個人的には、この『水曜日編』が終わってしまうのは、すごく寂しいです 

 

。 ゚(゚´Д`゚)゜。 ウァァァン

 

実は、いつものご注意を忘れておりました・・・。 <23.July 2021追記>

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

Y-Destiny

EP.10 後編
 

《ほぼ筋追い》

 

~Puthの部屋~

夜・・・Puthのベッドに腰かけ、一人、Puthがシャワーから出てくるのを待っているKaeng。

最近の寮は、おしゃれよね!(笑)

っていうか、この大学自体、いわゆる、白シャツ黒ボトムスじゃないし、ジャケットも含めての全学部共通での制服みたいだし、大学章っぽいピン(ラペルピン)付きだし、ユニークだよね。

しかも、時々、タイのドラマだってこと忘れそうになるくらい、みんな、重ね着だし。(苦笑)

※今回は、各個人のテーマカラーが肝でもあるので、そのアレンジとして、不可避だったのかもしれませんが。

 

Kaengの服装からすると、昼間、手をつないでる二人を目撃した同じ日ってことかな。

 

断りもなく、部屋にKaengがいることに対して、もう驚きというより、不快感を見せるPuth。

Puth「なんで、ここにいる?」

「黄色い月曜日生まれの人」が、協力者だとしか思えないよね。(苦笑)

 

Kaeng「会いたかったから。来ちゃだめなのか?」

無言で睨みつけるだけのPuth。

ベッドに、ポンと押し、そのまま、Puthの上に覆いかぶさるように、自分もベッドに乗るKaeng。

あくまでも、ここまではいつも通り。

 

あからさまに、Kaengの視線をさけるPuth。

Puth「でも、俺は、お前に会いたくないし、お前とやりたくなんてない。帰れよ」

無言で、Puthの身体に唇を這わせていくKaeng。

 

ベッドの手すりを、ぎゅっと握りしめるPuthの手。。。

Kaengのキスを避け、決して、受け入れるつもりはない、と無表情を貫くPuth。

Puth「これ以上、お前のこと、嫌いにさせないでくれよ・・・」

身体を起こし、Puthを見下ろすKaeng。

Kaeng「・・・・わかったよ。帰るよ」

 

一度も自分に視線を合わせようともしないPuthに、もうそれ以上、どうすることもできず、黙って、部屋を出ていこうとして、ドアの前で、もう一度、Puthを見るKaeng。

ここで、Kaengは、自分からはすぐに出ていけないの。

さっきのPuthの様子からしたら、とても、引き留めてくれるはずがないことはわかってる、だけど、だからと言って、もう、すがりつくもできなくて・・・

 

自ら起き上がり、ベッドに腰かけたまま、動かないPuth。

結局、最後まで、言葉を交わすことなく、部屋を出ていくKaeng。えーん

 

こうして、一切の感情を廃したような、正面の顔のアップも撮ってますけど、

ここは、こんなふうに背中から映してるのがいいですね!

Kaengの姿をまともに見ることができなかった。

傷つけるとわかっていて、あえて遠ざけたものの、言い知れぬ脱力感を覚えて、普通には座っていられない。。。

自分で選んだんだのだ・・・と無理に思い込もうとしてる。

・・・けれど、本当はどうしたらいいのかわからない・・・

 

しかも、後ろ手で身体を支えてるでしょ。。。

支えなく座ってるだけだと、なにも感じてないようだし、前のめりにして俯き加減にすれば、Kaengに対し、特別な気持ちがあって罪悪感があるように見えてしまう。

 

ここでは、それを明らかにするのを避けたんだろうと思います。

 

 

【数週間後・・・】

~Kaengの部屋~

 

ベッドに持たれ、床に腰を下ろしてるKaeng。

余談ですが、私がいつも、ビルダーみたいにあまりバキバキムキムキに鍛えすぎてない、自然な筋肉のついた身体のほうが好み・・・と言ってるのは、こういうことなんだけど~~って、なんか間違ってるかな?(笑)

・・・ってか、あ~、まだ19歳だった。 

あれこれ、言う資格もないや。。。

早く大人になってね。。。 

 

もう、あれからは、Puthには会ってないのかな。。

 

メッセージ着信。

ここ、手に持ってる時に電源復帰して、一瞬だけ、待ち受けが映るけど、絶対、意図的よね?ゲラゲラでも、「メッセージ着信」の帯が、おでこのあたりと重なってて、微妙なの。。。

(実際、スマホでもPCでも、めいっぱい拡大してみた(笑))

この画像だと、Puthのシルエットにも見えなくないんだけど、直接みると、印象が違うんだよね。

ただ、Kaengはこういうアースカラーっぽい上着は着ないはずなんだけどなぁ。(笑)

 

今日、お前に話があるんだけど.

 

Puthからのメッセージです。

 

その文面を見て、思い当たるKaeng。

 

~回想~

Puth「なぁ、Kaeng。 俺たち、しばらくの間、こういうことするの、やめたほうがよくないかな」

家族でも、ただの友達でもない、この距離感に、ゾクゾクするの。

 

無造作に、ハンバーガーをテーブルに置くPuth。

Kaeng「・・・・・・?」

きを止めるKaeng。

ふたりで、一つのハンバーガーを分け食べ合ってるくせに、そういうこと、言う?

 

ゆっくりと、席に座るKaeng。

Kaeng「なんで? 俺に飽きた?」

Puth「そうじゃないよ、ただ・・・こういうこと、もうしたくないんだ。俺、たぶん、好きな人ができた・・・」

 

ここは、なんと答えるべきか・・と、考えるようなKaengの眼差し。

 

Kaeng「誰?」

Puth「講師だよ・・・最近来た新任の・・・」

Kaeng「でも、まだ、お前と、そのP’は付き合ってるわけじゃないんだろ。」

再び、ハンバーガーを、手に取るPuth。

Puth「ん・・・しばらく言い寄ったりして親しくなったところで、彼氏になってくれって告白するつもりだ」

Kaeng「・・・・・・・」

ハンバーガーを一口、食べるPuth。

頷くと、また、ハンバーガーをPuthから取り返すKaeng。

このハンバーガーは、何の比喩?

二人が共有しあっていた時間?

 

Kaeng「だったら、もし、その日が来たら、事前に教えてくれないか?」

Puth「いいよ・・・。でも、なぜだ?」

立ち上がったKaengの手に、ハンバーガー。

 ハンバーガー、ハンバーガー、うるさくてすみません。

でも、これは、絶対「ふたりを表す何か」そのものであるべきはずなの。

この、全てを達観したいのに、しきれないKaengの表情、たまりません。

 

Kaeng「俺にも、心の準備ってのが必要なんだよ、俺がやりたくなったとしても、お前に電話したりできなくなるんだからさ・・」

その言葉を聞きながら、向けられた背中をじっと見ているPuth。

 

そのまま黙って、部屋を出ていってしまうKaengを、弾かれたように見ながら、目で追うPuth。

ね、Kaengは、残りを食べるかどうか確認すらせずに、自分で持ち去ってしまったでしょ。だって、まだ失うわけにはいかないから。

あと、全然、関係ないんですけど、ここで、この部屋に、アンティーク風の「フェイク鳥かご」が置かれてたのに、気づいて、(°Д°)。。。

やっぱり、監督は、この二人に閉塞感めいたイメージをもたせてたのかな。

こんな風に、はっきり映り込む位置に置くんだもんね。

(回想終わり)

 

ここ、ちょっと、時系列が気になりますよね。

この会話は、Puthが、Payuのことを意識して程なく・・・当然、Kaengは、Payuの素性など知らない頃で、結構、早い時期に、PuthはKaengと距離を置こうとしていたことがわかります。

Puthは、Payuと付き合えるかわからない時点で、Kaengとのカラダの関係を整理しようとしてたんですよね。

 

この時のKaengは、最後まで、平気なそぶりをしてみせるんですけど、Puthに好きな人が出来て、しかも、告白するつもりでいることも知り、いてもたってもいられなくなり、映画に誘ったり、直接、Payuを見に行っちゃったり、いろいろと今までしなかったような、行動に出ちゃった、と見る方が自然です。

 

Puthにしてみれば、この時、すでに、Payuと付き合いたいという自分の考えは、ちゃんと伝えてあったはずなのに、Kaengが起こす行動も考えも読めなくて混乱したというのも無理はなかったのかもしれませんが、ちょっと考えればわかるよね。。。

あえて、目を反らしてたとしか思えない。。。

 

ある意味、悪あがきともいえる行動を取る前に、「心の準備が必要だ」とPuthに告げてたのか、と思うと、私にとっては、Kaengの、その想いのほうが大事なのです。

ごめんね、Puth。。。

 

ま、その後、いろいろあって、カラダの関係までも拒絶されるという、最後通牒をうけて、数週間後・・・とうとう、その時がきたことを自覚したKaeng。

 

本当は、この数週間を、二人がどういう気持ちで過ごしていたのか・・・が、重要なのに、そこは、2人の出会いと同様、教えてくれないのね?ショック

 

その夜・・・

きちんとテーブルセッティングしたうえで、二人分のディナーを用意したKaeng。

Puth「これは、一体、何のマネだよ?」

そっと、Puthの腿に手を置くと、「とにかく、今は何も言わないでくれないか、Puth。先に食べよう。せっかく頑張って作ったんだからさ・・・」と頼むKaeng。

なんかさぁ、この二人も、太ももに手を置くってしぐさで、それなりの意味を持たせてるよね。・・・と、違うカップルがドラマを離れて、常習的に太ももを触りあってる図を思いだしている(笑)

そう言われても、とても食べる気にはなれないPuth。

先に、自ら、ナイフとフォークをもったKaengを見て、「約束を果たしにきたんだ・・・」と話し始めるPuth。

Puth「俺が言いたいのは・・・ただ・・・明日、P’Payuに彼氏になってくれって告白しようと思ってる」

 

ごめん、この時、切り替わったBGMのピアノの出だしが、「冬のソナタ」のイントロにちょっと似てて・・・をいをい。チーン

実際には、いい曲なのよ~♪

 

固まったまま、動かないKaeng。

しばらくして、ようやく、Puthのほうに顔を向けると、

同じように、視線を合わせてくるPuth。

 

Kaeng「そして、俺たちも、もう、今までみたいに一緒にはいられないってことだよな?」

そこは、頷くことなく、「でも・・・お前と俺は、これからもずっと友達だ。」と訴えるPuth。

 

この人は、まだ、この期に及んでも、そんな残酷なことを私の前で言ってのけるのか・・・と、みるみるうちに、涙を滲ませるKaeng。

Puth「ただ、一緒に寝ないっていうだけのことだ・・・。お前、一体、何を怖がってるんだよ・・。お前みたいな奴が・・・相手なら、いくらでもいるだろ・・・」

 

ここで、なにを怖がってるんだって言葉が出てくるのが凄いですね。。

怖がってるのは、ある意味、Puthが!でしょ。

Puthは、Kaengが何を言うのか、確かめたいのね。

 

Kaeng「いくら他の奴が・・・例え100人が俺のことを好きでも・・・俺にとって特別な人は一人しかいない。お前にわかるか?」

この表情とか、ホント、うまいわ。。。

 

Puth「なんで、今さら、マジになってんだよ?」

今更? いつを基準にして、今更って言えばいい?

視線を落とすKaeng。

Puth「わかってるだろう、お前はろくでなしで、俺もろくでなしで・・・。それを(誰かのために)止められるのか?」

Kaeng「もし・・・やめられると言ったら・・・」

Puth「誰のためにだよ?」

Kaeng「・・・・・」

 

名前を口にしない代わりに、じっと、Puthのほうを見つめるKaeng。

ギリギリまで迷って迷って・・・・やっぱり言わないことを選択したのね。

Kaeng「・・・・誰のことでもないよ。俺、何言ってんだろう。」

 

Puthもまた、この期に及んでも、言わないのか・・・と思ってるの。

それは、お互い様じゃん。

 

Kaeng「・・・・・俺みたいな人間が誰かと最初からやり直したいなんて、望めると思うか?」


ずっとずっと、臆病で、自分に自信が持てなくて、傍にいることだけが精いっぱいだった。

そんな思いを、飲み込んできた。。

 

Kaeng「それに・・・俺は・・お前が(特定の)誰かと付き合おうとしてることが嬉しいんだよ」

Puth「・・・・ん(俺が聞きたいのはそんなことじゃない。)

視線を合わせずに返事をするだけのPuth。

 

Puth「とにかく、俺がお前に言いたかったことはそれだけだ」

立ち上がるPuth。

Kaeng「・・・・・なぁ、Puth!」

たまらず、Puthを呼び止め、立ち上がるKaeng。

もう、涙が止められないのがバレバレなのに、それでも必死にこらえながら、浅い呼吸を繰り返すKaengのほうを振り返るPuth。

 

Kaeng「一つだけ・・・頼んでもいいかな? (最後に)恋人のふり、してくれないか・・・」

 

本気で、Kaengが願っているんだ、とわかっているPuth。

Kaeng「頼むよ。ただ、(恋人みたいに)一緒にいてくれれば・・・この気持ちを忘れたくないんだ。セックスなんてしなくてもいいんだ・・。最後に一度だけ、そんなふうにしてくれないかな・・・頼むよ」

Kaengにしてみれば、こんなふうに頼むことが、精一杯で。。。

今までずっと気丈に話していたKaengだけど、ここだけ、この「お願い」と、「気持ちを覚えておきたい」の部分だけは、明らかに声が震えるの。

 

今まで、一度たりとも、本音をぶつけてこなかったKaengの言葉を、Kaengの涙を、だまってじっと見ているPuth。

Kaengの熱演に目が行きがちだけど、ここの溜めは秀逸です。

 

気づいたら、身体が動いていた・・・に近いのかな。

自ら、Kaengに近寄り、キスを求めたPuth。

Kaengを抱きしめ、髪に触れながら、瞳を閉じているPuthが、本当に、愛しい人を抱きしめている恋人のようで・・・泣く!!

 

ベッドで横たわる二人。

言葉どおり、まるで、本当の彼女のように、Puthの肩に身を預けているKaeng。

かたや、感情を一切、表に出さず、Kaengを抱き寄せているPuth。

 

Puth「Kaeng・・・・」

うわ、喋った。。。

な、何を言うつもり?!

 

ん?と見上げるKaeng。

Puth「お前・・・最後に、俺とやりたいか?」

Kaeng「・・・・・・お前は、本当に、俺としたいと思ってる?」

まるで、線を引くように、「うん」と、辛そうに頷いてみせるPuth。

その気があるかどうか、わかりすぎるのもどっちも辛いね。

もう、Puthを苦しめたくなくて、最後に、気持ちを振り切るように、キスをして、微笑むKaeng。

Kaeng「もう無理にしなくてもいいよ。お前の腕の中にいるだけで・・・俺は満足してるから・・・」

軽くキスするだけにとどめるKaeng。

こんなん、なまじ好きだ、と告げる以上に、絶対的な愛情を伝えてると思うんですけど・・・Puthにはどう聞こえてます?

 

この時、Puthは、はっきりと微笑んで、

Kaengの額に心をこめてキスしたあとに、

頬刷りまでするのに、

Kaengは、このPuthの優しいキスが、最後のキスだと思ってるから、微笑むことなく、さっきの自分の言葉どおり、Puthの腕に抱かれて、ぴたりとカラダを預けきるだけなの。。(涙)

 

ここまでのやりとり全て、双方の気持ちの部分を、わざとらしく作りこむことなく、本当に丁寧に大切に描いていて、意外と言ってはすごく失礼なんですけど、心を打たれました。

 

総じて、いわゆる「青春群像劇」的な括りのドラマ・・という意味合いだと受け取ってもらいたいんですけど・・・この手のドラマで、こういう愛のカタチを表現するシーンをみることになるとは、正直思ってませんでした。

もう、BLドラマの要素、一切関係なしに、恋愛ドラマとして、感動しました。

 

 

・・・そして、迎えた翌朝。

目をあけたKaengの目に映ったのは、広く空になったベッドの片側。。。

万が一の奇跡は、起こりませんでした。

 

Puthの枕を引き寄せると、そのまま、残り香を忘れないように、抱きしめるKaeng。

こぼれ落ちる涙も美しくて・・・・ここは、これで、もう仕方がない。

 

 

~ここって・・・Payuの家かな?~

Payuとの約束の場所で、待っているPuth。

この待ってる時の、指の動かし方・・・なんか、ちょっとリアルかも。。。

 

少し、遅れたのか、足早にやってきたPayu。

Payu「ごめん。遅れたね。さ、行こうか!」

 

私は、Puthの、この時の、なんとも情けない顔が、かなり好きかも。。。

だって、Puthの人生において、おそらく、はじめての表情だと思うのよ。。。

 

意を決して、立ち上がるPuth。

Puth「P’Payu。僕・・・P’Payuとは、自分の“まさに、この人だ”っていう運命じゃなったのかもしれないんです」

 

少し、考えて、言わんとしていることがわかったPayu。

 

Puth「本当にごめんなさい。P’Payu」

ワイをしながら、謝るPuth。

Payu「おい、なんで、謝ったりするんだよ・・・。僕たちは、最初から、ピーノーン※じゃなかったのか?」

※兄弟、先輩・後輩

Payu「つまり、僕、フラれるために誘われたってことなのか? 僕、彼氏になってくれって言われるかと思ってたのにな・・・」

わざと軽めな口調で話すPayu。

Puth「P’Payu。。 悲しんだり・・・俺のこと、少しも怒ってないんですか?」

Payu「ほんとのことを言うと、僕も、今まさに、“その時”ではないんだと感じてるんだよ、Puth。今はもっと仕事のことを考えるべき時なんだと思うんだ。でも、君が自分の気持ちに正直になってくれて、嬉しいよ」

にっこりと微笑むPuth。

Payu「つまり、今この瞬間、君の“まさにこの人”が誰なのか、わかってるんだな。彼こそが、君にとっての“その人”なんだね、Puth」

ああ、こんな風に、すっきり笑ってくれる人でよかった、よかった。

お見通しですね。

 

Puth「はい、そうです。」

Puthの、この力強い返事を、Kaengに聞かせてあげたいよ。

Kaeng、嬉しくて、号泣しちゃうよね。。。

 

Payu「だとしたら、Puthは彼に会いに行くべきな。ずっと、彼は、君のことを待っていたのかもしれない」

かもしれないじゃなくて、そうなんです。

 

Puth「はい」

笑顔で頷くPuth。

Payu「がんばれよ」

 

ピースサインで応えるところをみると、やっぱり、これは本物の恋とは言えなかったのかな。。

変に、本物感とか余韻だされると、ややこしいんで、これはこれで、すごくいいと思うんですけど。

次、顔を合わせても、気まずくなさそう。

 

Puth「じゃ・・・失礼します」

頷いたPayuがびっくりするくらい、振り向くと、脇目もふらずに、駆け出していくPuth。

Payu「うまくいくといいな、Puth」

いい人で良かった~~~!!

大丈夫、Payuもきっと、運命の人に出会って、幸せになれるよ。。。

 

THE 無責任!= びび(笑)

 

~聖堂?~

ここは、大学の一画なのかな。

よく、わからないけど、丸窓とか、すかしとか、ちょっと西洋風なデザインだけど・・ゴチャゴチャしてなくて、すごく、素敵な建築様式の建物のような気がします。。

教会とか、聖堂とか、そんな雰囲気です。

 

一人、物思いにふけるKaeng。

ああ、ここが、Kaengが、考え事をするときに、一人でよく来る場所、とかだったらいいのにね。。

Puthだけは、ちゃんとそれを知ってるとか、よくない?(笑)
 

後ろから、そっと近づき、声をかけずに、携帯から電話をしてみるPuth。

 

着信メロディは・・・「เพื่อนรัก Dear Friend」です。

この二人のテーマ曲として、よく使われてました。

 

相手が、Puthとわかり、そのまま、切ってしまうKaeng。

仕方ない、とばかりに、わざとKaengの背中にぶつかるようにして、隣に腰かけるPuth。

Puth「いい“着うた”だな・・・俺のために設定したのか?」

何も答えず、少しだけ身体を離すKaeng。

改めて、また、Kaengの背中に身体をぶつけ、近寄るPuth。

さすがに、無視するわけにもいかないKaeng。

Kaeng「なんで、来たんだよ? もう、俺たち会わないって言っただろ!」

今のPuthにしてみたら、すでに、こういうKaengの拗ねちゃってる態度も、可愛く見えちゃってるんだろうね。

Puth「ただ、知りたくてさ・・・・お前の特別な奴って・・・俺だろ?もし、違うっていうなら、俺、帰るけど。。。」

急にそんなことを言ってこられても、揶揄われてるようにしか思えないKaeng。

Kaeng「お前、俺が言ったこと、覚えてるのか?」

Puth「全部、覚えてるよ」

だったら、今更、なんなんだよ、と、顔を背けるKaeng。

Puth「それに・・・これも知ってるぞ。お前が変わったってこともな。」

Kaeng。「俺が何だ? 俺が変わったのに気づいたからって、お前が気に留めたことがあったか?」

もう、半分、恨みごとです(笑)

 

Puth「最初は・・・気にしなかったよ。だって、なぜなのか、本当にわけがわからなかったんだ。」

そこで、目があうKaengとPuth。

 

Puth「お前のしぐさや、俺を見るときの視線・・・」

 

Puth「そこに・・・お前の、どの中にも、“俺”がいるみたいだった。俺・・・すごく混乱した。Monの奴が(傍で見てて)イライラするくらい、俺、混乱してた。それで、あいつ、とうとう、俺に打ち明けたんだ。。。俺がどんなタイプが好きなのか、教えてくれって頼んできたのが、お前だったって。」

Mon!!クラッカークラッカークラッカークラッカークラッカー

「メガネかけてる人」って教えたり(笑)、部屋の鍵、開けといたり、出しゃばりすぎじゃない感じのサジェストも好感度高し!

 

Puth「それを聞いて、お前は、俺のタイプになろうとして変わったんだ・・・。お前って奴は、まったく、品もなければ、プライドもないのかよ。俺なんかのために、自分じゃなくなってもいいのかよ?」

言い返したいけど、そこは、「惚れたものの弱み」っていうのよ。

 

急に、Puthから、太ももを掴まれて、たじろぐKaeng。

Puth「で、(お前にとっての)“運命の人”って奴は、俺なのか?」

ここまで言われて、もう、誤魔化すのもばからしいよね。

Kaeng「・・・・ああ。お前だよ。(小声で)わかってるくせに聞くなよ・・」

もう、笑みが止まらないPuth。

Kaeng「それで・・・お前、彼氏のとこに行かないのかよ?」

 

さて、どう、伝えましょうかねぇ。。。

ふふふ (´艸`*)

 

言葉じゃなくて、ぎゅっとハグしましたよ。。。

Kaeng「な、なにすんだよ・・・」

Puth「・・・・・・・」

ただ、黙って、微笑みながら、Kaengを見つめるPuth。

すでに、密着志向が出てきてますね。。(笑)

 

Puth「行かないよ。俺さ、賢い人間のこと、好きになれないみたいだ・・・。一緒にいて、気楽な奴がいいんだよ」

Kaeng「・・・・・・ん? 待てよ・・・お前、俺がバカだって言ってんの?」

Puth「そうは言ってないだろ」

ちゃんと、好きだって言ってあげなよ。

 

でも、Kaengは、Puthに甘いんです。

Kaeng「バカになってもやってもいいよ、ただし、お前限定でな・・・」

ほらね。(笑)

 

Puth「Kaeng・・・」

Kaeng「・・・ん?」

Puth「これからは・・・お前に誰かれ構わず、やらせたりしないからな」

Kaeng「それ・・・俺たちが数か月前に、最初にやってから・・・ずっとそうだけど?」

あら、看板に偽りありだったんじゃん(笑)

 

Kaeng「お前こそ・・・俺が禁止してやる!」

Puth「俺だって・・・・お前が俺を落とした時から、他の誰とも寝てないよ」

なんなの、2人して、この純情っぷり。。。


思わず、キスしちゃって、

照れくさくなっちゃう二人。。。

この二人は、ホントに普通にキスしてるから、これがスタンダードみたいになっちゃうと、この先、他の人たちが大変よね(笑)

 

立ち上がるKaeng。

Kaeng「俺、彼氏がいるんだぞ~」

まさかの、大声、カミングアウト連発(笑)

Puth「おい、Kaeng!」

焦るPuth。

Kaeng「彼氏の名前は、Puthだ~~」

Puth「おい!」

 

結局、Puthが「俺にも彼氏がいるぞ~。名前はKaengだ~~」と叫びだすと、慌てて、笑いながら、止めようとするKaeng。

この笑顔!!

いいでしょう?

この二人は、一粒で何度もおいしいですから・・・。

 

抱きしめ合う二人に幸あれ。。。

 

★【Y- Destiny】Ep10後編 「水曜日は、ほぼ筋追いしちゃうよ、Partチョキ・・・」雑感 ★

 

とにかく、ここだけ別のドラマかっていうくらい、私の熱量が違いすぎて、自分でも笑えます(笑)

他の曜日に、申し訳ない。。

 

と言いつつ、じゃ、度肝を抜かれたか、というと、それもまた、ちょっと違うかなぁ~という思いもあります。

この手の、「青春群像劇」の場合、いくつか恋愛のパターンの中で、セクシャル強めの「つがう(番う)」担当カップルが出てくるのは、何も特別珍しいことではないからです。


そういう意味では、この「水曜日CP」もまた、ステレオタイプの域を出てないとも言えますよね。

 

でも、そのステレオタイプに、本気で号泣しました。。。

ここ大事!(笑)

 

特に、Firstくん(Kaeng役)。。。

この子は、演技に関する理解度が早いというか、勘所を掴むのが上手そうです。

ただ、イケメンだからっていうだけじゃないですよ。(笑)

感情を表すシーンの比重が、どんどん多くなってくる役柄なので、足し算ばっかりしていると、飽和状態になってしまうところ、演出の付け方もこの子にあっていたのか、3歩進んで2歩下がるみたいな、引き算も出来てるんですよね。

雑感を書いたり、キャプチャーするために、何度も見返すので、こんなふうに言ってますけど、基本、普通に見てるだけだったら、たぶん、違和感なく、Kaengとして視聴し、100%受け入れてたと思います。

 

そして、Takizawa Toruくん(Puth役)。。。

これまでのエピソードでも、ちょこちょこ登場していたので、面白い存在感の子だな、と思っていたんですが、もうちょっと演技が安定すると、もっと面白くなりそうな気がします。

まぁ、対Kaengとのシーンは、誰がやっても難しいでしょうしね。

 

なにより、この「水曜日CP」のエピソードは、彼が何を考えているのか・・・これを適切な時期に、適切なタイミングで把握することが肝のような気もします。

 

初期のティーザーの画像を見ると、髪型も、サイド刈上げのもっとワイルド感じが強めなキャラだったみたいなので、それはそれで、面白かったかも。。。

ああ、でも、そうなると、P’Payuの、ぽわわ~~んとしたところと、妙に似合っちゃって、そっちのシップを応援する人が出てくるかもしれないなぁ。。。

 

さて、この恋の「心理面」とか、まだまだ、言い足りない、書き足りない!

でも、掘れば堀っただけ出てきそう。(笑)

 

いつまでも、抱え込んでいたいんですけど、まだ、『土曜日編』と、オーラスの『金曜日編』が残ってますしね。。

実は、私、金曜日編、ものすごく「未消化」なんですよね。。(苦笑)

どんなふうになっていくのか、それだけがちょっと気がかり。。。

 

★【Y- Destiny】Ep11~ 「次の“土曜日”は、通常運転に戻すけど、ごめんね~・・・」につづく★