1週間、待ちに待っての、この流れ。

『UWMA』のあの晩のシーンを思い起こし、脳ミソバーン🤯状態でしたわ。

訳してる間は、ずっとそんな感じでしたが、筋追ってるうちに、徐々に、意図がわかるやもしれず。

 

とりあえず、10-1、いきます!

 

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりという、ドラマ好きの発露です。

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 

『Between Us』

เชือกป่าน~ 2022年(タイ)全12話

 

 "Hemp Rope" (เชือกป่าน) by lazysheep / ด้ายแดงスピンオフ作品 

 

 

【Ep.10-1

~ホテル~

 

Teamの電話に、ママからの着信が・・・結構なボリュームで鳴り響いています。

 

とりあえず、穏やかに朝を迎えられたというか、まだ、ぐっすりと眠っている二人。

 

先に目を覚ましたのは、Win。

隣で眠るTeamを起こさないよう、気を使いつつ、相手の名前を見て、迷ったあげく、電話に出るWin。

 

Win「・・・おはようございます」

Teamママ「ええっと・・・どなたかしら? これ、Teamの電話じゃないの?」

Win「あ、そうです。その・・・まだ、Teamは眠っています・・・」

Teamママ「あ~あ、あなた、Winさんよね?」

なぜ、自分の名を知ってるのか、と一瞬固まるWin。

 

もう、起きてた子牛ちゃん。

そうっと、薄目をあけて、うかがってます。

このぷっくりとした唇にやられてしまいます。

 

ちらっとWinが、Teamに視線をむけるのと、絶妙な間で寝たふり!(笑)

 

Win「はい。そうです。 Winです。」

この言い方が、凛々しいわぁ。

 

Teamママ「ただ、聞きたいことがあって電話したかったの・・・うちの主人がすでに、あなたたちの朝食をもう準備ずみなのよ。何時頃、こっちにこられるのかしら?」

Win「もう少ししたら、伺います。1時間もかからないと思います」

Teamママ「わかったわ、それじゃあね。なるべく急いでね。父さんと私が、あなたたちのために、食事を温めておくから」

 

となりで、漏れ聞こえるママの声も聞いてるのか、Teamが含み笑いしてる。。(笑)

 

Win「はい、わかりました。お母さん。できるだけ早く、そちらにTeamを連れていきます」

緊張の一瞬が終わりました。

 

Winが電話を切る寸前に、また、寝たふりをするTeam。(笑)

 

そんなTeamのこめかみに、キスすると、

先にシャワーを浴びに、バスルームに向かうWin。

ドキドキしちゃう、その着方。← 私だけか?

 

そ~~っと、様子をうかがうTeam。

Winの唇の触れたあたりを触り・・・

(若干、位置がずれてる気もするが)

 

いや~~~ん!!

いや~~~ん!!

おふとんひっかぶり。。。

あ~朝から、幸せなことで。。。(笑)

 

~ホテル ロビー~

チェックアウトです。

フロントマン「こちらが鍵でございます。ほかのものは、すでに、スタッフに申し付けて、バンコクに持ち帰らせました」

Win「ありがとう」

 

なんで、今、鍵を受け取るの・・・?と思ったら、ホテルのまえに、車が停まってました。

 フロントに鎮座する謎人形再び!🤭

 

いや、私以上に、不思議そうなTeam。

Team「Hia? なんで、俺の車がここにあるの?」

逆に、Winの、なんでそんなこと気になるんだ?くらいの、スパダリ感がいいわ~。

 

Win「お前、夕べ、駐車場に車を残したままだっただろ? だから、代わりに、ここまで乗ってきてもらうようにしたんだ」

この手配力よ。。。

いや、昨晩、ずぶ濡れになった状態で、Teamの家に向かうんじゃなく、一旦、ここに宿泊しようとした判断力もだし、そもそも、そんな細かい話が昨晩できたとも思えない(というのも思い込み?)のに、なぜか、駐車場のことまでわかっている把握力はなに?

まさか、車に発信器でも仕掛けてるの?(苦笑)

 

Team「誰に? なんで、その人が俺の代わりに? 雇ったの? いくらかかった? 俺、自分で払うよ。それに・・・昨晩の、このホテルも・・・俺、ちゃんとするよ」

Teamの立場からしたら、そういうのも当然でしょうけど、質問連発の答えは、想定のもっと斜め上。(笑)

 

だから、言いたくなかったんだよなぁ。

ため息をつきながら、ホテルを見回すWin。

Win「ここは、うちのホテルだ」

 

目を見張るTeam。

Team「はぁ?」

予想外の答えに、Winよりもっと、激しくホテルのロビーを見回すTeam。

 

Win「で、お前の車を戻したのは、うちのホテルのスタッフの一人だ。だから、何も支払う必要はない」

 

上から下まで、WinをサーチするTeam。

つられて、下見ちゃうWin様も👍

 

Win「なんで、そんな目で見るんだよ。お前には、俺がホテルのオーナーに見えないか?」

Team「う~ん、まぁ、そんなようなとこかな」

と言いつつ、なんだよ、それ・・です。

スパダリイケメソリッチマンと庶民の女子の恋は王道ですが、このドラマはそこが主題じゃないの。

 

Win「さ、もう行ってもいいんだな?」
Team「ああ・・行きますよ、お坊ちゃま。鍵、貸して」

Win「ん・・・」


~Teamの自宅~

無事、到着したみたいです。

この辺は、サクサクすすみます。

 

早速、朝食を囲む4人。

 

食事の前に、双方を紹介するTeam。

Team「あ・・母さん、父さん・・ こっちは、Hia Win。」

会釈するWin。

Team「Hia、こちらはうちの両親・・」

Win「こんにちは、お父さん、こんにちは、お母さん」

ワイをしながら、挨拶するWin。

 

Teamパパ「どうかね? うちの子、扱いにくくて始末に負えないだろう?」

思わず、飲んでいた水を吹き出しそうになるWin。

 

Team「父さん!!」

 

咳込むのを押さえながら、「なんとおっしゃったんですか?お父さん」と聞き直すWin。

 

代わりに、ママが質問する。

Teamママ「あなたは、この子のクラブの先輩でしょう? Teamは・・・面倒をかけていないかしら?」

Win「ああ・・少しだけ」

え?と、Winを見るTeam。

この、じと目、大好き(笑)

 

Win「他の子たちと同じですよ」

この余裕発言。

 

Team「Hia!! 俺、もう大人だし。たかが、俺より2歳年上だからって・・まるで、自分が俺よりずっと年上みたいな言い方して!」
長々と、拗ねたように文句を言うTeam。

ご両親の前でも、そんな可愛いTeamに熱視線を送っちゃうWin。

 

Win「ね、まさにこの通りなんです」

もう、一枚も二枚も上じゃん(笑)

 

すっかり、義実家になじんでます。



 

Team「Hia!!💢🐮💢」


Teamママ「さぁ、食べましょう。誰かさんが腹ペコだわ。」

お腹すいてると不機嫌になる子供扱いされるTeam。
 

Win「はい」

Teamママ「ほら、それを彼にもあげてちょうだい」

Teamに指示すると、面白くなさそうに、「そこにあるのがHiaの分だよ。あとは、自分で取って」と口で説明するだけ。

まったく・・・と首を振りながら、食事を始めるWin。

 

大皿から、料理を自分の皿に入れるWinに、「ゆっくりね、気を付けてね」と声をかけるママ。

久しぶりの我が子との朝食に、目を細めて、Teamを見ているパパ。


口いっぱい頬張るTeam。

Team「すごくおいしい!」

 

Teamパパ「お前は食べすぎだ」

Team「Hia、もっと食べて! ほら、これも取って・・」

結局、料理を取り分けてあげるTeam。



なんだか、いろんなことが置き去りになったままのような気はするけれど、これはこれとして、幸せな食卓でいいなぁ。


~玄関~

短い帰省も終わり・・・帰る時間になりました。

ママから渡された袋を覗き込んでいるTeamと、Win。

 

Teamママ「あなたたちったら、ほんの少ししかここにいなかったわね。私、まだ、息子を満喫できてないわ。もう、帰っちゃうのよね。」

名残惜しそうなママ。


パパやママをハグするTeam。

Team「また、帰ってくるよ」

 

Teamママ「暇な時は顔を見せてね。あなたもよ、Win。また、一緒に食事しましょう」
Win「はい。・・・それでは、失礼します。さようなら、お父さん、さようなら、お母さん」

こんなイケメンさんでかつ礼儀正しく、好感度爆上がりよ。


それぞれに、挨拶をする4人。

 

Teamパパ「運転気をつけなさい」
Team「は~い。じゃあね、バイバイ~」

完全なる、嫁の里帰り感。

 

何も言わず、当然のように、運転席に向かうWin。

(バイクは、すでに、陸送済み)

荷物をもって、助手席に乗り込むTeam。

 

ママ「気を付けるのよ」

Team「は~い」

温かく送り出す両親。

ママ、可愛い。

 

去っていく車を見送るママとパパ。

Teamママ「私が正しかったでしょう。うちの息子みたいな子が、そう簡単に、やたらな人に運転なんかさせるはずないもの・・・」

ママ、さすがです!

 

Teamパパ「私もそう思うよ」

Teamママ「でしょう・・」

 

理解まである~~~!!

 

もう、ここだけで泣ける。

 


~Teamの部屋~

無事に戻ってきましたね。

 

疲れた様子のWin。

 

Team「Hia・・・、とんかつ食べたい? うちの父さんのとんかつは最高だよ。箱に入れてあげるね」

微笑んで頷くWin。

 

Win「・・・もう平気か? 昨日のこと・・・」

しばらくためらってから、「うん、大丈夫だよ」と答えるTeam。

 

本当は、その話だって、ちゃんとするはずだったのよね?

違うの?


ベッドのへりに腰掛けたまま、うつむくWin。

 

Team「ん・・・」

袋を差し出すTeam。

立ち上がると同時に、たちくらみを起こすWin。

倒れかけるWinを慌てて、支えるTeam。

 

Team「うわ、どうしたの?」

Win「ちょっと、頭痛がするだけだ」

Team「いいから、座って!」

Winのおでこに手を当てるTeam。

Team「燃えてるみたいに熱いよ。なんで、具合悪いって言ってくれなかったの? しかも、ずっと帰り道も運転してきたじゃん」

Win「薬飲んだら、じきによくなるよ」

 

そんな言葉で、ごまかされるはずがないです。

怖いくらい真剣な目で、Winの熱で潤んだ瞳を見るTeam。

 

Team「これって、雨の中、バイクを飛ばしてきたせいだよね?」

気付けなかった申し訳なさと、昨日からの度重なる罪悪感に押しつぶされそうになりながら、自分に腹を立ててるのです。

 

Win「・・・病気になるときは、別に理由なんてなくても、かかったりするだろ」

こんなときでも、Teamに負担をかけまいとするWin。

それにも気づかないTeamじゃありません。

 

Team「とにかく、休まなきゃ。」

 

そのまま、自分のベッドに、Winを寝かせるTeam。

さすがにおとなしく言われるとおりにするWin。

こりゃ、相当具合悪いわね。

 

Team「薬、もってくるね」

頷き、目を閉じるWin。

 

さて、ところかわって・・・

 

~Tulの部屋~

パソコンに向かっているTul。

 

メッセージの通知音が鳴り、スマホを手に取るTul。

 

ん? これは、同じ頃・・・というわけじゃないのね。

新年グリーティングかな?

 

Winnnnのアカウント名で、アップされた3兄弟の写真。

微笑みの視線は、Wanに向けられたものよね。

 

Tul「もし、オレが誰かわかったら、ワクワクするのかな? それとも、後悔するのかな?」

少し、寂しそうに微笑むTul。

 

私、格闘技系のゲームはやらないので、名前くらいは、知ってる「メタルギアソリッド」のポスターとか貼ってあるのを見ても、なんか、それにちなんだものとか出てきても、絶対、わからないわ~~ショボーン


 

~Teamの部屋~

Winの腕や手を、濡れタオルで、拭いているTeam。

二人とも、細くて、きれいな手をしてるよね~~。

 

Winの意識がないと、こんなにも、積極的に、いろいろできちゃう。。

 

首元をぬぐい、額に手を当て、熱を確かめてみる。

まだ、思うように下がってないのね。

 

穏やかに眠っている顔に近づき、「Hia・・Hia・・」と声をかけるTeam。

うっすらと目をあけるWin。

あ、起きた。

起きなかったら、お薬口移ししちゃう例のあれ、やるのかと思っちゃった。

すみません。

不謹慎なことを・・・(苦笑)

 

Teamには、まだ、ハードル高いよね。

いや、いざとなったら、やるときはやる子よ。 ← だから、私はなんの立場なのか。。。


Team「起きあがって。薬、飲んで」

甲斐甲斐しく、世話を焼くTeam。

いつも、過分なほどに、いろいろしてもらってるって思ってるからね。

本当は、Teamだって、Winにいろいろしてあげたかったんだろうなぁ。

 

Win「お前も、もう寝ろ。明日も、朝早い授業だろ」

 ほんとに、こんな時だっていうのに、この人はまったく・・・と思いながらも、Teamの心は、ありがたくてしかたないの。

 

Team「ん・・これ、片づけたら寝るよ」

 

頷き、横になるWin。


Teamがベッドに入ると、Teamの肩に顔を押し当てるように横向きになり、寄り添ってくるWin。

完全に、甘えにきてる。。。

 

Team「寒いの?」

Win「ん・・・」

頷くWinに、掛け布団を肩まで引き上げ、背中を抱えるように、手を伸ばし、ハグするTeam。

 

Team「早くよくなってね、Hia」

これが、一番のお薬よね。

 

ここで、切ります。

 

★【Ep.10-1】の雑感 ★

 

ミスディレクション(misdirection)・・・という言葉は、この場合、正しくないかもしれませんが、どうも、繰り出される手の内の、一つか二つ、必ず、故意にずらされている。。

そんな感じがしています。

 

WinやTeamの心理が理解できないというよりは、その、ずらされた加減の居心地の悪さというか、置いてきぼりをくったような違和感に、モゾモゾしてしまうのかもしれません。

いや、モゾモゾどころか、身動きとれてませんけど・・・。(笑)

 

WinTeamの、スルースキルの能力があまりにも高すぎて、ある意味、すごいというほか、ないです。

いつ、まいもどってくるのか、身構えていなければなりません。

 

もちろん、Winのスパダリぶりや、Winを伴ってのお里帰り編だけ見てる分には、とても微笑ましくて、幸せな気分になれるんです。

なんたって、Teamの両親の温かさが、爆裂してました。

本人たちはまだ、そこまでの両親の慈愛の大きさに気づいてないけど、前途を憂うる必要ないなんて、最高!! ← 特に私が。。。

 

しかも、普通なら、好きな人の看病なんて、仲が深まらないはずがない。。。

だがしかし、すでに、この二人の仲が、十二分に深まっているのを知っている私としては、「これでもまだ、起爆剤にならぬのか?」と、またひとつ、モヤモヤが蓄積される事態になってます。

 

試練の時は、視聴者もご一緒に・・・って感じなんでしょうか。

 

★Ep.10-2に続く★