昨日、今日と南関東地方は久しぶりに夏らしい気候となりました。おかげで気温は急上昇で半端なく暑くなっています。おかげで体調はイマイチのキットPMです。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
甲子園大会が終わるともう夏もおしまい。秋の到来が待ち遠しいですね。今年の秋も美味しいものがたくさん食べられるといいのですが。期待しましょう。
さて、ホワイトカラーの働き方改革について考えています。働き方改革が表面的には労働時間の短縮であるとすると、そのためには業務の効率を上げることが必須となります。
前回まで、なぜホワイトカラーの業務効率が上がらないのかについて考えをめぐらせました。で、そのとき思ったのですが「業務効率」とは何か?という疑問です。
1時間掛かってやっていた仕事を30分でできるようになれば、それは効率が上がったと言えると何の疑問も持たずに考えていましたが、果たして本当でしょうか?
確かにあなた個人の1時間当たりの仕事量が倍になったとしたら、効率も倍になったと言えそうです。この延長線上で、1000人の従業員がそれぞれの効率を倍にすることができれば、会社全体の効率も倍になったといえるのでしょうか。
確かに、全員の効率をそれだけ上げることができれば言えなくもないのでしょうが、そうはならないのは誰もが感覚的に理解していると思います。
前回も考えたように、多くのホワイトカラーの仕事(ホワイトカラーの定義はさておき)の多くは、決まった仕事内容を決まった手順で行い、数をこなすというものではありません。
交渉や判断、企画立案などどちらかと言うと人間系の泥臭い仕事の割合が多くなります。このような仕事に向き合うとき、3つの要素がその仕事の効率に大きく影響します。
それはシステムとしてのチームワーク、チームを効率よく運営するマネジメント力、リスク対応力です。
基本的にどんな優秀な人であろうと、人間が一人でできる仕事の量はたかが知れています。これに対してチーム力で仕事をするとチームメンバーの数以上の拡大された成果を上げることができる”可能性”があります。
ただ、この”可能性”を現実のものとするためには、適切なマネジメントと仕事の企画力が必要となります。
その上で予測できないことが起きたときにどう対処するか、リスクに対するレジリエンス(復元力、対応力)が求められるわけです。
キットPMの経験から言うと、上記3つの中で最も効率の足を引っ張っているのが、マネジメント力となります。
マネジメントに関しては古来より多くの考察がなされており、今更キットPMがあーだこーだというのも憚れるのですが、多くの論はいかに合理的に考え不合理を排除するかに寄っている気がします。
でも前々回申し上げたように、日本人の稲作文化に根差した特異性を考えると、日本のホワイトカラーに求められる”合理性”と異なる合理性が私たちの意識の深いところに内在しているようです。
ではどうやって業務効率を上げて、働き方を改革していけるのでしょうか。次回はやっと本誌論に踏み込んでいくことにします。
