今月も最終週となりました、今週木曜から2月がスタートします。昨日も雪に見舞われたここ北摂地方ですが、この1週間寒さに襲われ震えあがっていました。それでも季節は確実に歩み続けています。春もすぐそこ!と信じたいものです。
今回から新しいテーマでお送りします。今回はちょっと哲学的な趣のあるテーマとなっています。
これまでこのブログでは、プロジェクトマネジメントのあらゆる有用性について語ってきました。それはキットPMが心底プロジェクトマネジメントの持つパワーを信じているからですが、もう一つ、この10数年の実践で実際に良い結果を得ることができたからです。
このシリーズではまず「プロジェクトマネジメント」が組織に及ぼす有用性について、改めて考えてみます。続いてその有用性を100%引き出すための組織の取り組みについて検討してみます。その過程で、取り組みを阻害するものと対策について思考して行くことにします。
さてプロジェクトマネジメントの有用性とはなんでしょうか。もちろんここで言う”プロジェクトマネジメント”は、論理的で科学的にアプローチする”モダン・プロジェクトマネジメント”のことになります。
それに対してキットPMが3Kプロジェクトマネジメントと呼ぶ、オールドタイプのプロジェクトマネジメントというのがあります。ちなみに3Kとは「経験」「気合」「根性」で乗り切るふる~いマネジメント手法です。中身は想像できますね?
言うまでもありませんが、PMBOK(R)に代表されるモダン・プロジェクトマネジメントの手法は、世界中の多くのPM(プロジェクトマネージャ)の経験と知見を基に構築されたもので、新しい技術や知見を吸収する形で進化を続けています。今の最新版は第6版です。
さてモダン・プロジェクトマネジメント(長いのでMPMと略しますね)は、組織の中でプロジェクト以外でも活用できる汎用性を持った、組織活動を行う上で使えるガイドラインです。
ではMPMは組織のどのような課題に対して威力を発揮するのでしょうか。もちろん一義的にはプロジェクトの現場で活用するものですが、その考え方とテクニックはプロジェクト以外の仕事にも応用できるものです。
プロジェクトの現場では、その➀ 立上げ(プロジェクト実施環境の確認と整理)作業から、② 計画(プロジェクト実施の実際的な要素の抽出と、実施順番を決定)、③ 実施(計画に従った作業の実施)、④ 監視(作業の進捗と課題を管理)、⑤ 終結(プロジェクトを解散するためのクローズ作業)という5つのプロセスのそれぞれで、何を考えどう行動し、どのようなアウトプットを創り出すかを教えてくれるものです。
では、プロジェクト以外で適用できるMPMのガイドラインとはどのようなものになるでしょうか。次回はそれを考えてることにしましょう。
