再び、プロジェクトの目的について考えます-6- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。


▼今朝は寒いけれどいい天気です。

 キットPMはちょっと風邪気味のようで、昨日から頭が重い感じがしています。この年の瀬、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 キットPMは明日から高松へ出張です。今回は恒例の忘年会も控えていますが、体調を考えて度を越さないように自重するつもりです。





▼さて、前回は

 プロジェクトの真の目的がPMに提示されない理由を考えました。

 もしあなたがPMであれば、要求されている仕事は一体どのような戦略に基づいたものであるかを理解しなくてはなりません。

 決して、おざなりに目的をとらえてはいけないのです。でないと、プロジェクトが本来の目的から逸れてアサッテの方向に進んでいても、PMであるあなたは気がつくことはできないかも知れないのです。





▼PMは特にプロジェクトの

 目的設定において深く思考することが必須だということ、ご理解いただけたと思います。

 要求された表面的な事象から経営戦略にたどり着くまで、もしくはたどり着いたと納得するまで、掘り下げることが重要です。

 もちろんちゃんと最初から明確に戦略を説明される場合もあるでしょう。ただし、その場合でもちゃんと納得するまで確認することは当然です。


 ただ、時には確認する相手から大変鬱陶しがられることもあります。しかも、大抵が上司にあたる人からですから、それには相当の覚悟が必要になります。

 そのようなとき、ちょっと便利な手法があります。




▼プロジェクトを取り巻く

 環境というより、ビジネスを取り巻く環境は次の3つのカテゴリに集約されると考えます。

   1.経営の視点(企業理念、経営戦略、社会環境)
   2.市場の視点(顧客、競合他社)
   3.現場の視点(職場環境、労働の効率化)


 この3つの視点でプロジェクトに期待する成果は何か?を考えることで、ほぼ全てのステークホルダーの立場を網羅することが可能となります。

 掲げる目的をこの視点でチェックしてみてください。そうすることで、戦略と目的の関係が浮かび上がるはずです。なにより、明確に説明できることがメリットです。


 もちろん細かな差異は沢山あるでしょうが、プロジェクトの方向性を共通認識としてステークホルダと共有できるはずです。

 この分析結果から、歪みの少ない的を射たプロジェクト目的を設定することができます。



 

▼このシリーズの最初に

 提起した問題は、プロジェクトの目的について多くのとらえ方があり、そのためにキットPMが考えるのと違った形で、目的を設定する場合があることに違和感を覚えたからでした。

 もしかしたらキットPMがあまりにも目的にこだわり過ぎているのかもしれません。

 でも、プロジェクトマネジメントの手法として、計画の手法やリスクマネジメントなどのテクニックを考える前に「プロジェクトの目的」とはなんであるかを、もう一度考えることは必要だと思います。



▼こののテーマは

 ここまでとします。機会があればまた取り上げたいテーマです。

 次回からはプロジェクトの評価について考えていきます。