みなさん、ご承知のように、特別な2話です。

いや、どれも特別なんですが、この回は、特に、エネルギーを吸い取られました。

 

泣きながら、勝手に、シューイーになったり、シードーになったり(笑)、もしかしたら、このブログでの筋追いより、そっちのほうが、「かなり、えぐい筋追い」だったかもしれません。

イタコとまで言うと大袈裟ですけど、決して他人様には見せられないツルの恩返しの「機織り状態」ですね。

 

役者さんってすごい⤴️⤴️

 

虚脱状態です。。。

何一つ、自分の言いたい事が言えてない・・・ような気がしますけど、いつまでも手元においておくわけにもいかず・・・。

 

 

で、いつものご注意をば・・・。

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

『2位の逆襲』Ep01が気になる方へ・・・

こちらから、遡っていただけます。

【Ep.01】(1/2)

 

『We Best Love:Figting Mr.2nd

 第二名的逆襲/二位の逆襲

【Ep.02】(1/2) 

 

~バー~

アメリカから戻って来たあとのシューイーの荒れた様子に、胸がつぶれそうです。

シューイー「もう1杯」

バーテン「同じものを?」

頷くシューイー。

 

手元のスマホを見つめ、

「返信がなかったのも無理はないよな・・・」という自身のつぶやきに、更に落ちこみ、また、手にした酒を流し込む・・・の繰り返し。

 

バーテン「大丈夫です。酔ってらっしゃるだけですから・・・」

荒れている様子のシューイーを不快に思った他の客に対し、フォローするバーテンダー。

シューイー「なに見てんだよ!ばかじゃねぇの」

その拍子に、手に持っていた携帯を落としてしまうシューイー。

バーテン「お客様・・・」

床に落としてしまったスマホを拾おうとして、しゃがむシューイー。

バーテン「お客様、大丈夫ですか?」

 

ああ、部屋にも貼ってあった写真が、待ち受けなのね。。

見事に、割れた!!

バーテン「タクシーをお呼びしましょうか?」

はよ、帰ってくれや!とは言われませんが、トラブルを起こされる前に、促されるのは仕方ないです。

 

そんな声も耳に入らないくらい、割れてしまった画面の中の、自分たちの姿に、泣きじゃくるシューイー。

 

臆病すぎて、向き合うことができなかった。

俺の本心を冗談にされるのが怖かったんだ。

さよならも言えなかった。

それって、俺が思っていた以上に、こんなに苦しいことだったのか?

 

Profile 2

全心相信

卻被背叛的病苦

信じて裏切られた苦しみ

 

 

*************

オープニング

今日は、マグロカップル。。

多少、ジャーユーの機嫌が悪かろうと、どんなに拗ねていようと、ビンウェイが囁くと、この笑顔。。

*************

 

~華磬科技 社長室~

Ep1ラストの続きです。

 

突き飛ばされるように、後ろにのけぞるシードー。

シードーの頬に手を添え、顔を近づけながら迫っていくシューイー。

シューイー「なんでもするって言ったよな。。だったら、やろうぜ」

ジャケットの襟に手を滑らせるシューイー。

シューイー「ああ? そんな勇気もないか・・・」

わざと挑発していくシューイー。

 

シードー「いいよ」

身体を起こし、シューイーを見据えるシードー。

微かに走るシューイーの動揺。

 

自分のシャツのボタンをゆっくりとはずし、

この先、手指フェチには、たまらない1分間。。

 

な、中指と親指!!

人差し指を使わず、ボタンを外すしぐさが、こんなにセクシーだなんて、誰に教わりましたか?

(前回の「ゆ、指!」には、そんな思いも込めてました(苦笑))

そりゃ、シューイーもつい、見ちゃうわ。。

 

シューイーの真正面に立つと、

シードー「俺が本気だとわかってもらえるのなら、なんだってするよ」

この低音ボイスに堕ちた私からすると、もはや、シード―の声は凶器。。。

 

シューイー「・・・・・・・・」

そう言って、視線をそらさず、手元も見ずに、シューイーのシャツのボタンに手をかけるシードー。

 

シードー「手伝ってやろうか?」

シューイー「狂ってる!(疯狂)」

捨て台詞を吐き捨て、部屋から出ていくシューイーをじっと目で追うシードー。

 

ボタンを止めながら、ソファに腰を下ろしたシードーの溜息の重さに、こっちまで、床にめり込みそうです。

自分のやってきたこと、やろうとしていることは、本当に、正しいのか?

自分が傷つくだけならまだしも、これ以上、シューイーを傷つけないためにはどうすればいいのか?

一時的に傷つけても、自分のもとに戻すことが先決なのか・・・?

答えがわかっていたら、こんなに悩んだりしないでしょうね。

 

自分の愚かさに、自嘲するシードー。

 

~帰りの車内~

車窓に、ぼんやりと目を向け、無言のシードー。

 

裏切られ、何年も音信不通だったお前に、再会したあの日。

思わずぶつけてしまった怒りに反し、お前は、ただ、苦しそうに「すまない」としか言ってくれなかった。

《また、惚れさせてみせる》

お前に惚れてないなんて、一度でも言ったか?

お前が終わらせたいと願ったんだろ?

なに今更、言ってんだ!

なんで、今頃、こんなことすんだよ!

 

シードーの気持ちが読めず、ぐるぐると、堂々巡り。。

 

そんなシューイーに、我慢できずに、声をかけるジャーユー。

ジャーユー「なぁ、シューイー」

ジャーユー「シューイー、お前、ガオ・シードーとオフィスでなにがあった?」

ビンウェイ「そうだ・・・、なにがあった?」

ビンウェイの心配そうな顔だけでも、きゅんとなる・・・ようになってしまったかも(苦笑)

攻めなのに、全然、攻めっぽくない、それだけに「ビンウェイの優しさは強さ」を感じさせる、私の癒し。

 

シューイー「・・・・・・・・」

ジャーユー「なんで、俺とビンウェイに任せないんだ? こんなことを続けてたら、(すぐにでも)会社全体が、お前らの過去に気づいちまうぞ」

シューイー「俺は、あいつとは何の関係もない!」

ジャーユー「俺は、もうお前が乗り越えたと思ってた。なのに、なんで、こんなに弱気になってんだ? お前、まだ、ガオ・シードーに感情があるのか?」

シューイー「あるわけない! お前、恋愛評論家かなにかか? 俺のこと、なんでもわかってるみたいな口をたたくな。迷惑だ! (ビンウェイに) お前もだぞ! 余計なお世話だ」

黙って頷くビンウェイと、不機嫌そうに黙ったジャーユー。

最悪な雰囲気の車内。

 

ジャーユー「言っただろ。他の奴のことなんか、心配するなって。お前は友達だと思ってるだろうが、あっちはそうじゃないかもしれないぞ」

あ、それ、俺に言ってんの?・・・と、自分を指さすビンウェイ。

ジャーユー「そんなに(他人に)優しくしたいなら、チャリティで寄付でもなんでもすればいい」

ビンウェイ「お、俺・・・」

ジャーユー「お前に言ってんだよ!少なくとも、寄付したっていう領収書は手元に残るぞ。だが、今のまんまじゃ、いい赤っ恥だぞ」

顔をぺしぺし叩いて見せるジャーユー。

(あえて、キツイことを言った自分だけじゃなく、とばっちりでダンナを悪く言われたからって・・・・ここまで言っちゃうジャーユー、まじでかわいい♪)

ジャーユー「ああ、こっぱずかしい。なんの得にもなりゃしねぇ・・・」

 

そんなこと言うなよ~~~なビンウェイ。

ビンウェイ「俺は、別に、何も望んじゃいないよ。仕事上は、会社の法務専門で、個人的にはシューイーの友達じゃん、な?」

シューイーにも同意を求めるビンウェイ。

ジャーユー「それでも、そこまで世話を焼きすぎるなよ。おせっかい!」

ビンウェイ「もうよせよ・・・。そんなこと言うなって。」

ジャーユー「お前には関係ないことなんだとさ・・・」

 

シューイー「ごめん・・・」

え?と、二人そろって、シューイーを見ちゃうマグロカップル。

さっきとは違い、神妙なシューイー。

シューイー「お前たちに八つ当たりなんかしちゃだめだったよな・・・」

顔を見合わせるジャーユーとビンウェイ。

 

ビンウェイ「いいんだよ。少しでも、お前の気が晴れたなら、俺は嬉しいよ」

ジャーユー「全然、よくないじゃん! お前、ミシュランの三ツ星レストランで、俺たちに食事おごれよ!」

(ドラマの)神様は、一人蚊帳の外に置かれ、辛い想いをするに違いないシューイーの傍に、大事なものを置いてくれてました。

 

~そして、ある日の華磬科技の朝~

翌日かな? すぐ、翌日かどうかはわからないけど、流れ的に、翌日でないとね。

 

会議室にまたもや、運ばれて来たファイル。。

 

フロアの片隅で、簡易ミーティング中のシードーたち。

シードー「で、我々はどうすればいい?」

ジェンシュアン「セキュリティ対策が最優先だ」

シードー「そのとおりだな。だが、過度の保護措置は、システムダウンの要因にもなる。それはそれで問題だ」

山治「それって、なにか問題になりますかね? (その件は)前回も話し合いましたよね?

その時、会議室にシューイーたち一行が入ったのに気づいたシードー。

山治「我々が・・・・あれ?」

話の途中で、「すぐに戻る」と言い終えて中座し、会議室へと向かうシードー。

 

残されたジェンシュアンたち。

山治「技術長、社長をみてくださいよ、技術長? 技・・・技・・・」

こちらも無言で、自分の部屋に戻ってしまうジェンシュアン。

 

~会議室~

シードー「おはよう・・・きたんだな。」

シューイーに声をかけるシードー。

うって変わったように、きちんと、シードーのほうを見上げ、頷いてみせるシューイー。

 

ジャーユー「俺たちって見えてないのかな?」

ちらりと、シードーを睨むだけのビンウェイ。

シードー「お前たちも・・おはよう」

 

華磬科技の社員たちは、このメンツが集うことに、ピリピリしながら、注目中。

 

シードー「朝飯、食べたか?」

シューイー「まだだよ。俺のために、なにか買ってきてくれる?」

シードー「い、いいのか?」

シューイー「もちろん。それとも、なにか?」

シードー「いいよ。なにがいい?」

シューイー「俺の好みは、知ってるだろ・・・。代わりに買ってきてくれればいいよ」

シードー「ん・・・、か、粥だ。お前の胃にいいからな。あ、そうだ、ビンウェイ、胃が空っぽのときに、コーヒーを飲まないように、注意しててくれ」

 

社員、大騒ぎ。

「(打ち合わせを中座して、奴に)コーヒーが欲しいか、聞きにいったのか? なんてこった? どうかしてる」

 

ブースから出て、朝食を買いに急ぐシードー。

 

3人になったシューイーたち。

当然、シューイーの掌返しな態度が気になるものの、すぐには問い詰めないジャーユーとビンウェイ。

社員たちがこちらを気にしてるのに気づき、席を立つジャーユー。

 

ジャーユー「何を見てる?仕事しなくていいのか?」

一喝するジャーユー。

そこまで、強く怒鳴ったりはしてません。。

でも、効果覿面、ささっと、↓この状態。。。

とは言え、誰も、心から従ってるわけじゃないけどね。

 

ジャーユー「ビンウェイ・・・。俺、コーヒー飲みたいんだ。買ってきてくれないか?」

完全に、人払い的な感じですが、ちゃんと察するビンウェイです。

いい役割分担が出来てるんでしょう。

 

ジャーユー「シューイー、ちょっと話そう」

先に出ていったジャーユーを追いかけるシューイー。

 

シューイーとジャーユーが姿を消したとたん、一斉に、集まる社員たち。

山治「おい、あれ、見たか?」

大林「今の何、あれ? うちらっておしまいなの?」

山治「(小陸に)だから、俺が言っただろ、社長は、もう、Cheng Yi グループ側についたんだって・・・。わかるか? つまり、俺たちは解雇されるってことだ。俺、かみさんになんて言えばいいんだよ!」

伊麺も大ショック。

小陸「私が第一号になるの?失業保険の申請ってどうすればいいの?みんなで申請できんの?」

伊麺「無理だろ! そんなに簡単じゃないぞ。そんな簡単にもらえるなんて、思ってるのか?」

 

背後から近づいてきて、話をぶったぎるジェンシュアン。

ジェンシュアン「お前たち、なにやってんだ! 仕事しないのか?」

ジャーユーほどじゃないけど(苦笑)、ちゃんという事は言うジェンシュアン。

自分のデスクに戻ってくると、またも、エル座り。

 

はい、今回も、例の長尺CM挟みます。

突然、始まるのよね(笑)

日本のドラマも、1社提供、もしくは、代表スポンサーの場合、こういう感じのCM入れるよね。

 

~屋上~

フェンスに向かって立ち、まっすぐ、外の景色を眺めているシューイー。

シューイー「景色を見るために来たわけじゃないだろ?言いたい事があるなら言え!」

 

ジャーユー「お前、どうかしたのか?まさか・・・あの晩、お前、あいつとよりを戻すことに決めたのか・・? まさか・・・。おい・・・一体、何、かんがえてんだよ」

振り返っていたシューイー。

 

シューイー「お前は、ただの、特設秘書だ。お前には関係ない」

ジャーユー「俺に関係ないことなのはわかってるよ。でも、お前は、仕事に対して、あまりにも感情的になりすぎる。もし、合併移行中に、なにか問題があったら、ビンウェイと俺が責任を取らなきゃならないんだ。俺たちはクビになるんだぞ。」

シューイー「責任なら、俺が取る」

はぁ~と溜息をつきながら、天を仰ぐジャーユー。

ジャーユー「どうやってだ?お前だって、解雇されるかもしれないのに!」

シューイー「・・・・・・・・」

ジャーユー「言ってみろよ。なにがしたいんだ?」

 

ジャーユーの、理想論だけを語るんじゃなくて、現実を見据えた、情実に左右されない姿勢、いいですね。

多少、耳が痛くても、シューイーの立場のような人間に、こういう人の存在は、大切です。

 

はぁ・・・と小さく溜息をつくシューイー。

シューイー「・・・・・・・・」

ジャーユー「わかったよ。お前が俺の言葉を拒否するなら、俺がガオ・シードーのところにいって、お前がもとに戻りたがってるって言ってきてやる!」

 

イライラしたジャーユーが背中を見せて、ようやく、

 

シューイー「俺たちがまた、復縁したと思わせて、今度は俺が捨ててやるんだ!!」

観念したように、計画を打ち明けたシューイー。

 

ん?と驚いて、足を止め、振り返るジャーユー。

シューイー「あいつのことを決して許すことなどないってことを、あいつに思い知らせたいんだ。これは、ただの嘘だ。裏切られた痛みを、アイツにも味合わせてやる」

 

ジャーユー「そこまでする気なのか?」

ジャーユーだって、れっきとした恋愛経験者です。。。

このシューイーの想いが、その言葉どおりでないことくらいわかります。。

 

シューイー「ガキの頃から、周囲の人間が、俺に取り入ろうとするのは、俺じゃなく、俺の親父のせいだって気づいてた。。」

 

ジャーユー「俺やビンウェイは違うぞ」

シューイー「お前たちのことを言ってるわけじゃない」

 

シューイー「俺は、誰かと付き合うふりをすることはできる。でも、その人を心から信用することは難しい。。 ガオ・シードーがはじめてだったんだ・・・」

シードーのことを、はじめて、心から愛した相手だ、と言う友の背中に優しく手を当てるジャーユー。

ここ、代わりに泣いちゃいそうなジャーユーがホントにいいよね。

 

シューイー「でも、あいつは、俺の信頼を裏切った。お前だったら、あいつを許せるか?」

ジャーユー「許すかって?・・・・・・・」

 

しばらく考えるジャーユー。

ジャーユー「頭をひねりつぶしてやる」

拳を握り締めるジェスチャー付き(笑)

ジャーユー「両方ともだぞ。。。意味、わかるだろ?」

 

一瞬、笑いながらも、泣きそうになるシューイー。

受け同士だからこそ、わかりあえる話もあります。。。 

本当は、女同士って言いたいところだけど、やっぱり、ここは受け同士が正解だと思う。 

 

ジャーユーに支えられ、屋上をあとにするシューイー。

 

二人が去ったあと・・・・、

さすが、まさかのこの展開。。

物陰に隠れて、二人の会話を聞いていたシードー。

こうなると、並外れたストーキング能力も痛しかゆしね。

 

これは、辛いな。

おそらく、シードーは再会した日よりも、日に日に、どれだけシューイーが傷ついているのか、思い知らされる毎日よね。

シードー自身も、決して中途半端な気持ちじゃないけど、シューイーの痛みが同じだけ突き刺さって、すっかり満身創痍。。

 

~社長室~

シードーの胃には、胃の形のままの、鉛がすっぽり入ってます。。

 

先に戻っていたシードーのもとに、ノックと共にあらわれたシューイー。

シューイー「俺の朝ごはんは?買ってきてくれたんだろ?」

すっかり、遺恨などなくなったような自然な口調のシューイー。

シードー「テーブルの上だ」

こちらも、屋上で、シューイーの真意(?)を聞いてしまったことなど、おくびにもださないシードー。

 

シューイー「ありがと・・」

 

シューイーの一挙手一投足に視線を向けてしまうシードー。

 

平然とソファに座り、おかゆを食べ始めるシューイーは、わざと平気そうに振る舞っているようでもあり、それでいて、決して辛そうなそぶりも見せず、それだけに、余計、心が抉られるシードー。

 

シードー「うまいか?」

シューイー「おいしいよ」

シードー「それなら・・・よかった」

 

悟られないように、必死に、パソコンに向かい、仕事を続けるシードー。

 

「苦悩」という言葉は、この人のためにある。。

 

次第に、シードーの叩くキーボードの音だけが、この空間の、居心地の悪さを能弁に主張し始める。

 

気づかないわけがないシューイー。


乱暴に、キーボードを叩く指の動きと、

砂のようにしか感じないおかゆを飲み込むシューイーの口元、

それぞれ、相手の事だけを気にしているのに、決して、合わない視線。

 

シードー「シューイー」

シューイー「ん? どうかした?」

見つめ返すシューイー。

 

一番信頼している人の眼に、自分の姿が見えなくなってしまったとき、私なら、この恋を終わらせようと思うかもしれない。

普通の神経なら、とても、向き合えない。

耐えられない。。。

 

でも、この二人に、その選択はないのね。


 

なにも聞かなければ、さっき朝食をねだられたことに喜びを感じたように、こうして、おいしそうに食べる様子をバカみたいに喜び、より、お前を傷つけたんだろうか。

それでも、お前を傍に置きたいと願ってしまう、俺自身はなんなんだ?

お前にとって、俺はなんだ?

俺は、傷つくことすら許されないのか。

 

もっともっともっと・・・苦しめばいい。

待てど暮らせど、一言も言ってこなかったくせに。

いまさら、何?自分が壊してしまったものの残骸をちゃんと見て。

何事もなく、再び、二人があの頃に戻れるなんて、間違ってると早く気づいて。

なによりもまず、この地獄から連れ出して。

 

先に、視線を外したのは・・・シードー。

 

シードー「なんでもない」

 

わかってる。。わかってる。。

こんなことをしていても、なにもならない。。


 

 

★【Ep 02】1/2の雑感 ★

この2話、特に前半は、二人の表情を追ってくれているので、すごく、わかりやすい反面、私はグジュグジュです。

 

私は、当然、シューイーは、ずっと、シード―を愛し続けてきたし、今も愛しているという視点に立って、筋追いしてますので、一貫して、シューイーの台詞の裏しか見ません。てへぺろ

 

・・とはいえ、さも、シューイーやシードーが思ったように、紺字で書いてますけど、根拠ない、嘘っぱちです。

 

特に、「なによりもまず先に、この地獄から連れ出してほしい」と勝手なことを付け加えてしまいました。

すみません。

この感覚をシューイーが持っていたら、このタイミングでしか、出せないと思ったので、つい、書いてしまいました・・・。

 

シューイーは、おそらく、この先、理由がわかってもわからなくても、共に歩んでいく以上、シードーのことは、ちくちく責めてしまうでしょう。(苦笑)

「ヨメ」という生き物はそういうものだから。。

だけど、一番肝心なのは、もう散々、苦しんで、苦しんで、終わらない苦しみの中で過ごしてきて、本来は、一刻も早く、逃れたいと思ってる。

しかも、ただ逃れたいのではなく、シードーと一緒に、シードーに手を取ってもらって抜け出したい。。。

(シードーを)許すか許さないか・・・の選択はあっても、シードーと離れるという選択は思い描いていないはず・・・という願望ですね。

 

さすがに、これ以上、紺字(勝手に妄想した心のの声)を増やすと、捏造も捏造、二次小説レベルになってしまうので、やめときます。

かなり、多いけど。てへぺろ

 

お粥シーン、たまりませんね。

その前段階の屋上シーンからの流れからしても、素晴らしい!

自分でなんでもかんでも背負ってしまうシードーも、聖人君子ではないので、傷つかないわけがなくて・・・。

自分に向けられたシューイーの愛憎の深さに、ちょっとだけ気持ちが波立って・・・ささくれて、感情が抑えきれなくなって・・・推しが垣間見せる弱さ・・・最高です。

 

そう、シードーの心の揺れ・・・これが、後半、大爆発!!

 

★【Ep 02】2/2に続く ★