▼相変わらず暑い日が続きます。さすがのキットPMも少々夏バテ気味です。ぎっくり腰のせいで好きなジムでワークアウトできないのも辛いです。あー、なんだかスッキリしないなぁ。
おっと、少々弱気になっているようです。気持ちを引き締めて、目の前の問題にとりかかるとしましょう。
▼前回、PMOの7つの役割の4番目までその詳細な内容を考えて行きました。今回は5つ目から7つ目までの一連の作業をまとめて考えます。
5.プロジェクト終結処理(振り返り)作業をサポートし、独自に評価すること
6.プロジェクト運営内容や評価結果を資料として取りまとめること
7.取りまとめた複数の資料を分析し、次のプロジェクトの参考とすること
そうそう、7つの役割に「PMO事務局機能」を追加しました。この内容も8つ目として最後に考えることにします。
▼さて、キットPMが唱えるプロジェクトの6つのプロセスを覚えていらっしゃるでしょうか。そう、「プレプロジェクト」「立ち上げ」「計画」「実施」「監視」「終結」ですね。
この中で今回注目するのは「終結プロセス」です。「終結プロセス」の内容については本ブログで以前にご説明したことがあったかと思います。
プロジェクトの結果やマネジメント過程で得られた成果物や知識などを評価し、記録するのが終結プロセスの役割でした。
また、そこで得られた成果物を会社の資産と考え、それを取りまとめた上分析し、次のプロジェクトで利用できるようにする必要があります。これができないと終結プロセスを実行する意味がなくなります。
▼ここで冷静に考えると2つの疑問に気がつくと思います。一つは、プロジェクトを評価するのがプロジェクト自身であって良いのか? もう一つは、取りまとめた知識を誰が保管し次のプロジェクトが参照できるようにするのか? ということです。
最初の疑問については、キットPMは評価自体が自己評価であるのは問題があるとは思っていません。ただ、やはり”評価”ですからどこかで客観性を担保しないとまずいわけです。
また、人事査定に繋がるようなPMの個人評価もPMの能力を判定できる、プロジェクト外の人が評価する必要があります。
プロジェクトマネジメントを理解した上で、情報を整理し、保管し、しかるべき人にアクセスを可能とするということは、そのための組織がないと維持するこは難しいのは直感的にも理解できますね。
▼ということで、もうお判りのように上記3つの役割を果たすことができるのは、常設の組織であるPMOだけだということになります。
企業にとっては重要な役割ですが、現場ではなかなか重要性を認めてもらえないところでもあります。プロジェクト自体を成功させるよりも難しいのかもしれません。
▼本日はこれまでです。次回はPMOの役割の最後、「PM事務局」について考えていきます。