スループットを考える -9- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

い天気が続きます。表の青空を見上げながら外に出ないで仕事をしているのも、ちょっと辛いものです。

  とうことで、今日もいろいろと予定が詰まっていて慌ただしいので、本日は少し短めとなりますが、ご容赦ください。


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不足状態にあるとき、つまりモノやサービスが売れて需要に供給が追い付かない場合の対処について考えています。

  このときの対処の考え方は単純で、要は供給量を増やせば良いわけで、そのための考え方について前回考えを進めて行きました。




給量を増やすためには、サプライチェーンの中で最も効率の悪いプロセス(ボトルネック)を探し出し、それを改善すればいいわけです。これもまた単純ですね。

  ちょっと難しかったのが、どうやってボトルネックを見つけ出すかとうことでした。何らかの形で効率を測ることが必要になるわけですが、そのヒントなるのが単位時間当たりの仕事量と仕掛の量をみることでした。

  今回は改善の方法について考えたいと思います。




善活動には順番があります。まずはコストを掛けずに改善できないかを考えます。

  設備投資をしたり、人を増やしたりすることでモノやサービスの供給量を上げることは簡単にできますが、ある程度の長期スパンでビジネスを考えたとき、投資でボトルネックを解消するのは最後の手段とする方が賢い選択ですね。

  ではどうしたらいいのでしょう。




回の ①→②→③→❹→⑤ のサプライチェーンを覚えているでしょうか。最終プロセスである⑤から出て行くモノやサービスの量は、ボトルネックである❹を通過する量と等しくなります。

  なので❹の能力を上げたいのですが、その前に①②③⑤が今までと同じパフォーマンスで仕事をするとどうなるでしょうか。

  そうです。❹の前に仕掛が積み上がるだけですね。⑤は❹から受け渡されたら作業すればいいので、余裕があります。

  仕掛が積み上がるということは、材料費、人件費、各プロセスの作業で得られた付加価値などのお金が滞留するということになります。つまり、無駄を生産しているわけです。




駄を止めるには、❹以外のプロセスを❹が出せる最大能力に合わせて動くようにすればいいわけです。言い方を変えると❹以外のプロセスは一生懸命仕事をしてはいけないということになります。

  いかがでしょうか。実は一生懸命仕事をすることが、全体として無駄を作り出しているという考えを受け入れるのは、私たちにとって実に難しいものなのです。

  サプライチェーン全体の効率を上げる、つまり
全体最適実現のためには、部分の効率を落とす必要があることを覚えておいてください。



回も続きます。