とうことで、今日もいろいろと予定が詰まっていて慌ただしいので、本日は少し短めとなりますが、ご容赦ください。
このときの対処の考え方は単純で、要は供給量を増やせば良いわけで、そのための考え方について前回考えを進めて行きました。
供給量を増やすためには、サプライチェーンの中で最も効率の悪いプロセス(ボトルネック)を探し出し、それを改善すればいいわけです。これもまた単純ですね。
ちょっと難しかったのが、どうやってボトルネックを見つけ出すかとうことでした。何らかの形で効率を測ることが必要になるわけですが、そのヒントなるのが単位時間当たりの仕事量と仕掛の量をみることでした。
今回は改善の方法について考えたいと思います。
改善活動には順番があります。まずはコストを掛けずに改善できないかを考えます。
設備投資をしたり、人を増やしたりすることでモノやサービスの供給量を上げることは簡単にできますが、ある程度の長期スパンでビジネスを考えたとき、投資でボトルネックを解消するのは最後の手段とする方が賢い選択ですね。
ではどうしたらいいのでしょう。
前回の ①→②→③→❹→⑤ のサプライチェーンを覚えているでしょうか。最終プロセスである⑤から出て行くモノやサービスの量は、ボトルネックである❹を通過する量と等しくなります。
なので❹の能力を上げたいのですが、その前に①②③⑤が今までと同じパフォーマンスで仕事をするとどうなるでしょうか。
そうです。❹の前に仕掛が積み上がるだけですね。⑤は❹から受け渡されたら作業すればいいので、余裕があります。
仕掛が積み上がるということは、材料費、人件費、各プロセスの作業で得られた付加価値などのお金が滞留するということになります。つまり、無駄を生産しているわけです。
無駄を止めるには、❹以外のプロセスを❹が出せる最大能力に合わせて動くようにすればいいわけです。言い方を変えると❹以外のプロセスは一生懸命仕事をしてはいけないということになります。
いかがでしょうか。実は一生懸命仕事をすることが、全体として無駄を作り出しているという考えを受け入れるのは、私たちにとって実に難しいものなのです。
サプライチェーン全体の効率を上げる、つまり全体最適実現のためには、部分の効率を落とす必要があることを覚えておいてください。
次回も続きます。
