術(すべ)と道 -2- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

日は成人の日です。新成人の皆さんおめでとうございます。
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  キットPMはあと数年で3回目の成人式を迎えますが、はて立派な大人として行動してきたかと、改めて過去を振り返ってみましたが、いささか心もとない気がしています。

  二十歳になるのは努力は必要ありませんが、それと大人として正しく行動できるかは別物であるのは、言うまでもありません。
  では何が大人とそうでないものを分けるのでしょうか。キットPMは2つあると考えています。

  一つは社会と自己の関わりを正しく意識するということです。そうすることで、社会に自分が何を提供できるのか、提供すべきなのかを決定できます。
  二つ目は、自我の独立です。これは、1つめの条件で社会と関わりつつ、でも世間に左右されることなく自分で考え行動するということです。

  なかなか難しいものです。







回、現実主義的な日本人のメンタリティを課題としてあげました。具体的で実際的なもの、もっと言うと今現在自分が困っていて解決したいこと のみ に関心が高いということです。

  つまり、目の前の問題をどう解決するかにフォーカスしているわけですから、当然解決をもたらす手段を重要視することになります。問題なのは、根本的な解決ではなく、見た目の解決でも良しとすることです。





こらで少し具体的な(極端ですが)例を挙げて考えてみましょう(笑)。

  経営者が自社のプロジェクトの成功率の低さをなんとか改善したと考え、方法論の調査をしたとします。
  すると、世の中にはプロジェクトマネジメントのガイドラインというものがあって、これを導入するとプロジェクトの成功率が劇的に上がることが分かり、その導入を決断します。
  その時に出す支持は「社内にPMPを何名養成しなさい」ということになるのは容易に想像できます。プロジェクトマネジメント手法を勉強して、理解した社員がいれば、自社のプロジェクトも改善されるはずだという発想です。

  あながち間違ってはいないのかもしれませんが、それだけで問題が解決できるかは、ちょっと疑問です。





ぜ疑問か? キットPMはプロジェクトマネジメントは4つのスキル要素から成り立っていると考えています。
 
  30%はガイドラインなどのマネジメントフレームワーク。もう30%はマネジメントを実施するために必要な管理技術などのテクニック。残りの30%はリーダーシップやメンタリングなどのヒューマンスキル。そして最後の10%はプロジェクト成功への意思と情熱です。

  つまり、PMPの資格保持者を養成するということは、2つ目の条件をクリアできただけとなり、必要なプロジェクトマネジメントの要素は満たしていないことになります。

  でもそれに気づくには、プロジェクトマネジメントの本質について理解することが必要となります。上の例だと、経営者が自らプロジェクトマネジメントを理解するという手順を、一つ飛ばしているわけですね。




次回は、なぜ我々日本人の問題解決手法がテクニック偏重になるのかを考えることにします。