とうとう梅雨入りしてしまいました。曇り空が続くと気分も沈みがち(気圧が低くなると)になり易く本当に鬱陶しいのですが、何とか明るい気持ちで乗り越えたいものです。新しい傘など買うのもいいかもしれません。
例年だと、6月の初旬に梅雨入りして7月の半ばすぎで梅雨明けとなりますが、よく考えると一月半も続くわけですね。真夏が梅雨明けから9月半ばの約2か月、秋は9月から10月までの2か月と考えると、以外に季節としての梅雨のウエートが大きいので驚きます。
つまり、日本には春夏秋冬の四季ではなく、梅雨を加えた五季があるというのが正しいように思います。
伊丹空港到着ロビー
さて、今回から新テーマでお送りします。例によってぶっつけ本番で書いているのではてさて、どのような展開になるかは保証しかねますがお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
ということで、新テーマは「コミュニケーション」です。プロジェクトマネージャのみならずプロジェクトメンバーなどにも求められるスキルなのですが、皆さんご承知のようにこれがなかなか難しいわけで、永遠のテーマとも言うべきものです。
まぁ、人間と人間の意思疎通の話ですから難しいのは当たり前といったら、当たり前なのかもしれません。でも、難しいと言ってばかりではなんの解決にもならないので、上手くコミュニケーションが取れるヒントになるようなものはないか、少しでも考えてみようと思うわけです。
Wikipediaを見ると、コミュニケーションスキルとコミュニケーション能力とは少し違うようです。
コミュニケーション能力というと、生まれ持ったというか本人が特別意識することなくできるコミュニケーションのレベルのことであり、コミュニケーションスキルはコミュニケーションを上手に取るための、業(わざ)とかテクニックを意味するようです。
ここでは、双方の線引きは難しいので、このどちらについても考えて行きます。
また、プロジェクトマネジメントにおけるとわざわざ断っているので、プロジェクト以外との違いというか、特徴的なものは何かについても考えて行くことにします。
さてさて、プロジェクトに限らず人というのはウマが合う合わないというのはついて回るわけです。
たぶん、ウマが合わない人なんかいないという人はいないと思います。少なくともそういう人と会ったことはありません。初対面なのになぜか苦手と感じる人がいるものですし、逆に初めて会った気がしないということもあるわけです。
人付き合いの最初のハードルがここにあると思います。キットPMなんぞはそもそも人付き合いが苦手な、どちらかというと引っ込み思案な人間は、もう知らない人と会うこと自体が大変な思いをするわけですし、その相手が一目見た途端に苦手だなーと思ってしまうと、その後はギクシャクしたコミュニケーションしかとれなくなってしまいます。
ところが、たまに苦手だなーと感じた人が話をしてみると以外にウマがあったりして、長い付き合いになることがあります。またその反対もあるわけです。
してみると、コミュニケーションの第一歩は、根拠のない感情の揺れ動きから始まるように思えます。
このしょっぱなの感情はどこから湧いてくるのでしょうか。キットPMの心の中を覗いてみると、2つの理由があるように思えます。
一つは、内と外、こちら側とあちら側、仲間と他人というような自然と身に付いた身内とよそ者に間に線を引き区別する感情です。
この感情自体は世界中に共通するもののようですが、特に日本人に顕著に現れる感情だそうです。
昔、キットPMが幼稚園のころ、母親にデパートに連れられて行ったとき、まったく見ず知らずの同じ年頃の子供に、思わずアッカンベーをしたのを鮮烈に記憶しています。その時、相手側もアッカンベーを返してきたのですが、近所でいつも遊んでいる馴染みの友達と違う、何か別の世界の生き物と出会ったような気がしたものです。
もう一つは、社会人になってから初対面の相手の表情や、態度、声のトーンや抑揚など、過去に嫌な思いをした人との共通点があると、自動的に警戒モードに入ってしまいます。
このどちらもよくよく考えてみると、自己の経験知からくる感情の起伏によってもたらされるもののようです。
最初の幼いころの出来事は、明らかに狭い自分の日常世界から外にでた緊張感と、いつもの遊び相手ではない同世代の子供の存在という初めての認識が強い感情を引き起こしたようです。
二つ目についても、嫌な思い出と結びつく共通のボディーランゲージや雰囲気を感じ取って、引き起こされた感情に間違いありません。
ことほど左様に、人間の初対面のコミュニケーションとは非論理的な感情に支配されているということです。
これがコミュニケーションの第一歩ですから、第一印象がいかに大切なのかよく言われるのは理解できるような気がします。
でもちょっと待ってください。たとえば、一見誰が見ても紳士的で温和な人でも、相手の過去の経験で受け入れられることがない可能性もあるわけです。
つまり、第一印象がいかに当てにならないかともよく言われることですが、これも真実のようです。
じゃ、人付き合いの苦手な私たちはどうしらいいのでしょうか。次回さらに考えを進めることとにします。
