▼今日は年末お振替休日ということで
同居人と朝から梅田まで買い物に行ったために、更新が遅れてしまいました。
歳末ということもあり、寒風の中たくさんの人出で混み合っていました。不況のさなかですがさすがにこの時期は財布の紐も少しは緩むようです。
▼PMであれば、多かれ少なかれプロジェクトの続行について
なんらかの判断をせざるを得ない状況を経験したことはあるはずです。それが、本当に仕方がないと誰もが思うような状況であればそんなに迷う必要もないのですが、そう簡単にはいかないのが世の常ですね。
何が中止に追い込むほど問題になっているのか、そのこと自体をステークホルダーが理解することすら、難しい場合もあります。
PMはいったいどのような状況でプロジェクトの存続の可否を検討するまで、
追い込まれていまうのでしょうか。
▼さて具体的な事例について考えて行く前に
プロジェクトを中止すべきと断する条件は何かを、検討しておく必要があります。
その条件は、大きく分けて3つあります。
一つは、どうやってもプロジェクトの目的の大部分を達成できないと判断した時です。例えば、見込んでいた技術的なブレークスルーが果たせないことがはっきりしたときや、採用を前提にしていた外部のプロダクトに大きな瑕疵が存在することが分った時などです。他にも、前回申し上げたようにプロジェクトではどうしようもない体制の変更が起きたり、予算の大幅カットなど大きな環境の変化があるときや、設定したプロジェクト方針が間違っていたときなどです。
ああ、キーマンが交代したり不在になったりして続行が困難になる時もそうですね。
▼2つ目は、目的が変わる場合です。
目的が変わるとは、目的そのものが別のものに置き換わるとか、新しく目的が追加されることです。複数あった目的の数が減る場合は別です。
プロジェクトは最初に設定した目的に対して、その実現のために方針を定め、すべての資源を配分して計画を立てるわけですから、目的自体に変化があるということは、まったく別のプロジェクトとして計画しなおさないといけません。
このとき、プロジェクトを継続しながら目的を変更するようなマネジメントを行うと、プロジェクトのベースラインが保てなくなり、維持することが難しくなります。
▼3つ目は、事業環境の変化等で
プロジェクトの目的を達成しても、組織経営にプラスの影響が見込まれなくなった場合です。
期待する効果がまったくセロでなくとも、これから掛かる費用と予測効果を比べてみる必要があります。もちろん効果がなければ、勇気ある撤退が必要になります。
▼次回は具体的な事例を見ながら
PMの判断のあり方を考えて行こうと思います。
そういえば、次回は今年の最終回となってしまいます。早いものです。