思ったより、長くなって、びっくりしてます!

 

 

 とにかく、まずは、このOSTからですね。

 

 

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 

『We Best Love:Fighting Mr.2nd

 第二名的逆襲/二位の逆襲

【Ep.7】 Special

 

守真カップルをこよなく愛する皆様のために・・・

 

他們之間 | 守真

ショウイーとジェンシュアンの間

 

~ショウイーのカフェ~

さて、これは、いつ頃かな?

 

マスター、お久しぶり。。。パー

こっちにも登場するなら、名前、つけてほしかった。。。アレックス(周予天)って、呼んじゃうよ。(笑)

今日は、役割が逆で、ショウイーがマスターです。

 

ショウイー「今日は、なにがいい?」

マスター「なんでも。なんか、スペシャルなのとか・・・」

ショウイー「これ、お前のために作ったんだ」

マスター「これって、なんだ?」

ショウイー「ダーフン(Dàfèn)」 ← 私の想像通りなら、飲み物には名付けません。。

マスター「ダーフン(Dàfèn)? なんで、こんな変な見た目なんだよ?」

ショウイー「いいから飲んでみろ」

 

いつのまにか、近づいてきていたジェンシュアン。

マスターをちらり。。

オマエ、ダレ?

 

マスター「う~ん、重いな。でも、悪くない」

 

それから、椅子に座ると、じと~~とした目で、ショウイーを見つめてます。

 

ショウイーはショウイーで、一気に不機嫌そうに、ジェンシュアンを見据えている。

ジェンシュアン「俺も、その特製のやつ、飲みたい」

 

さすがマスター、そのジェンシュアンの口調から、すぐに何かあるな、と気づいちゃいました。

 

ジェンシュアンには、なにかするわけでもなく、ただ、「まだ、わからないのか・・・」という表情を見せるのみ。

 

少なくとも、これは、ジェンシュアンが、強引に店に押しかけてた頃の出来事のようです。

 

 

~回想~

守一(ショウイー)と真軒(ジェンシュアン)の出会いのシーン再びです!!

 

「逃げんなよ、こそ泥!」

「止まれ!」

見るからに、ガラの悪そうな男たち数名に追われているジェンシュアン。

顔から血を流し、必死に逃げるジェンシュアンに、まともに正面からぶつかってしまったのは、当時、高校で保険医をしていたショウイー。

 

一瞬、驚いたものの、

 

すぐさま、脇道に入り、あっと言う間に走り去るジェンシュアン。

 

 

 

しばらく、目で追っていたショウイーが、落としたバッグを拾い上げる。

 

 

かたや、路地裏に逃げ込み、様子を窺っているジェンシュアン。

追っ手の気配が聞こえず、ほっと、一息つくと、その場にしゃがみ込む。

 

あちこち、やられた痛みに、顔をしかめるジェンシュアン。

反対側の様子を窺っているところに、背後から近づき、自分が来ていたジャケットを羽織らせるショウイー。

この水色、なにげに目立つもんね。

ジェンシュアン「・・・・・!!」

 

驚いて、ジャケットをかなぐり捨て、すぐに立ち上がり、対峙するジェンシュアン。

地面に落ちたジャケットを拾い上げるショウイーに、「あっちいけ!」と怒鳴るジェンシュアン。

無言で、ジェンシュアンの胸の刺繍(学校名)を確認するショウイー。

当然、パシっと手を払いのけられたものの、そのまま、腕をつかむ。

 

必死に抵抗するジェンシュアン。

ジェンシュアン「何すんだよ!」

こともあろうに、ショウイーの腕に噛みつくジェンシュアン。

完全に、手負いの獣状態です。

 

 

ショウイー「お前、ものすごく痛いんだろ?」

 

ジェンシュアン:彼が私を迎えにきてくれた瞬間から、彼は私の世界で唯一無二の人でした。

 

ちらりと自分の噛んだあとに目を向けるジェンシュアン。

 

今度こそ、テト? 

 ジェンシュアン:舐めるか!💢💢💨

← ジブリさんに怒られるよ!(笑)

 

やっと、自分の腕から、嚙みついた口を離したジェンシュアンの手を掴み、連れ出すショウイー。

 

********************

 

校舎に面した通路の近く、大きな木の下に、膝を抱えて座っているジェンシュアン。

退勤後のショウイーが通りかかる。

すぐに、座っているのが、ジェンシュアンだと気づき、立ち止まったところ、ジェンシュアンもそれに気づき、慌てて、立ち上がる。

ジェンシュアン「失せろ」

特になにも言わず、本当に、立ち去るショウイー。

ショウイーの後ろ姿が見えなくなると、

再び、同じ場所にしゃがみ込んでしまうジェンシュアン。

 

しばらくして、どさっと音がするほうを見ると、カバンを放り投げ、手には救急箱を持ったショウイーが戻ってきたのだとわかる。

またしても、立ち上がるジェンシュアン。。

逃げようとするジェンシュアンの手を強引につかむショウイー。

 

片手で、器用に、救急箱を開け、中身を覗き込んでる間も、ずっと手を掴んでるショウイー。

ぐっと、2,3度強く引き、座れ、と無言で指示され、腰を落とすジェンシュアン。

 

腕の傷を消毒するだけで、沁みる・・と、手を引こうとするジェンシュアンを押さえつけるのは、このショウイーの体格がモノをいうのよ。

ショウイーが薬を足そうとして、後ろを向いた拍子に、ぱっと手を引っ込めるジェンシュアン。

今度は、頬の擦り傷をクスリを塗るショウイー。

ジェンシュアン「痛ぇ・・」

ショウイー「動くな」

この時の、あごクイがたまらん。。。

ただ、クイっとむけてるんじゃなくて、しっかり、指で掴んでますけどね。

 

ジェンシュアン「俺に構うな」

精一杯、睨みつける狂犬(子犬)

ショウイー「だったら、俺の視界に入ってくるな・・」

思わず、目を反らすジェンシュアン。

 

ずっと思ってました。

ショウイーの手当てする手つきは、風貌や雰囲気に似合わず、とても丁寧て優しい。。。

 

ジェンシュアン「アンタの手・・・」 

ショウイー「お前に関係ない」

ショウイーから、目が離せないジェンシュアン。

 

 

無言で、手当し、手当されていく間に流れる、ショウイーとジェンシュアンの不思議な時間と、絡み合う視線。

 

ショウイー:放っておくべきだった・・・。あいつが俺を見た、あの瞬間、自分では振り払えないトラブルに巻き込まれたんだ、と悟ったんだ

 

 

~そして、また、ある日の夜~

 

保健室から出て来たショウイーを、しゃがんで待っていたジェンシュアン。

雷の音が響いてます。。。

今日は、びしょ濡れ。。。

ほんと、毎日、行く宛がないのね、この子。。。

 

一旦、無視して行き過ぎようとするんだけど、

こんなふうに、自分を見てくるジェンシュアンをほうっておけない。。。

踵を返して、保健室の戸をあげるショウイー。

 

ひょこひょこと入ってきたかと思えば、すぐに、膝を抱えて、窓際の椅子にしゃがみこむジェンシュアン。

バサっと、タオルを放り投げるショウイー。

くしゃみをするジェンシュアンに「自分で乾かせ」と、一旦、保健室を出ていくショウイー。

 

くすっと笑顔になり、ワシャワシャと髪を拭き始めるジェンシュアン。

世話をしてもらえたというより、ショウイーに構ってもらえたっていう笑顔よね。

 ※動物になつかれるのは、きっと得意なショウイー

 

濡れた制服や、靴下を乾かし・・・はだしで、床に降りようとした時、さっと、スリッパが足元に。

ちらりと、ショウイーのほうを見るジェンシュアン。

スリッパをはくと、「なにか食べるモノある?」と訊ねる。

溜息をつきつつ、たぶん、用意してあげたのね。

 

~保健室 翌朝~

ベッドで、ぐっすりと眠るジェンシュアン。

なんか、人間みたいに寝てる・・・って思っちゃった。

たぶん、この子、いつも動物の仔みたいに丸まってすみっこで寝てるイメージ。

 

その様子を、腕組みしながら、見下ろしているショウイー。

さて、どうしたものか、と首に手をやりながら、一旦、外へ。。。

 

しばらくして、目を覚ましたジェンシュアン。

ふと、目に飛び込んできたカップをみて、すぐさま、身体を起こす。

いきなり、手にとったりせず、遠巻きに見て、おもむろに、両手で掴む。

歯ブラシと歯磨きが入れられたカップと、クスリの瓶を手に取り、満面の笑顔を浮かべるジェンシュアン。。

 

その後は、たびたび、保健室を訪れるようになり、勝手知ったるといった具合に、キャビネをあけ、ショウイーのカップラーメンを物色する。

自分の好きな銘柄を持ち出すジェンシュアン。

次に来た時には、(ジェンシュアンの)好物のカップラーメンだけが一つだけぽつんと置かれている。

そして、また、次に開けると、そこには、たくさんの、同じ味のカップラーメンと、袋めんも。。。

 

これが、何年後にあたるのか、定かではないですが、シードーが通った大学の医務室にても、人体模型ホネ子のお腹の中に、ラーメンを隠していた・・・につながるわけですね。

 

~びびの回想 ~ ← なんだ、それ! いいのか、勝手にそんなことして!!(笑)

ああ、とにかく、本編「永遠の1位」5話を見返していただきたい。。。もしくは、びびの筋追いをどうぞ。

 

ショウイー「お前が、俺に許可なく、俺のインスタントラーメンを食ったからだ」

泣いていいですか?

泣いていいですよね?

 

シードー「たかが、ラーメン一つで? まじかよ?」

たかがラーメン、されどラーメンってことがあるのよ、この世の中には!

ああ、私が代弁してど~する。。

 

当然、詳しく説明する気は、一切ないショウイー。

 

ショウイー「欲しけりゃ何でも食っても構わんが、あのインスタントラーメンだけはだめだ。あれは、俺のだ!

乱暴に、デスクにファイルを放り投げ、白衣を脱ぎだすショウイー。

(びびの回想、終わり)

 

この人の12年を、私にではなく、ジェンシュアンに見せてあげてください。

 

そして、ある日は、勉強を教えてもらうジェンシュアン。

ショウイー「まず、お前の足を下ろせ」

エル座りしてる(座面に膝をかかえて直接しゃがむ)ジェンシュアンに注意すると、素直に足を下ろす。。。(笑)

 

真剣に問題を解くジェンシュアンの手元をじっと見ているショウイー。

ショウイー「X-H そうだ。・・・・それから、そこは、Y-。そう、で、平方根。・・・・4、-3、よし。こっちもやってみるか?」

うん、と頷くジェンシュアン。

ジェンシュアン「できそうか? OK。 じゃ、別のをやってみよう。この問題はよく似てる。」

きちんと説明してくれるショウイーのことを、ちょっとだけ、見つめちゃうジェンシュアン。

気持ちはわかる。。。

私の場合は、ショウイーだからというわけではなく、この「数学(算数)が出来る男」にとことん弱いというだけですが・・・。今も、スラスラと問題文を読み下すちょっと低めの声に、もう、完堕ち寸前。。

それは、ただの声フェチだからでは?

 

ショウイー「放物線の方程式を解いていくぞ。Xを0に等しくさせるため。そうなると、X=3だ。YとKをどうなるかやってみろ。」

ジェンシュアンに促すショウイー。

ショウイーに夢中で(!)集中してなかったジェンシュアンに、それとなく、ヒントを与えながら、教えていくショウイー。

 

そして、また、ある日・・・

 

クラスメイトと話ながら、保健室の前を通りかかるジェンシュアン。

友人「なぁ、俺、これ、なんで間違えてんの?」

ジェンシュアン「ここに、“be”があるから、ing で終わる動名詞にしないと・・・」

説明してあげるジェンシュアン。

 

そこに、校長がやってきて・・・「ユー・ジェンシュアン、君は、最近とても、目覚ましく進歩しているそうだね。その調子で頑張りなさい。」と、褒められるジェンシュアン。

保健室の中から、校長の会話を聞いているショウイー。

校長「シェン・ウェイニアン、君の成績は、かなりひどいね。」

ちらりと、ショウイーのほうを笑顔で見るジェンシュアン。

私、この時の笑顔、すっごく好き。

私のジェンシュアン歴上、1,2位を争うくらい好き。 ← やっぱり、ドラマが、1,2位を争うドラマだから(笑)

 

校長「ジェンシュアンから教えてもらいなさい、わかったね」

ウェイニアン「はい・・・」

 

興味なさそうに、視線を戻してしまうショウイー。

これが、デフォルトの彼です。

(ここでは、まだ、欠けてないね、カップ)

 

でもね、彼の心の底には、その光景が、「きゅん💘」ではないかもしれないけど、ちゃんと「記憶」として刻まれています。

 

~びびの回想 ~ ← もう、慣れてくださいm(__)m

医務室のドアにもたれて、ショウイーの名を大声で呼ぶシードー。

シードー「ペイ・ショウイー!!」

語気を粗めるシード―。

はっと、意識を戻すショウイー。

 

誤魔化すかのように、顔を手で覆い、書類に目を落とすショウイーに、私はもう、釘付け。

完全に、意識は、ジェンシュアンにもってかれてましたね。

 

シードー「どうかしたのか?」

ショウイー「別に・・・。お前がドアのところに立ってたから、厄介な生徒がいたのを思いだしてただけだ・・・。高校の校医をしてた時にな・・・」

ずっと頭から離れたことなんかない、の間違いでは?

(びびの回想 終わり)

 

ショウイーは、感情の表出に乏しく、他人への関心や興味は極端に薄いという自分の特性をよくわかってます。

人と深く関わることによって、自分と相手が変化することや、相手に飲み込まれ、自分の独立性を失ってしまうことを怖れる・・・戸惑いのレベルではなく、それをよくわかっているのです。。

具体的にジェンシュアンが目の前に現れたわけではないけれど、彼は、職を変え、そこからも、逃亡をはかることになります。

 

シードーたちが付き合った日、あのバーで、すでに、ショウイーは、その心づもりでいたんだ、ということがわかります。

 

~びびの回想 ~ これは、「永遠の1位」の番外編の一場面です。

ショウイー「別れることよりも手放す方が難しいことだってあるんだ。片方がもう片方を愛していないために別れることだって・・・。だけど、そこにまだ、愛があるなら、もう一方は簡単に手放すことはできないだろうな。」

話の流れ的に、シード―たちのことを言っているようにみせていますが、ここは自分の経験則です。

ショウイーは、自分が誰かを愛することがあるという認識が希薄で、認めたりしません。

この時のショウイーはジェンシュアンが自分を探し続けてることを知らないはずなのに、愛を簡単には手放せないと、どちらともとれる言い方をします。

 

手招きをして、呼び寄せるショウイー。

ショウイー「することがないなら、なんで、別の経験を積もうとしないんだよ?それとも、俺がパブを開いて、お前と競ってやろうか?

 

 

 

 

(びびの回想終わり)

 

 

一方、ジェンシュアンの気持ちを考えると・・・・彼は、保健室に泊まった翌朝、目覚めた時には、もう既に、ショウイーのことが大好きになってたのね。

 

ベッドから起きだし、歯ブラシと歯磨き粉を持って、ショウイーを探すジェンシュアン。

 

ショウイーが残した「起きたら、出ていけ」という付箋のメモを見つけると、その付箋が貼られてあったカップを両手で大事そうに持ち上げ、中身も飲んじゃうの。

いつも、ショウイーの座る椅子に座り、キャスターで、ぐるぐると保健室の床を滑るジェンシュアン。

 

「町の狂犬」「捨て犬」「変な子」

とにかく、ずっと鬱屈して生きて来たジェンシュアンにとって、はじめて、無防備に、安心して、息が吸える場所、誰からも攻撃されない場所、自分を受け入れてくれる場所。。。

心の赴くままに、踊り出し、これが、また、どこで覚えたんだか、ヘンテコダンスで・・・(笑)

そして、ショウイーの白衣の袖に手を通し、そのすべてを与えてくれた人のことを想う。

 

ここ、ジェンシュアンの動きが突拍子もなければないほど、芽生えた恋心の幼さや純粋さに、たんなる、付きまといだけには思えないものを、私たちは、ショウイーよりも先に見るのです。

 

そして、ショウイーが残した無骨だけどひとつひとつに温かみのある朝の仕度の数々、・・・感情のない人が義務的に用意したとは思えないものを、ジェンシュアンのために、準備をしておいたものすべてから、私たちは、感じとるのです。

 

そんな風に、ジェンシュアンがショウイーを慕う日々が続き・・・

 

試験結果をもって、保健室に飛び込んできたジェンシュアン。

ジェンシュアン「結果が出たよ、ペイ・ショウイー?」

どことなく、いつも以上に片付いている、がらんとした保健室。

ジェンシュアン「ペイ・ショウイー?」

明らかに、おかしいと思い始めるジェンシュアン。

まっすぐ、扉が開いたままのキャビネに置かれた、カップに突っ込まれたメモを見つける。

 

ショウイー:小僧、俺は去る。これで、お前には、俺の周囲にまとわりつく理由もなくなる。大人になれよ。じゃあな。いや、訂正する。 もう二度と会うことはない

 

読みながら、息を飲むジェンシュアン。

ジェンシュアン「ペイ・ショウイー!!」

大声で、彼の名を呼ぶジェンシュアン。

捨てられた!

手紙を読んでわかったのは、それだけ。

壁を殴り、すぐに、怒りをコントロールしようと、大きく呼吸するジェンシュアン。

 

しばらく、うろうろと歩き回ったのち、壁にもたれて、座り込む。。

今わかるのは、泣いても、ショウイーは帰ってこないということ。

それでも、抑えきれない涙が頬を伝う。

まだ、膝をかかえてしゃがむジェンシュアン。

 

その後のジェンシュアンは、自暴自棄にならず、「大人になれ」というショウイーの言葉を支えに、一人で勉強を続け、特性を磨き、自立します。

いつか、ショウイーに認めてもらい、隣に立てるように。

 

(ショウイーを)探し続けていた・・・と言ったのは、もしかして、台湾全土の学校の保健室かい?Σ(゚Д゚)

大学で、ニアミスしたことがあったね。

はじめ、ジェンシュアンもこの大学に通っていたのかと思ってたの。

でも、ジェンシュアンは、たぶん3歳くらいシードーたちよりも年上でしょ。

つまり、この時は、もう、卒業してる年次のはずで・・・ただ、単に、この大学に用事があってきていたのか、それとも院生になってた?

ここの説明も出てくるかと、実は期待してたんです。。。

 

そして、12年ぶりの再会。

嬉しくて嬉しくて、今度こそ、離すものか、と思っても、ショウイーは、決して自分を受け入れてはくれない。

それどころか、自分には、感情がないという。

 

出来ることなら、あなたの心に入りたいのに、どうしてダメなの。
 

自分の存在が、大好きな人を煩わせるだけ・・・と決意して、『宝物』を全部、元の持ち主に返そうとやってきました。

ジェンシュアン「ペイ・ショウイー」

その声に、下を見下ろすショウイー。

ジェンシュアン「怒らないで。アンタのものを戻しにきただけだから。」

そう言われても、あれだけ言ってもまた、来たのか・・・と俯くショウイー。

 

ジェンシュアン「俺、ずっと考えていたんだよね。俺がアンタから、なんの見返りも受けることなく、それから、アンタが俺を好きになってくれなくてもいいから、ただ、俺がアンタの側にいるにはどうしたらいいか・・・って。でも、今は、ちゃんとそれを理解したよ。

階段の下に立って、自分の気持ちをきちんと、話しだしたジェンシュアン。

ジェンシュアン「俺、アンタを、面倒に巻き込んで煩わせたりすべきじゃなかった。アンタの言う通りだ。俺も、大人にならなきゃね。」

じっと、ジェンシュアンのいう事を聞きながら、少し、視線を外すショウイー。

 

ジェンシュアン「この箱の中のモノは、12年もの間、ずっと俺と一緒だったんだ。アンタに返そうと思うんだ。これ、みんな、アンタのものだよ」

テーブルに届く位置まで来て、箱を掲げて見せると、そのまま、テーブルに置く。

いつのまにか、ショウイーの正面まで、たどりついていたジェンシュアン。

ジェンシュアン「もう、俺の手から手放す時が来たんだよ。残しておきたいものがあれば、残して、あとは、必要に応じて、捨ててくれて構わないから・・・」

これを手放すことは、自分の身を切るようなものなのに、ショウイーの負担になるようなことはしちゃダメだ、と整理をつけようとするジェンシュアン。

 

ジェンシュアン「とにかく、ペイ・ショウイー!」

一際、大きく、声を張るジェンシュアン。

 

ジェンシュアン「俺のこと、あの時、俺をいろんな面倒から救ってくれたこと、後悔してるかもしれないけど、それでも、俺は感謝してるよ。

アンタは、俺に、痛いかどうか聞いてくれた、最初の人だから。アンタのおかげで、俺の世界は、自分で思ってたより、うんと良くなったよ。

一言一言、今まで伝えたかった想いを、絞り出すジェンシュアン。

 

ジェンシュアン「・・・なんで、俺って、アンタと会うたびに、こんなにおしゃべりになるんだろうな・・・」

 

そこまで、黙って聞いていたショウイーが立ち上がり、目の前のボックスを持ち上げ、コンテナの中に入ろうとする。

なにか言って欲しくて、唇を噛みしめながら、じっと目で追うジェンシュアン。

 

ジェンシュアン「ペイ・ショウイー。最後にひとつだけ。。。

入口手前で、立ち止まるショウイー。

 

ジェンシュアン「祈っています。あなたが、ずっと一緒にいてほしいと思える人を見つけられますように。」

 

背後のジェンシュアンを少し、気にするそぶりのショウイー。

 

ジェンシュアン「どうか、幸せになってください。」

 

ここ、説明いらないですよね。

「大人にならなきゃ」ではなく、「もう大人になってた」だったんです。

 

ショウイーは、本当はそんなこと、とっくに気づいてました。

きちんと学校に通い、会社に勤めていたこと。

その上で、自分を探し続けていたこと。

カフェを手伝うようになって、見知らぬバイトくんたちとも、ちゃんとコミュニケーションが取れて、頼りにされていたこと。

依存ではなく、一人の人間として、人を愛せるようになったこと。

ジェンシュアンの姿が見えなくて、落ち着かなくなっていたのは自分の方だったこと。

自分も、ジェンシュアンに幸せになってほしいと願っていたこと。

これ以上、ふたり、離れていることに、何も価値を見いだせないこと。

 

 

最後まで、言いたかったことを言いきり、ようやく、瞼ごと、両手で押さえるジェンシュアン。

涙を拭きふき、ちょっとだけ、息を吐くと、再び、笑顔を作り、最後に、ほんの1,2秒、目を伏せて、振り向き、階段を降りかける。

 

ショウイー「ユー・ジェンシュアン・・・」

その声に、歩みを止めるジェンシュアン。

 

ショウイー「自分で、こいつらのこと、・・・・・・片付けるべきなんじゃないのか?」


信じられない思いで振り返るジェンシュアン。

ためらいながら、もう一度、階段を昇っていく。

 

恐る恐るコンテナの中に入っていくジェンシュアン。

じ~~~~ん!!

꒰ღ˘‿˘ற꒱

 

さて、その後・・・

ただ、箱の中身を片付けさせられて、ほっぽりだされることもなく(笑)、付き合いはじめた二人。

 

ジェンシュアンの、へんてこダンスに誘われ、首を振るショウイー。

そんなの、許されるわけがありません(笑)

これ、ジェンシュアンが飽きるまで、きっと毎日よ(笑)

 

一緒に踊ってる間に、いつしか、笑いがこぼれているショウイー。

こぼれるどころか、「噴出」してるじゃん。。

 

踊ってる拍子に、勢い余って、思わず前のめりで、ショウイーに近づいたジェンシュアン。

すかさず、後頭部をおさえて、がっつりちうキスマークです。

 

ペアのカップ・・・のアップで、番外編も終了です。

 

 

 

 

 

★【We Best Love】番外編の雑感 ★

終わりのご挨拶は、すでに、終わらせたので(笑)、もう、ここは心置きなく番外編のみ。

 

メインの主人公カップルの場合、まとめるには分量が多すぎますが、脇カップルの軌跡をこんな風にまとめてみるって、いいですね!

 

「2位の逆襲」になってから、本編に本格的に絡んできたジェンシュアン。

「永遠の1位」の時に、謎だったショウイー先生のあれやこれやが、クリアになるかと思いきや、

小出し小出し、しかも、肝心な出会いのシーンはどんどん後回し。

本編中は、フラストレーションを掻き立てるような演出でしたが、遡ることで感じる、この二人の不条理な12年を、視聴者も同時に感じることが出来ていたのかも。。。

 

カットされた部分を付け足した、二人の「軌跡」をたどるような、番外編でしたね。

 

本編を筋追いしている時には、ジェンシュアンのアスペルガー的な行動については、少し触れました。ショウイーが列唱してくれたジェンシュアンの症状の複数がすごく役立って、彼の言動を想定しやすかったからです。

反面、ショウイーの「感情障害」に関しては、このドラマに描かれている部分でのみ、考えようと思い、あまり、追及しませんでした。

というのも、私の知る「感情障害」(すでに、その表記も実は?な部分があって・・・)と、ショウイーの状態が合致しなかったので、うまく関連づけられなかったというか、それを基に、彼の性格や行動を予測したりできなかったからです。

 

ただ、はっきりと、ドラマ上で障害があるといわれてしまうと、さすがに、勝手に解釈するわけにもいかず・・・。

でも、その根幹がわからなくて、苦労しました。

 

実は、ずっと考え続けていて、ああ、もしかして、これを想定して描いたのか・・という人格障害の症例を思い当たったというか、思い至って、それを基準に見ていくと、ショウイーのことが少しだけ、わかったような気がしています。当然、それだけに当てはまらないところも一杯あるので、決めつけは厳禁ですけど。

(ショウイー、外見、ごついし。。私は医者ではないので、逆引きは難しいです)

 

そして、ここが一番肝心なのですが、その「とっかかり」がわかったからと言って、実は、なんにもならないということです。(爆)

知りたがっていたのに矛盾してますよね。

 

それだけ、ジェンシュアンに対する態度は、その範疇に入らないことが多いので・・・!

 

とにかく、こんな風に思っていてさえくれれば、なんとかなる!下差し
 
出来れば 誰も一人でいることなど望んではいない

 

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

本当は、この番外編で、ジェンシュアンのもとを去った守一の12年の生活を、MV風にでもいいので、みせてほしかったですね。

 

保健室勤務を短いタームで転々とするところとか、川沿いのカフェを始めるようになった経緯とか、そして、本当に、ジェンシュアンの様子を一度も、陰からこっそり、みることはなかったのか・・・とか。

 

欠けたカップの意味とか。。。

この二つのカップをラストカットにした意味、、なんだか意味深でしょう。ニヤリ

(ビンウェイプロポーズ大作戦の日の)茶色のカップを見せた時のジェンシュアンの反応もね。

 

結局、みんな、ここで結論を出さず、3期でもっともっと踏み込むのを待っている(笑)

 

・・・ということで、これらの早期解決を期待したいと思います。

 

次は、鮪カップル(炳偉×哲宇)にも、もっと焦点を当ててね。

 

では、

(´,,•ω•,,)ノ″

またお会いしましょう~♪ 再会!!

 

★【We Best Love】3期 に、リンクが貼れる日が来るといいな ★