直島旅行-3- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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■前回ちょっと大ネタに挑戦して返り討ちにあった感がありましたので、今日は「休憩室」で気分転換です。先月、香川県の直島へ旅行したことを2回にわたってレポートしましたが皆さんはご興味をもたれたでしょうか。今日は多分その最終回です。

■直島にはベネッセの2つの美術館以外に、本村(ほんむら)地区という集落(島の中心部になります)で「家プロジェクト」というアートの展示があります。これです。

 普通に島の人たちが暮らしてる町並みの中に、空き家や新しく立てた建物を利用した7つのアートが展示されています。
 ここを訪れるのも2回目ですが、前回作品の修正中で見られなかった「護王神社」を中心に散策しました。ただ、修正作業をされていた作者の杉本博司さんの創作中の姿を拝見できました。結局「歯医者」と「きんざ」以外の全てを回ることになりましたが。「きんざ」は公開の曜日が限定されているために、今回も訪れることはできませんでした。

■さて、このブログで紹介した地中美術館に作品があるジェームズ・タレルのもう一つの作品が「南寺」です。木造の大きな建物は安藤忠雄の作品ですが、展示内容が地中美術館の「オープン・フィールド」という作品と対になっているような、刺激的なものです。視力の暗順応という生理現象を利用したものです。最初に建物に入ると真っ暗(本当に!)で手で壁を伝いながら更に真っ暗な空間に入ります。そこにあるベンチ(もちろ手探りですが)に10分程座っていると目がなれて何かが見えてくるというものです。何が見えるかは、行ったときのお楽しみということにしておきましょうネ。

■もう一つあらためて感動的だったのは「石橋」にある千住博さんの滝の日本画です。今、シャープのテレビのTVコマーシャルで吉永小百合さんのバックにある滝の絵を描いた人です。この作品は建物の奥まったところにあり、廊下を数回折れ曲がったところにある、薄暗い部屋の壁一面に描いてあります。実際に見ると滝の流れる音が耳に響いてきます。差し込む光との関係でなんとも言えない空間に自分自身が存在しているという不思議な感覚が味わえます。お気に入りです。

■2度目の直島旅行は気持ちにもちょっと余裕があり、落ち着いて作品を鑑賞できました。ミュージアムツアーでは一層の理解が進むような解説も聞け、楽しかったです。また、数年後訪れてみたいと思います。同じ作品が違って見えるかもしれません。