そうそう、前記事、ちょっとデータ重すぎた、というか、引用Youtubeの数が多すぎましたね。
すみません。
それでも、いろいろ書き忘れたことが、一杯ありすぎて・・・ちょこちょこ、追記するかもです。
つい、来年の話で、浮足立ちまして・・・・もとに戻します。
で、いつものご注意をば・・・。
なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
GMMの公式動画に合わせて、1話を4分割しています。
前半未読のかたは、下記リンクからお読みください。
『Dark Blue Kiss』EP3 1/4 筋追い&雑感 ※ネタバレ
『Dark Blue Kiss』
【Ep.03】(2/4)
さて、前回ラストの振り返りです。
もう一度、石のように固まったKaoを見てみましょうか。。。← 悪趣味(苦笑)
Pete「じゃ、P’Sunの店で会おう。もう、ついたところだ」
Kaoが、窓の外を見ると・・・・車をとめて、こちらにむかって歩いてくるPeteが見えてる。
Kao、石のように、一瞬で固まる。。。
Kao「เชี่ย!くっそ!」
何度か同じことを言ってるようですけど、Kaoは、基本、大人が眉を顰めるような言葉は口にしないほうだと思いますが、全然、使わないわけではありません(笑)
たとえば、Peteのことは、いつも「มึง(ムン=お前)」って呼びかけてますし・・(笑)
(男同士のざっくばらんな同等感ある会話が好きなのに、等)違和感をおぼえてらっしゃる方には、ホント、すみませんです。
Kaoには、どうしても、語尾を柔らかく言わせたいので、あえて「君・僕」表記にしてます。。。
Nonも、びっくり!
Pete「なに、俺に因縁つけてんだよ!」
Kao「君に言ったんじゃないよ。」
電話を切ると、Nonに向かって、「早く、荷物をまとめて。 Peteがここに来ちゃう!」と、追い立てるKao。
Non「僕のカバン・・・」
Kao「あ・・・」
なんの騒ぎだ、と Sunも驚いたように、見ている。
この低い体勢にも関わらず、窓からPeteの位置を確認するKaoの素早さに、新境地を見た思いです。(笑)
とにかく、Nonを裏口へと向かわせると、間一髪、入り口から店に入って来たPeteと鉢合わせ。
ギリギリセーフ!
Pete「Kao? なんで、ここにいるって言わなかったんだ?」
Kao「ああ、言おうとしたけど、切っちゃった・・・」
しどろもどろ・・になりそうなところを、なんとか、しのぐKao。
背中をむけて、溜息ついちゃったら、しのげてないんですよ。
ほら、Peteは、こうみえて、繊細なんです。
ふと、席を見るPete。
Pete「2杯も飲んだのか?」
なにか言われるたびに、ドギマギしすぎなKao。
Kao「あ、あ~、一つは、生徒のだよ。」
Pet「その子は、どこにいるんだ?」
ここ、動き自体、一瞬ですが、
実は、前→左→右 と、ちゃんと視線を動かしているNewさんの丁寧な演技です。
Kao「もう、帰ったよ。」
わざとらしく、厨房のSunに聞こえるように大きな声を出すKao。
ああ、(話を合わせればいいんだね)と、頷きながら、
(ちょっと意地悪そうな表情になっちゃった)
カップを下げにきたSun。
Kao「ね、P’Sun? 僕の生徒、ちょうど帰ったところだよね?」
Sun「うん」
もう、空気がわざとらしすぎる!!
不審の塊のような目で、Sunを見るPete。
Sun「Pete? 大丈夫か?
Pete「・・・・ええ」
目を反らすPete。
Peteだって、いつもいつも狂犬みたいに、吠えたててるわけじゃなく、黙って、胸を痛めてることもあるんです。
全然、大丈夫じゃないのに、Kaoだけが、いまだけ、なんとか切り抜けたい・・・と、必死に、ひきつり笑顔を見せてます。
Kao「P’、ありがとう」
ありがとうじゃねぇだろ、と腰をおろしたPeteの、この仏頂面。。。
Kao「・・・・へへ」
どんどん追い込まれていくKao。
~プール~
プールの縁に腰かけるPete。
プールから出たKaoも合わせて、隣に座ると、不機嫌そうにこっちを見ているPete。
Kao「そんな顔しないでよ。なにかあるなら、言って」
Peteはめんどくさい男だけど、分かりやすい。← 貶してるの?誉めてるの?(笑)
それでも一応、Peteも、言う前に躊躇ってるじゃん。
Pete「・・・・・・お前と、P’Sunの間に、なにかあるのか?」
Kao「考えすぎだよ。P’Sunは、もう僕のこと、好きじゃないよ」
これは、嘘でも誤魔化しでもないので、自然と答えられるKao。
Pete「今日、お前たちが、目くばせしてたの、見たぞ。レッスンだって、嘘をついたのか? あいつと一緒に、コーヒー飲んでたのか?」
Kao「的外れもいいところだよ。 なんにもないよ。 信じてよ」
ふん、と顔を背けたものの、Kaoに1点の曇りもないことは、目を見ればわかります。
Pete「ああ、そういうことにしといてやるよ」
これには、さすがに言い返すKao。
Kao「自分こそ、僕を、ここに引っ張ってきて何をしたか、見てみなよ。水着だって持ってきてないのに!」
Pete「自信ないのか・・・」
Kao「この僕が?」
思いっきり、Peteをプールに押し戻すKao。
水かけ攻撃していると、自分も引きずり込まれ・・・・ああ、まるで、ここは貸し切り?(笑)
やりたい放題! ← 意味が違う!
~プールサイド~
(ここのプール、Kaoって、同伴か、ビジター会員で泳いでるわけじゃないの?
レギュラー会員じゃないからって、ロッカーも使えず、カバンも剥きだしで置かないとだめなの?)
プールサイドで、身体を拭いていると、Peteがなにかを、Kaoに手渡します。
Pete「ん、お前にやる」
Kao「ありがと・・・ 今日ってなんかあったっけ?」
どういう風の吹き回しか?くらいに聞いちゃうKao。
カバーを外すと・・・・二人の名前が入ったタンブラーでした。
思わず、微笑んで、Peteを見上げるKao。
Pete「P’Sunのカフェにもってけ。」
こんなものまで作って~と、どんだけ僕のこと好きなのさ・・・と、首を振っちゃうKao。
なんでもないことだけど、2人で横並びに座った時、ちょっとだけ、相手の方に寄っちゃう、この輪郭がいいよね。
Pete「お前は、あそこで教えるのが好きだからな、お前には既に、恋人がいるって、周りの人々にわからせるように、そのカップを使え」
Kao「僕の事、信用してるって言ったじゃん」
Pete「俺は、お前を独占したいんだよ」
くぅ~~~~!
Pete語録に入れといてあげる!
嬉しいでしょ~?
Kao「嫉妬する必要なんかないよ。誰も僕に近寄ってくる奴なんかいないし・・・」
どの口がそれを言うか!(笑)
Pete「ここにいるだろ、俺だ!」
ああ、こんなにストレートに思われて、なんて、幸せなんでしょう!
Pete「Kao。 P’Sunのことは、お前を信用する。」
くりくりん、とした目で、見つめなおすKao。
Pete「一つだけ約束してくれ。 俺に嘘はつくな」
ここを外したら、台無しになるポイントなんだよ。。。
ある角度からは崩れそうに見えないけど、ある角度からはスカスカで・・・絶妙なバランスで、均衡が保たれてるジェンガの「そこ、取っちゃだめ!」な一本ってわかる? ← かえって、全然、わからなくなる例え(笑)
Kaoの脳裏に、過ぎったのは、すでに、ついている「一つの嘘」
~回想~
Kao:土曜日、同じ時間で会おう
Non:つまり、これって、P’Peteに秘密にしておく必要があるってことですね?
(回想終わり)
この、一瞬のためらいを、いつもと違うKaoの様子を、Peteが見逃すはずがないのに・・・。
Kao「・・・・・うん」
好きな人といるときに、こんな顔をしなきゃならないのは、辛すぎる。
でも、正直に話したら、また、大ケンカになって、揉めるに決まってる。
悪いことをしてるわけでもないのに、謝ったり、それでも、収まらないかもしれない。
どんな風に想像しても、いろんな可能性を探っても、この件に関して、好転の兆しが一向に見えない。
もしかしたら、今度こそ、「別れる」って言葉が、Peteから出るかもしれない。
常に、最悪の事態だけが、Kaoの脳裏に思い浮かんでしまう。
ロッカーの前に立ったPete.
Pete「土曜日、俺と一緒に来るか?」
Kao「・・・・・うん、その日なら空いてるよ」
ちらっと、Kaoの様子を見るPete。
もしや、土曜日って口にしたのは、Kaoを試したの?
Pete「良かった・・・。新しいレンズを試してみたいんだ・・・」
ひとり、俯き、手の中にある、タンブラーにデザインされた「PeteKao」の文字を見つめるKao。
ここ、真四角な付箋なのが、Peteの気持ちがこもりすぎてて、死ぬほど、泣ける。。。
ちょっと歪(いびつ)なラインが、また、手書き感があっていいのよ。
素敵なシーンだったのに、辛さが勝ってしまったよ。
******************
~[Blue Skey Cafe]~
じゃ~~~ん!
(西部劇かよ!と、突っ込んでしまいました。)
徒歩で現れたMork。
ポケットから、封筒にいれた返済金を取り出し、
店に入ると・・・、Sunは厨房の中。
Mork「P’Sun・・・」
Sun「おお、どうした?」
忙しいんです。厨房内から、「ああ、すみません。ラテ2つでしたよね?」と客に確認するSun。
客「ええ、ラテ2つです」
Sun「ちょっとお待ちください」
その時、そのお客さんの手があたり、飲み物が床にこぼれてしまう。
Sun「あ、大丈夫ですよ、そのままで・・・。(Morkに)片付けてきてくれないか? 」
Mork「・・・・・(え?)」
Sun「お客さんがグラスを落としてしまったんだ。頼むよ。モップとバケツなら、後ろにあるから・・・」
Mork「なんで、俺が?」
Sun「お前、支払いもしないで、俺のケーキ、取っただろ。少なくとも、俺を手伝ってもいいはずだ」
そう言われてしまうと、返す言葉がないMork。
渋々、モップとバケツを持って、片付け始めるMorkの様子を、ちゃんと、目の端で確認しているSun。
Mork「P’Sun・・・・」
今度こそは、お金を返そうと、話しかけるMork。
Sun「ああ、 アメリカーノ2つを向こうのテーブルに運んでくれ。一緒に、隣のテーブルもきれいにしておいてくれ」
こんなことをしに来たんじゃないのに・・・。
立ったままでいると、「なにしてんだ?」と言われ、今度も仕方なく、運ぶ羽目に。
ところが、テーブルにトレイを置いた拍子に、グラスを倒してしまうMork。
Mork「すみません」
嫌々、片付けていると、「ちょっと、私たちまで掃除するつもりなの? 気をつけて。 私に水をかけないでよ。」
客に文句を言われ、うんざりするMork。
あわてて、席に向かうSun。
Sun「申し訳ございません。こちらで片付けさせていただきます。大変、申し訳ございません」
頭を下げながら、テーブルを丁寧にふくSun。
客「従業員のこと、ちゃんとさせてくださいね」
Sun「申し訳ありません」
それを聞き、余計、腹がたつMork。
店の裏に、Morkを引っ張ってくるSun。
Sun「お客様の前で、そんな顔をしてどうする気だ?」
Mork「俺、ここの従業員じゃねえし・・」
Sun「でも、俺の代わりに働いたんだろう」
Mork「P’、P’は俺を雇ったわけじゃない」
Sun「本気か? お前がうちのカフェでやったことを考えてみろ。友達の店だろ」
Mork「・・・・・・・」
Sun「わかった。(バイト代)払えばいいんだな」
店に戻ろうとするSunを止めるMork。
Mork「悪かった。」
テーブルの上に、封筒を置くMork。
Mork「これで、貸し借りなしだ」
かえっていくMork。
少しきつく言い過ぎたことに加え、返す当てなどないはずなのに・・・と、気になるSun。
~大学 フリーマーケット~
今日も、うさ耳をつけて、ケーキを売る二人。
必死に、声を張り上げるRain。
その横で、不機嫌なままのMork。
Rain「少しは手伝えよ」
全然、声をあげないMork。
Rain「おい、俺が、このケーキをここまで運んだんだぞ。なのに、なんで、お前はそんな顔してんだよ! 一体、なにがあった?」
Mork「お前の兄貴がうざいんだよ!」
Rain「なに、今頃言ってんだ」
Mork「今日、金を返そうと、カフェに寄ったんだ。そしたら、店を手伝ってくれって命令されて、イラついたんだ。で、俺が失敗した時、小言を言いやがって・・・。しつこいったらない」
そんなの、日常茶飯事なRainからしたら、それくらいのなにが?と、半分、呆れるRain。
お客さん「すみません。2つで70バーツになりますか?」
Mork「だめです」
パッと、Morkに黙れと合図すると、すぐさま、「もちろんできますよ」と応じるRain。
Rain「お二つですね? はい、70バーツです。ありがとうございました。」
収まらないMorkは、とうとう、うさ耳を外してしまう。
Rain「ケーキ、いかがですか? 40バーツですよ。ウサギのケーキ。 40バーツですよ~」
Rainには悪いと思いつつ、それでも、不機嫌を貫くMork。
自分でも、まだ、この内なる怒りの正体に気づけなくて、もどかしい時期なのです。
******************
~[Blue Skey Cafe]~
今日は、別の女生徒のレッスンの日です。
このカウンター席もいい感じの席だよね。
Kao「うん、いいね。 もうちゃんと理解できたみたいだね。帰ったら、公式を復習してみて。次回はもっと、問題を解いていこう。じゃ、次の日程をメッセージで知らせてね」
生徒「はい、そうします」
挨拶をして、レッスンを終えるKao。
Kaoの席に、タンブラーにいれたコーヒーを運んでくるSun。
Sun「聞こうと思って待ってたんだよ。なんで、カップに自分の名前を入れたりしたの?」
自分の名前だけじゃなくて、Peteの名前もデカデカと入ってますけどね(笑)
無言で、首をふるだけのKao。
一応、すぐに、保温カバーをかけるのね。(笑)
Sun「Peteに、もう、私のことは心配するなと言えばいい」
Kao「Peteは、僕と(誰であろうと)みんなのこと・・嫉妬するんですよ。気にしないで・・・」
Sun「私から、彼に話そうか?」
Kao「いいえ、大丈夫です。あ・・・P’Sun。 相談に乗ってほしいことがあるんです」
少し、考えるSun。
Sun「君の、Nonっていう生徒のことかな?」
Kao「はい・・」
頷きながら、隣に座るSun。
Kao「実際、僕は、Peteに秘密なんか持ちたくないんです。でも、Peteは、全然、理屈に合わないことばかり言うし・・・。PeteがNonとケンカをはじめた時のこと、覚えてますか?」
Sun「うん」
Kao「Peteは、僕に、Nonを教えるのを止めろって言ってきたんです。最初は、簡単に幕を引けるだろうって思ってたのに、でも、話しは、それほど単純じゃなくて・・・。Nonの父親は、僕の母が働いている学校の校長なんです。直々に、息子を教えてくれと、個人的に依頼されました。Nonの父親とのことを考えても、Nonを教えなきゃならないっていう義務を感じてるんです。つまり、母の昇進にも関係するからなんです。わかってくれますか」
こんなに必死になって・・・。
自分に賛同してくれるかどうか、が知りたいの?
Sun「Peteに、本当のことを言うべきだって思わないのか?」
質問に、質問でかえすSun。
この状況を知った人が、100人いたら、100人するであろう質問であり、Kaoへの答えでもあります。
Kao「わかってるんですが、レッスンも残りわずかです。それをすれば、報酬も手に入れられますから・・。Peteとは、ケンカしたくないんです」
小さく頷いながら、真剣に聞いているSun。
Kao「P’は、どう思いますか?」
Kaoの質問は、質問のカタチをとっていますが、質問ではないのです。
Sun「わかったよ。あまり、悩むなよ」
Kaoの肩をポンポンと叩き、励ますSun。
Kao「ありがとうございました」
そうは言ったものの、これを最善策だと思ってるわけではなく、心はどんよりと晴れないKao。
★【Ep 03】2/4の雑感 ★
なんとか、やり過ごせてはいるものの、結局は、その場しのぎ、後味の悪い感じにしかならないので、心根の美しい皆さんには、Kaoのしてることは、とてもストレスがたまるのではないでしょうか。
「嘘をつかないでくれ」
この言葉を出されたとき、相手には「嘘をつかれるかもしれない」という予感めいたものがあるのだ、自分の態度がそう言わせているのだ、と、よくよく考えれば、Peteへの対処法がわかりそうなものですが、その大事なポイントが見えなくなってるんですね。
Peteの愛情はとてもまっすぐです。
Kaoもそれがわかるからこそ、多少こっぱすかしくても、ちゃんとあのタンブラーを言われた通りに、Sunの店で使えちゃうんですよね。
私とは、物事のハードルの高さが似てるようで、違うのかも・・・。
こういうの平気な人って、ペアルックとかも平気なのかな?
外では勇気いるなぁ。。。
いや、あのタンブラー、家では使いますよ、もちろん。
あ、でも、もし、私が親元にいる時だったら、おかんに見つかるのは嫌なので、たぶん、持ち歩きもします。
・・・って、話、脱線してるし・・・。
Sunは、2人が付き合ってることを知る数少ない人のうちの、一人ってことね。
相談しても、明確な答えは得られなかったけど、カフェを使用するうえで、融通は聞かせてもらえるかも。。。
PeteとKaoのやり取りが、とても、こまやかなので、こちらもついつい、流せずに、見てしまいます。
どちらの気持ちもわかる・・・
私のスタンスが出てしまっているかもしれません。
はっ、いけない、Morkを忘れてる・・・わけではないのですが、どうしても、比重が違うんです。
すみません。。。
彼もまだ、いろいろ、気づく前の段階だし、人間的にも成長しないとね。 ← ホント、何様目線よ。
<おまけ>日本語字幕なし
ご参考までに、公式動画おいておきますね。