これは、Ep.05の後編です。

 

前半未見の方は、こちらからどうぞ

『KinnPorsche』EP.05 前編 ざっくり筋追い+雑感 ※ネタバレ 

 

  

で、いつものご注意をば・・・。

本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 

『KinnPorsche』

รักโคตรร้าย สุดท้ายโคตรรัก【Ep.05】後編

 

 

~Kimのスタジオ~

何も知らず、憧れのP’Wikからの連絡で、ほいほい、ついてきちゃったPorscheの弟Chay(Porchay)くん。

たぶん、Por**兄弟は・・・行動パターンがよく似てる(笑)

というか、🐺側からみれば、同じくくりの愛玩動物タイプ(外見はデカくとも)ね。

 

Kim「お菓子もあるよ。用意していたんだ。気に入るといいんだけど・・・」

そんなふうに、優しい言葉をかけながら、おやつまで用意して、釣る手なづける気、満々のKim。

そんなの不必要なくらい、Chayは、P’Wik(Kim)にリスペクト&緊張しまくりです。

 

Kim「で、ここはどうかな。 ここは、俺が所有してるリハーサルスタジオなんだよ・・・イケてるだろ?」

イケてるだろ、も何も、もともと、憧れのP’Wik(Kim)と親しくなりたくて、個人教師して~なんて、無謀なお願いをしただけのつもりが、なぜか、こんなデカい、本格的な個人スタジオに招かれたChay。

Chay「ええ、もちろん、すごいです。ホントに・・・」

圧倒されるChay。

Chay「でも、本当に・・・学部の練習室とかで教えてくださるだけで構わないんですよ、P’Wik」

微笑むKim。

Kim「Kimだ」

Chay「・・・?」

紙に書いた文字を逆さまにしてみせ、本名を教え、Wikというのは、自分のもう一つの顔だ、と話すKim。

 

ここ、なぜ、Chayに名前を教えようと思ったのかな?

秘密を打ち明けられるくらいだ、と信用させたかったから?

Chayと波長が合う、と無意識に感じたのならいいのにな。

 

Kim「本当に、なりたい自分なのかもしれないな」

マフィアの息子という一面以外の自分を持ちたくて・・・という意図は、まだ、Chayには伝わらないわね。

 

Chay「どちらの顔でも構いません。僕は全部好きです」

Kim「・・・・?」

Chay「ああ、僕が言ってるのは、曲のことです。 P’の歌・・・」

まだ、面と向かって話をするのも、いっぱいいっぱいだし、音楽を志す理由も漠然としてるくらい、幼さの残る、純粋なChay。

 

入試準備として、曲を作ることにする二人。

なにしろ、Kimは、Chayから、Porscheのことを聞きだすという目的があるのです。

「お兄さんのことを歌にしてみては?」と提案するKim。

なんで、僕に兄弟がいると?と不思議そうなChay。

Kim「君の携帯の写真を見て、お兄さんがいるに違いないって思ったんだ・・・」

ん? 番号の交換とかしたシーンあった?

 

ああ~と納得するChay。

この単純なところも、あの兄を見て育った感じが満載ね(笑)

 

どんな風に始めればいいのか、わからない、というChayに、「難しく考えることはない、書きたいと思った対象について、よく考えてみるんだ。もし、君が兄さんのことを書きたいと思うなら、その人となりを集めて書きだしてみたらどうかな。」と、誘導するKim。

そんな風に、名まえや好みを聞きだしていこうとする。

 

Chay「かっこよくて、僕のことをたくさん、愛してくれてて、なんでもよく出来るし、僕、兄さんみたいになりたいんです。すごく強くて・・・」

 

珍しい。

ここで、Porscheの長所を興奮気味に話すChayの様子を観察しながら、Kimの(本物の)心の声が流れます。

 

Kim:この子の目は挙動してない、リラックスしているように見える。特に、大袈裟に詳細を語っているわけでもない。嘘はついていないようだ。でも、Bigがくれた情報以外に、目新しそうなものもなさそうだ。

 

Chay「・・・僕、まだ兄さんみたいにはなれそうもないです」

Kim「ああ、もう、それくらいで十分だよ」

話しを止めるKim。

Kim「じゃ、先に(曲作りに)取りかかってて。すぐ戻るよ」

 

バッテリーがないと嘘をつき、Chayの携帯を借りると、← どこかで見た光景(笑)

サブに入り、携帯の中身を確認するKiim。

Porscheが、こんな派手な柄のついた、原色のタンクトップ着てるの、珍しい。


既読のついていないLineの画面。

Porscheが見れないと分かっていても、一方通行のメッセージを、Porscheに送り続けていたChay。

 

兄さん、元気?

うまくやってる?

たぶん、兄さんはこれを読んでないよね。

今日はすごく疲れたよ。

ああ、会いたいなぁ、兄さん。

ねぇ、聞いてよ、P’Wikが僕の個人教師になってくれるって。 なんだか、天国にいるみたいな気分だよ。

 

自分の話題が出てきて、思わず、読みながら、笑ってしまうKim。

電話をかけているふりをしながら、Chayを観察し、

特に矛盾も感じず、Chayから引き出せるものはない、と判断する。

 

Chayのもとに戻り、「じゃ、今日はここまでにしようか、用事ができたんだ。」と、スタジオを出ていこうとするKim。

用が済んだら、あっさりしてるわね!

 

Chay「ちょっと、ちょっと、まってください。僕、ちょっとだけ(曲が)出来たんで、聴いてもらえますか?」

Kim「ああ、悪いんだけど、本当に行かなきゃならないんだよ」

Chay「ええ~、ナナナナナ~(ね、ね、いいでしょ)、ちょっとだけです。聴いてみてください」

引き下がらず、袖を掴まえるChay。

 愛玩動物にも、必殺技があるのです。(笑)

 

Kimは三男坊だけど、ちょっと特殊な家庭環境だから、甘えた経験もなければ、甘えられた経験もなさそうだよね。

 

常に、相手の心理分析をしながら、自分との距離を、優位に持っていこうと先手を打とうとする。

防御能力も高い。

 

それなのに・・仕方なく、「ん・・・」と頷いちゃう。

 

ここは、逆に「恐るべし、Chay・・・」と言うべきなのかしら。

 

ギター片手に、サビから歌い始めるChay。

触りだけ聞いただけで、目が変わったKim。

まだ、音取りすら心もとないけれど、一応、コード進行を見る限り、ある程度形になってるし、歌詞までつけてるし・・・すぐに、ピアノで合わせてみるKim。

 

Chay「どうでしたか?」

Kim「悪くない・・・」

 

さっきは、自分で出かけなきゃならないと言ってたくせに、「もうちょっと時間あるか?」とセッションもどきを始めちゃう音楽好き。

マフィアの息子だろうと、関係ないのだ。

 

Kim「書き上げてみればいいよ」

Chay「はい・・」

にっこり笑うChayを見つめるKim。

 

あなたがいてくれるから

どんなに苦しくても 

ぼくは前を向いてあるいていける
たとえどんなに辛くても

ぼくを抱きしめてくれる限り

 

~天空プール~

パパったら・・・サービスですか?(笑)

 

ボスパパのもとに、連れてこられたPorsche。

 

パパ「お前がここに来て以来、ゆっくり話す時間も取れなかったな。調子はどうかな?」

ちらりと、パパを見おろすPorsche。

 

Porsche「あまりよくないです」

 

Porscheの答えが心配って感じです。

パパは、Porscheが率直になんでも思ったことを言う点も買っている、というか、可愛く思ってるような気がします。

 

パパ「Kinがお前と、他の誰かをリーダーを換えることにした、とか言っていたが・・・」

 

ホントに、パパはなんでもご存じです。

きっと、本人よりもご存じなこともあるかもしれません。

 

Porsche「私が、Kinnさんが望むほど、使えなかったからだと思います」

 

パパ「そんなに大変か、Kinnの警護は?」

Porsche「・・・・・・」

なんと言っていいのか、わからず、無言なPorsche。

パパ「誰にでも間違いはある。だが、ここでは、過ちは認めて、挽回せねばならない」

Porsche「でしたら、他の方の警護を担当してもいいでしょうか?」

更に、険しくなるボスパパの顔。

 

視線を落としていたPorscheが、顔をあげても、表情は固いまま。

どこか、覚悟を決めて、話しをしているふうでもあるのです。

 

それに気付いたパパ。

パパの方から軌道修正かしら?

マフィアのボスに、こんな柔和な顔をさせるPorscheって、何者?

 

 

~Porsche&Porschayの自宅~

庭で、Chayがギターを弾いていると・・・門から入って来たのは、Porsche。

久しぶりに会い、固くハグする二人。

 

ボスパパ(声):こういうのはどうだ? お前に1週間、考える時間をやろう。元の世界に戻り、弟と過ごしてこい。仕事のことは気にしなくてもいい。

そして、お前が、まだKinnのボディーガードをやりたいかどうか、その答えを持って戻ってこい。

 

食事を作り、

一緒に食べ、

なんて、優しそうな表情なの。。

 

夜も寝る前におしゃべりを楽しみ・・・

すっかり、元の生活を取り戻したかのようなPorsche。

 

でも、何をしていても、ずっと、パパから言われたことが頭から離れない。

これがサービスショットの限界です(笑)

ああ、飛沫になりたい。 ← こら、教育的指導 物申す

 

~PeteとPorscheの部屋~

そんなことになっているとは夢にも思ってないKinn様。

ずかずか、と部屋に入ってきました・・・が、すぐに停止しました。

 

恒例、Peteのノーパンワークアウトのお時間です。(笑)

さすがに、これを見たら、どう声をかけたらいいものか、迷うわよね(笑)

 

ようやく、Kinnの姿に気づいたPete。

Pete「うわ! Kinn様、どうして、こちらにお越しになられたんでしょうか?」

隠すべきところは隠して、振り返り、直立不動♪

 

そりゃ、Porscheを探しにきたんです。

 

Pete「あいつはいません」

Kinn「どこにいった?」

Pete「昨日から外出してます。」

Kinn「だれが、そんなこと命じた?」

Pete「Korn様です」

 

Kinn:やられた!

Pete「Korn様が、1週間ほど休暇を許可されたそうです」

 

すぐに部屋を出ようとして、思い直したKinn。

Kinn「最近あいつ、なにか、お前に話さなかったか?」

Pete「(少し考えて)特には何も・・・。でも、元気なかったです。任務を失敗したから・・というのを知らなかったら、失恋でもしたのかなって思ったかもしれません

おお、なかなか、いい洞察力じゃん。

 

身に覚えあり。

 

それだけ聞くと、部屋を出ようとするKinn。

Pete「Kinn様・・・・」

Peteに、呼び止められ、なんだ、と威圧的に振り返るKinn。

 

少し改まるPete。

Pete「これは、私が口を出す問題ではないと思いますし、Kinn様とPorscheの間についても、どうなっているのか、知りません。でも、Porscheは、他人には、短気でがさつに見せてますけど、本当は、繊細なやつなんです。」

 

どうよ、これ。

Peteの言葉が、Kinnの心に、見事に突き刺さったよ。照れ

 

Pete「もし、あいつとちゃんと話をしようと思ったら、どうか、辛抱強く落ち着いて、聞いてやってください」

切実に訴えるPete。

いいこと言うわ~~、ノーパンだけど。。。

 

Kinn「Pete!」

Kinnの迫力に、思わずびびって、タオルを落しそうになりながら、はい、っと答えるPete。

 

Kinn「ありがとな」

くぅ~~~、みんな、Peteのことも、Kinnのことも好きになっちゃうでしょ?

 

Good Job!!Pete!!

言ってやったぞ、やれることは全部やりきったぞっていう最後の笑顔も良かったわ~。

 

~Porscheのおうち~

庭で、飲んでいる、Porscheと、友人のJomとTem。

この二人とは、この間、ハムバーで会ってるけど、それでも、いきなり、絶海のリゾートで働く、とか言って姿を消したPorscheのことをずっと心配していたのね。

 

Chayはキャンプに行ってて不在です。← 不在で良かったよ。

 

お前に会えなくて、寂しかった~というJom。

Porsche「俺に会えないせいか、それとも、俺が作る酒が飲めないせいか?」

 

肉とビールと友達がいて、幸せだ、と呟くJomを尻目に、浮かないPorsche。

そんなPorscheの様子が気になるTem。

Tem「おい、どうかしたのか?Porsche?」

 

Porsche「なにが?」

これで、平気な振りができているつもりでいるPorsche。

 

Porscheの浮かない顔を見て、心配するTem。

「こいつはいっつも、こんなだよ」と冗談めかすJom。

この友二人のバランス感覚が素晴らしい(笑)

 

Porsche「そんなに、顔に出てるのかよ」

 

Jom「こういうことってさ、別に何も言わなくたっていいんだよ。お前の目をみりゃ、全部わかるよ」

ま、状況によっては、Jomの考え方も一理あるのです。

 

ホントかよ、なPorsche。

 

その時、表の門で、チャイムが聞こえ、「誰だろ・・・」と言いながら、様子を見に行くPorsche。

 

Jom「綺麗どころかな?」← お手軽コールガールの一種?

Tem「違うだろ」

Jom「お前が、俺達を驚かせようとして呼んだんじゃないのか?」

Tem「しねぇよ」

 

一転して、

一気に、緊張状態に陥ったまま、テーブルについたお二人。(笑)

 

もう、わけあり感バリバリで、おろおろする機微に敏感なTem。

 

Kinnが来てから、ホント、このTemとJomコンビがいい仕事をしてくれます。

 

さしづめ、喧嘩して、実家に帰った嫁を迎えにきたものの、仔細をしらぬ親戚筋につかまって、飲み会の席についたダンナさん、といった体(てい)ですが、気になるのは、嫁の機嫌です。

 

そんな中、あかい顔して、一人、盛り上がるJom。

Jom「かんぱ~い!」


「俺にもビールを・・・」と言って、ギロリと睨まれるKinn。(笑)

空気を読んだTemが、注ごうとした時、

 

Porsche「(手も足もあるんだよな)自分でできないのか?」

完全に、いつぞやの意趣返し。(笑)

この時(Ep.04前 )です。いひひ、🤭
 

ピタ!!

すごすごと引っ込めるTemがいいわぁ。(笑)

 

Porsche「そもそも、誰がここに招いたんだよ」

自分のテリトリーでは、手厳しいPorsche。(笑)

 

これがどんなに特別なことか、お前にはわからないのか、と文句を言いたいのに、

そんなこと言うなよ~な目になり、

あ、いや、ここは抑えなきゃ・・・って顔が変遷していくKinn様。(笑)

 

Jom「そういえば、この間、会ったときに聞きたかったんだけど、あなたは、Porscheの職場の、新しい上司? なんか高級そうないいシャツ着てるし、まるでマフィアみたいだ・・・

見たまんま、言っちゃうJom。(笑)


Kinn「・・・・・!」

思わず手を止めるKinn。

Jom「それか・・・こいつ(Porsche)の、同僚? あの、Tankhunとかいうお坊っちゃまが、上司だったりしないっすよね? 例の、ちょっとまともじゃない服着てた人・・・」

あはは、Jom、面白い!!(笑)

Jom「あの晩は、そうそうに酔っぱらっちゃって、悪かった!」

Kinn「ん、彼の同僚だ」

Jom「あ~、俺、こいつのとんでもない上司の話、聞いたよ」

 

さすがに、まずい、と顔色が変わるPorsche。

Porsche「ま、そんなでもないけどな・・・」

すぐさま、自分の発言フォローに回るPorsche。

Jom「お前が言ったんじゃないか! 暴君みたいなんだってな」

Tem「そうそう」

Jom「気に入らないことがあると、部下に銃を突き付けて脅かすんだってよ。」

Tem「だよな。そんな狂ったことをしようとする奴がいるなんて、俺、信じらんないよ」

Jom「まじ、おっかないよな」

Tem「ああ」

Jom「鳥肌モンだぜ」

 

二人の掛け合いを、にこにこ、と聞いている(けど、目は笑ってない)Kinn。

 

おまえら、なんてことしてくれたんだよ~~~!

暴露するだけ暴露して、気楽そうに、焼肉を食べてる友2人を、ジト目で見るPorsche。(笑)

 

さらに、「ああ、ビールが足りなくなったな。なぁ、新しい友だちに、もっと、ビールをもってきてもらってもいいよな?」とか、爆弾発言をするJom。

 

いま、なんとおっしゃいましたか?な視線を送ってますが、内心は・・・

やめろ、バカ!! 口を閉じろ!!

 

Porsche「ああ、この人のことは放っておけよ。煩わせちゃわるいだろ」

 

「別に構わないよ。君らがのぞむならね」と、にっこりKinn様。

 

え・・・と内心、焦りまくるPorsche。

 

Jom「かっこいい~~~♪ ビールは冷蔵庫にあるよ。あ、それから氷ももっと持ってきてよ」

Kinn「OK・・・」

立ち上がりかけたKinn。

Jom「あ、野菜もなくなってるな。野菜は、冷蔵庫の下の段だよ~~。もし、なければ、ちょっと切ってきて」

Kinn「OK」

Jom「ありがとな~」

ホントに立ち上がって、取りに行っちゃった。。。

のびるのびる、Porscheの首~~~♪

 

確実に、俺、終わった~~なPorsche。

 

この視線が、Porscheの気持ちそのものでしょ。(笑)

 

Tem「ああ、腹一杯だ。もう立てねぇ」

Jom「パシリがいると楽だよな・・。でも、ちょっと鈍そうだな」

知らぬが仏♪


そして、しばらくして・・・

Tem」「おい、起きろよ、Jom!」

1時間近く居眠りしてたJomを起こしたTem。

依然として、酔っぱらってるJom。

Tem「さ、帰るぞ、じゃあ、また・・・」

 

こともあろうに、Jomったら、Kinnに向かって、「おい、仕事かえたかったらな、俺に言えよ。俺にはコネがある。ホントだぞ、あんなクソ上司といることなんてないぞ。こいつに聞くなよ!」とか、連発しながら、Temに引っ張られるようにして帰っていきました。(笑)

最高!

 

さて、ようやく、二人っきりになりました。

嫁を傷つけて、実家に迎えに来た(恐妻)ダンナの負け戦をとくとご覧ください。

 

最初に、口を開いたのはPorsche。

Porsche「何しにきた?」

 

その言葉に、ムカっとするKinn。

Kinn「マジで聞いてるのか? お前を家に連れ戻すために決まっ・・」

Porsche「・・・・・・・」

この表情に、男も女もないということが、なんか嬉しい(笑)

 

その時、脳裏をよぎるPeteの言葉。

Pete(の天の声):もし、あいつとちゃんと話をしようと思ったら、どうか、辛抱強く落ち着いて、聞いてやってください

 

あ~、だめだ、だめだ、こんなんじゃ、だめだ。

Kinn「・・・・ま、以前の俺だったら、そう言ってただろうな。でも、今、お前は休暇中だってことは、ちゃんと理解してる」

Porsche「だったら、もう家に帰れば・・」

 

更に、ムカっ!

Kinn「でも、お前は一緒に戻るべきだろ・・・俺と・・・」

Porsche「・・・・・・・」

 

我慢、我慢・・ここは我慢!

声のトーンを押さえるKinn。

Kinn「・・・で、いつ戻ってくるんだ?」

Porsche「あんたに、なんの関係があんだよ?」

 

はぁ?

Kinn「当然だろ!!(怒)」

 

あ~、やっちゃった。(笑)

 

Kinn「(優しめに)俺は、お前のボスだぞ」 ← 「俺はお前の旦那だぞ」に置き換えてもいいです。

 

ほら、なんにもわかってないじゃん。

一瞬、無言になり、ビールを飲み干すPorsche。

 

Porsche「そんなこと、誰が言った? たとえ、仕事に復帰しても、あんたのボディガードなんてやるもんか!」

Kinn「お前、誰に向かっ・・・」

強い口調が口をでるたびに、止めるKinn。(笑)

Porsche「・・・・・・・」

なんだか、自分を見てるような気がしてきた。


Kinn「なんでだ?」

Porsche「誰のせいだよ!全部、あんたがしでかしたことのせいだって、ホントにわかってないのかよ?」

Kinn「確かに、俺は、最低で、暴君みたいに見えるかもしれない。でもな、俺は自分の部下に関しては、ちゃんと面倒をみるぞ」

 

Porsche:今は、他の奴の話なんかしてんじゃねぇ~~~!!

 

Porsche「だけど、俺のことはぜんぜん、かまってくれないだろ! 気にかけてもくれないじゃん。」

 キューンキューンキューン

 

ちょっと脱力して、「もし、お前のことを気にかけてないなら、なんで、俺はここにいるんだよ」と、やっと肝心な言葉を言えました。

 

ほらね、このお嫁さん、すぐ、旗色が変わりますよ。(笑)

Porsche「・・・・・・」

 

さて、落しどころは・・・?

 

 

Kinn「悪かった・・・お前に罰なんかあたえたりして・・・」

自分のほうから謝ったKinnに視線をむけるPorsche。

Porsche「悪かった、だって? へぇ、あんたみたいな奴が?」

Kinn「ああ、俺みたいな奴がな。・・なぁ、俺がしたことを見てみろよ。これでも最善はつくしたぞ。」

 

ホント、この人も本気で怒りつづけてなんかいられないんだよね。

もうすでに、ほだされモード入ったPorsche。

 

 

ここで、改めて、ダメ押しの一言!

Kinn「なぁ、悪かったよ」

必死なKinn様を見るのも悪くないよね。(笑)

 

Porsche「・・ちょっといい?」

すでに、Porscheは気配に気づいてますね。

 

Porsche「ここには、一人で来たの?」

目で、やばいぞ、と伝えてます。

 

姿勢を整えながら、「ああ、俺一人で来た」と声を落とすPorsche。

Kinnも人の子。

嫁説得に必死で、賊の気配に気づくのが遅くなったようです。

 

すでに、二人、複数の拳銃の標的になってました。

Porsche「どうやら、(招かれざる)お客さんらしいな」

 

事態を把握し、黙って、手をあげるKinn。

 

黒服面の皆さんを、手放しで歓迎する二人(苦笑)

違います!

無抵抗サインです。(苦笑)

囲まれた~~!

 

酔いがさめるといいんだけど。。。

しかし、おちおち、痴話げんかもしてられないね。

 

~本家のお屋敷~

心配そうなボスパパ。

 

Chan「ボス、Kinn様のGPSが、バンコクの外に出ました」

報告を受けるボスパパ。

パパ「あいつに連絡してみたか?」

Chan「いえ、つながりません」

パパ「できるだけ早く、(警護の)精鋭の連中を連れていけ!」

Chan「はっ!」

 

姫の(初)お里帰り、おおごとになってしまいました。

 

~地方の道路~

おそらく、二人が乗っているであろうトラックのすぐ後ろを追跡する、Chanたちの四駆。

 

Arm「Kin様のGPS信号は、あの中からです。」

Chan「目標確定!Big、Ken、必ず奪還しろ」

無線で指示するChanさん。

 

それを受け、バイクで追うKenとBig。

 

運転席から、容赦なく、横付けのバイクを拳銃で狙ってくる賊。

 

ここから、本格的なカーチェイスが始まり、荷台の中で捉えられているKinnとPorscheにも、銃声が伝わります。

アイコンタクトする二人の手首は、手錠で繋がれてます。

 

執拗に、追ってくるバイクを排除しようと、猛スピードで蛇行を繰り返すトラック。

絶え間なく、ピストルで狙われるBigや、Kenたち。

 

バランスを崩したBigのバイクが転倒。

Arm「Big!!」

バイクは大破して、引火しちゃったようですが、Big自身(今度は足を負傷)はなんとか、自力で起き上がれた様子。

 

そのまま、追尾するKenのバイクと、Chanの車。

 

またしても、銃での攻防戦のさなか、転倒するKenのバイク。

 

Chan「もっと近寄れ!」

Chanさん、さすが!

助手席の賊に命中。

 

外の銃声が止んだことに気づいた荷台の中の賊たちが、扉を開け、中から応戦する。

この防弾ガラスって、全体が細かいガラスになるシールドタイプじゃなさそうだね。

 

衝撃で道路から外れるChan車。

 

荷台の中では、ただ、黙って助けを待っているだけのPorscheだちではありません。

スキをついて、反撃です。

しかも、手錠で繋がってて、動きがリンクするところとか、たまらん。ラブ

 

荷台の中で、銃をぶっ放し・・・運転席に貫通。

運転手も絶命し、激しい衝突音と、銃声が二発。

 

Chanたちが、駆け付けた時には・・・

荷台の扉があいたままのトラックが放置されている状態で発見される。。

 

中には、転がっている賊の死体以外なし。

 

二人はどこへ?

 

そして、次回の予告で、山狩りの様子がうつる・・・と言う流れです。

 

★【Ep 05】後編の雑感 ★

 

うん、韓国ノワールや日本のヤクザ映画のエグさからすれば、見てられるだけまし。

多少のグダグダなんて、全然、OK。

 

なんて言っても、Ep05の後半は、

 

*KimPorchayのお近づき

というエサまきと、

 

*パパの「神の采配」&ノーパンPeteの渾身のアドバイス

 

そして、なんと言っても、

*お姫様のお里帰り

 

まぁ、せっかくなんで、夜更けのカーチェイスもいれましょか。

 

濃いわ~(二度目)

 

組織の秩序と安寧のために強がっちゃったKinn様の気持ちもわからんでもないが、「自分には冷たい」ってプンスカするPorscheが可愛い。

普通に、共感。

嫁に里帰りでの息抜きを指示するパパの義理父感は、どう捉えればいいのかな?

 

パパがPorscheのことを、待ちわびていたってことは、すごく感じます。

ただのボディガードじゃない存在。

絶対、過去になにかありますね。

 

調子にのって、画像を貼りすぎました。

6話も、たぶん、調子にのります。