続きで〜す💓

前記事未読の方は、【奇蹟 Kiseki 筋追い完走企画】Part.2 前編 ※当然ネタバレ を先にご覧くださいませ。

 

ドラマ視聴中に感じたちょっとした疑問などを寄せ合うQ&A方式。
もちろん、解決するわけではないのですが、ちょっとしたモヤモヤが収まらないときこそ、こういう場所があったらいいかな、ということで、不定期開催してます。

  

一応、ブロックに分けて、各トピックごとに、まとめてはみたものの、これが一番難しい。(笑)

いろいろ、順不同な部分や内容の重複などについてはご了承のほどを。

(空色文字は、コメントやDMその他、皆様からのご意見や疑問などです。。。)

 

 

完走記念と題しているだけありまして、ドラマをご覧になってる前提で進みます。

当然、ネタバレです。

OKの方のみ、お進みくださいお願い

 

 

さて、後編です !

 

やりはじめて実感する『奇蹟』の疑問の闇深さ(苦笑)

どのへんが・・と言われても困るのですが、とても、片がつくとは思えない。。。(笑)

 

   謎多き范家 その華麗なる困ったちゃん一族

 

日本で知られた台湾(ラブコメ)ドラマのオリジナルお金持ちと言えば、古いところでは、「命中注定我愛你」(ハートに命中!100%)のジェイのおうちである紀家あたりがパッと思いつくのですが、あそこは、桁違いの財閥ほどとは言えない気がしないでもない。。← 跡取り問題とかはあったものの、おばあちゃまは優しくて・・・良かったおねがい

 

とにかく、規模は違えど、お金持ちの中でも、名誉や外聞を気にするくらいの名の通った名家であれば、もちろん財産に目がくらみ、やらかす人がいるのは当然としても、少なくとも、刑務所に入った未成年の子にアサシンを差し向けるような殺伐としたえげつないことをする輩がいるような感じではなかったような気がするのですが。。。この15年くらいの間に、台湾ドラマ界になにがあったのでしょうか?(笑)

 

老太爺 (范弘達)

ただの爺だけじゃなく、くそをつけても、あまり胸が痛まないという意味では、私にとっては、なかなかのヒール。最後まで改心しなかった年配者クラスだと、『飛魚高校生』に出てきたフィオナの父といい勝負。

本当は、誤解であれ、思い込みであれ、なにか、よんどころない理由があってほしかった気持ちもなきにしもあらず。

 

 サーチそれにしてもこの爺さんと血が繋がっていると言うことはルイも年取るとこんな顔になっちゃうの? やだ、勘弁😬して(笑)

 

メモ:隔世遺伝は結構強く表に出やすいので、似るのであれば、わりと赤ちゃんの頃から片鱗があるはず(笑)
ワンチャン、そこに賭けたい!

 

かなり非道なことをやっているのに、表面上あまり問題視されなかったルイの両親

この人たちには、いろいろ言いたいことがたくさんあります。

 

特に母!!

息子の将来を思い、婚家や本妻の息子をたてて、息子にあまり目立たぬよう、言い聞かせたのは百歩譲ろう。

でも、ピアノの蓋で、息子の指を骨折させるなんて、言語道断。

子供の頃にピアノを習ったりしていたら、あの蓋で手を挟む恐怖は皆覚えがあるはず。← え、そこ?

 

結果、爺が根本原因なのは不変ですけど、二人の女性を守りきれなかったパパの罪も大きいはずです。

台湾は一夫一妻制ですけど、一部の資産家は、一夫多妻制(の頃の感覚)がまだ残っている、と聞くことも多いです。

内心はどうあれ、いがみ合うことなく、暮らしてるパターンもあるんちゃうの?

爺だって、絶対、愛人を囲ってたと思うんです。

 

爺の一存で、ルイのママへの処遇には厳しかったのか、ルイのママがルイの存在を意図的に隠そうとして、黙って姿を消したのか。

パパからの隠し援助が途絶え、女手一人で育てる限界を感じていたところに、范家から戻るように連絡がきたのか。。

そこは、わかりません。

 

まともに疑問をぶつけたくても、存在状況の痕跡がなさすぎて・・・。 

 

サーチルイの父母は全く出てきませんが二人とも亡くなった?まさか権力争いで殺されてたりして?ついでに弟の母親(正妻)の生死もわからないですよね。亡くなった後にルイ母子が家に入ったのかな?

 

メモ:ルイの話では、死んだ、と思っていた父が生きていて、迎えにきたと言っていましたが、来たのは本人とは限りません。

今わの際だったのかもしれません。

范家の中において、パパに何の力もなかったのは、その後のルイの扱いから見ても明らかですよね。

正妻(チェンのママ)が亡くなったから、ルイ母子を呼び戻したのであれば、まだましだったかもしれませんが、どうだったんでしょうね。

 

とにかく、早い段階で、両親ともに他界。

ただ、彼らが、権力争いで殺されていたかどうかまではわかりません。

ろくでもない親族ばかりだったみたいなので、ストレスが元で変調をきたし・・・というのはあったのかもしれません。

実際、ルイのママなんて、(范家に入ってから)精神を病んでた、としか思えないです。

 

 

范姜睿臣(チェン)

ジャンルイチェンという名前が長すぎて(笑)、めんどくさがって、チェンで通してしまって申し訳なかったです。言い慣れれば(書き慣れれば)、別になんてことなかったのに。。

ルイの名前との、“睿”という共通項に、爺に敗け、二人の女性を苦しませたパパの想いを汲み取りたいです。

最初は、家督人で絶対権力者の爺の名づけか、もしくは、代々、范家の直系男児には、“睿”の字がついてるのか、とが考えましたけど、爺に、“睿”の字はついてないし、そもそも、愛人の子ルイのほうがチェンより先に生れてるから、爺が名づけたりするはずないもんね。

睿とは、天子に関する尊敬語/さとい/あきらかなどの意味をもつ。

 

チェンに関しては、疑問殺到(笑)

人気者だな(笑)

 

 サーチ正式な相続人の弟クンが不思議すぎました。この人は、本当に、ルイの味方なんでしょうか。

 サーチルイとは実際兄弟として同居していた期間もあったんですかね。兄の存在はいつ知ったんでしょう。

 サーチ(チェンの)ルイ母のルイに対する言動はどうでしょう。知ってて胸を痛めたりしていたのかな。父の愛人母子だから複雑ですよね。でも愛人の方が先なのかな。チェンなりの負い目がルイにあってのモロモロの行動なのかしら。

 サーチ爺にはうんざりだし、この家をクリーンにしたいという思いもありーの?

 

メモ:私も、上記の疑問がぬぐえないうちの一人です。

でも、自分の代になったら、この腐り切った范家をなんとかしたい、という気持ちは強く持ち続けているような気がします。

チェンはチェンなりに、嫌な思いをしてきたんじゃないでしょうかね。

 

とにかく、

・幼少期から、突然現れた異母兄のルイに対してどんな気持ちを抱きながら成長してきたのか?
・セリフだけで出てきた7番目の叔父との関係は?

 

このあたりの描写が少しでもあれば、ルイと手を組んだ理由が、シンパシーからなのか、利害なのか、がはっきりするような気がします。

実際、言ってることは、まともですし、自分が作り上げた情報網を駆使し、事態を最悪化しないために、裏で暗躍しているのは確かなので、その手腕を信じたいですけどね。

 

前記事の、ルイの項目でも触れてますが、実際、ルイの記憶喪失の偽装がチェンにバレたときの描写、ならびに、ルイがチェンの申し出に乗ったあたりの経緯等も見たかったですね。

 

チェンが、ゾンイーの刑務所内での危機を匿名でアイディに知らせた、ということは、かなり以前から、ルイの動向や人間関係もチェックしたってことに他ならないと思うんですよね。

 

ジャントン事件後、范家に戻ったルイが、仕事上、ほとんどの時間をチェンと一緒にいるとなると、ごまかしきるのはむつかしかったのかもしれませんが。

 

それでも、ルイが范家にやってきた当初、チェンが覚えているはずがないくらい幼かった頃の、ちょっとしたやり取りなどが発覚のきっかけだったりしたら、それはまた、ドラマですよね。


 

 サーチルイの代わりにどこかのお嬢様と結婚してもいいみたいなこと言ってませんでした?そこまでいくと、あんたまさかルイ兄のこと…。すみません、BL脳が暴走しました。でも待って、ルイを家から離そうとしてないよね。自由にさせてあげてもよさそうなもんだけど。あわわー!

 

メモ:すばらしい!! この視点に立ててこそ、腐女子の鑑。

 

エレベーター前で、ゾンイーと再会し、動揺するルイをさっとエスコートしたのは、ゾンイーへのフェイクのように見せかけておきながら、

 

そういう目で見ると、

・再会後、たまらず来てしまったゾンイーの家の前にて、“(なんでもできるカッコよくて頭のいいお兄ちゃん(ルイ)を好きになったのは自分(チェン)のほうが先だったのに・・・)たとえ、どんなに好きになっても好きになってくれない人”を前にして、「自分が愛した人が自分のことを愛してくれるなんて、奇蹟だよ。」なんて、突然、観念的でポエミーな言葉を言い出した車内の様子とか、

・ホテルで、鍵まで渡したくせに、ルイの部屋に入ろうとするゾンイーを再度止めて、気持ちを確認したところ、とか

・ゾンイーの信念の通ったルイへの愛の言葉に、最後、黙って、す~っと身を引いたところとか、

・・・などなど、やばい。

そう見えてきてしまった。。。(笑)

 

兄を気に入ってる、という女と結婚しようとするなんて、なんて、鋼のメンタルドM

しかも、誰と結婚しても同じなら、兄の恋路を邪魔しない方法で。。。と考えた上だとしたら、そんなの、ただの政略結婚を超えた究極の偽装結婚じゃないですか?

※まぁ、この件がなくても、聡明はともかく、わざわざ自立心旺盛なんていう名家のお嬢様と結婚するって、ちょっと、偽装結婚くさいな、と思ってました(笑)

そもそも、お嬢様と、この二人、先に会食してて、面識あるんだよね。。

この時、仕事のあと、ホン会長の令嬢とごはん食べようって、喋ってた。

 

ああ、こういう楽しいネタを投下していただけて、本当に嬉しいです。

 

 

サーチ:【ゾンイーが刑務所で命を狙われる理由】

そしてゾンイー暗殺の件ですが、ゾンイーを亡き者にしたい理由は真実を知っているからですよね。ルイが真犯人であることを隠したい、よく言えばルイを守りたい、ついでに男性の恋人などいてはならない、となると爺の指図かと思うのですが。また、出所後いくらでも殺害する機会はあったはずなのにスルーとはこれ如何に。ケーキ屋さんの開店資金はどこから?4年前の余り?

 

 

メモ:ここも、不思議ですよね。突如、名前だけ出てきた叔父さん(ハン・ジアホン)の話とか。

(范家の犯罪者たちを全員、刑務所送りにしない代わりに、代表して、奈落の底に堕ちる人身御供が必要だったんでしょうか・・・)

アイディの話から想像すると、一度ならずも、執拗にねらい続けてきた、というのだから、かなりの本気度です。

 

ただ、なんとなくですが、爺は、ルイと手を切らせるために、ルイの身代わりに罪を着せたり、刑務所に入れたり、いろいろ画策したものの、(ゾンイーを)殺すまでは考えてなかったんじゃないかな。

そうでなければ、出所後、ケーキ屋に会いにいき、金で解決を図るなんて悠長なことをせず、再度、問答無用でアサシンを差し向ければよかったんだから。

「じいさんの偏執にも困ったもんだな。台中まで直接出向くなんて、信じられないよ。」と言う呆れた口調のチェンの言葉からも、爺に、ゾンイー殺害の意志までは感じていなかったことがうかがえます。

 

となると、最初の大怪我については、爺も痛めつけてやれ、と指示を出したような気がしますが、そのあとは、爺の意向を曲解した叔父さんがご機嫌取りのために続けてたのかな、という気もします。

 

それに、あの年、台湾、法律が変わって、同性婚が正式に認められたんですよね。

実際に、結婚でもされた日にはたまったもんじゃない、という意識が働いたのかもしれません。

ルイに関しては、爺を差し置いて、どうこうしたとなると、それはまた、問題があるので静観だったのかも。


開業資金については・・・4年前の残りということにしてドンヤンがかなり提供したんではないか、そうであってほしいな、と思っています。

 

 

サーチ結局ルイは財閥に属したままですよね。爺の弱みはつかんだし、弟もいい人なのでとりあえずは安泰かもしれませんが、この先不安です(誰目線)。財閥とはキッパリ縁を切った方がよかったのではと思います。

 

メモ:范家の財産やらなにやらネームバリューなどにはなんの魅力も感じないでしょうが、この家の鎖は、それだけ、ルイにとって、大きなものなのかもしれないですね。

ひどいことをされても、母が望み続けた范家の一員でありつづける意義とか。

 

いつでも断ち切れる、されど、チェンとの絆を切るのは忍びなく。。。

私が、7番目の叔父に執着するのは、そこなんですよね。

秘密裡に、ルイを助けてやれ、とチェンに指示していた范家では異端の存在。

チェンの本心を知るには、やはり、七番目の叔父の存在が不可避だと思うからです。

 

  白家(バイファミリー)

 

キラキラお父さんもジンユーも、ほんわか&明るくて、大好きなキャラでした。かれらのでてくるシーンは大好きでした。

キラキラ海外の建築に興味があります。間口が狭く縦に伸びてる家の中の様子が見られて面白い、と思いました。

 

この方とは、台湾の建物の話でちょっと盛り上がりました。

ちなみに、ゾンイーが最初に住んでいた部屋は、韓国では、オクタッパン(屋塔房/옥탑방)と言われるものですが、中国では、「頂樓加蓋」というらしいです。本当は違法らしい(笑)最近は、おしゃれな造りのもあるらしいけど、それはかなりのレア。当然の如く、夏暑く、冬寒く。エレベーターなんてないので、チェンイーはアイディを抱っこしたまま、降りた。(笑)

その分、お家賃は抑えめ。。。いかにも、バイ・ゾンイーの住居って感じ。

 

サーチ母親のことは、深く取り扱わなくて良かったんでしょうか?

サーチ母は何故虐待していたんだろう。うだつの上がらなそうな人ではあるけれど善人ですよね。よっぽど貧乏で息子にあたっていたんだろうか。そしてそんな女性をあの父が選んだのも不思議だし、虐待には気づかなかったのかしら。

 

メモ:日々、鬱屈した思いを発散できない母親が、全て闇落ちしていくとは思えませんが、いつのまにか、蝕まれてしまうのかもしれないですね。最初は良かったんだと思います。パパの心臓病が発覚したか、重症化していく中で、経済的に傾いていったとか、その辺りかもしれませんが、真相は闇の中。

風雨(雷)の夜は子供の泣き声が響かないので、(暴行)発生率が高い、歯止めが効かない、というのはよく聞くので、さもありなんですけど、同じ家の中にいるパパには、虐待に気づいていてほしかったです。

 

  

  妹以外で、初めて心を寄せた人の手にかかった毒蛇

 

ジャン・トン(張騰)

出演時間と、その存在感と意義が比例しない男、ジャントン(笑)

 

わりと台湾黒社会と似通っていると言われる日本のヤクザ映画で描かれる組織図を考えると、そこそこの規模をもつ組織「龍幫」でのし上がった若手の幹部トンが、親分から若い衆をもらって自分の組を作る=“龍幫会系〇〇組”の長みたいなイメージでいたんですが、思った以上に扱いが下部組織だったというか、ルイの襲撃を皮切りに、下部組織に転落したというか・・。

ミンレイは、例のお風呂シーンで、余分なことをして「龍幫」との連携に水を差してくれたやんけ、と、チェンイーに強烈な叱責をかましていましたが、どうも見ていると、「龍幫」側が義雲盟に気をつかって、ジャントン一派を切ろう、切ろう、としている節が見え隠れ。

協定を結ぼうと、停戦中であろうと、しのぎを広げるのが悪いことだなんて、これっぽっちも考えてないジャントンをもて余していたのか。。。

とにかく、若くして台頭した悲運と悲哀が詰まってましたね。 ← Vシネ版「奇蹟」(笑)

 

 

サーチ:【ルイとジャントンの関係】過去は仲良かった?けどジャントンはルイに裏切られたと思ってる。

ルイは人たらしだからジャントンを惚れさせてしまった。うん、わかる。で、ジャントンが裏切られたとか言ってるのがよくわからない。

 

メモ:ルイのコミュ力の高さが、変に作用し、孤独で残忍な毒蛇の妄執をかきたててしまったのか。。

#奇蹟スペシャル+ を見る限り、

 

 

 

 

最初の出会いで気になっていたルイに、

↓ 

危ないところを、廃工場で、救われた。

こいつ、チェンイー=義雲盟を裏切った 

※ヤクザの世界で、これは、かなり大きいことのはず。下手すりゃ、命取られますから。

そこで、ジャントンはこう考えます。

ジョールイは、范家に対しても義雲盟に対しても恩義もなければ、属す気もない。

一方で、

そうか、そのくらい、俺に気があるのか。

だったら、俺がもらってどこが悪い!

短絡的だけど、ちょっと可愛い(苦笑)

・・・という流れは、はんぶん冗談にしても、他にも、ドラマ上では描かれていなかっただけで、一方的な“きゅん♥”なやりとりが、この数年の間にたまっていったのか。

 

例のバーでの、アイディをからかってたシーンなんて、お前(ルイ)に言われちゃ、退くしかないよな・・・的な感じがプンプンしました。

 

でも、あの罪作りな黒猫本人からしてみたら、ただ、蛇腹にすりよって、“にゃあ”って鳴いただけくらいの自覚しかなかったんでしょう(笑)

 

後々も、殺めてしまった罪悪感はあれど、ジャントンの愛憎を、ルイが心の底から受け止めたという描写すらなかったですもんね。

 

スーニンも、兄を殺された恨みを口にはしていたけれど、兄の恨み言の代弁ではなかったし。。。

 

サーチ上部の方では協定を結んだのに、ジャントンが勝手にルイ側(=チェンイー)にいやがらせ(では済まない)してたんですよね。高校でクスリを捌くなんて酷いことして、その解決のためにルイが潜入するのは裏切りですかね。チェンイーに自分の情報(アジト?)をルイが流したとかなんとか、ここ、特にわかりませんでした。実際そういうシーンありましたっけ?だとしても、仕掛けているのはジャントン側でそれを止めようとするのは当たり前では。

 

メモ:この疑問はまさにおっしゃる通りですね。

 

ルイの「客分」という扱いがまた、非常に厄介ですけど、ルイがどういう立場で、どう考えていようとも、ルイが現在、身を寄せてるのは、義雲盟なのだから、義雲盟のために働くのは当然です。

でも、率先して、自分を裏切るとは思っていなかった。

2年前、助けられたことが、ジャントンの中ではかなり大きかったのか。

その後も、なんらかの接点があったのか。。

もちろん、正直、本当は劇中で、もうちょっと説明してくれるとよかったのになぁ、というのが本音ですけど、恋愛ドラマとして、BL要素とトンの純情を強調するようにスイッチングしたのでは・・・と思うようにしています。← 結構、むりくり。。

 

最初に、自分に話しかけてきたのは、ルイ。

友達になろう、と言ってきたのも、ルイ。

自分(トン)と同じく、憎しみも憤怒の想いもあるし、不公平だと感じてると言ってきたルイ。

 

愛を知らないジャントンは、恋愛感情とかよくわからないながらも、ルイのことは特別だと思っていて、范家からも 義雲盟からも救い出してあげたい、と本気で考えていたんじゃないかな。

スーニンに語っていた、もう少し待ってくれ、チェンイー一派を排除するまでは・・という期限は、嫌々ながら義雲盟に身を寄せているルイの解放も意味していたのでは?

 

そうでないと、あまりにも、ルイとジャントンの間の温度差が、激しすぎて・・・これじゃ、ジャントンが、一方的に熱に浮かされた頭がおかしい人みたいに思えてしまう。


 

サーチそもそも、ルイとジャントンは友だちでもなんでもないわけで。最後ああなったのは嫉妬の爆発かと思いますが…。

メモ:それも、ただごとじゃないくらいの、かなりの嫉妬ぶりですね。

ルイが首謀だったと知った時、チュッパチャプスをその場で吐き捨てたので、もう、舐めないのか、と思ったけど、習慣に勝てなかったのか、それとも、どこかでまだ、ルイの話を聞くまでは・・・と信じたかったのか。

 

サーチな、なんと!ここも三角(いや四角だよね)関係ですか。
ややこしいが、組同士の抗争と言うより愛情抗争というべきでしょうか?
情が絡んだらややこしいわ~。

 

メモ:そうなんです。絶対、アジュンが絡まないはずない、と思ってましたよね。。。

 


アジュン絡みでもう一つ・・・

サーチ:【那一天ファン憤死問題】物語とは別次元の話ですがどうなんでしょう。攻めは他の男を愛し殺され、受けと恋愛関係にあったわけでもなく、そもそも受けの出番が少ない。一応受けは攻めを好きだったのかな。ファンにしたら辛いですよね。そんなんなら出さんでもえーわ!ってなりませんかね。


メモ:ファン憤死問題!(笑)

でも、わかります。

不足!!かなりの不足。配分おかしい!!

アジュンが、トンに惚れぬいていたのは確かだと思います。

「あんな写真や・・・飴に、そこまでの価値があったんですか?」って泣ける。。。

ほんと、いつもどっちかが先に死ぬ。。。

 

悲恋なら悲恋で、もう少し、スペシャルでつっこんでくれてもよかったのに。

でも、まぁ、未だCP売り継続中だからこそ、本筋ではなく、この程度の感じでとどめたのか。。

いや、やっぱり、納得いかないなぁ。。。

 

サーチジャントン死んだの?(・・?


メモ:・・・という御質問をいただいて、初めて、「え? 死んだことにされてるバージョンですか?」という被せの可能性があることに気づいたんですよね。(^^ゞ
この“仮定”は、りんぺいゆ先生のさらに上をいくドラマティックさでした!

 

この時の私は、「龍幫」がらみの話は今後も出てきそうだから、回想というか、過去のタームでの出演シーンは、まだまだあると思いたい。アジュンも出てきてほしいし・・・と切望してたにすぎませんでした。

 

このご指摘以降、個人的には、ジャントンが生きていたら、という可能性が常にドラマ視聴のスパイスになっていたのは事実ですし、例のチェンイーのでっち上げを普通に受け止める根拠になってしまった、という、『裏窓』ならではの視点も加わり、見事なミスディレクションでした(笑)

 

サーチ:【ゴム弾スナイパー】ジャントン生きてて反撃説っていうのはどうでしょう ヾ(≧▽≦)ノ

 

メモ:私は、アジュンの線が捨てがたかったんです。なにしろ、実質、ジャントンが息を引き取ったあの廃屋で、アジュンは自分の想いを吐露してましたし、ルイに惹かれるジャントンのことをじっと見続けてきた、というシーンもあったわけで、ずっと、スーニン以上に、復讐心の塊になってるのではないかと思っていたんです。

少なくとも、アーロンとハンクくらいの尺と設定を使って、もっと、トンジュンの関係をわかりやすく理解させるだけの絡みがあってもよかったと思うんですけどね。そこは残念。

 

スーニン(何思寧)

 

最高の隠し玉? 最強の刺客?

正直、この展開には驚いた!

 

サーチ一番無いだろうと思ってた「つながってる説」ですか?・・・

 

メモそうだったみたいです。やられました。このシチュエーションを展開させるには、この尺では無理です。本当は、那一天とか、他のHistoryシリーズのように、25分×20話(50分×10話)を想定していたんじゃないか、という気がしてなりません。

でも、きっと、長くしても、まだ、足りない、と言い出すのは目に見えてますけど。(笑)

 

サーチ>ルイ「あの時は・・・ただ、俺の命と引き換えに、ジャントンの命に償いたいと思ってしまったんだ。
自分でさらに突き刺したことがばれてるって事でしょうか?

 

UWMAのKornの時もそうですが
「自分が責任をとる」「自分がなんとかする」
「自分がこの場をおさめる」

どうなんでしょうねぇ
生きていたからこそ文句言えるんですから(^-^;


サーチルイがスーニンに刺させたこと…ゾンイーを一人にさせる気だったんか、バカバカ

 

メモ:本当は、これらの説明についても欲しかったところですよね。

本来ならば、ルイはただ、スーニンに逆恨みされて、夜道で刺されたにすぎないのに、あのゾンイーの激怒ぶり。

スーニン雇って、近くに出没する機会を与えたの、ゾンイーじゃん。

当初は、ゾンイーを狙ってたんだよね。でも、アイディとの会話で真実を知っちゃった、と。

 

病院で、バレちゃったんですかね。

最初の傷(軽傷)+次の傷(重傷)と、二段階あることが。。。← ちょっと無理があるかな。てへぺろ

それとも、意識があったのにも関わらず、あえて助けを呼ばず、スーニンを逃がす時間を稼いだこと、とかですかね。

最悪、自分でナイフを抜いたとか。。。← これ、深く刺された時、一番やっちゃダメなやつ。まぁ、その描写はなかったですけどね。

 

どんな理由があろうとも、残されたものの悲しみは尽きることがないというのに、正統な理由なく、いなくなられた日には、取り返しがつきません。

 

 

以上、とにかく、ひとりずつ列記してきましたが、かなり、本題とはズレた余分な視点が入り込んだ気がします。(笑)

勝手なことばかり決め打ちみたいに書いて、完全に私物化してますよね。

伏して、お詫び申し上げます。m(__)m

 

 

  その他、感想

 

要望

P.S. ルイがはじめてお店に来るシーンはあってほしかった…。

 

わかります~~~!

本当は、いれたかったんだろうなぁ、と、思うことにしています。

 

 アイディ人気、うなぎのぼり

 

キラキラ金髪、チョーカーと言った外見的なアイテムがぴったりすぎただけじゃなく、キャラクターそのものが魅力的。

実際に、この世のどこかにいてほしいです。

キラキラキュートって言葉は、アイディのためにあると思います。相手は、チェンイーでなくても、いや、やっぱり、チェンイーがいいです。

キラキラアイディの率直さが大好きで、一番、胸に響きました。

 

カメオ出演者 てんこ盛り

 一番、衝撃だったのは、ボーシェンでした(笑)

 

 

・いつも楽しみに読ませてもらってます。びびさんが、『那一天』『正負の間』に着手してくれますように。

 

 ドキっ!びっくり

 

 

あと、どこに書こうか、迷った点

【序盤、ゾンイーが未成年であった点】

改めて、ドラマの内容に関し、大前提として、お話しておくべきだった点を、ここであげさせていただいてもよろしいでしょうか。

 

すみません。いただいたご意見の中に、かなり、この点を疑問視されていたり、はっきり書くと、不快に感じている方がいらっしゃると知りまして、とても驚きまして。

紙より薄い倫理観ゆえ思い至りませんでして、ああ、筋追いの始めの注意点に記載すべきだったか、と、配慮の無さにちょっと反省しているところです。

 

だからと言って、ストーリー的に、じゃ、ゾンイーを大学生設定にすればよかったじゃん、という単純な話でもないことは、“未成年”という設定がもたらす効果(=罪状の軽減)のために優先した「帰納法」が、道徳的見地(成年と未成年の性交渉を含む恋愛)と相反してしまった、と申しましょうか。

ここでも出てきた帰納法。

※「結論を決めて、そこから遡るようにして発想する」考え方。

 

ドラマ制作って大変

明らかに、魅力あふれる主人公4人のシーンやら動き以外をかなり端折ったことにより、視聴者は状況についていけず、置きざりにされた、もしくは、過度な脳内補完を強いられる、それがひいては、全体のリアリティの欠如を生んでしまった、というネガティブ要素が、このドラマにはあります。← 言い切ったねぇ。Σ(゚Д゚)

もちろん、学生と黒社会にリアリティを持たせるつもりはなかったんだとは思うんですが、ファンタジーを裏打ちするものがなかったために生じた疑問が、今回のQ&Aにも現れていた、と感じます(苦笑)

 

その大いなる要因のひとつとしては、途中でも、触れましたが、このドラマの内容や奥行きに比べて、放映時間・分数的にも1話25分×13話と短かったことでしょうか。

おそらく、ドラマ化にあたり、すごく薄くならざるをえなかったのかもしれません。

台湾ドラマの、丁寧なつくり方が好きだった私としては、今回、プロデューサーも兼任された林珮瑜(りん・ぺいゆー)先生に、次回作、どなたか、潤沢な予算と枠をつけてあげてくれることを切望してやみません。

 私が出すわ、と言えなくて、申し訳なく、悲しい。

 

ドラマの内容自体は、目新しいものではなかったかもしれませんが、だからこそ、カップルの相性が際立ったと思います。

とてもきれいな終わり方だったな、という気持ちが強く、個人的にはとても楽しんでました。

どれぐらいの楽しみっぷりだったかは、この“おまけ”だけでなく、筋追い並びにMVもどき動画にて、その浮かれポンチ具合を確認していただくとして・・・爆笑 

 

だって、このドラマ、やっぱり面白かったですもん。

 

これが、びびの結論です。

 

・・・ということで、まとまりきってないのは、いつものことですが、このあたりで一度、しめさせていただきたいと思います。

 

たくさんのご質問やご意見、ありがとうございました。

皆様のおかげで、思っていた以上のボリュームになりました。

 

疑問がわく、ということは、描写不足・説明不足などマイナス面以外にも、関心と興味を引いたとも言えるわけで、そう悪いことばかりではない と思います。

重箱のすみをつつきあいつつ、おいしく、みんなで楽しめれば一番ですよね。

 

まだまだ、拾い切れてない部分もあったと思いますし、かなり無理くりな回答を押し付ける形になってしまい、ほんと、すみません。

大部分はシャレです。。。

 

ではでは~~~。

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

★『奇蹟』の物議は止まるのか?★