これは、後半でーす。

 

前半をお読みでない方は、先に、

『BLIH 約・定~I do』EP.05前半 筋追い&雑感 ※ネタバレ こちらからどうぞ。  

 

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 Be Loved in House 約・定I do

 【Ep.05】規約第5条:藍寶石 <サファイア>

後半

 

~金石ハウス LDK~

さて、突然、前ぶれなく訪問したレイのママを泥棒と勘違いし、警察を呼ぶ騒ぎに発展させたユージェン。

 

ママの、容赦ない咎め立てに、ユージェン、本格的に困りはじめました。。。

 

 

ユージェン「阿姨、申し訳ありません。まだ、自己紹介もしておりませんでした。私は、新しく、精誠工藝坊を引き継ぐことになった、ジン・ユージェンと申します。」

レイママ「・・・引き継ぐことになった人?」

このママの、状況把握度に合わせた変貌ぶりがいいのよ。。。(笑)

 

頷くユージェン。

ちらりと息子のほうを見てから、「ということは、あなたは、シー・レイの上司?」と訊ねるレイママ。

ユージェン「はい、そうです」

レイママ「(小声で、レイに)なんで、(そんな人が)ここに住んでるの?」

すでに、このあたりで、だいぶ、まずいことになったのは気づいていらっしゃいます(笑)

 

レイが説明しようとした時、ユージェンのほうから、先に話しだす。

ユージェン「工房に少し問題がありまして・・・会社を引き継いだ際、この家も手に入れたんです」

完全に、形勢逆転。

レイママ」「(小声で)レイレイ!なんで、言わなかったのよ? ・・・ということは、彼がこの家の持ち主ってこと?」

レイ「(小声で)そうだよ」

 

小声の会話に微笑むユージェン。

The 資本主義社会ヒエラルキー🔺の最小単位ロット。。。(笑)

 

すぐさま、きちんとソファから腰をあげ、「大変申し訳ありませんでした。まぁ、とても、お若くて、才能あふれた方なのに、わたくし、誤解してしまったようで・・・大変申し訳ございません」と、頭を下げるレイママ。

 

さすがに、母親に頭を下げさせることになると、シャレにならないと思ったレイが、「母さん・・・」と止めに入る。


レイママ「レイレイ、あなた、クビになっちゃうの?」

ママにとっては、自分のプライドなんかより、息子の不利益が一大事!

 

レイ「ならないよ、心配しなくてもいいって。大丈夫だから」

必死に、ママを落ち着かせようとします。

 

ユージェン「あの・・・阿姨・・・大丈夫です。落ち着いてください。おそらく、シー・レイは、最近、とても忙しすぎて、(私のことを)お母さんに伝えるのを忘れただけでしょう。それに、私もまた、きちんと自己紹介もしておりませんでした。私こそ、お詫びします。」

レイママ「いいえ、そんなことおっしゃらないでください。あなたのように、お若くて、才能あふれた方が、レイレイにここに住むのを許可もしてくださって・・・なんと、感謝したらよいのか・・。ありがとうございます」


レイ「・・・母さん。(小声で)母さんが考えてるみたいないい奴じゃないんだよ

 

間髪入れずに「シー・レイは私にとって、重要な片腕です。ちゃんと、お世話させていただきます」と、追い打ちをかけるユージェン。(笑)

 

レイ「・・・・・・・・・・・」

そして、その言い草に呆れるレイレイ(笑)

 レイ:おまえ、どの口がそれを言う?

 

180度、態度が変わったママ(笑)

レイママ「社長さん・・・。私、お料理をたくさんもってきたんです。毎回、レイレイは不平を言うので、食べきれないんですよ。さぁ、どうぞ。めしあがりませんか?」

ユージェン「あ、申し訳ありません。用事がありまして、仕事にいかなければならないんです」

レイママ「あら・・もうお食事は済んだんですか?(まだ)だったら、お昼ご飯用に、持っていってください」

ユージェン「いえいえ、結構です。お気遣いなく」

レイ「そうだよ、母さん。必要ないんだよ。彼はニッケルアレルギーだから、食事に気をつけなきゃならないんだ

レイママ「は?」

ユージェンはユージェンで、どうしてそれを?って顔しつつ、

レイママには、恐縮する。

レイママ「ああ・・・そうなのね」

ちょっと残念そうなレイママ。

ユージェン「あの・・・阿姨、お話しなさりたいこともたくさんあるでしょう。本来なら、私たちですべきことなんですが、ゆっくりくつろげるよう、彼には午後、休ませます。」

レイママ「そんな・・・その必要はありません。お給料から引かれたら、この子に叱られます。」

レイ「・・・母さんっ!」

 

ユージェン「ご心配いりません。彼はちょうど、大きな仕事をやり遂げたところなんです。出勤時間としては十分です。それに、彼にとっても、休息を取るのはいいことなんです。給料から引かれたりしません」

それを聞いて、心底、安心したように、笑顔になるレイママ。

レイママ「なんて、いい方なの~ラブ

 

レイ「・・・母さん。午後は、母さんと一緒にいることにするよ。でも、今晩、ここに泊まるのは無理かもしれない」

レイママ「どうしてよ?」

レイ「だって、今は、“居住ルール”があるんだ、5つあってさ・・。最後の一つに・・」

慌てて、レイの口をふさぐユージェン。

ユージェン「どうぞ、お泊りください!」

レイママ「・・・・ああ、ありがとうございます。」

 

~「精誠工藝坊(スタジオ)」~

そんなこんなで、レイレイ、遅い出社となりました。

 

工房に入る早々、待ち構えていたかのように近づいてきたシャオ姉。

シャオ姉「我らが偉大なチーム長様。今、何時かお伺いしても?」

平然と、腕時計で確認するレイ。

レイ「あ~、ほとんど3時・・かな」

シャオ姉「ほとんど3時?ずいぶん、ごゆっくりなランチタイムねぇ」

レイ「そ、それは・・・母さんが来ちゃったんだよ。ちょっと、相手しなきゃならなくてさ・・・。なんで、そんなに大騒ぎすんだよ」

そう言ってる傍から、レイが持ってた袋の中から、包みを取り出すスーチー。

スーチー「うわ~、レイ哥、レイママ、今回もこんなに持ってきてくれたんだね♪」

スーチーもすっかり、レイママのファンなのね。

 

レイ「うん・・・、母さんがさ・・・」

シャオ姉「ちょっと、私が話してるのよ」

空気を読む、よい子のスーチー(笑)、差し入れ品を持って、さっとはけます。。。

 

シャオ姉「ジン・ユージェンも、今朝、会社に来なかったわ。お昼休みに、ちょっとだけ立ち寄って、いくつかの指示を与えた後にいなくなったのよ。言っておくけど、ここで大事なのはね、彼の行動がどこか変だったってことよ。なんだか、そわそわしてた。なんか匂うわ

レイ「そ・・それは、前と同じように、新しい提案の打ち合わせとか・・」

内心、焦りつつ、それとなく、ユージェンをフォローするレイ。

シャオ姉「個人的な事情に夢中になって、デートしに行ったかもしれないわ」

レイ「考えすぎじゃないのか?」

シャオ姉「不可能じゃないでしょ。 よく聞きなさいよ。あんたは、こっち側なんだからね、いいわね?」

バシっと、レイの肩下を叩くシャオ姉。

さすが、いい勘してるわ(笑)

 

そして・・・・、一体、今までどこに潜んでいたのやら、のっそりとワン・ジンが、レイのコートを引っ張り。。。

ワン・ジン「こっち側なんですからね~、いいですね?レイ哥・・」

わかるわ、レイがユージェン側に引っ張られてるって、ひしひし、感じるんでしょ(笑)

 

レイ「わかってるよ」

この子がまた、目、反らしてるんですわ。

ほんと、うちのレイレイ、嘘がつけないんです。。。爆笑

 

~黑沃咖啡~
ワンワンを抱っこしてるルオ。

ルオ「店長、どうして、この子の名前は、ワンワンなんですか?」 ← 私も知りたい。

ジャオガン「私がつけたんだ。なにか問題でも?」

ルオ「この子に意見、聞いたんですか? (ワンワンに)どうなの?」

やっぱ、猫に、ワンワンは変なのかな?

 

呆れるジャオガン。

ジャオガン「だったら、私も聞きたいね。なんで、テーブルを拭いてるのが私で、君が猫と遊んでるのかって・・・」

ルオ「・・・・あ、はい。。 (ワンワンに)なんでだろ? なんでかな?」

そんな会話をしていると、そこに、ユージェンが入ってきました。

 

ルオ「あ・・・あの人」

ジャオガンが、席外して、と、ルオに合図し、すぐに、「行こうか・・・」とワンワンと一緒に離れるルオ。

 

ジャオガン「どうかしたのか?」

ユージェン「先輩、頼みがあるんです。 この黑沃咖啡を使わせてもらえますか?」

ジャオガン「それって、仕事で・・・ってことか?」

ユージェン「・・・ええ」

頷くジャオガン。

なんか、ちょっと、双方、様子が変な気もするけど、気のせい?

おそらく、これに関しては、また、今後出てくるでしょう。

 

 

その晩、閉店後、鍵をしめて出て来たところに、スーチーが走って到着。

ジャオガン「仕事、終わったのか?」

スーチー「どうして、今日は、こんなに早くお店を閉めたの?」

ジャオガン「材料の一部を使い切ってしまったんで、早めの店じまいだよ」

それを聞き、え~っと、しゃがみこむスーチー。

ジャオガン「お腹、すいてるのか?」

うんうん、と頷くスーチー。

スーチー「だって、前に、家には前もって材料を買っておかないって言ったでしょ」

この上目遣いは、「あざと可愛い」グループへの参加資格 & 「顎のせ選手権」への出場資格、十分にあるよね(笑)

 

ジャオガン「だったら、今日は、一緒になにか買いにいこうか?」

そりゃ、“よしよし”しちゃうよね。

「うん⤴️」と元気よく立ち上がるスーチー。

 

~帰り道 ジャオガン&スーチー~

そのまま、連れ立って歩いている二人。

ジャオガン「金属細工の教室の準備は終わったの?」

ちょっと、気まずそうなスーチー。

スーチー「それが・・・まだ。半分しか終わってないんだ。なんだか、すごく大変で・・・。」

ジャオガン「学習体験だとして扱ってみたらどうかな?君の初めての授業だって思えばいい」

ジャオガンには、スーチーの悩みのポイントが見えてるみたい。

スーチー「ガン哥、はじめての時、緊張した?」

ジャオガン「はじめての時?」

ほらね、お子ちゃま相手に、思わせぶりなことを言っちゃうのよ。。

大人は、わざとこういう事を言って、相手の気持ちの高まり具合を計ったりするからねぇ。

 

改めて言われて、はっと思い当たったスーチー、大慌て!

スーチー、「そ、その、お店を開く時・・・初めて、料理したり・・・とか」

その程度のことはちゃんとわかってるジャオガンには、スーチーの狼狽ぶりもおかしくて仕方がないの。

ジャオガン「私にとって、全てが初めてなんだよ。すべてのお客様が常連さんというわけじゃないだろ。おそらく、ほとんど、そういう方々は、そこで一度飲食されるだけだ。その方たちにとって、はじめてで、かつ、唯一になる。それから、さまざまな料理を試すさまざまな方々にとっても、それぞれ、それが、初めての経験となるはずだ。」

ジャオガンの言わんとしている意味が、わかったスーチー。

頷きながら、「僕にもわかります」と答えると、「本当か?」と問い直すジャオガン。

ジャオガン「私自身、自分が言ってることについて、よくわかってないのに?」

スーチー「そんなの簡単だよ。僕たちは、運命をコントロールすることはできないでしょ。僕たちにできることは、短く美しい時間を大切にすることだけ・・・まるで、愛のように・・・。

スーチー、結構、ロマンティストなのね。

真剣に聞いていたジャオガンが、「確かに、一理あるな・・・」と認める。

 

スーチー「だったら・・・・初恋の時はどんなふうに感じたの?」

ジャオガン「君は・・・本気で知りたいのか?」

うん・・・と頷くだけのスーチー。

もう、バレバレじゃん。

こういう、言葉を超えた感情のやりとり、大好き!!

 

笑顔を見せるジャオガン。

ジャオガン「(君の)はじめての、金属加工体験教室のための準備を終わらせるんだな・・・。そうしたら、教えてあげよう」

スーチー「え~、いいじゃん、教えてよ」

このふたり、年齢差は・・・10歳以上は、ゆうに離れていそうだよね。。

ああ、どんなふうになっていくんだろう。

 

******************


~金石ハウス LDK~

キッチンにママがいると、なんか新鮮。

今日は、バスタオル腰巻じゃなく、ハーフパンツはいてるけど、安定の上半身半裸のレイレイ。

上着を着ながら、リビングのソファに来てみると、ソファに、布団と枕が・・・。

レイ「・・・・・?」

キッチンにいるママに声をかえる。

レイ「母さん、なんで、こんなに早く、俺の寝床の準備したの?」

近づいてきたママ、「ああ、これ、私がしたんじゃないわよ。あなたの上司さんがやったのよ・・・」

もう、ユージェンのこととなったら、自然に、目が細くなっちゃうママ。

レイママ「あなたの上司さんがね、お母さんに、自分の部屋で寝ていいですよって言ってくれたのよ」

レイ「はぁ?」

そこへ、世を忍ぶ仮の姿「クラーク・ケント」が、いや、ジン・ユージェンがやってきました。

レイ「そんな必要ないって。母さんは、俺の部屋に寝ればいいんだから。母さんが来るときは、いつも、俺の部屋で寝るんだよ」

くどくどと説明してる息子をガン無視して、ユージェンにお礼を言う母。

レイママ「あら~、どうもありがとうございます。」

 

ままりんは、ユージェンの部屋で寝たいんです(笑)

 

ユージェン「阿姨、どういたしまして。今朝のことは、本当に申し訳なかったです。」

レイママ「ああ、いいの、いいの。じゃ、もう、部屋にいって休ませていただくわね~。じゃ、おやすみなさい♪」

ままりん、足取り軽く、一足先に、階段をあがっていっちゃいました。

キッチンの流しの上にあるのは、食器乾燥機なのだろうか?・・と、ついつい、他人様の家のキッチンとか気になってしまう人です。

 

レイ「・・・・ああ、お休み」

 

さて、困った。。。

ユージェンをここで寝かせるのは、さすがに、気がひける。。。

なにしろ、病院に連れてってもらい、お風呂にも入れてもらっちゃったし、看病もしてもらったんだから。

そう・・・今朝、気づいたら、一緒にベッドで寝てたし。。。

 

いろいろ、頭の中を駆け巡った末に、「おい・・・」と声をかけ、ユージェンが整えているお布団と枕一式を持ち上げるレイ。

ユージェン「なにすんだよ?」

スタスタ、と、自分の部屋に運び、自分の布団を床におろし、ユージェンの布団をベッドに敷くレイ。


~レイの部屋~

 

ぎゃ~~~~、私、この、この、ユージェンの、壁に寄りかかって腕組みするポーズが大好物なんです。目がないんです。。。

(表垢の韓国ドラマのレビューから続けてお読みの方は、また、はじまったか・・・かもしれませんがてへぺろ

 

大概、これするときって、ヒロインを待ってる、とか、ヒロインを無意識に見てる・・とか、ヒロインのことを考えてる、とか、とにかく、一歩引いてるのに、彼氏味オーラが色濃く出るんです。。

イケメン度も、200%割り増し。← びび比

 

さて、ベッドを整え、枕も定位置に置くと・・・・振り向くレイ。

レイ「さ、いいぞ♪」

レイレイったら、顔つきも、言い方も、このてろん、とした大きめのトップスも、なんか、病み上がりと相まって、色っぽさすら醸し出してます。

 

当然、自分の布団をかかえ、「君がベッドを使え」と宣うユージェン。

ゆずらず、自分が床に寝ようとするユージェンを、全力で止めるレイ。

はい、5話冒頭に戻ってきました。

 

レイ「あ~あ~あ~、そっちがベッド、俺はここで寝るよ」

床に敷いた布団を指さすレイ。

レイ「じゃ、電気消して。お休み~」

さっと、横になると、毛布を握り締めて、横になり、目を閉じるレイ。

 

見下ろすユージェン。

ユージェン「ほんとに、頑固な奴!」

 

しかたなく、布団をベッドに戻し、電気を消すと、横になるユージェン。

ちゃんと寝るかどうか、気にしてるレイ(笑)

 

しばらくして・・・なんどか寝返りを打つと・・・「やっぱり、床は硬いな・・」と言いながら、起きだすレイレイ。

トイレから戻ると、寝ぼけ眼の状態で、つい、いつものように、自分のベッドに横になる。。

そうだね、今日は、片側に、先客がいるよね。(笑)

 

寝返りを打ったユージェンが、自然に、顔を寄せてくる。

あ~、このしぐさが自然すぎる。。。

 

しかし、これは・・・、何も予備知識もなく見たら、ユージェン、完璧、受けじゃん。

びっくりびっくりびっくり

寝てる時は無防備だから、ごまかしが利かない!

 

いやいやいやいやいや(笑)

結論はまだ早い(笑)

 

急に、ぐっと力を入れられて、思わず、目をあけるレイ。

近っ!!

・・・じゃなくて、この手はなんだ?

 

なんとなく状況がわかってきたレイレイ。

 

レイ:勘弁してくれよ~。

 

レイ「OMG・・」

 たしかに、この時点では呟くわ、そりゃ。

しかし、それほど、拒絶感は強くない(笑)ニヤリ

 

レイ「おい、ジン・ユージェン、おい・・・」

控えめに、腕をトントンして、起こそうとするレイ。

そんなんじゃ、起きません。

 

とりあえず、自分の身体に回してる手だけでもなんとかしなくちゃ。

静かに、ユージェンの手を外すことを試みるレイ。

ははは、かえって、がしっと掴まれちゃった(笑)

 

事態は更に、面倒なことに・・・。

焦ったレイレイ、「ジン・ユージェン・・・」と声をかけながら、ユージェンの手をどけようとするのに、更に、密着(笑)

このお手々、ちょっと、どこを触ってるのか、ねらったショットよね(笑)

 

レイ「ジン・ユージェン、お前、コアラかよ!」

この状況で、そのツッコミが出てくる君が好き。。。

 

一応、諦めずに、手をどかそうとすると、今度は、服を握り締めるユージェン。

ユージェン「い・・やだ・・」

よくよく見てみれば、眠っているとはいえ、辛そうで、眉間に皴まで寄ってます。

 

ユージェン「だめだ。俺を捨てないで・・・。だめだ・・・」

 

その切なげなユージェンの声に、思わず、ぎゅっと、心の奥がわしづかみされたように感じ、気が付けば、ユージェンの肩をさすり続け、なだめているレイ。

 

険しかったユージェンの表情がすこしずつ、穏やかさを取り戻していく中、レイの手もどんどん、ユージェンの手首へと降りていき、ついには、その手を離さないように添えたまま、眠りについていく。

 どーん!⚡

 

ふたりがこんな風に、求め合い、寄り添いあうことが、そのまま、幸せへと進めるかどうか、今の段階では誰にもわからない、とでもいうように、「どーん!⚡」とラストカットが切り取られましたが、少なくとも、レイは拒否ってないよね・・・と、密かに頷いてしまったのが、5話ラストを見たびびの、今です。

 

★【Ep 05 後半】 雑感★

どんどん、距離が近くなってる。。。

なんか、ユージェンは壁を取り払いつつあるし、レイは受け入れてるし・・・(笑)

 

でも、切り取り方が、レイから見たユージェン、ユージェンから見たレイ・・・と一方に焦点をあててる感じで、小出し小出しに攻めてきますね。。。

 

しかも、冒頭でいきなり、意識的に飛ばしたり、本編になっても時系列で語られてないので、『筋追い』してる立場からすると、ホント要注意ドラマです(笑)

 

あとから、「あの時はこうだった・・・」と、回想方式で、どんどん秘密が出てきそうな感じの演出ですから。

いっけずぅ~~(笑)

翻弄されるびびをみてください(笑)

 

ジャオガンたちも、少しずつ、近くなってるというか、今、誰よりも近くて、それが、水面下で進んでるんだよね。

別に隠してるわけじゃないのに・・・。

 

そういう点、シャオ姉とワン・ジンカップルは、ああ見えて、カップル経験値が高いせいか、レイの変化を、微妙に、でも同時に感じ取ってる。。。

一蓮托生のはずだったのに~~と思ってるところが、ちょっとズレてるんだけど、まぁ、あの二人は、別にそれでいいと思います!

 

さて、今回の章題は「藍寶石(サファイヤ)

 

最初、私自身、「藍寶石」と、この「5話」がどう結びつくのか、正直まったくわかりませんでした。

 

ブルーが特徴的なのはご存じだと思いますが、別に、そんなに、「青」がモチーフに使われていたわけでもなし・・・。

ただ、ドラマ全体としては、「カップルカラー:青味」強めですけどね。

 

どっちかっていうと、今回、初登場で、しかも強烈な存在感を見せつけた、レイママのお洋服は、意味深なチェリーだったし、翌朝はショッキングイエローだったし、寝る時のパジャマはピンクだったし・・・(笑)

ただし、ままりんの名前は、藍娟さんです。🙊

 

さて、ネットに広まっている、寶石サファイヤに関する蘊蓄たち。。。

 

*宝石言葉は、「成功」「誠実」「慈愛」。

*心の底まで届きそうな深い青色は、まっすぐで強い気持ちを呼び起こしてくれます。

*ラテン語で「青(Sapphirus:サフィルス)」、天空の色とつながり、地球の青、宇宙の青として最も神に近い石

*ルビーと同じく硬度が高く、割れにくいことから、持ち主に「カリスマ性・勝負運」を与え、企業や家庭などの「基盤を固める」と言われています。

*目標を貫徹する意思を持ち、惰性に流されない自分になれるように強くサポートしてくれる石

*強い鎮静効果をもつとされ、魂や感情の混乱をしずめて不必要な妄想を取り除き、真実を見抜く直感と洞察力をもたらす

 

たぶん、8話くらいまでを見ていくと、これらが誰を表しているか、「そのまんまやん!」となると思われますチョキ

 

藍(らん) 

最近、この文字が、私の日常に溢れています。

 
これ『水色情人』もそうだし、

 
この貴公子の名前は、忘機(笑)
 
だから、何?(笑)

 

★【Ep 06 前半】に続く★