まだ、こんな前半も前半・・・始まったばかりの2話だというのに、かなりKaoの立場がやばくなりそうな予感が満載で・・・見ててハラハラします。

 

で、いつものご注意をば・・・。

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

GMMの公式動画に合わせて、1話を4分割しています。

前半未読のかたは、下記リンクからお読みください。

『Dark Blue Kiss』EP.2 1/4 筋追い&雑感 ※ネタバレ 

『Dark Blue Kiss』EP.2 2/4 筋追い&雑感 ※ネタバレ

   

 

『Dark Blue Kiss』 จูบสุดท้ายเพื่อนายคนเดียว

【Ep.02】(4/4) 

 

場面変わって・・・

 

~[Blue Sky Cafe]~

ケーキをお皿に乗せるSun。

背の高さに比べて、作業台が低すぎるんじゃない?

腰がへんなふうに曲がってるよ。

 

Sun「はい、どうぞ」

 

次は、コーヒーをカップに入れてます。

 

そこに、Kaoが注文に現れました。

Kao「P’Sun、ショコラフラペチーノと、ブラウニー2つください」

今日も、ここで、レッスンなのかな? 

 

Sun「ちょっと待っててくれるかな? 今日、すごく注文がいっぱいなんだよ」

Kao「いいですよ」

Sun「頼んでもいいかな。これを、あっちのテーブルに持っていってくれないか?」

Kao「これを、僕が運ぶんですか?」

Sun「そう、あっちのテーブルに・・・」

そのくらいなんでもないだろ・・・って感じで、平然としてるSun。

 

出ました!

『ノーと言えないKao』ゲラゲラ

 

Kao「お待たせしました」

 

すると、今度は、別の注文が入りました。

客「キャラメルアキアート、お願いします」

Sun「はい、少しお待ちいただけますか?」

 

その様子を見ていたKao。

Kao「P’Sun、今日、なぜ、こんなにてんてこ舞いなの?Rainはどこいったの? ここで、P’を手伝ってるんじゃないの?」

Sun「さぁな。授業は特に終わってるはずだけど・・・。たぶん、Morkと一緒にどこかに行ったに違いないよ。 あの二人のことは、どうしたらいいのかわからないよ。 君と同じ学校だった時には、あいつ、ちゃんとしてたのに・・・」
Kao「心配しなくても大丈夫ですよ。Rainは悪いことなんてするような奴じゃありませんから。自分が何をすべきか、ちゃんとわかってますよ」

Sun「だといいけどな。なぁ・・・ちょっと、ここ、カウンター、みててもらえるかな。水を取ってくるよ」

Kao「僕が、カウンターに入るの?」

Sun「うん、頼むよ」

小走りに出ていくSun。

ここで、断れないのが、Kaoなのよね。

っていうか、この状況で断れる?(笑)


~客席~

あ~~~やっぱり、Nonのレッスンだったのね。

そして、もれなく、Peteまでいる。。。

イライラと、足先を揺らして、地味に嫌がらせ。

 

Non「他にやること、ないんですか?」

Pete「してるだろ。お前の邪魔だ・・・」

呆れて、物も言えず、問題を解き続けるNon。

Pete「どれ、見てやるよ」

テキストを取り上げるPete。
Non「ちょっと!」

ささっと目を通す。
Pete「大したことないな。こんなの、超簡単なのに、全然、出来てないじゃん」

取り返すNon。

Non「もし、P’が、僕に嫌がらせするのをやめないなら、Kao先生に言って、授業時間の延長をお願いしますよ」

Pete「止めてほしいか?だったら、Kaoから、勉強を教わるのをやめるんだな」

NON「なぜですか?」

Pete「俺がお前を嫌いだからだよ」

Non「だったら、P’は、これからもずっと、耐えなければならないですね。僕は、ずっと、Kao先生と一緒に勉強するつもりですから・・・」

本気で、むかついたPete。

Pete「Kaoに、お前を教えるのを止めろって言うよ」

ふんぞりかえり、挑発するNon。

Non「是非、やってみてください。でも、Kao先生のお母さんの立場が困ったことになるかもしれませんね。どうぞ、やってみてください。できるものなら・・・」

 

ここで、Kaoが言ってたことが決して嘘でも誇張でもなく、しかも、相手はその弱い立場を知りながら、あえてつけこんでいるっていう状況に我慢ならないPete。

※ この問題、Kaoがお母さんの立場に対して言及しても、Peteが、意地でも折れない態度を取ってるのは、自分のプライドのためだけではなく、自分が愛する大切な人たちがそんな卑屈な立場でいていいはずがない、という、それも大きな理由なのでしょう。← と、私がPeteならそう思う。

 

Pete「お前!」

Peteが立ち上がると、Nonも負けじと立ち上がる。

Non「ちょっと聞いてもいいですか?なんで、P’は、そんなに僕に嫉妬しているんですか? P’とKao先生は付き合ってるんですか?」

Pete「この、クソ野郎!」

Peteは、Kaoが二人が付き合ってることは秘密にしよう、という約束は守ってるんです。

自分のものだと言えないジレンマに耐えて・・・・。

 

結局、Nonの胸をつきとばすPete。

 

Kao「Pete!!」

慌てて、Peteを止めにきたKao。

 

Kao「ちょっと、こっち来て!!」

Peteを引っ張って、連れ去るKao。

 

Nonの表情・・・このままではすまさない、と言ってます。。。

 

Peteの手を引いて、外に出て来たKao。

Kao「Pete、こういうことしないで、って言ったよね。君のしてることは、僕と母さんを困らせることになるんだよ、わからないの?」

Pete「あいつが、俺を挑発したんだ。見てなかったのか? 見逃せって言うのか?」

Kao「ああ、そうだよ。やたら、自分の気分でケンカしはじめるなんてダメだろ」

なぜ、自分がそうしたのか、を気にすることもなく、頭から否定してかかるKaoを見つめるPete。

 

Pete「別にいいだろ。俺は言ったはずだ。 お前は、あいつを教えるのを止めろって」

おおきく溜息をつくKao。

Kao「Pete、そんなのわがまますぎるよ」

Pete「俺は、ちゃんと理由を言ったぞ。とにかく、あのくそったれを教えるのを止めろ。あいつ、お前にいくら払ってるんだ? 俺が倍、払う」

Peteの肩を持つようですが、本当は、早く自立して、Kaoやお義母さん(!)にこんな思いをさせなくてもいいように、生活面全般支えたいくらいの気持ちはあるんです。でも、まだ、それが叶わないという、タイミングとしてのジレンマも、Kaoの中には、あるはずです。

別に、今、急に始まった話ではなく、1話からAbout Aboyzの件で、珍しく揺れ動く姿を見せていた、将来を模索するPeteの姿が、ここで効いてくるんですね。

 

でも、悲しいかな、Peteは言葉が足りなすぎる。。。

しかも、これは、Peteサイドだけで語られるべきことではないんですよね。

Kaoは(お母さんも)そんなことを望んでる訳じゃないから。

 

Peteの言葉が、なによりもショックなKao。

Kao「Pete、君は、自分のことしか考えてないじゃないか。君のお父さんが、まだ、君のことを信頼できないのも無理ないよ。もし、君がお父さんからのお金で何とかしようとするなら・・・もっと大人になったらどうなんだよ」

 

Peteの顔色が変わりました。

 

Pete「Kao・・・・」

(お前、そんな風に俺のことを考えてたのか・・・)

 

興奮して、つい口走ってしまったものの、Peteを傷つけた、と瞬時に悟ったKao。


Kao「Pete・・・ごめん」

Kaoが伸ばした手を振り払うPete。

そのまま、立ち去っていくPeteを見ながら、どうすることもできず、顔を覆ってしまうKao。

 

~Peteの自宅~

全景(半景かな?)が映りましたね。

今シリーズは、広いデッキがついたプール付き豪邸です。

 

夕方、デッキに座るPeteの側に、やってきて、隣に座るKao。

 

川沿いの風が、2人の間を抜けていきます。

なんどか、躊躇いながら、Peteに話しかけるKao。

 

Kao「ピート・・・ひどいこと言ってごめん。言っちゃいけないことだって、もっと考えるべきだったよ。」

反応を示さないPete。

 

Kao「僕が悪かった。 これからは、僕たちの間に何かが起こったら、君のことを最優先にするって約束する。

Kao「Nonを教えることで、僕たちがケンカするくらいなら・・・・・・・・僕、彼を教えるのをやめてもいいよ

ここで、はじめて、Kaoのほうに視線をむけるPete。

 

Kaoに、そんなこと、軽々しく言っちゃだめじゃん、って言うのは簡単なんだけど、この「止めてもいい」と言う間の間(ま)が、つらい。

Kaoだって、そんなことは、ちゃんとわかってるんだから。。。


Kao「なにか言ってくれないの?」

Pete「・・・・・・・・・」

Kao「もう、ゆるしてくれる? ねぇ、許してくれるよね? ね、Pete? 仲直りしてって頼んでるのに・・・。ん? もう平気だよね? ねぇ、Pete・・」

腕をゆするKao。

無言のPete。

Kao「拗ねないで・・・、ね? ね?ねねねね~」

ゆすり続けると、「ああ、わかったよ」と、ようやく答えるPete。

Pete「約束だぞ」

Kao「ん? 僕、なんて言った? 思いだせないなぁ」
Pete「ふざけんな」

Kao「冗談だよ。約束する」

小指を差し出すKao。

そんな、ガキっぽいことできるかって顔しながらも、ちゃんと、小指をからめるPete。

 

Kao「Pete・・・聞いておきたいんだけど・・・もし、いつか僕たちが別れなくてはならない時って、一体、どういう理由なのかな?

Pete「お前、なに言ってんだ?」

Kao「ただ、今までにしてきたケンカのこととか、考えただけだよ。もう、あんな状況になりたくないんだ」

今まで、私たちが知らないだけで、相当、やりあったんだろうなぁと、なんだか、切なくなってきた。

わりと、『DBK』では、Kaoが、結構、ギリギリまで譲歩してるみたいに見えるのは、そのせいだったのか。。。

 

Kao「もし別れても、せめて、友達でいたいよ」

 

Pete「そんな話やめろ!」

 

Kao「ただ、そうなったら・・・って想像しただけだよ。 本当に別れるわけじゃないよ」

 

Pete「Kao・・・」

Kao「ん?」

Pete「お前とは別れるなんて・・そんなことありえないからな」

真剣なPeteの言葉に、微笑み、黙って、うんうん、と頷くKao。

うまいなぁ~、この寂しげな微笑み。。。

😭😭😭💦

 

ちょっとだけ、Kaoのほうに近づいて座りなおすPete。

それを合図に、まるで、いつもしてるみたいに、コテン、とPeteの肩に、もたれるKao。

 

落ちていく夕日の照り返しをあびた二人を見てるだけで、泣きそう。

 

~Kaoの自宅 リビング~

 

Kaoが帰宅すると、リビングのソファに座っていたママ。

 

Kao「ただいま、母さん。 どうして、こんなに遅くまで起きてたの?」

ママ「ギフトと電話で話して、切ったところだったの」

Kao「ギフト、大丈夫なの? 最近、よく電話かけてくるじゃん。ホームシック?」

ママ「問題を抱えてるみたいなのよ。ルームメイトがうるさくて、勉強に集中できないんですって。だから、別のところに引っ越しなさい、って言ったの。明日、お金を送るつもりよ」

それもあって、Kaoを待ってたんでしょう。
 

あ・・・と、現実に引き戻されたようなKao。



Kao「大丈夫だよ、母さん、僕にまかせて」

ママ「ありがとう。あなたは、とてもいいお兄ちゃんだわ。あの子は、あなたがいてくれて、本当に幸運ね。」

複雑そうなKao。

ママ「ああ、Kao、ところで、明日の朝、学校に寄ってくれるかしら? 校長先生があなたと話したいと言ってるの」

Kao「なんだろう?」

ママ「わからないわ。Nonとは、うまくやってるの?」


PeteがNonを突き飛ばしたところが、脳裏によぎるKao。

 

 場面一変します。

~警察署~

 

警察官「こちらです」

署内の奥に案内されてきたSun。

警察官「この方が、迎えにきてくださったぞ」

RainとMorkに声をかける警官。

 

推察するに、Manowを助けようと、あの学生たちとやりあって、やりすぎた・・とか、あの男たちの誰かが金持ちだったとか、そんな理由で、取り調べを受ける羽目になったのね。

 

怖い・・・P’Sun。

 

表に出て来た3人。

 

Sun「(Rainに)お前は、車の中で待ってろ。Morkと話がある」
Rain「ここで話せばいいだろ。俺も聞きたいよ」

Sun「車の中で待ってろ」

Rain「今度は、なんについて、こいつに小言をいうつもりだよ?」

Sun「心配するな、次はお前だ。いいから、車の中で待ってろ」

渋々従うRain。

 

2人になったところで、「俺に何が言いたいんですか?」と訊ねるMork。


Sun「君が揉め事にあうと、助けるのは一体誰だ? いつも、俺だ。そんなに、人生を捨てたいのなら、別に構わない。だが、俺の弟まで引きずり込むのは止めろ。これが最後のチャンスだ。Rainを揉め事に巻き込むのなら、あいつには二度と関わるな」

 

それだけ言うと、何も反論しなかったMorkを残したまま、立ち去るSun。

その後ろ姿をじっと見つめ、どうしていいのかわからず、混乱するMork。

 

~Kaoママの勤務先の高校 校長室~

今日は、校長室に呼ばれたのね。

 

校長「Nonから、全て聞いたよ。」

ついに、と身構えるKao。

母子で緊張しまくってる。

 

校長「・・・・・・(ママに向かって)あの子は、あなたの息子さんがとても良い家庭教師だと言ってる。ずっと、誉め続けてるよ」

ホッと、一安心するPeteとママ。


校長「今学期の成績を上げることができたら、別のコースも受講させたいと思ってる。そして、もし、あの子が工学部に入学できたら、君に、もっと多くの、うちの生徒たちを紹介してあげよう。いや、君をうちの生徒たちのために、特別講師として雇ってもいい」

Kao「・・・いえ、そこまでしていただくわけにはいきません」

校長「なにをいうんだね。それくらいなんてことない。君は、私が息子にとても期待していることを知ってるだろう・・・」

頷くKao。

校長「ああ、それから、Karn先生。あなたの、推薦書類を見ましたよ。検討させてもらうよ」

顔を見合わせるママとKao。

Kaoママ「ありがとうございます」

Kao「ありがとうございます」

 

顔は笑顔ですが、Kao、がんじがらめ。

 

校長室を出て来た二人。

 

ママ「何か悪いことが起きるのか、と心配してたのよ」

Kao「僕もだよ」

ママ「私の息子は最高ね」

Kao「また、僕の事を誉めたてるね」

ママ「だって、本当のことですもの。もう行くわね、授業があるの」

Kao「うん、じゃ、また夜にね」

 

ママの後ろ姿を見ながら、溜息をつくKao。

 

Non宛に、メッセージを入力したKao。

<土曜日、いつもの時間に会おう。>

 

~回想~

「先生の授業、止めようと思ってるんです」

先日、レッスンを止めていった学生。

 

「明日、お金を送ってあげようかと思ってるの」

「大丈夫だよ。母さん、僕にまかせて」

「ありがとう。あなたは、とてもいいお兄ちゃんだわ。」

 

「僕の妹だし、僕の母さんなんだから、いつだって、僕が二人の面倒を見るよ」

 

「あいつを教えるの、止めろよ。]

「俺はあいつが嫌いだ」

 

「Nonを教えることで、僕たちがケンカするくらいなら・・・・・・・・僕、彼を教えるのをやめてもいいよ」

 

ここで、Peteの顔をよぎりながら、Nonへのメッセージを送信するKao。

運命の分かれ道のボタンを押してしまいました。

 

~回想 続き~

「これからは、僕たちの間に何かが起こったら、君のことを最優先にするって約束する。」

 

自分の周りの人のためだけを考えて、たった一人で結論を下したKao。

 

 

 

 

 

誰かにあなたの人生を決められたくないのであれば、あなた自身の手で、相手に示すしかありません

- Dark Blue Kiss  จูบสุดท้ายเพื่อนายคนเดียว -

 

 

★【Ep 02】4/4の雑感 ★

 

気に入らない人と揉めてるときは、確かに、ストレスにはなりますが、自分に正当な理由があると確信できていることが多いので、そこまで気に病む必要はないものです。

 

やっかいなのは、そうじゃない時です。

家族や、親しい友人、恋人。

大切な人だと思うからこそ、何度も何度も、言い争いや、絶縁状態を繰り返すと、本当に、心が疲弊するんです。

冷静に考えれば、今回のKaoの行動が、今後、問題になるのは目に見えてます。

取り返しがつかないことになってしまうかもしれない・・・と、わからないほど馬鹿じゃない。

 

でも、もう、言い争うのも、不本意ながら謝るのも、気を遣うのも、全部、投げ出したい。。

「もう、揉めたくない」

ほんの少しだけ、目をつぶって、なんとか、この時期だけ、相手に知られることなく、やりすごしたい。。

 

すでに、こういう思考パターンになってる段階で、病んでるんです。

 

ああ、Kaoですら、心が折れそうな 「Peteに理解をさせるという難問」。

誰か挑戦したい人はいますか?

挑戦してもいいんだけど、結局、そのとばっちりが、また、Kaoに向かうと思うと、気がそがれてしまうなぁ。(これはドラマの話)

 

その分、今日はちょっとだけ意識的に、Peteの心情について、誇張してみました!ニコニコ

 

Peteの家のプールサイドのデッキ。。

素敵だなあ。

どんなにケンカしても、あそこで一緒に夕陽を眺めたら、帳消しっていうルール作ればいいのに。。。

だめかな。

だって、たとえ仮定であっても 「もし、ふたりが別れたら・・・」という言葉が出るって、結構、ヤバイんだよ。

 

初見時(2019)より、今(2021)、見る方が確実に震えてます。

 

 

★【Ep 03】1/4に続く ★ 

 

<おまけ>日本語字幕なし

 

 

 

ご参考までに、公式動画おいておきますね。