朝起きると北海道で大きな地震が起きていてビックリしました。台風21号通過直後に地震とはなんとも言いようがありません。被災された方には心よりのお見舞いと、早期の復興をお祈り申し上げます。
このブログで何度も申し上げていますが、本当に日本列島は災害が頻発するなんとも厳しい風土ですが、その代わりに美しい土地や美味しい食べ物に恵まれた愛すべき国だと実感します。願わくはリスクに備える対策を無駄とは思わず、これからどんどん進めて行ってもらいたいものです。財政赤字?いや災害による被害を考えればどちらが得か、小学生でも判断できます。費用は普通に建設国債でまかなって、子々孫々で返済すればいいだけだと思うのですが。私達の子や孫が安心して暮らせる日本を作るのは私達世代の責任だと思います。
台風襲来前
■ビジネスアーキテクチャ -4-
ビジネスアーキテクチャの手法についてご紹介しています。前回、ビジネスアーキテクチャの基本的な考え方として、ビジネスドメインをご紹介しました。ドメインはビジネスを取り巻く環境の要素を現していて、4つのコア・ドメインと6つの拡張ドメインがありました。ビジネスアーキテクチャはこのドメインをモデル化(マッピング)し、ビジネスのブループリントを作成することで、ビジネスの状態を的確に把握することを可能にし、必要な変革のための情報を提供することになります。
では具体的にどのように作業を進めていくのでしょうか。一般に組織が何らかのイノベーションを起こそうとするとき2つの考え方があります。一つはこれまでのビジネス(業務や体制)を元に、改革、改善してより洗練したものに変えていくとと言うもので、これを「持続的イノベーション」いいます。もう一つは、これまでどこにも存在しなかった全く新しい製品やサービスを作り出そうという「破壊的イノベーション」があります。
特に前者の場合、現状のビジネス(業務、体制、リソース、製品 等)を正しく詳細に把握することは必須となります。現状の課題点を見つけ、顧客のニーズに応えるための方法を考えるためには欠かせないトリガーとなる情報です。後者の場合でも、全く新しい顧客価値や顧客体験を提供するため必要な能力が、自社に存在するのかしないのかなど様々な判断に必要な情報となります。
つまり何らかの改革を行おうとするとき、まず何を行うかの方針を示してそれに従って動くわけではなく、何を行うべきかを検討するタイミングが先にあり、とても重要な方針を決定するためのインプットとして、ブループリントが存在することになります。
ブループリントは10のビジネスドメインの内、「メトリックスとメジャー」を除く9つの要素について作成されたものになります。その中でも、最もビジネスアーキテクチャが重視するのが”ケイパビリティ”と”バリュー”です。この2つは、ビジネスアーキテクチャ活動の開始となるもので、「継続的イノベーション」は”ケイパビリティ・マップ”の作成から行い、「破壊的イノベーション」は”バリュー・マップ”から開始すると良いようです。
次回はビジネスアーキテクチャの大きな作業の流れについてご紹介します。
