私、キットPMはプロジェクトマネジメントに関する
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■あれっ?またミスをしたみたいです。過去の更新を確認すると、1/27に更新したはずの「PMガイドラインと現実との融合 -7-」が消えて、1/31に更新した(はず)の「プロジェクト憲章って何? -1-」と置き換わっています。んー、どうも動きがよく解らない。申し訳ございませんでした。
※アップロードの日付の問題のようです。下書きの作成の日付でアップされるようです。なお、「現実との融合-7-」は消えていなくて、「次ページ」ボタンクリックで見ることはできます。
■さて、気を取り直して「プロジェクト憲章」について考察を進めていきましょう。前回「プロジェクト憲章」の持つ役割とその内容、それから性格(変更できない)などについて述べました。思わず長編となりましたが(笑)
「プロジェクト憲章」の概要はご理解いただけたかと思います。ではプロジェクト憲章を作成するために需要なインプットである「スコープ定義書」とは何か?について少し説明します。
■スコープというのは、プロジェクトが実施する作業範囲のことですね。プロジェクトマネジメントでは非常に重要な概念となっています。プロジェクト破綻の原因がこのスコープの揺れによるところが大きいためです。
PMBOKでは、プロジェクト憲章を作成するためのインプット情報としてこの「スコープ定義書(暫定版)」を作成します。”暫定版”とついているのは、本格的な計画プロセスで厳密にスコープを定義するからです。プロジェクト憲章自体は計画プロセスの前に提示する成果物ですから、厳密な作業内容を検討する前の情報で作成することになります。ここまでいいですよね。
※第4版では「スコープ定義書(暫定版)」という表現はなくなって「プロジェクト作業範囲記述書」となっていました(汗)
ちなみに、第4版では「プロジェクト憲章」を作成するためのインプットは、下記となっています。
1.プロジェクト作業範囲記述書
2.ビジネス・ケース
3.契約
4.組織体の環境要因
5.組織のプロセス資産
また、「1.プロジェクト作業範囲記述書」で表現する項目として ①ビジネス・ニーズ(市場・技術・法律・規制などの要因から) ②成果物スコープ記述書(成果物の特性とビジネス・ニーズとの関係) ③戦略計画(どのような企業戦略の文脈から出たプロジェクトなのか) となっています。
■ちょっと分かりにくいですか?前回も書きましたが、「プロジェクト作業範囲記述書」はプロジェクトの目的・目標を厳密に考えるためのガイドラインとなっています。目的を明確にし、目的を果たすための目標(成果物)を明確にするということです。
ただ、キットPMはこれだけではなくある程度の道筋を指し示す必要があると考えていてそれが「タスク抽出」の作業となります。
■「タスク抽出」にも段階があります。段階というのはタスクの粒度のことです。プロジェクト憲章にインプットする粒度で必要なタスクを考えます。どういう思想でとのルートを選択するか、そのルートの特性はどういったものかが、ステークホルダーに理解できるようにします。
もちろん、計画プロセスではもっと詳細な、というより作業の最小単位である”アクティビティ”まで落としこむことになります。
■キットPMのいつものやり方は、下記手順となります。PMBOK4版で言っていることは網羅しているかな?
1.目的の妥当性を検証し、目的を明確にする
経営、マーケット、現場の3つの視点で考える
2.目標を設定する
目的を達成するために過不足ないもの
3.目標を実現するための方向性を示す
タスク抽出の実施とWBS作成(※ただし、概略版)
期間と予算の概略を示す
4.責任体制を明確にする
プロジェクトオーナー、マネージャ、外部、内部
5.プロジェクト運営の重要なルールを定める
会議体の設定とコミュニケーションルール
前提事項、制約事項など
■いかがでしたか? 次回は上記の「プロジェクト作業範囲記述書」で表現すべき「戦略計画」について説明します。PMBOK4版で明確になった概念でP2Mでは最初から包含されてる「プログラム」という考えが絡んできます。お楽しみに!