PMガイドラインと現実との融合 -7- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

私、キットPMはプロジェクトマネジメントに関する
あらゆるご相談、ご用命を承ります。
サービス内容のご確認、ご連絡はこちらからどうぞ。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


■今回このブログは前回と同じタイミングで書き起こしています。ブログ開始以来初めてです。ということで日曜の昼さがり、撮りためたアメリカンTVドラマを見ながらカウチの上でキーボードをたたいています。


■前回、テーマに対して内容が発散してきたように思えたので、このシリーズのまとめをしましょうと申しました。このシリーズは今回で7回目となります。

・PMガイドラインと現実との融合 -1-
 モダンPMの導入はトップダウンが必要。経営者がその価値を明確に認識しないと、形だけ導入しても根付かない。その上で、賢い導入の方法がある。

・PMガイドラインと現実との融合 -2-
 賢く導入するためには、まず現状を知ることが大事。実際にこれまでどのようにやってきたのかを把握する。ためしに実地でやってみる。そのときモダンPMのコツを伝えながら現状のやり方との親和性を確認する。

・PMガイドラインと現実との融合 -3-
 ガイドラインの情報量は膨大。その中からまずやるべきことを選択し、現実の業務に適用していく。選択するのが難しいので、経験のあるコンサルタントが必要になる。

・PMガイドラインと現実との融合 -4-
 モダンPMを運用するためのルール作りが必要になる。ルールは現状業務にできるだけマイナスの影響のないよう工夫する。

・PMガイドラインと現実との融合 -5-
 ルールを決めて運用するためには、そのための組織が必要になる。それがPMO。

・PMガイドラインと現実との融合 -6-
 PMOが果たす役割について。

 おー、結構行き当たりばったりに見えるにしては、一応ストーリーとしては整合しているように思います(笑) 読み返して1点気がついたのは3回目の最後で、これだけは最低やらないといけないものとして上げた、「プロジェクト憲章」と「プロジェクト計画書」について紹介すると書いていましたが、できていませんね。これは、別のテーマとして取り上げることにします。

■ただし、「ガイドラインと現実との融合」というテーマにしてはガイドラインをどのように捉えていけば良いのかについて、まだ記述が甘かったかなと思います。

 上記の6回に渡る記事の中でも言っているのですが、モダンPMの基本的なコンセプトやなぜそれがこの会社に必要なのか?ということを理解するということと、実際にモダンPMの手法を使って業務を進めるということを並行して行うことが大事だと思います。

 また、手法についてはできるだけ現場の負担を少なくするため、ミニマムスタートをすることと小さな成功事例を積み重ねることで、さらにモダンPMへの理解が深まるという効果を期待できます。そうすると、更に適用範囲(PMBOKで言うところの知識エリア)を無理なく拡大できるようになります。

 以上がキットPMが考える現実との融合のイメージとなります。

■それでは、まず最低やらなければいけないことって何んでしょうか?それは、このブログで昨年テーマととして取り上げ5回シリーズの「プロジェクトにおける目的と目標」になります。



 今読み返しても、結構面白い読み物になっています。(自画自賛か!とのツッコミのお声、ありがとうございます) 

 この目的と目標を正しく認識し(これが難しいわけですが)、纏めるのが「プロジェクト憲章」になります。また、プロジェクト憲章にはプロジェクトの範囲(スコープ)を明示することも必要です。設定した目的目標をどのように実現するかということです。
 これを明確にするために「作業ネットワーク図(暫定版)」を作る必要があります。キットPMはこれを「タスク抽出作業」と呼んでいます。これがちゃんとできれば(もちろん手間はかかりますが)あとは、WBSまでツールで一気に作ることができます。ここまでできれば、まずは合格点ということになります。(ちょっと甘すぎるかもしれませんが)でもこの一歩は大きな一歩となるはずです。

次回は、「プロジェクト憲章」って? について考えてみます。