Halloween 2022
哀悼と共に
何度見ても、最後のWinには、やられてしまう!
久々に、超音波クラスの怪音(声にならない叫び声)を飛ばしました。
ご近所の皆さま、磁場が狂ってたらすみません。(笑)
🙏💦💦
で、いつものご注意をば・・・。
本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『Until We Meet Again』
~運命の赤い糸~ 2019年(タイ)全17話
WinTeam focus version
【#10-2】
~Teamの部屋~
試験勉強をしている仲良し三人組。
やっぱり、Team(の学力)が・・・ちょっぴり心配。
Manowはそこそこ、困らないくらいには出来るって感じね。
ここでも一人、余裕なPharmさん。
TeamとManowがじゃれあってる隙に、Deanに、Teamの部屋で勉強している、とメッセージを送ってます。
そのことなら、わざわざメッセージで送らなくても、P’Deamもよ~~~く知ってるはずだけどね(笑)
なにしてんの?と揶揄うManow。
Team「まだ、離れてから2時間も経ってないだろ! もうメッセージ送ってるのか?」
呆れるTeam。
ちょっと気になることがあってさ・・・と答えるPharm。
これは訳ありだと思ったManowが、Teamを視線で制し、
「・・・なにかあったの?」と訊ねるところとか、ホント、ただのにぎやかし要員のお友達じゃないよね。
Pharm「なんでもない。たぶん、僕の考えすぎだよ」
OKなのね?と確認し、ちゃんと、Pharmを尊重してあげる、のも👌
勉強に戻る3人。
Team「Manow、なぁ、お前の鉛筆貸してくれない?」
よくよく考えると、部屋の主の発言です。🤭
Manow「はぁ? いま、使ってるじゃん。ああ、別のをバッグから出していいよ」
この間のファンデーションと言い、今回も、Teamが、My'sの担当?(笑)
Team「なんで、こんなにたくさん持ってるんだよ?」
リップを手にして、不思議そうなTeam。
起き上がるManow。 ← ベッドに寝転んでたからね(笑)
Manow「あんたってば、鉛筆を貸してくれって言ったくせに・・・で、なんで、そんなこと聞きたいのよ?」
近くに寄りなさい、と手招きをするManow。
Teamの耳元で、「大きなお世話よ!」と大声を出す。
Teamの潜在願望を叶えるべく、強制的に、Teamに、リップを塗るManow。🤭
心底嫌がってなくて、好奇心のほうが勝ってるTeam、好き(笑)
Manowが塗る度に、唇がぷるん、ぷるんって弾けるように揺れるTeam、もっと好き!(笑)
興味というか、怖いもの見たさ?で、覗き込んでるPharm。
Manow「Teamだけってのは、不公平よね」
Pharmは、頬にチーク代わりに載せられて・・・Manowの歯はリップで赤く染められて・・・三人ともふざけすぎ(笑)
こうして、潜在的に美に目覚めていく受けの姿をみると、それもありだな。。
でも、このお姐さん二人は 潜在じゃなくて、すでに顕在です。(笑)
過去パート
~Inの家の前~
Kornに送られて、帰ってきたIn。
In「ここでいいよ」
家の人に会って、挨拶をしていかなくてもいいのか、と気にするKornに対して、
首を振り、「平気だよ」と答えるIn。
じゃ、またな・・・と、Inの頭に手を置くKorn。
In「P’も気をつけて」
門の近くまで迎えに出ていた姉と姪に近寄っていくInの、明るい声を聞きながら、じっと佇んでいるKorn。
家族に対して、明るくふるまっているInのことを思い、こぶしを握ると、黙って立ち去るしかない。
現代パート
その同じ門の前です。
Deanの車が静かに到着。。。
Don「ここだよ」
んまぁ、車から降り立ったDeanのセーター姿(いわゆる、サマーセーター?)に、
昔、秋口になると、イケメン俳優の「セーターブック」 とか販売されてたよね。今でもあるのかな? ← すでになかった!
(クレアの記事が面白かったんで、ご参照。 )
https://crea.bunshun.jp/list/feature/crea201902-sweater-book
手編みが、呪いアイテムのような扱いになる前のお話です。🙊
Del「お婆ちゃ~~~ん」
この言い方、可愛い💠
テラスに座るAhnのもとに駆け寄るDel。
優しい笑顔で、孫娘を迎え入れるAhn。
時流れて、品のよい老婦人って感じのAhnさんです。
Ahn「どうして、いきなり、会いにきたの?」
Del「会いたかったんだもん。」
Ahn「まぁ、なんて、可愛いの」
Don「こんにちは、お婆ちゃん。今日は、特別なお客さんを連れてきたよ」
Donの言葉に、視線を動かしたAhnの目に、Deanの姿が飛び込んできて・・・
笑顔が消え、涙がにじんでます。
ゆっくりと近寄るDeanのことを、すぐに、Deanだと認識できたAhn。
Ahn「ようやく、会いに来てくれたのね」
Ahnの前に跪くDeanを「大きくなって・・・」と抱きしめるAhn。
感動の再会をする二人に、同じように、胸が一杯になるDon&Del。
Dean「本当にごめんなさい。ずっと会いにこなくて、ごめんなさい。」
Ahn「いいのよ。わかってるの。ちっとも怒ってなんていないわ」
話したいことがたくさんある・・と告げるDean。
泣きながら、Deanを抱きしめるAhnさんの姿に、こっちまでつい、もらい泣き。
先に部屋の中に入っているね、と遠慮するDonとDelもいい子たちすぎて・・・。
みんなして、涙うるうる状態です。
過去パート
~Inの家のキッチン~
料理をしている若き日のAhnに切り替わりました。。
そこに、顔を見せたIn。
ここで、Inと姉のAhnとの会話から、お料理に蓮の花を使うのは、Ahnのお得意だったということが分かります。
Ahn「サラダにもなるし、おつまみにもなるし、お菓子を包むとすごく香りがいいのよ」
Pharmが、「Inの記憶に違いない」と言っていたのは、正解でした。
花びらをつまみ食いして、まずい・・・と顔をしかめるIn。
In「お菓子に包むのは好き。いい香りがするもん」
Ahn「また、作ってあげるわよ」
手伝うと言っても、お料理は苦手・・・というのは、確かみたいで、もっぱら味見役のIn。
この二人が、子供の頃から仲の良い姉弟だったというのは、ほかのエピソードでも出てきます。
現代パート
Deanを前にして、改めて、今までの経緯を話してきかせるAhn。
Ahn「あなたのお母さんのことを、あちらのご家族が心よく思ってなかったのは、理解しているわ。あなたのお母さんは早熟なところがあって、高校を卒業する前に身ごもってしまったんだもの。うちの父だって、それこそ、ものすごく怒ったのよ。あなたのお父さんを警察に突き出しかけたの。それでも、生まれてくるひ孫のために、二人を結婚させたのよ。私はね、あなたのお祖母様があなたをかわいがってくださったことに感謝しているの。」
Dean「祖母は、厳格な人でしたけど、僕のことはとても大切にしてくれました。心配には及びません」
ここのやり取りを読むと、Deanが2歳の頃に、両親が迎えに来たという件(くだり)を思いだしますね。
好奇の目から守るために、後ろ指を指されないように厳しくしつけた今は亡き、父方の祖母を含め、近所で温かく見守ってたSornのママとか、早くDeanを引き取ろうと、世間や双方の家族に認めてもらうために必死に頑張ったであろうDeanの両親のこととか、これだけでも、すごいドラマティックです。
そして、Pharmが作ったジャーモンクを取り出すDean。
Ahn「それはなぁに?」
お菓子ですよ、と言いながら、開けて見せるなり、表情を強張らせるAhn。
ゆっくりと、蓮の花の包みをほどき、
「ジャーモンクね」と呟き、懐かしいけれど、蓮の花で包むのは珍しいはず・・と訝しがる。
Ahn「若いころは、お菓子を作るのがとっても好きだったの。よくこんな風に、蓮の花でくるんだものよ。このお菓子を好きな人がいたから・・・」
そういって、お菓子の香りを確かめるAhn。
Ahn「どこで買ってきたの? 作った人はとっても腕がいいわ。すごくいい香りよ。」
Dean「僕の恋人が作ったんです」
Ahe「・・・え? あなた、彼女がいるの?まぁ、隅に置けないわね。今時、タイの伝統菓子を作れる若い方なんて、とっても珍しいでしょうに。今度、連れていらっしゃいな」
孫の成長に、目を輝かせるAhn。
Dean「お祖母さん・・・僕の恋人は・・・男なんだ」
動きを止めるAhn。
脳裏には、亡くなったときのInの顔が・・・浮かびあがる。
過去パート
KornとInのお葬式が、本当に身内だけで行われている。
(両家合同で行われてる意味も大きいです)
棺の前に佇むInパパ。
涙を止められない、Inの母と、Ahn。
そして、何もわからず、ちょこんと座っているAlin。
手を組み、じっと座っているKornの父。
その後ろに、2人の弟。
ああ、ここに、生年月日と没年月日が出てましたね。
見落としてたかもしれません。
ざっと計算して、大体、30~40年前くらいだと思ってました。
Inの誕生日である8月30日の夜の晩のことだったんですね。
(このドラマは2019年なので)ほぼ30年前でした。
現代パート
Ahn「・・・Dean、あなた、今、なんて言ったの? どういうこと?」
やはり、簡単には受け入れてもらえないのか、と、思いながらも、再度、「彼は男なんです」と繰り返すDean。
涙ぐみながらも、毅然と話すAhn。
Ahn「どんなことがあっても、自分を傷つけてはだめよ。どうか、そんなことしないでね。お願いよ。ね・・・お願いよ」
どうしても、涙をこらえきれないAhn。
Ahnもまた、弟の気持ちを知りながら、守れなかった自責に苦しんできたんでしょう。
Dean「心配しないでください。僕を信じて。僕は決して、自殺したりしません」
その言葉に、衝撃をうけるAhn。
Dean(Korn)「許してください」
Ahn「どういうことなの。」
Dean(Korn)「僕は、彼を守れなかった。でも今回は、誰も死んだりしません。たとえ、父が反対したとしても、前と同じようにはなりません」
Kornの想いを胸に、必死に訴えるDean。
Ahn「Dean・・・あなた・・・あなた・・・」
混乱して、言葉が続かないAhn。
Dean(Korn)「すみませんでした。彼を守り切れなくて・・・ごめんなさい。Intouchの死は、僕のせいだったんです」
目の前にいる孫のDeanの口から、Inの恋人だったKornを思わせる言葉が出てきて、驚愕するAhn。
Dean(Korn)「申し訳ありませんでした。あなたが愛する弟さんを亡くすことになったのは、僕のせいです」
謝りつづけるKornの想い。
本当は、生きている頃から、ご家族の皆さんに辛い思いをさせてすみません、とちゃんと会って、直接、謝りたい気持ちで一杯だった。。。
Sinからの調査報告を受け、事実を知ったDeanが、運転しながら、Kornに怒りをぶつけた心情を思うと、こうして、直接会って、謝罪がしたい、というKornの内なる声と向き合い、ここを訪れたDeanの勇気に、胸が苦しくなります。
涙をポロポロこぼしながら、否定するAhn。
Ahn「どうして、ごめんなさい、なんて言うの?あれは、あの子自身の選択だったの。決して、Kornの過ちなんかじゃなかったわ」
Dean(Korn)「アンさん・・・」
Ahn「ああ、なんてことなの、Korn・・」
Kornだと認めてくれつつあるAhnに対して、「彼はここにいるんです」と、Ahnの手を自分の胸にあてるDean。
Dean「彼は、僕の中で生きています。彼は、あなたに伝えたがっているんです。“許してください”と・・」
必死で耐えていたAhnが、それを聞き、す~っと気を失ったように、後ろにのけぞってしまう。
Dean「お祖母さん!!」
慌てて、中にいるDonたちに声をかけるDean。
止めるAhn。
Ahn「いいの。呼ばなくてもいいの。 ・・・あなた、辛くない? どこか、痛くない? 傷はどう?」
まるで、亡くなったときに問いかけていた言葉を、まるで、今のことのように、言葉にするAhn。
Dean「信じてくれるんですか?」
Ahn「私の孫は・・・決してウソをついたりしないわ」
Dean(Korn)「すみませんでした。本当に、申し訳ありませんでした」
Ahn「Dean、あなたには、Kornの記憶があるの?」
はい、と頷くDean。
Dean「僕の記憶のほとんどは、Intouchと家族に関することです。そのほかのことは、よく覚えていません」
Ahn「Inについてはどう?」
Dean(Korn)「Inは、あまり料理が得意じゃなかったけど、あなたの料理の腕を忘れることなく受け継いでいます」
それを聞くだけで、もう十分だとばかりに、「ありがとう、本当にありがとう」と号泣するAhn。
ハグしあうAhnとKorn。
Ahn「あの子を愛してくれてありがとう・・・あの子を見つけ出してくれてありがとう。本当にありがとう」
涙をこらえながら、何度もうなづくAhn。
この方の熱演のおかげで、「生まれ変わり」や「運命」に含まれるファンタジー要素よりも、たとえ、亡くなって何年たとうと、家族の心の中には、変わらず、生き続けているのだ、という身内や親しい人にはわかる「心の在りよう」という、このドラマのテーマのひとつに説得力が生まれたと思います。
Ahn「よく・・・よく戻ってきてくれたわね。お帰りなさい」
優しいAhnの言葉に、うなづくDean(Korn)。
Dean「はい・・・」
Ahn「会いたかったわ。本当に、会いたかった・・・」
Dean(Korn)「ただいま・・・」
Ahn「もう二度と、いなくなったりしないでね。お願いよ」
Dean「お約束します」
昔、いろいろな局面で交わしたKornの「約束する」という言葉は、残念ながら、全うできなかったけれど、Deanには、彼(Dean)の言葉に嘘はない・・・という学部での評判があります。
Deanに生まれ変わってからは、Kornは決して、嘘をつくことなく、(ともに)生きてきたし、Deanの「約束します」には、軽々しさはなく、相応の重みがあるということにつながるんですよね。
Dean「約束します。もう、どこにもいったりしません」
泣きながら、何度も何度もうなづくAhn。
このシーンは胸がいっぱいで、うまく言えませんが、とっても大事に思っているシーンだと思ってもらえたら、嬉しいです。
~Deanの部屋~
え?これもダメなの?Σ(・□・;)
(形見の)指輪を見て、なにか考えているDean。
こんなモデルさんみたいポージング、反則やん!!
ただいま帰りました。勉強しすぎで脳みそ破裂しそう・・・というPharmのメッセージを見て、
微笑みながら、返信。
Pharmのことを考えると、自然にスマイル☺
Dean:がんばれ。試験が終わったら、ご褒美をあげるよ
企み顔に見えます?(笑)
ご褒美・・・ご褒美・・・・(笑)
BL界隈だけじゃないけど、ご褒美とか、お仕置きとか、なかなか、言葉通りの意味じゃないことが多いじゃない? (^_-)-☆(笑)
******************
さぁ、心してまいります。
~Teamの部屋~
午前1時を回りました。。
ベッドに横になっているものの、眠れないTeam。
目を閉じようと、寝返りを打とうと、何をしても寝付けません。
Team「くそ・・・」
とうとう、起き出したTeam。
おもむろに、ベッドから降りると、バックパックを背負う。
ドアに手をかけ、数秒・・・そのまま、立ち尽くす。
ここ、何度見ても、ぎゅんとなる。
いろんなものを振り切るように、思い切って、ドアをあけるTeam。
~Winの部屋~
コンコンコン・・コンコン・・コンコン
しばらくして、ドアから顔をのぞかせたのは、上半身裸のWin。
『UWMA』10話 「男たちのドア越し半裸まつり」ファイナルです。
照明のおかげで、若干、肌色感は目立ちません。
Win「なにしにきた?」
Team「今晩、ここで寝ていい?」
Win「・・・・・」
シルエットともいえるくらいの薄暗さが、シリアスさを誘います。
Winがいいとも悪いとも言わないうちに、伏し目がちに部屋に入るTeam。
ちらりと、Winを気にしつつ、
Premのこの時の、この顔、好きなの。
バッグを床置きすると、あ~とベッドに横になるTeam。
ええ、目立つポスターはニル・ヴァーナのカート・コバーンですわよ。
『2gether』のサラワットの部屋にもあったし、今時の子たちにも、人気なのかな。
AC/DCとか、もう、ほんと、誰の趣味よ(笑)
って、ここは、Winの部屋です。(笑)
振り返るWinの顔には、心配と不安が入り交じっていて・・・
これはまた、これで、ぎゅんとなる。
ベッドの際に立つWinのアングル、よくないですか?
チョンマゲもしてなくて、前髪がパサッとおりてて・・・。
Winにはいちいち、瞬殺されてるけど、屍になっても、筋追いだけは続けるアタクシ。
Win「どけよ」
軽く、Teamの膝小僧をはたいても、もう一度「どけ」と言っても、う~んとうなるだけでまったく動く気のないTeam。
Win「そんなんで、どうやって、俺に寝ろっていうんだよ」
知~らない、とばかりに、首を横に振るTeam。
Win「どく気がないんだな?」
言うがはやいか、Teamの両手を頭上でホールドしながら、組みしいた状態のWin。
視線をそらさないTeam。
この時の表情も好き。
舌なめずりをしておりますが、
心臓バックバクなのが、インジケーターで出るといいのにな。
このどアップ は、急所をついてきますね。
Team「何する気?」
それ、この体勢されてて、聞きます?(苦笑)
Win「お前がどかないからだ」
そのまま、重力に逆らわないと、落下の一途をたどるのみ(笑)
一応、本人、これでもセーブ中。
だって、そこまで押さえ込んでるわけじゃないし・・・。
このアングルをキャプチャーしたかっただけです。(笑)
ここに、照準を合わせるって、どんだけ、フェチズムを刺激させたいの?
じりじりと、Winの唇が、あと10センチ弱に迫ってきたときに、ぐっと膝頭に力を入れて、はねのけました。
Win「ぐふ・・お前、なにすんだよ」
仰向けに倒れこみ、呻くWin。
Win「痛っ・・・ただの冗談だろ・・・」
そんなの通じません。
「ふざけんな」と、バシっと、クッションを投げつけるTeam。
なんて、やさしい世界!← 使い方!🤭
そのまま、クッションを抱え込み、「また、眠れないのか?」と訊ねるWin。
ここの 声のトーンにもやられた!
Team「・・・うん」
そういって、布団の中に潜り込む。
Win「次は、ちゃんと言ってこい。」
Team「・・・・ん」
ほしい言葉を言ってくれる人だとわかっているから、ここに来たんでしょう。
じっと、Teamの横顔を見ているWin。
Team「Hia・・・」
まじめな顔をして、Winと向き合うTeam。
Team「忘れてた・・・メリークリスマス」
Win「なんで今なんだよ」
Team「イルミネーション、見に連れてってくれない?」
Win「暇なときを教えろ。連れてってやるよ」
んん・・・と小さくうなづくTeamの、とろんとした瞬きのない視線が、どこかとっても虚無を映し出している。
そんな荒涼としたTeamを見つめるWin。
なんだろう、暗闇にポッと灯ったかがり火のような感じ。
Team「Hia・・・だきしめてもいい? 眠れないんだ」
この言葉を口にできたTeamに
泣ける・・・
ラブシーンとして見ても、塩対応のあとに、キャラメル投下!!
学ぶところが多い子だわ。 ← もう、びび、実践するにはかなり手遅れだけど。。。
なんて、優しい眼差しなの。。。
ん、と頷き、自ら、Teamのほうに身を寄せ、腕を背に回すWin。
目を閉じるTeam。
しばらくして、額をつけるように、同じく目を閉じるWin。
背中に回した指が、安心を誘うように、かすかに優しく動く。
どうか、お互いの呼吸と体温が循環するように、幸せな眠りにおちてください・・・
◆Side Story◆
壁にもたれて、居眠りしているTeam。
本日の勉強会での、ひとコマです。
先に気づいたManowがPharmに知らせ、顔に、ペンシルでいたずら書きを始める。
Pharm「どうして、こんなに書きやすいの?」
Manow「そりゃ、My’sだもん。使いやすい・長持ちする・時間節約。早起きするの、大変でしょ。だから、これを使えば、一石三鳥なのよ」
Pharm「眉毛が濃くなった。鼻も高くなった。でも、なにか足りない気がする」
Manow「その通りね! 見たらみんな、びっくりするわよ」
アイシャドウやリップまで乗せるManow。
面白がるPharm。
ようやく目を覚ましたTeam。
素知らぬ顔で続きを始めるPharmたちなのでした。
★【#10-2】の雑感 ★
パッパラパパー ♬ パッパラパパーラパパ ♬ パッパラパパー ♬
すみません。
今回のエンディングソングです。(笑)
・・・っていうくらい、ほかに意識を向けないと、雑感に取り掛かれない!(笑)
えっとですね。
まずは、Korn(Dean)とAhnさんの再会です。
ここでも、Deanは、Kornに身体を明け渡してるわけではなく、あくまでも、Kornの言葉として話してはいますが、Kornに代わって伝える、もう少しつっこんで言うなら、伝えたいであろうことを伝える、という役割を果たしてます。
(Pharmの場合は、Inの感情の塊をまともにくらってるので、そこのところ、ちょっと境界線が曖昧なところがありますね)
なので、“Dean(Korn)”という表記にしました。
Deanは、Kornと一体ではないけれども、Pharm(In)を愛する者として、立場を置き換えることで、彼(Korn)のInや周囲の人に対する贖罪の気持ちの一番の理解者でもあるんですよね。
個人的に、この『UWMA』で描こうとしている、この部分の扱い方には本当に感心するというか、こだわりをもって見てる部分でもあります。
・・・まぁ、これは、Kornの贖罪の発端というか、端緒に過ぎず、『UWMA』の最終形態ではないので、また、それはおいおいです。
そして、時間にしては、とても短いシーンですが、WinTeamのこの夜這いシーンは、← こら!
もとい、入眠儀式シーンは、好きとか、そういうのを超越してるシーンです。
6-1の雑感で、「この二人には陰がある。」と書いたら、多少、質問というか、その真意について、メッセージでやりとりをさせていただいたことがあったのですが、いい機会なので、ここで、プチ補足。
「この二人には、光と陰がある。」
あくまでも、これは、私の感覚的なものなので、説明がむつかしいのですが、メンタル部分を考えると「闇」という便利な表現も使えなくはないかもしれませんが、このドラマは「救済」の物語でもあるので、「闇」で片づけられない、「光」あっての「陰」という「人間性の描き方」的な意味合いで捉えたかったんです。
しかし、説明下手だな!!(笑)
これ、最終回の雑感で、ちゃんとまとまめられるのか、不安になってきました。
ただ、ユニークなのは、どちらかが「光」で、どちらかが「陰」という対になってるわけでもない。
当然、メインカップルに「光」を当てるために、「陰」に甘んじているわけでもない。
しかも、この二人、光に関しては、双方、そこまで強く自己発光するタイプではないので、明暗比(コントラスト)が強い二人というのとも違う。
なかなか、奥深いんです。
それにつけても、「Hia・・・」という、Teamの呟きには、何度見ても、胸が締め付けられます。
【SideStory】は、コマーシャルタイムみたいなものなので本来は割愛してもいいのですが、ふと、ああ、不眠に悩むTeamが、PharmやManowのそばでは居眠りができるって、そういう関係なんだな、と思えて、今回も入れ込みました。
あと、このドラマだけではなく、ユネクでボカシかかってるところ、質問をいただいたりするので、気づいたら、ちょこちょこ入れてますが、部屋のインテリアとかって、本編で触れる時間がないけど、その登場人物の趣味趣向や人物設定について、小物で表現するというのはあることなので、ボカシかけるの、ドラマウォッチャーとして個人的にはちょっと、No Thank you だったりします。
でも、でも、肖像権は当然の権利だし、契約は契約だし、守られて然るべきものだし。
🙏💦💦
今回は謝ってばっかり。