大型連休明けの今週ですが皆さんはもういつものリズムを取り戻されたでしょうか?まだペースが上がらない方もそうでない方も、週末の金曜日まで後1日、お互いに頑張りましょう。
どこでしょう?
PMに必要なスキル-10-
ヒューマンスキル
PMに必要なヒューマンスキルについて考えています。これまで、「リーダーシップ」「フォロワーシップ」「ビジネスマナー」について考えてきました。今回から「コミュニケーション」について考えて行こうと思います。
キットPMの区分では「コミュニケーション・スキル」はヒューマン・スキルのカテゴリーに属します。これには異論はあるかもしれませんが、コミュニケーションの本質が人のパーソナリティに負うことが大きいと捉え、ヒューマン・スキルに区分しました。ここではもちろん「プロジェクトにおけるコミュニケーション」について考えます。
プロジェクトにおけるコミュニケーションもまた、その要素を構造化して表すことができます。
最上位にはプロジェクトマネジメント上必要となる、進捗会議やステアリングコミッティ会議などの言わば公式なコミュニケーションがあります。このコミュニケーションはプロジェクト・ステークホルダーの立場によって様々なパターンがあり、場合によっては非常に複雑となります。
またこの公式なコミュニケーションを支えるものとして、会議の場で円滑なコミュニケーションを形作るために必要な、ファシリテーター・スキルとステークホルダー間のパーソナルなリレーションシップ構築スキルがあります。もちろんこのリレーションシップを創り出すのも、コミュニケーション・スキルになります。
ここではヒューマン・スキルとしてのコミュニケーションについて考えるので、まずはプロジェクトの中で発生するパーソナルなコミュニケーションにフォーカスしていくことにします。
プロジェクトにおけるコミュニケーションで重要なのは、一つの前提事項を繰り返し確認することだと考えます。その前提事項とは「今ここにいるメンバーの存在意義はプロジェクトの成功のために全力を尽くすこと」だということです。すごく当たり前のことのようですが、時としてこれがおざなりにされる事がママあるのです。
続いて、プロジェクト成功の定義について十二分に議論する事が重要になります。面白いことに大規模なプロジェクトでは、プロジェクト成功の定義はプロジェクトの進行によって少しづつ形を変える事があります。PMはこの状況の変化を、理由とともにメンバーとステークホルダーに丁寧に説明する必要があります。
ここまでがプロジェクトにおけるコミュニケーションの基礎部分となります。この基礎の上にプロジェクトでの全てのコミュニケーションが展開されることを意識することで、初めて良質なコミュニケーションが期待できます。
構築された基礎となるコミュニケーション環境の上で有力な武器は、ステークホルダー同士が互いを尊重するということです。それが最悪な第一印象を受けた人でも、ある程度時間をかけて本当の評価をする前に、軽々に判断するのは非常にマズイ一手です。まず敬意を持って話しを聴く事から始めます。
もし相手が話べたでいきなり会話が難しい場合は、きっかけを作って積極的にアプローチします。このときのきっかけは、何でもいいのですが、天気の話しか食べ物の話しのように、誰もが気楽に会話できるものが無難でしょう。英語で言うところのスモールトークです。朝いちばんの挨拶から始まって、軽いスモールトークで積極的に会話するという雰囲気を醸成し、お互いに体調や気分を確認することは重要です。それぞれのメンバーがこのような行動を意識して行うことから、チームのコミュニケーションがスタートすると考えてください。
このテーマ、次回も続けていきます。
