先週末からいい天気が続いています。もうすぐ梅雨入りとは思えないような、からっとした晴天ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
昨日の日曜日に久しぶりに映画を見に行きました。今年からは60歳割引が利くようになったので、一人でも安く見ることができるのはうれしいものです。
なかなか面白い映画だったので、その話は次回特別編でお送りしたいと考えています。あぁ、映画のタイトルは「メッセージ」です。
さて、WBSで表現するタスクの最小単位であるアクティビティですが、どう考えて作っていけばいいのでしょうか。
構造化されたWBSはいくつかの階層から成り立つのが普通です。前回まで考えてきたように、それらの階層で表すのは「成果物」を産出するためのタスクとなります。
基本的にはレベル1もしくはレベル2のタスクが成果物を表します。その上である成果物Aを作り出すために必用なタスク(これは行動(ToDo)となりますが)を最下層のレベルに記述します。
ここでもおなじみのチャーハンの例で考えてみましょう。前回のこれを覚えているでしょうか?
レベル1の要素(成果物)
1.食品としてのチャーハンそのものを構成する食材
2.チャーハンを調理するための道具
3.チャーハンを調理するための人的資源
4.食事の環境
レベル2の要素(成果物)
1.に対して ・具材 ・冷やご飯 ・調味料
2.に対して ・フライパン ・フライ返し等のかき混ぜるための器具
3.に対して ・知識と技術を持った作り手
4.に対して ・食卓 ・椅子 ・皿 ・スプーンもしくは蓮華
レベル3の要素(行動)
レベル2の1.に対して、➀冷蔵庫の中を確認して食材を確保する ②足らない食材や調味料があれば買いに行く というToDoが構成されます。
同様に2.3.4.についてもタスクを考えてみてください。ここでは、➀のタスクに対するアクティビティを考えてみます。
まず考えなくてはいけないのは、成果物として規定した「具材」「冷やご飯」「調味料」が”何か?”ということです。
そんなの簡単では?とお思いかもしれませんが、実はこれが結構曲者なのです。というのも、どんなチャーハンを作るかによって「冷蔵庫の中を確認する」の行動が変わっていくからです。
エビチャーハン?カニチャーハン?それとも玉子だけチャーハン?という具合に、作るレシピが決まっていないといけないというアプローチ。もしくは冷蔵庫の中身でレシピを決めるという2つのアプローチがあるからです。
これはWBS作成の前段階で、チャーハン製作プロジェクトの方針として決定していることが必用になります。つまり、明確な方針がないままWBSを作成すると、WBSの中で様々な可能性を考慮することが必用となり、仮定に基づく行動予定のパターンがやたらと増えてしまいます。
つまりアウトプットの内容が明確にならないと、WBSは作ることができないわけです。では誰がどのようにアウトプットイメージをプロジェクトに伝えるかというと、これはもうBA(ビジネスアナリシス)の成果物ということになります。
ちょっと判りにくいですね。チャーハンの例でいうと、食べる人が本当に必要としているチャーハンは何かを理解して、それを的確に指示するということになります。
ここでは、作り手=食べる人 ですから自分が食べたいチャーハンをイメージ(レシピを組み立てて)するということです。
次回もこのテーマ続けていきます。
