早くも、一月の最終週となってしまいました。年初の誓いもそろそろくじけそうになるキットPMですが、なんとか踏みとどまるよう頑張らなくてはと、気持ちを鼓舞している今日この頃です。
年頭の志で多いのはやはりダイエットでしょうか。皆さんはお正月のTVでスポーツジムのコマーシャルがやたら多かったのを覚えているでしょうか。そうですね、皆さんの決心に付け込んで会員を獲得するチャンスだからです。また、各種資格取得講座の宣伝も同様です。
意外かもしれませんが、アメリカ人もやはり年頭に目標を立てることが多いそうです。また、その目標の多くがダイエットであることも日本と同じです。
そこで外食産業はなにをするかと言うと、もちろん食べ放題(All-you-can-eat)や特売セールをやってダイエットの野望をくじくらしいのです。良し悪しは別として、マーケットを拡大するという、一つのビジネスのあり方ですね。
日本の発想ではこうはいかないように思います。恐らくマーケットインの考え方から、ダイエットのためのメニューを提供するのではないでしょうか。
さてプロジェクトにおける期間のバッファについて考えています。
前回はプロジェクトの最終工程の後ろに、各工程から取り上げた余裕を集めて配置することで、プロジェクトそのものを守る方法について考えてました。
ただしプロジェクト・バッファだけでは完全ではありません。
プロジェクトはタスク(工程)からタスクにその成果を引き渡しながら、最終ゴールに向かって進んで行きますが、その繫がりは一本のライン(タスクの繫がり)で構成されるわけではなく、複数のラインが並行して実施されたり、一つのタスクから複数のラインが発生したりと、結構複雑なものになります。
並行して作業するラインも、結局いつかはメインのラインに合流することになりますが、タイミング良く合流できないと後続の作業に影響を与えることになります。
ということは、この合流のタイミングを保護する必要があるということになります。どうしたら良いのでしょう。
そうですね、合流するラインの合流直前のタスクの後ろにバッファを置くことで、後続タスクのスタートを守ることができるようになります。考え方はプロジェクト・バッファと同じです。このバッファを「合流バッファ」と呼びます。
A1 → A2 → A3 → A4
↑(合流)
B1 → B2 → Buffer(サブライン)
プロジェクト・バッファと合流バッファで、プロジェクト全体が期間のリスクから保護されることになります。そのメカニズムはご理解いただけたでしょうか。
ここで少々注意が必要なのは、合流バッファのバッファ量の設定です。バッファ量が多いと、サブのラインの作業終了時に待ち時間が発生してしまいます。思い出してください。メインラインはプロジェクト・バッファで保護されているので、サブラインの合流バッファは必要最低限とします。
また、合流がうまく行くように合流する側の作業状況と、合流される側の状況を見て、合流のタイミングについて作業担当者と意識合わせを行い、スムーズに後続作業を開始できるようにします。
具体的には、、1週間前、3日前、前日に合流の確認を行います。これは人材の配置と作業を、無駄なく進めることを保護するためのバッファとなります。リソースバッファと呼びます。
これで一通りのプロジェクトに関するバッファについて考えました。いかがでしたでしょうか。次回はプロジェクト・バッファについて、まとめて行くことにします。
