ステークホルダーの心の内を知る -5- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

日は曇りの朝となったここ北摂地方です。天気予報では、午後からは雨、それも結構な荒れ模様になるようです。皆さんの地方ではいかがでしょうか。
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さて、立命館大学で行われた講演「現代マーケティング:未知なるインサイトへのアプローチ」の内容を基に、プロジェクトマネジメントにも共通するヒントがないか考えています。



回まで基調講演者である、オージス総研の松波さんの話をご紹介しました。そこで印象に残ったのは2つ。一つは、どうやって答えのない問題に答えをだすのかということです。

  そのための
基本手順として、観察した事実(Fact)から仮説(Insight)を立て、その仮説を検証する展望(Foresight)を持つということでした。展望を得るためには、リフレームという考え方で既存概念から飛び出す必要があることを学びました。

  二つ目は、そのリフレームを行うためには組織的なアプローチが必要であり、実行者が強いマインドセット(やる気、意志)を持ち、マネジメント層が必要性を理解し、失敗を恐れないチャレンジ精神を持つ、という3つのステップが必要だということでした。



調講演に続き、松波さんと阿部さん筒井さんの3名によるパネルディスカッションが行われました。

  このシリーズの第一回目でお三方について、ご紹介しました。こちらをご参照ください。 
http://ameblo.jp/hyperionsig/page-4.html#main

  阿部 佳さんは国内でのコンシェルジュの草分け的な存在で、現在はグランドハイアット東京で働いていらっしゃいます。NHKの「仕事の流儀」という番組でも取り上げられた方です。筒井 之隆さんは、日清食品で宣伝などを担当され、現在は横浜のチキンラーメン博物館の館長をされています。

  どちらの方も、強烈な個性と信念をお持ちの非常に興味深い方々でした。



ネルディスカッションに先立ち、阿部さんと筒井さんから短いスピーチがありました。

  阿部さんからはコンシェルジュとして、お客様がして欲しいことを軸に考える、相手を見ることが8割、お客様に喜ぶことが嬉しいと思えること、プロ意識を持ち続けられるかが重要などと話されていました。

  阿部さんの仕事に対する姿勢はこちらの サイト で上手く要約されていますのでご参照ください。

  印象に残ったのは、お客様が言っていることと望んでいることには本人も気づかないギャップがあるということと、それを見抜いて本当に望んでいるサービスを提供することがプロフェッショナルだということです。



井さんからは「ブランド・マネージャーのセンス7か条」と題してスピーチがありました。このお題は日清食品の2代目社長である安藤宏基さんが言っている言葉で下記のように説明されています。

  
その七か条とは、①飽くなき好奇心、②非常識な発想、③コンセプト・デザインのセンス、④先を読む予知能力、⑤勝つまでやめない情熱、⑥自己否定する勇気、⑦肌感覚を持つ、である。そして、この7つを総括して、つぎのようにまとめている。「勝つまでやめるなと言っておきながら、すぐ戻れとか、自ら破壊せよと言っている。矛盾があると思われるかもしれない。しかし、マーケティング・コンセプトを四次元モデルにデザインする場合には、一人の頭脳の中にこれくらいのフレキシビリティーが存在してもいいのではなかろうか」。「創業者・安藤百福の語録に「臨機応変、円転自在」という言葉がある」。「マーケティングは生き物であり、時間との闘い、迷いと決断の繰り返しだから、いい加減に見えるようでも、「一本芯の通った柔軟性」を持つことが大切だと思う」。
  
詳しくはこちらをご参照ください。



回は、このお二人の話を土台に行われたパネルディスカッションの様子をお伝えします。