ステークホルダーマネジメントを考える -1- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

朝は梅雨らしい曇り空でのスタートとなりました。しばらく太陽の姿を見ていないような気がします。さらに週の後半は、台風の襲来と梅雨前線の相乗効果で、エライことになりそうです。ご用心ください。
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回から新しい挑戦として、「ステークホルダーマネジメント」について考えて行くことにします。

  最近ではPMに必要な能力の一つとしてクローズアップされている「ステークホルダーマネジメント」ですが、かく言うキットPMも苦手な分野だったりします。でも、苦手では済みませんので、それなりに克服する努力を行っているわけですが。



存知PMの知識体系である PMBOK(R) の最新版では、プロジェクトマネジメントに必要な知識エリアが拡張され「ステークホルダーマネジメント」が独立したエリアとして定義されました。

  また、
ビジネスアナリシスの知識体系である BABOK(R) ではその重要なコンセプトの一つである「要求」という概念の中に「ステークホルダー要求」が定義されていて、大事な要素となっています。



はここにきて、どうしてステークホルダーマネジメントがクローズアップされているのでしょうか。

  考えを進める前に、ステークホルダーとは何かを定義しておきましょう。プロジェクトにおけるステークホルダーとは、プロジェクトの成果によってプラス、マイナスのいずれかの影響を受ける個人、または組織のこととなります。

  つまり、もしお菓子の新製品開発プロジェクトであれば、開発に携わる人だけではなく、そのお菓子を購入する消費者や、運ぶ物流会社、小売りする販売店などももちろんステークホルダーとなります。



まり、ステークホルダーマネジメントとは、プロジェクトを成功させるために、プロジェクトと利害関係がある人や組織と上手く折り合いをつける行為に他なりません。

  一言で「上手く折り合いをつける」と言っても、その活動は基本的に人間と人間の利害関係の調整ですから、決して簡単ではないことは皆さんも想像できると思います。

  ただ、ここで言う ”マネジメント” とは闇雲に調整をしようという意味ではなく、合理的に対処するための科学的手法を駆使して行おうという意味です。ですから、そこには様々なガイドラインが設定されていて、ちゃんと理解して活用すると、ある一定の効果を上げることが出来ます。

  でもそれだけで上手くいくとは限らないのも、また真実です。



い人間関係を作るには、お互いの信頼関係の構築が不可欠です。ところがこれが簡単ではないのは、誰しも日ごろ痛感していることではないでしょか。

  短い時間で相手との心理的な距離を詰め、プロジェクトの成功へ向けて協力を取り付けることが必要となります。そして、このためのテクニックが存在しないわけではないのですが、基本的にはPMが持つ人間性に大きく依存することになります。

  つまり、PMがよりよいステークホルダーマネジメントを実現しようとすると、テクニックを知ることも重要ですが、対人対応力の向上が欠かせない要素となるわけです。



回は、なぜ今ステークホルダーマネジメントが注目されているかを考えて行きます。