皆様、はやいもので10月も中ばを過ぎ、すでに朝夕の涼しさに目眩を覚えながら、短すぎる秋を堪能中です(笑)

 

以前にも書きましたとおり、再編集版だけではなく、「こんなドラマ見ましたよ」の報告記事も随時あげていこうと思います。

それにしても、やたら中国ドラマばかり見ていることに気づき、まじで、自分でもドン引きレベル(笑)

 

あまり前情報を入れず、というか、中国系はそこまで詳しくないので、既視俳優/監督の作品関連以外だと、ほぼほぼユネクの一覧を見て勘頼みで選んでまうことが多いんですが、そのなかでも、いくつかいい拾い物をしたみたいです。今回は特にそんな感じウインク

今更?な皆様、そうなんです!

今更ながら、辿り着いてしまいました。


【視たよ報告】なのに、四分割、勝手に力入ってます(笑)

入りすぎて、なかなかアップできませんでした。

もはや報告じゃない🤣

やればやるほど、どんどん書きたいことが増えていくので、とりま、見切り発車ですがアップします。
 

『长安十二时辰』長安24時 / The Longest Day in Chang'an

 2019年(中国)Jun 27, 2019 - Aug 12, 2019

 40分×全48話  

 原作:"长安十二时辰" by 马伯庸(マー・ボーヨン)

 制作:Youku

 演出:曹盾(ツァオ・ドゥン)

 

今回取り上げる作品は、表題にもあるように、『长安十二时辰』

当然、内容は全く違いますが(笑)、一日24時間を1時間ずつで区切って描くスタイルの米連続ドラマ『24 Twenty Four』の中国版と紹介されることが多いようですね。

もちろん、本家『24 Twenty Four』もがっつり見たドラマでしたし、たしか筋追いでもどこかの記事で“クロエが好き”と書いた記憶あり。(笑)

※本アカウントの『寝ても覚めても』も筋追いをひっこめているので、探すのがなかなか困難ですけど(笑)

 

そんな期待値ゆえに、もちろん漠然と面白いだろうな、とは思ってましたが、想像をはるかに超えてきました(笑)

個人的には見事にハマりました!!

スピード感、アクションの迫力、ケガやら傷やらは日常茶飯事、耳に入ってくる擬音が、ドッカ~ンとか、バギッ!とか、ドスンとか、ガギィ~ンとか、ほぼ【濁音】のオンパレードですから(笑)


とにかく、人間ドラマとしても十二分にスリリングで、見てるだけで、常に脳内で勝手に秒針が動いてるような、妙な焦りにも似た感覚に陥ります。

 

それらについては、追々語ることにして、とりあえず、時代劇なので、時代だけでも把握しましょうか。

 

原作では“天宝”という現実の年号をそのまま使っているようですが、ドラマ版では、天保、つまり架空の年号を用いることにしたようです。

 

天保3年/西暦744年(ちなみに、日本では奈良時代)、唐代において、大帝国の首都として世界最大の都市に成長した繁栄の都、長安が舞台です。

 

たしかに、整然と広がる都市の様子や、律令が機能する社会秩序などを見れば、乱世の影は薄れたものの、それらは、あくまでも見た目や人口増加、物量の一極集中といった外面であり、むしろ、実際に繫栄を享受しているのは、皇宮や朝廷やら、ほんの一部のおめでたい人たち(Oups!失礼)のみ。

厳しい税にあえぎ苦しむ農民たちは、こぞって田畑と戸籍を捨てて街に逃げ、結局、まともな職を得られるはずもなく、捕まって奴婢となったり、犯罪者になったり、地下帝国に潜り、名もなき貧民となるしかない。

せっかく整えようとした戸籍制度はガバガバで底辺から崩れ出す。

正しい税の徴収の指針を失った唐国を憂う皇太子が密かに改革案を進めている、といった状況です。

 

それでも、官僚たちの頭の中は、自分の出世、それを左右するお決まりの権力闘争、後継者問題ばかり。

 

ここまで書くと、正直、歴史ものやアクションものが苦手という方には、お勧めしずらいものがありますが、それを差し引いても、登場人物たちが魅力的で、いわゆる正義と言われるものは立場によって左右され、悪は悪として悪の道理があり、裏の裏をかかなければ、ちょっとした判断ミスで命が消えていく世界に引き込まれます。

一人の人間の中の、善人と悪人の境界が極めてあいまいな、そういう世界観なのかな。

 

ホント、まじでみんな一癖ありすぎだから! ← 褒めてます!(笑)

 

そのせいか、身分や階級、年齢、性別を問わず、だれにも平等に流れていくのが「刻(時間)」なんだな、と感慨深く思わされました。

その代わり、否が応でも“時辰”について、ちょっと意識するようになってきます。

 

昔の日本も使っていた、十二支を冠した〇〇の刻、とかいう奴ですね。

(イラストAC 作者: 中居さちこさん)

今の時間間隔でいうところの、2時間刻みが1刻(時辰)となるため、「长安十二时辰」=「長安24時」、しかも、その1時間を2話にわけているので全48話ということになるわけですね。

各時辰の始まる時刻を初刻(しょこく)、中間を正刻(せいこく)と称し、1日の始まりである0時は、十二支の第1である子(ね)の正刻(真ん中)となります。← これ、そもそも初刻スタートじゃないのが悩ましい(笑)

つまり、1時間早い23時が子の初刻で、子の刻の始まりとなるので、ピタっと頂点で始まらない1時間のちょいズレ感覚がどうにもムズムズする・・・とずっと思ってた(笑)

でも、「正(刻)」の文字がつくだけで、それが「Just」を意味すると思えば、それはそれで変な説得力(笑)

 

こんな感じで、各回のメインとなる時刻は、話タイトルと共に、表示されます。


巳の正刻 つまり、現代でいうところの、午前10時となります。

最終回で、再び、巳の正刻に戻るので、

まるまる24時間経過となるわけですね。

このタイトルバックも、色味や紙質などを変えていて、きっと意味があるんだろうなぁと思いながら見てました。

 

その“時辰”を正確に告げるのが、司天台報時博士の龐霊(ほうれい)の役割なんだけど、

毎回、この人が大声で時を告げるとき、「うわ、もう、こんな時間!」となって焦るのは、ドラマの中に入り込んでる証拠です。

【フライングネタバレ】彼の正体がわかった時は「え?いつ、そんな暇が?」と固まりました。(笑)

だって、ただただ実直に、時を告げていただけだから。

でも、確かに、役所の中のことは人の出入りからなにからよく見てたよね、この人。

ただし、彼の正体が判明する頃(かなり終盤)になると、もはや誰がどういう立ち位置であろうと、受け入れざるを得ないような状況だったので、粛々と受け止めました。ショボーン


そして、迎えた上元節の1日 ← 春節の15日後。毎年変動しますが、現代で言うと、だいたい2月から3月にかけて、のどれか一日となります。

 

劇中でも、老若男女が、色取々の灯籠を灯して夜祭を行くのを心待ちにし、朝から準備に勤しみ、わくわくとその日を迎える様子が、事件と並行して描かれます。

 

長安の民にとって、特別な日。

しかも、今年の上元節は、名匠の毛順が皇帝に献上した大仙灯なる巨灯が灯される大イベントも開催される予定。

点灯は、場内は酉の初刻(午後5時)、そして、大仙灯は丑の正刻(午前2時)と、長丁場。

 

そんな、とても濃ゆ~い24時間を、主人公たちのプロフィールや行動に合わせ、関係する登場人物のつながりなどを絡めながら、内容に迫っていこうと思います。

 

その前に・・・

 

 

一応、念の為、目立つ部分には【フライングネタバレ】とか【ネタバレ】などの表記は入れてますが、もちろん、全般的にいつものごとく、ネタバレ激しめです。

 

 The若様と死刑囚

左 李必( イー・ヤンチェンシー/易 烊千璽)  右 張小敬(演:レイ・ジャーイン/雷佳音)という主角の二人が並んでおりますが、BLやブロマンスの雰囲気は1ミリも湧き上がってはおりません。← いいのか?断言しちゃって・・・(笑)

 

というか、上の画像がメインイメージなんですが、ちょっと首をひねるというか、私からすれば、断然、こっち↓なのですわ。

 

このドラマ、主役はどう考えても、この人ピンでいいんじゃないかな、と思う。

(ごめんね、ジャクソン(← イー・ヤンチェンシーの英語名)、李必がメインとして劣っているという意味じゃなく、張小敬がすごすぎるのよ(笑))

 

  誰も彼には勝てっこない!

張小敬(チャン・シャオジン)

「十悪(犯罪)のうちの九」と言われる上官殺しの罪(&熊火幇のやくざ者34人殺害)により、死刑を待つばかりの囚人。

この設定も、結構重要です。

 

元、長安の不良帥(治安維持、盗賊逮捕と犯罪捜査などにあたる役人・不良人の首領。)

  唐の時代、犯罪者と直接対峙し、捕まえるという危険な任を負う民は犯罪者崩れや訳有りな人が多かったため、そのものズバリ〈不良人〉と呼ばれていたんだとか。

 

要は蛇の道は蛇。

 

張小敬の不良帥時代の通り名は「五尊閻魔(閻魔に関わる複数の尊像をまとめて呼ぶ表現)」=閻魔オブ閻魔(笑)

 

若い頃(開元十三年)に兵役に服し、戦を重ね、開元二十三年に烽燧堡の戦いで戦った、第八団の生き残った九人の中の一人。

あれから9年。

同じ第八団の生き残りで、殺された戦友の復讐のためとは言え、上司の譚同寿だけじゃなく、熊火幇34人を殺したとあっては、そのままでいけば、間違いなく斬首。

常に、自分は「唐の国(民)を護る兵」であるという自覚を持つ張小敬にとって、必要とあらば自分が死ぬことなどやぶさかではないとは言え、亡くなった戦友に託された“今際の際の約束”を果たすためには、なんとしてでも死刑だけは免れたい。

 

彼が、骨の髄まで兵士だったということが、このドラマ48話を通じて、とても大事なポイントとも言えます。

 

死を待つばかりだった張小敬が、(メインイメージの若様)李必によって、いきなり牢から出され、功績を挙げれば免罪にすることを条件に、特例で捜査係に任命されたところから、このドラマはスタートします。

 

最初はね、誰だ、これ・・・っていうくらい、不気味な小汚いおっさんなんですわ。

あ、でも、久しぶりに牢から出された張小敬が、庭の梅の花が開きかけてるのを見た時にパッと目が輝き、いい香りだ、と声にするシーン、ここは特筆だと思います。

この後、彼は凄まじい謀略の中に身を投じることになるわけですが、張小敬という人間の品格そのものがそこに集約されているような気がして、とても印象深いのです。

 

ただ、常にイケメンを追い求めていたいびびとしては、さすがに、この登場シーンのビジュアルには、う~んと唸ってしまったものの、数々のドラマで、見目が微妙な主人公が燦然と輝くヒーローになっていくのを目撃してきてるので、すぐさま、マジックにかかります(笑)

口も態度も悪い彼の、本質が見え始めると、だんだんと、かっこよく見えてくるのよ。

復帰した張小敬の官職は都尉(武官)

とにかく、裏表なく、誰に対しても臆することなく、見てて小気味いい。(いや、最後の方で皇帝と二人きりで密談するときも、完全タメ口でしたから、敬意の表しかたが普通の人と違うんです)

このドラマにも出てくる、姚汝能(実在の人物)が後に筆記する歴史書『安禄山事跡』に、張小敬と同名人物が登場するらしいので、その人をモデルにしたということのようですが、書の中身を読んでないので実態はわかりません(笑)

 

では、そんな張小敬を牢から救い出した李必が救世主かと言えば、そうとも言い難い。(苦笑)

だって普通なら、なにもわざわざそんな厄介物件(=張小敬)に手を出すはずがない。

李必にも、李必なりの《よんどころない事情》というものがある。

 

  薄氷の上に立つ若様

李必(リ・ビ)

長安の治安を守る靖安司の若き責任者。

演じてるのは、易 烊千璽(アイドルグループ・TFBOYSのメンバー)

 

こちらは、張小敬とは正反対、お育ちのよい凛々しき若様です。

年に似合わぬ落ち着きっぷりで、神童と呼ばれた頭脳を駆使し、いろいろ策を講じるわけですが、そのあたりから、張小敬から「神童」とか「子狐(小狸狐)」とか、いろいろ呼び名を付けられるのよ。

ちょっと小賢しいけど、可愛いからね(笑)

描き方によっては、BLヒロインの線もなかったわけじゃないと思う。でも、今作において、張小敬李必ラインはほぼ無しと見てよいと思われます。(笑)

 

そんな李必くん、李氏を名乗っていますが、もとは前朝の隋の頃の皇族、いわゆる六代続く名家の出で、現在の皇族とは系譜が違うので臣下です。

李必のモデルは唐の名宰相の李泌(722-789)。

✳️さすが実在の重要人物だけあって、その歴史的功績を重んじたのか、ドラマ内のクライマックスは、史実と合わない行動だと指摘されないためなのか、登場シーンが制限されてました(笑)

もちろん、その直前までは、水責め、緊縛などなど体を張って大活躍!

 

あと、名家の男子としての嗜みはどうなってるのか、ちょっとそこらへん不明ですが(笑)、武芸の鍛錬は一切してこなかったらしい。

常に、檀棋(演:レイザ)という下女を引き連れてます。

  暁のヒロイン

檀棋

もとは没落した地方貴族の娘で、10歳で長安にやってきて、14歳で奴婢(奴隷)の身分になり、踊り子としても活躍。苦難の末、下女として李必に仕えている。

下女とは言え、李必と実懇であれば、皇太子や皇族にも単独で御目見えできちゃうし、なんといっても、雇用主の李必は、唐代きってのジェントルマンなので、扱いはかなりまし。

(でも、檀棋本人は、人々の裏にある侮蔑や見下される感覚に敏感)

李必が山を放浪していた時は、こんな風に二人で質素に暮らしていたこともある。

忠誠心厚く、気丈で肝も座ってるけど心根は優しく、なにより賢い。

李必も張小敬も、彼女の機転に救われたこと、一度や二度じゃありません(笑)

檀棋、今回の女子群の中では一番好き。

特に中盤戦以降、張小敬との絡みには要注目!(笑)

 

もともと、李必は道士(道教を信奉し、道教の教義と法術を専門に修めた宗教者、祭祀者をさす)で、道士にとって祈祷・儀式に欠かせない「払子(ほっす)」を持ち歩いているのがトレードマーク(笑)

そして、皇太子同様、何執正(何監)の弟子。

  あなたに耄碌(もうろく)されちゃ困るのよ

何執正

靖安司主管で秘書監。官位は三品。通称は「何監」。御年80歳。← まじか?

太子(皇太子)の師でもある。モデルは賀知章(中国唐代の詩人・書家)で李白とも親交があったとされる人物。

李必の登用にしろ、宮中の後継者問題に関しては、この人がいろいろ画策した部分は多いんだけど、それもこれも皆、皇太子を守り、皇帝にするため。

もちろん、李必の命も守りたいから、なにかと正攻法で敵を作りやすい李必を諌めるかと思えば、揉め事には身体を張ってくれたり、うつけ者の養子の何孚(おねだり)の大事件やらなにやら、とにかくいろいろ苦労が絶えないご長老。

ただ、残念なことに、時々裏目に出ちゃう。(苦笑)

皇帝から疎まれている、と疑心暗鬼になりすぎた部分も無きにしも非ずかな。

わざとわからないふりをしたり、ボケて見せたりするくせに、実はいろいろわかってるし、結論としては、憎めないおじいちゃんだと思います。

愛馬は白いロバ(笑)

 

ちなみに、ユネクの訳では、張九齢(678-740)と幼馴染ってなってるけど、さすがに年齢があわないと思うんだけどなぁ(笑)

この部分、中国語だと、

七岁与張九齢称友 九岁与大子交

《七歳にして張九齢(678-740)を友と称し、九歳にして皇太子と交わる》

これは、あまりにも優秀な神童であったために、年端も行かない頃から、詩人であり有能な年上の政治家から友と称されたり、皇太子との交流を許された、という意味合いか、と思われます。

張九齢も王宗汜将軍も劇中、たしか一回も登場しないので、想定されてる年齢はわからないんだけど、もともと王将軍は皇太子と友に皇宮内で育った仲なので、ほぼ身内同然で、李必とも親しいということみたい。まぁ、あくまでもこれは架空だからね。(王将軍のモデルは王忠嗣 (705-749)らしい)

画像使っちゃってごめんね、ユネク様。

九歳の時から皇太子(李璵→のちの粛宗 711-762)の親友。

  不肖の息子vs毒父か

皇太子

常に唐の国のことを憂い、施策を考えたり、性格も穏やかで真面目。

ただ、君主としてどうか、と問われると、やはり李必がいないと心許ないというか、目先の判断で動いてしまったり、感情的になったり、それでいて、父親のことを畏れる気持ちが強めな、正直ちょっと頼りなさを感じる皇太子。

逆に最初は、実は腹黒なんじゃないかと疑ってた。爆笑

次第に、反対勢力のほうが謀計に長け、強すぎるっていうことが、視聴者にもわかってきちゃうんだよね。

 

>描き方によっては、BLヒロインの線もなかったわけじゃないと思う。

と、先ほど書いたとおり、李必と張小敬とのラブラインはないと言いきってしまった私の所見、実は皇太子とだったら、ワンチャンありかも、と見立てております(笑)

やんごとなき系BL・・・そりゃ、皇太子の命を救わんと必死になるでしょ(笑)

信じたいのに、信じきれない心の揺れがドラマを生むのよね。

好き勝手なこと言ってすみません・・・(⁠◕⁠દ⁠◕⁠)テヘヘ

どうしても話を、そっちに持っていきたいのかって?

友情に紛れ込ませていても、それとは違う香りが画面から漂う“匂わせ”という奴を、嗅覚が無視できないのです。

 

皇太子派としては、ほかにも、李必や太子と幼馴染みの姚汝能(演:ルー・ファンシェン)がいます。姚汝能を含めて、三角関係かどうかについては、話しがややこしくなるので、一旦置いておいてください(笑)

 

  私とて、なにも好きでズルく立ち回ってるわけじゃない

姚汝能

太子の側近。官職は東宮右衛率。。時の権力者(則天武后)に疎まれ、左遷された宰相姚崇の孫。

※実在の人物、姚汝能がモデル。
不遇の姚家の跡取りです。

【ネタバレ】一歩引いた立場でこの騒動を見ているようなところもあり、だからこそ、張小敬が命がけで長安の民を守る姿を見て、内心では感ずるところがあったらしく、ちゃんと張小敬の指示通りに動くようになったり、彼自身も身の処し方に変化が現れるんです。

もちろん、だからといって、全面的に“いいひと”になったわけではなく、ある種、仲間を裏切り、敵方についてみせる行動を取る、とか、結構、トリッキーな役回りをみせてくれます。

 

だって、彼にとっては、亡くなった祖父や父の汚名をそそぎ、姚家の再興こそが至上命題であり、なによりも優先すべき正義だから。

 

 

後に、実在したリアル姚汝能は、張小敬についての記述があるという『安禄山事跡』を書いたとされてます。← 姚汝能の生没年など詳細は不詳。

劇中、「お前(張小敬)の経歴は面白いから小説になる」っていうセリフを、姚汝能に言わせてました(笑)

 

でもなんといっても、この人が27話で見せた「退くな!」の望楼の太鼓、あれは感動ものだったよね。

あの時は、自暴自棄になって、もう長安のことなんか知らねぇ、俺の手に負える事件じゃねぇと長安から逃亡しかけていた張小敬を立ち止まらせ、手詰まりになってた檀棋や、劣勢になってドン底に陥ってた李必たちみんなの「希望」になったのよ。

張小敬が「簡単に言うな!」って呟いたのもおかしかったけど(笑)

 

途中ですが、長くなってしまったので、一旦、ここで切ります。

 

念の為、Youtubeにアップされてるtrailerを置いておきます。

ご自分の加入されてるサブスクに来てない、とか、すぐさま、課金はちょっと・・・という方々に、雰囲気だけでもわかっていただけたら嬉しいです。

 

ちなみに、モデルとなった史実にある実在人物については、一応、玄宗皇帝の時代ということで、他のドラマなどを視聴されてる方もいらっしゃるかと思うので、とっかかりのように付記していますが、ドラマはあくまでもフィクション、私も「あれ?これ、別の人のエピソードや設定を拝借したんじゃない?」と思ったところもあったくらいなので、あまりシビアに見るのもね、って感じです。


★『长安十二时辰(長安24時)』2に続く★