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先日、娘の母親と香川県の直島へ行ってきました。直島は2回目で、前回は2年前となります。ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、この瀬戸内の小さな島は今や世界的な観光地にとなっています。今年は7月から10月まで「瀬戸内海アートフェスティバル」が開催され、ずいぶんな人出だったそうです。それで時期をずらして行ってきました。
今回は前回見逃した展示物を見るのと、素晴らしい作品と再会を果たすのが目的でした。山陽道から宇野港へ行き、フェリーで直島へ渡りベネッセハウスへ直行しました。ベネッセハウスには4つのタイプの客室があり、すべて今年の文化勲章受賞者である安藤忠雄氏の作品です。前回は「ビーチ」という波打ち際にある建物の部屋に泊まりましたが、今回は是非との同行者の希望でオーバルという小高い丘のてっぺんにある部屋にとまりました。こんな感じです。
上の写真が部屋へのエントランスで、中央が楕円の池になっています。奥に見える緑のドアがツインの入り口となります。今回は真ん中のドアの向こうにある、下の写真の右側のオレンジの部屋に1泊しました。
この部屋は丘のふもとから小さなケーブルカーで上がってくるという、ちょいと面白い作りになっています。ここから眺める瀬戸内の夜景は絶品でした。
ふもとには美術館兼客室のミュージアムがあって、ここの展示もまた素晴らしい作品でいっぱいです。前回とは多少展示内容が変わっているところもありましたが、堪能できました。特に、1時間程度の従業員さんによる展示ツアーに参加し、作品の詳しい説明を聞くことができ、同じ作品でもまた違った受け止めができ、大変楽しかったです。もし、行かれるのであれば時間が合えば是非参加されるといいですよ。このツアーでは、特にリチャード・ロングの「瀬戸内海のエイヴォン川の泥の環」という作品が白い壁いっぱいに描かれているのですが、最初、壁に描いてしまったと聞いた安藤さんが怒って身に来たら、これじゃしかたがないと認めたというものです。そう聞いてみるとまた違って見えてくるのが凡人の性ですね。それと、大好きなブルース・ナウマンの「100生きて死ね」が死ぬまでに見たいモダンアートの第3位とかいう説明も興味深かったです。もう何度もみた私は幸せものです。
このミュージアムという空間は、ちょっと他では体験できない感覚を味わえるのがとてもいい感じです。同じ建物の中に客室もありますが、和食のレストランもあります。今回は、パーク棟にあるフレンチで晩御飯を食べたのですが、前回この和食レストラン「扇」でディナーを頂きました。ということは、おいしいごはんを食べて、お酒を飲んでほろ酔いのいい気分で店を出るとそこは夜のミュージアムなわけです。ちょっとした異空間体験がすごく楽しかったのを覚えています。これです。
このお店の外が、というより美術館の中がお店になっています。
まだ、まだ描きたいことjは沢山ありますがこのへんで、次回に譲ることにします。次回は、もう一つの美術館「地中美術館」の話をします。