
前回、サーバント・リーダーシップの概念について説明して来ました。簡単に振り返ってみましょう。
リーダーが、率いる集団に達成すべき目的を示し、そこにたどり着く道筋を明らかにすると伴に、個々のフォロワーの考えや思いを聞くことで、彼らが心底必要としているものを理解しそれを提供する、もしくはその努力をすることで、フォロワーとの信頼関係を築き上げる。
またその活動を通して、フォロワーの人格の成長と自立をサポートし、フォロワーが新たなサーバントとしての資質を獲得できるようにする。 これがサーバント・リーダーの姿でした。特に重要なのは後段であるのは間違いありません。
ここで重要なのは、目先のゴールではなく正しいゴールを示すことです。
また、チームビルディングの手段として最も重要なのは、リーダーとメンバーの信頼関係構築であるのは間違いありません。
テンポラリーで集まったメンバーと、期限が決まっているプロジェクトという環境で、どうやって短期間で信頼関係を作るかと言う命題に応えることができるのは、サーバントとしてフォロワーに接する態度、つまりプロジェクトメンバが何を欲求しているかを聞き、それをサポートするという態度に他ならない訳です。
中規模以上や不確定事項が多いプロジェクトの場合、発生する多くの困難な課題を積極的に効率よく解決して行くチームであるために、PMがどのように考え行動すべきか、サーバント・リーダーシップが一つの解答となるのではないでしょうか。
次回から、サーバント・リーダーシップの具体的な面に切り込んで行きます。