これも、去年(2025年)の5月頃に書いてた記事を発掘してきました。

中途半端すぎて、投稿できない記事まで入れると、そういうのいっぱいあるんです。(笑)

 

これは比較的、まともに、筋追いをやる気で準備していた作品でして、第1話くらいは網羅していたので、ちょっと手を入れてお披露目です。(≧▽≦)

 

ではでは、はじめます!

昨年(2025)『TOP FORM』の筋追いを始める前までは、本当は、この『成化十四年』を含め、2~3くらいの華流作品のうちから一つとりあげようと準備をしていたことは、わりと小出しにしてきたので、覚えておいでの方、いらっしゃるかしら?

 

この『成化十四年』は2020年の作品ということもあって、すでに時間も経ってますし、あまり馴染みのない作品かもしれません。

話数も多く、少し長いんですが、メイン・サブともに、登場人物たちも魅力的ですし、そんなに小難しい内容でもないので、筋追い向きかな、と思って見切り発車しようか、と思っていた矢先、途中で動画のデータに不都合が生じているのに気づきましてガーンガーンガーンガーン

 

他にも、こういった活動をしている伝手に頼ろうと思ったのですが、そちらも難しいという形になってしまい、← これが、筋追いを途中断念した一番大きな要因。

いずれ、“見たよ報告ドラマ”として扱えればいいなぁと思っておりました。


・・・とは言え、ドラマ自体は、ユネク(見放題枠)でも見られるので、他のサブスクもいけるのでは? ← 調べなくて申し訳ない!

ご興味のある方で視聴可能な方は、どうぞ。
 

英語タイトル「The Sleuth of Ming Dynasty」が示している通り、

いわゆる『明時代の探偵』

推理モノです。

 

 

 『成化十四年』

 The Sleuth of Ming Dynasty

 2020年(中国)Apr.1~ May.15/2020

 45分×全48話

 制作:iQiyi

 配信:Meng Xi Shi (梦溪石)  

 演出:Yang Huan 杨欢、Yang Tai杨泰

 対象年齢:15歳以上 

 

 

日本では、~都に咲く秘密~とか言う邦題もサブタイトル的についてるみたいですね。

 

 

そもそも、これに手を出そうと思った理由は、2.5!


1)U-NEXT(見放題)で、気軽に見ることが出来たから。(笑)

 

2)「我叫劉金鳳」に出てた“辣目洋子(ラームーヤンズ)”こと 李嘉琦(リー・ジアチー)が出演しているから! 

※ちなみに、2022年年末の記事の最後にちらっと紹介したドラマです。邦題は「劉皇后の仰せのままに」

このドラマ、衣装が和風に偏っているという非難が殺到したことに加え、その後も、外国風の芸名に対する風当たりが強くなり、お母さんの勧めもあって、本名で活動することを2022年に宣言。なので、もう、辣目洋子の芸名は使ってません。

 

そして、主役の一人グァンホン(ダレン・チャン)は、F4好きな私にとって、一族郎党、まぁ親戚(下の世代)みたいなものよ(笑)

向かって右です。念の為。

隣は、タオミンスー役の王鶴棣(ワン・ホーディー)です。念の為(笑)

 

0.5)ジャッキー・チェン ネットドラマ初プロデュース<製作総指揮>

彼のことが、特別好きとか、そういうわけじゃないんです。

年代というか、まだ実家にいたとき、← 子供だったんで、当然ですけど(笑)

一時期、きょうだいでハマりまして、酔拳とか、蛇拳とか、もう、どれがどれやら、わからない、とにかく、あのあたりの映画が当時すごい人気で、やたら見まくってた記憶がありまして、私の中で、ジャッキーはアクションよりコメディセンスが光ってたような気さえします。 ← 今にしてみれば、それもどうかと思うけどね。

 

プロデューサーとして、中国・横店でのロケに自ら足を運び、ジャッキー本人ならびに、彼の精鋭スタントマンチームも同行。撮影に参加し、アクション指導を行うという贅沢演出だそうです。

じゃん!

このPR写真、かなりの、BL作品圧を感じるのは、私だけだろうか(笑)

そして、真ん中にいるジャッキーに、P‘Ta味を感じるのはなぜだろう?🤭

(あくまでも、時代劇ですので、本編に、こういうかっこいい、スーツ姿のイケメンたちは出てきません(笑) 誤解なきように)

 

さて、原作者は、梦溪石(モンシーシー)という方で、原作の内容的にはバリバリのBL小説・・ということですが、ドラマ化にあたっては、もちろん、その設定は、マイルドにマイルドに、ブロマンスにすら、到達していないかもしれないくらい、そこはかとないものとなっています。

 

それどころか、女性キャストを、それぞれ主人公二人に、恋のさや当て的に配置してくれるんですけど、← 最初は誰トク?🤔って思いましたが、実は隠れた効果あり(笑)

このご時世なので、様々な手法を編み出し、世に送り届けようとしてくれる大陸ドラマ系の制作陣。← 『猟罪図鑑Ⅱ』のためにも、ここを強調したかったんです。!!

 

そこまでして、姑息な手段、いえ、カモフラージュしてもですね、あ~ら不思議。

本来、醸すはずの男女ロマンス感は、見事に仲間愛に昇華され、どういうわけか、主人公二人の関係が、脳内では、ちゃんと補完されちゃうんですよねぇ(笑) ← 私だけ?

 

序盤から、すごく面白かったですし、全般的な作品のクオリティという点からみても、私は好きです。

さすが、ジャッキー・・、アクションが画に説得力を生んでるような気がします。← 思ったより、ゴリ押しでも必要過多でもなく、バランスがいい感じとでも言えばいいでしょうか。← 安定の、上から物申し女。

 

狙いどおり、主人公たちが真面目にワチャワチャすればするほど、おかしみが増す・・という感じです。

 

【ざっくり雑感】としましたが、こういう長編ドラマはあらすじだけ置いても、あまり意味がないと思うので、まずは、導入として、時代背景と主要キャストの説明だけ、ちょろっとびび流の注釈をいれときますね

あと、せっかくなので、主人公二人が出会う周辺くらいまで取り上げていこうかな、と考えています。

なにしろ、簡単な視聴感想に留めようと思っても、48話と長いんで・・・(笑)

いつもの調子で書いていたら、年単位まっしぐらです(笑)

U-NEXTの回し者ではありませんが、本編見てね💘


 

時は成化帝が世を治める明朝時代・成化十四年。

※明王朝〈1368年~1644年〉

ドラマ中、バンバン登場してる「陛下」成化帝↓ この人です。

(中の人は、『猟罪図鑑』の時にも軽く触れましたが、小安の実パパの楚天啓を演じておられました蔡珩さんです)

 

このドラマの成化帝(即位1464〜退位1487)はどのへんか・・というと、真ん中あたりの9代目← 日本だと、成化十四年(西暦1478年)は、室町時代あたり、(応仁の乱とか覚えてる?あれの終わり頃)です。

 

ドラマでは、割と、目ざとく情勢を見ている強気で切れ者の帝・・みたいに描かれておりますが、史実に伝え聞く巷の評判は・・と言えば、これといった突出した才覚を持った王様という印象もなく、年上好きで、恋女房の万貴妃(ばんきひ)を相手に、恋には一途だった皇帝ということで有名です(笑)

 

あ・・説明がそれだけだと、ちょっと可哀そうかな。

「土木の変」で遊牧民勢に捕虜になった王様(6代正徳帝/英宗の呼び名のほうが有名かも)の息子。パッパがいなかった間に、おじさんが王様(7代)になったり・・・パッパが戻ってきて、また皇帝(8代天順帝)に返り咲いたり、そのあとを自分が継いだり・・という複雑な背景に翻弄された感ありな人です。

(図版:Wiki参照)

 

一応、フィクションの皇帝ではなく、実在の人物「成化帝」を名乗っているからには、ドラマ内で説明がされてなくても、当然、そういう皇帝だという前提で見ていればいいんですよね???

 

ここらへんの、複数の隣国からの外圧を含めた力関係が、先にわかっていると、ドラマが数倍おもしろくなりますが、あくまでも、ドラマはフィクションなので、脚色ありまくりです。(笑)

 

さて、お次は、さきほども話題に出た奥さん、万貴妃さんです。

恋女房とか、一途に愛された、とか書かれたら、それだけで、万貴妃、とても、いいイメージですよね。

このドラマだけではなく、万貴妃は、成化帝にとっては、とてもいい奥さんだったみたいですが、それ以外には、後世にまで語り継がれるほどの、皇太后や後宮との女同士の争い、嫉妬と権力、血も涙もない猛烈で残忍な王妃というのが一般的なイメージらしいです。

【プチねたばれ】後半、この方、この↓画像通り、鎧を着こみ、皇帝を守ろうとしますから、少なくとも、気の強い男勝りなイメージっていうのは、このドラマ内でも健在です。

 

同じく、万貴妃を取り上げたフィクションで言えば、「后宫(王の後宮)」(2011)あたりがドンピシャ。

 

ま、ドラマウォッチャーにありがちなことですが、歴史認識というものは、どのドラマを最初に見たか、また、どの立場に立って視聴していたかによって、見方はいかようにも変わるので、本当のところなんてわかりません。← 歴史は好きですが、歴史家じゃないので、そこらへん申し訳ありません。


話を戻しましょう。

 

そんな上の人たちに、使えるのが、隋州唐泛、そして、汪植 以下、このドラマの主人公となるべき、臣下たちです。

 

まずは、都の行政機関である順天府で法を司る推官として抜群の推理力を誇る唐泛/タン・ファン(字は潤青ルンチン)(グアンホン演)

天才的頭脳の持ち主だが、争いごとはめっぽう苦手な唐泛

※唐泛を演じるのは、『流星学園2018』(中国版『花より男子』)で花澤類を演じたグアンホン。

 

北直隷の直属の順天府 平たく言うと、行政全般を司る“お役所”でいいかな?

タンファンがしていた“推官”というお仕事ですが、一般市民の揉め事を解決する末端の裁判所みたいな司法に携わる業務です。

既に両親は他界、家は貧しく、なんの後ろ盾もありませんが、頭脳は明晰。

科挙に優秀な成績で合格した官僚予備軍です。

とにかく、グルメでおいしいものには目がない、という変わり者。


 

タンファンの相手役・・相棒となるのは、秘密警察・錦衣衛の隋州/スイ・ジョウ(字は広川/ガンチャン)(フー・モンボー演)

秘密警察・錦衣衛のリーダー格で、クールな武闘派の隋州。

※中の人:フー・モンボーは、金鐘奨や台湾電影金馬奨など、大きな賞レースに何度もノミネートされる実力派台湾人俳優。

 

ここらへんの中の人のバックグラウンドを含め、『猟罪図鑑』の主役二人に似てるなぁ・・という邪推強め(笑)

 

錦衣衛という部署については、“中国ミステリー時代劇”ドラマでわりとよく名前があげられる部署かもしれませんね。(笑)

シンプルに、皇帝直属の捜査部門です。

そのなかで、いかんなく力を発揮するのが、錦衣衛・北鎮撫司总旗(総旗)の隋州。

現場での指揮官というか、隊長ですね。

 

・・・と書くと、まるで、無敵なイメージですが、権力が集う場所で、業務にだけまい進できるとか、人間関係が楽だとか、そんな甘い話があるわけないです。

有能で、皇后の甥っこという名家出身の隋州でさえ、ものすごく気苦労が多いんだから、世の中、見上げれば、“目の上のたん瘤”だらけなのよ(笑)

 

最後、もう一人、この人は実在の人物として、史実的にも、有名な部類?

でも、詳細は不詳。

汪植/ワンジー(リウ・ヤオユェン演)

万貴妃(アリッサ・チア演)と成化帝に、一生の忠誠を誓った宦官です。東廠(とうしょう)の独走を押さえるために設置された西廠(せいしょう)の提督大監を務め、皇帝からの信頼も厚く、主役の2人に食い込む、仕切り役というか、キーマン。

 

出仕した6歳の頃より、万貴妃に可愛がられて成長し、成化帝に重用され、宦官としては異例の大出世を遂げた、ということの本当の意味とは・・・。

 

敵の多い皇帝と万貴妃から重用されるということは、その敵をも自分が引き受けねばならないということ。

 

「わたしくめに、おまかせください」

敵(今後なりうるも含め)となった人物に毒入りの酒をもって、微笑みかけ、労いながら、粛清していく様は、もちろんダーティではありますが、ただの始末人というより、どことなくアイソレート(群れに属さない孤高)な佇まいがあります。

 

ただし、どんなに、上手に綺麗な声で鳴こうと(手柄をたてようと)、所詮、籠の鳥は籠の鳥。

 

最後のほうは、主役を喰いすぎて、汪植ワンジーがもっていく場面、かなり多かったように思います。

 

とりあえず、このあたりのメインキャラクターたちは、否が応でも、頭に入ってきますので、大丈夫です。

 

ざっくり言うと、見た目も性格も正反対のメイン二人が、図らずも共に謎を解明していく中で、時にぶつかりあいながらも絆を深め、やがて明朝一の名探偵コンビとなり、 最強の相棒へと成長していく、という推理劇ブロマンスです(笑)

  

ほんと、ざっくりすぎ(笑)

 

先にも書きました通り、ご参考までに、最初の事件の導入部、大体第1話~第2話の途中くらいまでの内容にとどめますが、次回、ざっくりと雑感をアップしますので、よかったら、視聴のおともに💘

 


★ 【ざっくり視聴】『成化十四年』皇太子ご学友誘拐事件その1 に続く ★