前回「一年でも最高の季節になりました」と書きましたが、昨日の冷え込みにはビックリでした。すっかり、春服に衣更えしたキットPMは震え上がりました。
一昨日、購入した自転車を引取りに行き、昨日は朝一で初乗りに挑戦しました。気温は寒かったのですが、なかなか快適に乗ることができました。走行時間は46分程度でしたが、アップダウンのきついコース(というか、自宅が山の中腹なのでどこへ行くにしても、登り坂はついて回ります)なので、初回にしては結構ハードでしたが、どこまでも走っていけるような錯覚を覚えたほどでした。
あまり最初に頑張り過ぎるとすぐに嫌になるそうなので、徐々に距離を伸ばして行こうと思います。
今回から新テーマです。これまで、モダン・プロジェクトマネジメント(MPM)導入の効果や難しさなどについて考えて来ました。
今回から、MPMが持つ課題について考えて行きます。
これまで、本ブログで機会があるたびに取り上げて来ましたが、日本の組織のではプロジェクトの開始の意思決定があまり明確でないことが多いということです。
そのために、プロジェクトを開始してから考慮不足や思い違いなど、プロジェクトへのインプット情報の整理と確認が必要になります。
ということは、プロジェクトの前提条件が明確になるまで、プロジェクトにアサインされたプロジェクトメンバがフル稼働できないか、できても手戻りが発生する可能性があることになります。
つまり、プロジェクトのスタート時点で多くの無駄なコストと時間が発生し、その後のプロジェクト運営に大きな影響を与えることになります。皆さんもこんな経験をされたことがあるのではないでしょうか。
モダン・プロジェクトマネジメントのガイドラインの一つである「PMBOK」でも、プロジェクト立ち上げプロセスの充実が図られています。
ただ、キットPMはいっそマネジメントプロセスをもう一つ増やして、「立上げプロセス」の前に「プレ・プロジェクトプロセス」を置くことを推奨しています。
基本的に、プロジェクトの開始はプロジェクトが開始できる条件が揃って始まるということになります。当たり前ですね。
ところが、開始するための情報が不足している、もしくは不確定事項が多すぎるままプロジェクトを開始すると、「計画プロセス」で作る計画の精度が低くなります。
もちろん、プロジェクト計画自体がある程度の不確定事項を含むのは仕方がありません。でもあまりにも変化の可能性が大きいと、計画しそれに従って作業を進め、計画と比較して進捗を図るという、プロジェクトマネジメントの基本が実行できなくなります。
もし、多くの不確定事項を内在したまま進めざるを得ないプロジェクトであれば(これをキットPMは否定するわけではありません)、その時に必要なマネジメントの考え方はこれまでのマネジメントスタイルとは別の物が必要になります。
この問題は、別の機会にじっくり考えて行きたいと思っています。
ここで言いたいのは、プロジェクトをスタートする前に、不確定事項をできるだけ少なくするための努力は、これまでであればプロジェクトの外に位置づけられていたということです。
でも、キットPMの経験ではプロジェクト開始後、結局この部分を改めてサーベししないとプロジェクトを薦めることは、怖くてできません。
そのために、先ほど述べたようにプロジェクトの責任において、余分な時間と工数を使うことになります。であれば、この部分をちゃんとプロジェクト・プロセスとして位置づけ、作業を行う方が正しいアプローチだと考えます。
このテーマ、次回も続きます。
