さて、私事で恐縮ですが本日第一回目の白内障手術の日です。ご承知かも知れませんが、白内障の手術自体はそれほど難しくなく、日常的にたくさん行われているものです。片目で約15分程度で終わり、日帰りできる簡単なものです。
ただ、術後の感染症が最も怖いらしく術後の手当に注意が必要とのことで、これが結構手間がかかります。まず、頭と顔を1週間程度洗うことはできません。私の場合は両眼の手術ですので、都合2週間は洗えないことになります。
それで先日散髪に行って思いっきり短く刈り上げてきました。思い起こせば中学2年以来の短さです。でもこれが結構快適でこれからこのヘアースタイルを維持しようかと考えています。
プロジェクトにおける問題解決の方法について考えています。
前回は、まず問題が存在することを認識することが重要だと考えました。意外かもしれませんが、第三者から見ると明らかに問題があるのに当事者にその意識がないということがあり得るからです。なぜそうなるのかというと、現時点で起きている現象が問題として顕在化するのに時間差があるからです。つまり問題の芽が認識できるか、その芽が将来どのような影響をプロジェクトに及ぼすかを感じることができるかということです。
これを解決するために、プロジェクトの進捗状況を正しく把握し、現状何がプロジェクト内で起きているのかを分析することが必要になります。ここで特に注意すべきは、プロジェクトにとって些細だけど好ましくない事象の発生です。
次の段階では、プロジェクト内外で発生する好ましくない現象が、対処すべきものかどうかの見極めが必要となります。この見極めはPMがその感性で感じ取りることになります。
感性というのは、PMの経験からくる感のようなものですが、この感性が働かないと沢山発生する些細な問題を含めて、すべての好ましくない問題に対応することが必要となり、PMに大きな負担がかかってしまい、現実的ではありません。
PMもしくはプロジェクトメンバーが解決すべき問題だと判断した場合、その問題について真の原因を探ることになります。
と簡単に言ってしまいましたが、これがなかなか難しいわけで皆さんもご苦労されているところだと思います。
実際の原因追究に移る前に、なぜ原因追究が必要なのかを考えてみます。
先に問題を問題と認識するPMの感性が必要であると考えましたが、解決すべき問題と感じることと、その問題の原因も直感的に理解することは別のことになります。
プロジェクトの現場ではこのことがどうも曖昧なことが多く「この問題はこれが原因だから、こう対策すればよい」とほとんど自動的に決めてしまうことがありますが、PMにはこれが誤りである可能性を考えるなくてはいけません。もし、それが間違いだった時のプロジェクトの成功に大きな影を落とすことになりかねないからです。
前回も言いましたが、問題には表面に現れる現象と、それを引き起こす深層のメカニズムがあります。したがって対応の観点も、対処療法的なものと根本治療の2つがあります。
一般的には、根本治療が当然取るべき対応策と判断されるわけですが、再三言っているようにプロジェクトマネジメントの観点では、対処療法の方がベストチョイスの場合もあるしそうでない場合もあるのです。
その判断の根拠は、プロジェクトが成功するかどうかの1点です。PMはこの難しい判断を行うことになります。
ではどうやって真の原因を探っていくのか、次回はその手法について考えて行くことにします。
