昨日の日中は夏の名残を思わせるかのように気温がぐんぐん上がり暑い日となりましたが、今日は打って変わって肌寒い雨の朝となりました。(朝だ雨だ、浅田飴) でもここ北摂地方では、今週は台風が襲来することもなく、災害続きの最近にしては比較的穏やかな日が続いています。と思うと、関東地方では月曜火曜とゲリラ豪雨が降り生活に影響が出たようです。こうしてみると日本列島は毎週なんらかの自然災害に見舞われており、我々はかなりハードな環境で暮らしているということが実感できます。なんとか防災に力をいれて、被害を最低に抑えられるようになりたいものです。
■ビジネスアーキテクチャ -7-
●ケイパビリティ 3
ビジネスアーキテクチャのテクニックのなかで最も重要なテクニックの一つである、ビジネス・ケイパビリティ(能力)について考えています。前回はレベル1のケイパビリティ・マッピングについて触れました。今回はもう少し掘り下げて行くことにします。
上に”レベル1”という表現をしましたが、それでお分かりのようにケイパビリティ・マップは階層化した構造を持っています。前回上げた「システム構築管理」「システムを保守管理」「プロジェクトコスト管理」「人事、総務系などのビジネス・サポート管理」「システム営業」等はレベル1のケイパビリティとなります。レベル1のケイパビリティについては「~管理(マネジメント)」というように表します。レベル1は重要なケイパビリティですから、目に見える組織の機能だけではなく、直接目に見えないつまり部や課といった組織に紐づかないが存在するケイパビリティの抽出を心掛ける必要があります。
では「システム構築ケイパビリティ」の要素をレベルダウンしてみましょう。システム構築というビジネス(業務)に必要な要素を考えます。すぐに思いつくのは「顧客要求管理(要件定義)」「開発見積管理」「システム設計管理」「システム開発管理」「システム納品管理」などとなるでしょうか。これをモデル化して表すと、
システム構築ケイパビリティ
|--「顧客要求管理(要件定義)」
|--「開発見積管理」
|--「システム設計管理」
|--「システム開発管理」
|--「システム納品管理」
さらに「要件定義管理」ケイパビリティをレベルダウンします。
顧客要求管理(要件定義)
|--「要求引出し能力」
|--「要求管理能力」
|--「要求合意能力」
などのようにケイパビリティを詳細化していきます。以下にレベル3までのケイパビリティの例を上げます。
ケイパビリティの階層化のイメージはご理解いただけたでしょうか。通常経験的にケイパビリティはレベル3以上、6までの階層で表せます。このようにビジネスの現状と未来について、ケイパビリティで表現します。構造的には簡単ですが、ケイパビリティ・マップをつくる際幾つかのポイントがあります。
次回はこのポイントと制約についてご紹介することにします。

