大型連休も後半戦突入です。昨日からの雨は上がりましたが、ここ北摂地方は曇りとなっています。今日は憲法記念日ということで、憲法改正の話題とともにいつもの年より盛り上がっているように思えます。 はてさて、憲法改正の是非は置いとくとして、人が作るシステムは時代が進むにつれて必ず陳腐化するものです。長く続いているように見える(社会)システムがあるとすれば、それは常に変化し続けていて、変化が目立たないだけに他なりません。
京都に行くと100年程度の歴史のあるお店でも「あっこはまだ新しおすさかいに」と言われてしまうそうです。それはそうですね、300年とか500年とか続いている店が結構あるようなところで「うちは先の戦争のとき~」という話がでたら、大東亜戦争のことではなくて「応仁の乱」のことらしいですから。
何を言いたいかというと、そんな歴史を生き残っているということは、常に時代の動きを見て時代に合わせるところは合わせ、守るべきところを守るという感性を働かせ続けてきたということに他なりません。ただ守るだけではいつか世の中に見放されてしまうものです。
PMに必要なスキル-8-
PMに必要なスキルとは何かについて考えています。前回は「ヒューマン・スキル」カテゴリーの中の「ビジネスマナー」について考えていきました。今回はその続きです。
一般的に言われるビジネスマナーは、社会人としての最低のスキルであり重要だとは思いますが、しかしその知識はビジネスパーソンとして必ずしも本質的だとは考えていません。ではビジネスマナーの本質は何か? それは、人と人のコミュニケーションを円滑に行うためのレギュレーションになります。
もう少し詳しく見ていきましょう。ビジネスマナーの構造を径の違う幾つかの同心円に例えてみると、一番外側の円は立ち居振る舞いや言葉遣い服装など、人の目に見える表層部分となります。新人研修で叩き込まれるのはこの部分ですね。その内側にある円は表層分部を支える人に対する、ビジネスパーソンとしての基本姿勢です。
前回お送りしたブログで傍若無人な社長の例を上げて、ビジネスパーソンのコミュニケーションには少なからず人と人の間に力関係が存在すると考えました。そこにある力関係に対してどのようにふるまうのかは、ビジネスマナーの大きなポイントとなります。上司と部下の関係、お客様と売り手の関係、納入業者と買い手の関係など当然理解した上で、その状況に合わせたビジネスマナーが必要となります。
さて更にその内側には、力関係を超越した一人の人間としての姿勢が存在します。つまり人格の層とでも言えるものです。この層にあるものが本当のビジネスマナーを作り出すと、キットPMは考えています。その上で、この層の核となるのは「尊重する心」であり「相手への敬意」となります。
ではどうしたらこのような心持ちを獲得することができるようになるのでしょうか。一つには生まれ持ったもしくは成長期に獲得した気質というものがあるかと思います。ただそれだけではなく、自分自身の心を磨く努力を通して獲得することもできます。つまり社会人としての”教養”を身に着ける努力をするということになります。このような観点を持って社会人として努力する人は、残念ですが決して多くはありません。
次回、どうすればこのようなスキルを身に付けられるか考えていくことにします。
