では、いつものご注意をば!
本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
これは、Ep.11-4です。
前出部分を未読の方は、こちらからどうぞ
『Between Us』
~เชือกป่าน~ 2022年(タイ)全12話
"Hemp Rope" (เชือกป่าน) by lazysheep / ด้ายแดงスピンオフ作品
【Ep.11-4】
はい、また、何事もなかったような朝ですね。
時々、私が見てるのは、カット版なのかと思うことがあります。(苦笑)
~大学~
Teamを、学部前まで、車で送ってきたWin。
運転席を降り、助手席のドアを開ける。
ちゃんと開けてもらうのを待ってるのが、淑女ってもんよ。(笑)
Win「どうぞ、お気をつけてお降りください、Team様」
なんだか、鼻のあなが膨らんじゃってるのは、お姫様扱いされただけじゃないみたいで、視線は、車。
不思議そうなWin。
Win「なに、そんなに見てるんだ?」
Team「だって、こんなの慣れないもん。Hiaが運転してる車、みてよ。普通の車じゃなくて、メルセデスだよ」
なんだ、そんなことか・・・と、余裕なWin。
Win「HiaWanを迎えに行くために、これを運転しなきゃならないんだよ。俺のバイクで、兄貴を家に連れ帰れっていうのかよ。それからもう一つ、この車は、うちの中じゃ、一番安い車だぞ」
Team「俺の恋人は、お金持ちだからね」
Win「お前が今、見てるより、もっと金持ちになれるぞ」
シャレにならないっす。(笑)
ぶ~、と唇をつきだすTeam。
Team「今晩は、Pharmが俺を家まで送っていってくれるから、心配いらないよ」
Win「わかった。」
Team「用事がすんだら、電話してね、いい?」
Win「今日は、やることがいろいろあるんだよな・・」
珍しく、トーンが落ちてます。
Team「Hiaだったら、絶対、ちゃんとできるよ。俺を信じて!」
チュッと、Winの右頬に、ちうするTeam。
少し、驚き、
周囲を見回すWin。
つられて、一緒に顔を動かしちゃうTeamが可愛い。
Win「もう他人に見られるのが怖くないのか?」
Team「まだだよ」
Win「じゃ、なんで、キスなんかしたんだ?」
Team「ん~、他の人からどう見られるかは気になるけど、今は、他の人のことより、Hiaのことが気にかかるからね。なにか問題でも?」
この晴れやかな顔。
少しずつ、Winの恋人としての立ち位置というか、優先がわかってきた感じ?
・・・って、そのくらい、今回の件での、Winを心配してるんだよね。
微笑むWin。
そりゃ、感無量よねぇ。
Win「いや・・でも、片方だけじゃ物足りないだろ。もう一つもらえないの?」
Team「ほんと、ずうずうしいよね。」
チュっ💘
Team「これで、満足?」
この顔が物語ってますね。
一人じゃないって、こういうことなのよね。
いつも一緒に、闘う(戦う)ばっかりじゃなくて、ひとりで立ち向かうときにも、精一杯、背中を押してくれる。
長い人生の中では、こっちのシチュエーションのほうが、圧倒的に多そうな気がします。
Win「ああ、満足だよ。じゃ、また、夜にな・・・。ちゃんと授業聞いとけよ」
Team「ふん、Hiaこそ授業さぼってるくせに、そんなこと俺に言っていいのかな?」
Win「俺は別に、さぼってるわけじゃない。さ、早く、教室に行けよ」
Team「は~い、じゃ、行くね。またね」
そう言いつつ、段差で、躓くTeam。← 慣れないことをすると、身体がぎくしゃくするからね(笑)
振り返った時の、照れくさそうな顔が、
むちゃ、美人さんなのよ。
Team「おっと・・・へへへ・・バイバイ」
明るく手を振って、学部棟に入っていくTeam。
自分を思ってくれる相手の気持ちが、これほどはっきりわかるって、幸せなことだよね。
さっさと、付き合ってれば、もっと早くから、この笑顔があなたのものだったんですよ、くぁwせdrftgyふじこ(笑)
🙊🙊🙊
~Winの実家~
このおうちの全景、ほんとグリーンが綺麗。
Wanが退院してくるのを、リビングで、待ってる両親とView。
不自然さが、自然。
家に戻るなり、上に行こうとするWanを、立ちあがり、制するママ。
ママ「大丈夫なの? Wan・・。気分はよくなった?」
Wan「大丈夫だよ、母さん」
安心したように、頷きながら、Wanの頬を撫でるママ。
さて、頑なな不器用おやじの第一声は?
パパ「・・・・・・」
言わんのかい!
それをみて、ため息をつくWan。
いや、別に自分から話しかけてもええんやで。
ああ、でも、今のWanだと、取り返しつかないこと、言っちゃいそうだから、黙ってたほうが得策ね。
Wan「あの・・じゃ、上で休みます」
ママ「そうね、ゆっくりしなさい」
歩き出すWan。。
その時・・
パパ「すまなかった」
やっとです。。。
立ち止まるWan。
父親のほうを向くWin。
パパ「お前に、過大なプレッシャーをかけてしまって・・・悪かった。お前たちにそうするのが当然のように思っていた。本当にすまない。家族がこんな状況になったのも、全部、私のせいだ。すまなかった。ゆるしてくれるか?」
今度は、Wanを見るWin。
振り返ると、そのまま、父親の前に歩み寄る。
みなが、固唾をのんで見守っていると・・・
父親の前に跪き、ワイをしながら、頭を下げる。
Wan「俺のほうこそ、ごめんなさい。父さん。自己中心的で申し訳ありませんでした。
自分で成し遂げたことなど一度もなかったし、いつも、父さんに悪態をついてた。」
病院で、なにか変なものでも食べたのか? ← こういう茶々は嫌われる。
兄の謝罪を聞き、その姿に目を見張り、そして微笑むWin。
パパ「そんなことはない・・・。お前は、すべてにおいて、よくやっていた。だが、それに十分満足していなかったのは私だ・・・すまなかった。」
父親にしがみつくWan。
こういう和解のさせ方だったんだ・・・。
ちらりと、Winを見てから、自分も~~と、父親にしがみつくView。
反対側から、その様子を一人、見ているWin。
もう、肩の荷をおろしてもいいってことなんじゃない?
基本、自分たちのことは自分たちで解決できるってことよ。
・・・ま、いままでの、種まき&根回しが功を奏したとも言うので、Winのしてきたことは無駄じゃないんだろうけどね。
最初、私は、この家族のどことなく、不自然な雰囲気に、Win愛人の子説までぶちあげ、夢想していたのだよ(笑)
だって、そのほうがドラマティックでしょ。← 個人的な趣味に走りすぎたのは反省します。。。
いやぁ~ラス前に、こういう形で、具現化するとは。。。(笑)
冗談ですよ(笑)
View「ほら、Hiaも、こっち来て、ハグしようよ」
いやいやいやいや・・・と引いたものの、結局、ViewがWinを迎えにきて、
これで、家族一丸、だ、大団円?
え・・なんというか、予想外な感じ。。。
Wan「父さん・・。お願いがあります」
なんか、急に改まった態度になるWan。
パパ「言ってみなさい」
Wan「父さんが、郊外のリゾートに(私を)行かせるとおっしゃった件・・」
パパ「ああ、あれは、お前を脅かしただけだ。時折、チェックする程度でいい。ただ、取締役会のためには、出向かなければならないが・・」
Wan「いいえ、そうじゃないんです。そこに行きたい、とお願いしたいんです」
顔を見合わせるWinとView。
その言葉とWanの表情で、なにかを悟ったのか、微笑みながら、頷くパパ。
~大学 ホール?~
すっかり、とっぷり日も暮れて・・・。
一人、歩いているManow。
そこへ、小走りにやってきたのは、愛しのPhuak。
Phuak「Manow、舞台はどうだった? もう終わったの?」
少し力なく頷くManow。
後ろの立て看板には、『Into the Woods』とありますね。
私、無類のファンタジー好きではありますが、申し訳ございません。メリルストリープやジョニデが出た映画は見ましたが、本場のミュージカルは見ておりません。
Youtubeでリマスターズ版は見られるんですけど、字幕がないんですよね。
ただ、第一声の「Once upon a time,」に、にんまりします(笑)
Manow「ええ。みんなは向こうで写真を撮ってます」
ん? なんで、Manowは一人なの?
Phuak「ええ? なんで、みんなと一緒に写真、撮らないんだよ?」
そうよね、そう思うでしょ?
Manow「そっちは、メインの人たちばっかりなの。そこにいたら、邪魔になっちゃうだけだから・・」
Phuak「ああ・・」
そういうことだったのか・・と、言葉が途切れるPhuak。
Manow「ええっと・・私、お腹すいちゃった。鶏足が食べたいな~~」
Phuak「Manow・・・」
真剣なPhuak。
無理して、おどけてる姿を見て、どれだけ、Manowが傷ついているか、わかってるからよね。
Manow「ほんとにお腹ペコペコなんですよ、P’Phuak。私の胃、もうちょっとで引き裂かれそう・・だから、食べに行きましょう、な~な~な~」
Phuak「Manow・・・」
更に、真剣な口調のPhuak。
子供を諫めるときのお父さんみたい。。。
Manow「なんで、さっきから、私の名前を繰り返してるんですか?」
Manowを抱き寄せるPhuak。
Phuak「どうして、君はいつも、強がったふりをするんだよ。人っていうのはさ、ずっと、微笑んだり、笑ったりしてるだけなんて、無理なんだ。」
呆然となってるManow。
Phuak「悲しい時は、それを表にだして、泣かなきゃだめなんだ。そうすれば、すっきりするよ」
Manowの目をしっかりと見て、諭すPhuak。
小刻みに、首を横にふるManow。
既に、半泣きです。
Manow「・・・でも、私、泣きたくないんです。泣いてる自分を見せたくないんです。」
Phuak「どうして?」
Manow「だって・・私、周りの人に幸せになってもらいたい。みんなに笑っていてほしいんです」
本格的に泣き始めるManow。
Phuak「自分は、ちっとも幸せじゃなくてもか?!」
Manow「・・・P’Phuak~~」
怒ってるわけじゃないんだ、と、首を振ると、Manowの髪をわけて、整えるPhuak。
Phuak「じゃ、こうしよう。Manowは、他の誰かの幸せになってあげるんだ。でも、君のことは、僕が幸せにする。いいかな?」
Manow「・・・P’Phuak。あ~~んあ~~ん・・・」
Phuakにすがって、号泣するManow。
Phuak「君が泣いていたら、慰めてあげたいし、君が笑ってくれれば、僕も幸せになれる」
そして、自分の手を見て、ちょっと吹き出すPhuak。
Phuak「そして、毎日でも君と一緒に、鶏足を食べたいよ」
こんなの、ぷ、ぷろぽ~~ずじゃ~~~ん。
涙を拭き拭き、笑いながら、頷くManow。
Manow「・・はい、お受けします」
Phuak「俺、まだ、なにも君に言ってないよ。セリフ、飛ばしたの?」
もう、この二人、シャレてる~~(笑)
Manow「はい、じゃ、最初からやり直しましょう」
真剣なやりとりなのに、可愛くておかしいってどうなの?(笑)
Manowの手を取るPhuak。
サミーちゃん、スリムになったから、この手が、更に華奢よ。
緊張するPhuak。
Phuak「彼女になってくれる?」
え・・・今までは、デートするだけで、恋人だったわけじゃないの?
いや~ん、てっきり、もうつきあってるのかと思ってたよ。
笑顔で、頷くManow。
いや、だから、もうすでに、つきあってたんじゃないの?
Manow「I'll marry you」
ほらね、やっぱり、台本飛ばすんだよ、Manow(笑)
額にキスするPhuak。
Phuak「愛してるよ、Manow」
Manow「私も・・・愛してます、P’Phuak」
やった、高抱きだっこも、
大絶叫も、
健在でした。
Manow「やった~~、ついに、私にも彼氏ができたのよ~~」
そう、このシーン、もうないのか、と思ってたから、ちょっと状況は違ってるけど、嬉しいな。。。
Manow「もう一回、回って、P’Phuak、もう一回!」
もう一回!ときたら、
隣どうし あなたとあたし さくらんぼ🍒 もう一回!!
つい、歌いたくなっちゃうね(笑)
Phuak「腕が疲れたよ」
降ろすまで、満面の笑みのManowでした。
ばんざ~い!!
~WinとTeamの寮 1階外~
ベンチにすわり、スマホをみている制服姿のTeam。。。
Winは、家から戻ってきたところみたいです。
Win「なんで、部屋に戻ってないんだよ」
Team「たった今、Pharmにおろしてもらったばっかりなんだ。Hiaももうすぐ着くから、一緒に行こうと思って待ってたんだよ」
ハートが飛び回ってるわ。
Win「蚊に刺されたかもしれないぞ」
Team「そんなことないよ。」
と答えてますが、刺されたところを押さえて隠してます。(笑)
だって、Winが来る前からかゆかったもん(笑)
で、その姿を見てた人。
蚊と言えば、
この子の出番、なかったのが残念だったわ~~、カンチャナブリ~♪
愉しみだったんだけど。
まさか、これがその変わり?
Team「それより、Hiaはどうだった? どうなったの?」
今日一日、Winのことも、Winの家のことも、ずっと気になってました。
Win「うまくいったよ。全部、オープンになって、ちゃんと、話し合えた」
Team「P’Wanとお父さんは、仲直りできたの?」
Win「ん・・ ハグしあってたよ」
Team「それなら良かった。」
一安心で、笑いあう二人。
さっきは、不自然だの、なんだかんだぶちぶち言いましたが、中途半端な解決だったら、こっちにまた、暗い影が落ちちゃったよね。
Win「実際、あの二人は、お互いに、なにか不満があったわけじゃないんだ。とにかく似たもの同士だからね」
Team「どんなふうに?」
結局、Teamの隣に腰を下ろすWin。
Win「父さんとHiaWanは、とにかく、仕事に関しては超まじめ。だから、あの二人が一緒になると、こんなふうになるってことなんだよな」
Team「まだ、なんか、よくわかんないな」
Win「まぁ、そういうことだ。とにかく、今は、いい関係になったってことだけは言えるよ。Viewも、すごくうれしそうで、ずっと笑ってたよ」
それを聞き、Teamまで、笑顔になる。
Win「それで、今月末に、みんなで海にいくことになったんだ」
ん、と頷くTeam。
Win「母さんが、お前も誘えって」
Team「・・・俺も誘えって? 」
Win「うん。HiaWanの見送りなんだ」
Team「なんで、そんなことに?」
Win「Hiaが、郊外のリゾートで働きたいって考えてるんだ」
Team「え? 俺、彼らは仲直りしたって言ったと思ったのに。。。」
Win「そうだよ。ただ、Hiaは、そこで、心を癒しに行きたいんだと思う」
頷くTeam。
Win「お前も知ってるとおりだよ」
Team「P’Tulのこと?」
Win「ああ。でも、そこに行くのは、Hiaにとっても、いいことだよ。ビーチのそばに住んで、自然に癒されるだろう」
Team「Hiaはどうなの? Hiaも自然に癒されたい、とかないの?」
笑顔で訊ねるTeam。
Win「俺には必要ないよ。」
Teamの肩に手をまわすWin。
Win「俺は、もう、お前に癒してもらったからな」
くすっと笑うと、TeamのほっぺにちゅっとキスするWin。
朝から、やり返してやろうって思ってたでしょ(笑)
Team「Hia・・! 俺ら、寮の下にいるんだよ。誰かに見られるかもしれないじゃん」
立ち上がるWin。
Win「さ、行くぞ・・癒されにいこうぜ」
なんだか、ちょっとえっちな響きがしました。(笑)
Teamの手を引くWin。
慌てて、荷物を持つTeam。
Team「慌てないでったら!」
Win「さっさとしろ!」
うわ~~お、その話をTulが聞いてたよ。
なるほど。
外で話す必要、あったんだねぇ。
ため息をつきながら、思い悩むTul。。。
★【Ep.11-4】の雑感 ★
今、見たのは、最終回の予告ですよね。
間違いじゃないですよね。
ラストのビーチに関しては、流れてくる画像やら動画を見てしまい、ある程度の形は見えておりますが、それにつなげる数十分をHiaWanとTulだけに割くわけじゃないよね?(笑)
Teamの情の細やかな部分を、ちゃんと前面に出せるようになって、肩の荷が下りました。
しぐさから、なにから、Winに焦点を当ててる感じ、可愛いです。
Wanの話をからめたWinの家族の問題も、駆け足で駆け抜けたけど、Wanが病院でいろいろ考えた結果だった・・・につながるのかな。
そして、ManowとPhuakのシーン、ずっと安心して見てられた二人なので、今日の展開も幸せな気分でした。
いつも明るく、男女関係なく、ざっくばらんな性格に見えるManow。
Teamや、Pharmといる時だって、言いたいことも言うし、彼らの話も聞いてあげる。
自分の中に、ネガティブなところがあることもちゃんと自覚もあるから、自分を鼓舞して明るくしてる部分もある。
自分の周囲の人たちにはHappyでいてほしいって、他人のことまで思いやれる性格の人間には、本人が掛けられないブレーキをかけてくれる人の存在は大きい。
Phuak先輩の、包み込むような大人な魅力に拍手です!!
Serendipity:素敵な 偶然 に出会ったり、予想外のものを 発見 すること。 また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。 平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、 幸運 をつかみ取ることである。
/イギリスの政治家にして小説家であるホレス・ウォルポールが1754年に生み出した造語(Wikipedia)
たぶん、この言葉、こんなふうな感じの時にも、使っていいような気がします。
お幸せに🍀 ・・・って、ちょっと早すぎますね。(笑)