Art Blakey『Mosaic』

1961,10,2 (Blue Note)
Art Blakey (ds)
Freddie Hubbard (tp)
Wayne Shoter (ts)
Curtis Fuller (tb)
Cedar Walton (pf)
Jymie Merritt (ba)
1.Mosaic
2.Down Under
3.Children Of The Night
4.Arabia
5.Crisis
3管メッセンジャーズの幕開けとなった1枚であり、同時にこの体制での完成度No.1を誇る出来。
攻撃的なサウンドではあるものの、作り込みはしっかりしていて、3管の迫力あるアンサンブルと練られたアレンジ。
特にタイトル曲である#1「Mosaic」はジャズ史に残る大名曲となるわけだが、けたたましいライドシンバルの刻みと裏腹にポリリズミックなリズムパターンが知性を感じる。
他の楽曲もインパクトとフックのあるものが揃えられていて、メンバーそれぞれの手によって書かれた民主制の高さもバランスが良い。
それぞれのソロスペースも均等に割り振られているし、長尺のドラムソロも展開が上手くまとまっていて全く冗長にならない。
新規メンバーによってモーダルな要素は取り入れられつつも肉厚なハードバップの旨味を存分に味わえる大名盤。