良いスコアが出せる訳ではないのと同じです。
しかしながら、少なくとも最低知っておく必要のある知識を持っているということには大きな意味があります。
論理的で体系的なモダン・プロジェクトマネジメント(MPM)を実践するスタートラインに立てたわけですから。
ではこの基礎的な知識に何が加わると、一人前のプロジェクトマネージャーとして認められるようになるのでしょうか。
この問いかけこそ世のベテランPMさえ悩ます大きな課題そのものに他なりません。つまりこれがMPMを考える上で本質の部分になるということです。
4年ほど前、このブログでPMの資質とはなんだろう?というテーマで考察を展開したことがありました。その時はあまり明確な結論を出すところまでいけなかったと記憶していますが、今も明解な解答があるわけではありません。
しかし当時より少しだけ成長したので、これの問題を構造的にとらえることができるようになりました。
MPMに必要なスキル要素を、次の5つのカテゴリに分解しました。まず第一にプロジェクトが到達しなければいけない目的を明確にする「ビジネスアナリシス スキル」、次にPMBOK®などのガイドラインを理解する「マネジメント テクニック スキル」、そしてプロジェクトという組織を運営するために必要な「ヒューマン スキル」、また物事の本質を理解するために必要な「コンセプチュアル スキル」、最後に個人の活動に対する意欲を作り出す「セルフモチベーション スキル」です。
次回はこれらのスキルの中身を分解していくことにします。
