2ブロックめ、つまり後編です。

前半の【Ep.01】 (1/2)  はアップ済みです。。

 

色気数値が異常値を示す“脱力Yuくん”をみて、一緒なのは、この脱力感だけだな、と思う、無力な週末の夜・・・。

 

 

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

正味30分弱なので、2分割しています。

前半未読のかたは、こちらからどうぞ

【Ep.01】 (1/2) 

 

『We Best Love:No.1 For You

 永远的第一名 / 永遠の1位

【Ep.01】(2/2) 

 

 

 

~空き教室~

グランドピアノが、中央に置かれている空き教室? 

そこで、ピアノを弾いてるシューイー。

 

 

シューイーがピアノを弾いてる部屋の前を、通りかかるシードー。

(ここは、いつものストーキングではなく、たまたまって感じだったよね)

 

窓の外から、じっと見つめているシードー・・・に気づき、いきなり、演奏をとめるシューイー。

 

シードー「うまいじゃん。続けろよ・・もっと聴きたい」

シューイー「お前が聴きたいからって、俺は弾かなきゃならないのか?お前、何様だよ?」

シードー「俺はただ・・・、さすがだな。ブラボー」

拍手してみせるシードー。

本気で聴いていたいし、本気で誉めてるのにねぇ。

この顔見れば、わかるでしょ。

 

嫌味にしか受け取れないシューイーが、ピアノの蓋をしめてしまう。

 

するっと、そのまま、窓を乗り越えて、入ってくるシードー。ラブ

 

気づけば、背後を、シードーに押さえられてるシューイー。

シードー「この間からのいたずら、あれ、お前だよな?」

シューイー「いたずらってなんだよ?知らないな・・・」

立ち上がろうとするシューイーの肩を力づくで押さえ、再び、座らせるシードー。

シューイー「なにすんだよ?」

この時の、シューイーへの迫り方、好き(笑)

そして、こういう時のシューイーは、基本、抗わない(笑)

いや、抗えない(笑)

 

シードー「ベビーパウダーみたいな匂いがするな・・・」

シューイー「嘘つけ! (日本語)もう捨てたし・・」

シード―を振り払い、立ち上がるシューイー。

シードー「何を?」 ← おそらく、普通に日本語だとしても、理解できるレベルの高仕徳さん・・(笑)

シューイー「・・・・(あっ!)

私は、この詰めの甘さが、周書逸さんが「万年二位」の理由だと思うよ(笑)

 

忌々しげに、荷物を持つと、黙って部屋をでていくシューイー。

 

シードーの真意が、シューイーに伝わるのは、もうちょっと先になります。。。

 

 

~教室~

え? あの幼稚な嫌がらせが、既に、シードーにバレてるのに、まだ続ける気なの?

 

しっかし、ほっそい腕だなぁ。

 

シューイー「あいつの水着に、チリペッパーをまく。無言電話をかける。眉毛をワックスで脱毛する。」

悪戯のプランを考えているシューイー。

シューイー「こっそり鼻毛をカットする」 ← それは親切じゃないの?(笑)

 

あははは~、シューイーの言ったとおりに、黒板に書きだしてるビンウェイとジョンウェン。

ガオ・シードーに仕掛ける 100万の悪戯だって・・・(笑)

 

シューイー「椅子にガムをくっつける」

 

あまりのくだらなさに、呆れて、振り返るジョンウェン。

 

ジョンウェン「なぁ、まだやるのか?もう、3時からずっとだぞ、まじで!」

ビンウェイ「ああ、俺も、もうなにも浮かばないよ。お前が罰してるのは、あいつか?俺たちか?」

この労力を他に使おうよ!(笑)

 

一番後ろの席に座るシューイーのもとに、戻って来た二人。

ビンウェイ「あいつのこと、ぶん殴るフーリガンでも見つけてこようぜ」

ビンウェイは、散々、シューイーの悪戯に付き合ってますけど、そもそも細かいことや、かったるいことは性に合いません(笑)

シューイー「お前、バカか?少しは、法律を勉強しろ。どうやれば、そんなくだらないことを思いつくんだよ。」

ビンウェイ「あいつらは、そういうことが得意なんだよ。ばれっこない」

そう言うと、隣のジョンウェンに、ペットボトルを投げて渡す。

ジョンウェン「そうだな。なぁ、もういいだろ。俺たち、もう卒業しようとしてるんだぞ。もうしばらくの我慢じゃないか。」

もう、なにもかもめんどくさいジョンウェン。 ← わりと一番、常識ラインをつく男。

 

シューイー「だからこそ、記念すべきことをしたいんだよ」

ジョンウェン「おい、俺たちが6年生だったときのことを覚えてるか?おまえ、あの時も、おんなじこと言ってた。だが、結局、お前は、代わりに、木の穴に落ちただけだった」

思わず、鼻で嗤うビンウェイ。

ジョンウェン「そして、そんなお前を奴が助けた」 ← ここ大事よ!

 

整然と説いているジョンウェンではなく、笑ってるビンウェイを睨むシューイー。

 

ジョンウェン「毎回、中3、高3、お前は卒業するって時期になると、あいつを罰したがる。それで? 結局、お前は、自分自身が、自分の悪戯でひどい目にあうんだ」

シューイー「どういう意味だよ。お前、俺があいつに負けるとでも? 俺は、たくさんの方法を思いついたじゃないか!」

黒板を指さすシューイー。

ジョンウェン「俺は、そういうことを言ってるんじゃない。俺たちは、もう、大人だろ。どうして、ただ普通に話して解決することができないんだ?」

ビンウェイ「そうだぞ・・・」

シューイー「そんなのどうでもいい。俺は、あいつと勝負しなきゃならないんだ」

ビンウェイ「・・・シューイーショック

さすがのビンウェイも、いつまでも、ガキ大将ではないのです。

 

それを聞くと、立ち上がるシューイー。

ジョンウェン「もういいのか?」

シューイー「写真をとって、それを俺に送るのを忘れるなよ」

言い捨てて出ていくシューイー。

 

やっと解放されたか、と思ったビンウェイが、ゆっくりと手を降ろす。。(笑)

ジョンウェン「あいつ、もう21だろ・・・・」

あなたたちもでしょ?(笑)

 

ジョンウェン「まだ、あんな、ガキのまんまだ・・・」

ビンウェイ「ちがうよ、21で、あれだから、すごく可愛いんだよ」

え? ビンウェイ、あなたは、今まで、そういう風な気持ちで、シューイーに接してたの?

そうなのね。(⋈◍>◡<◍)。✧♡ ってそうなんです!

 

この時の、なんともいえない、ジョンウェンの顔がいいのよ。(笑)

 

ジョンウェンも荷物を持って立ちあがる。

ジョンウェン「・・・写真撮っておけよ」

黒板を指さしながら、先に出ていくジョンウェン。

仕方なく、黒板をスマホで撮るビンウェイ。

これも愛・・・。

 

 

~校舎~

翌日かな?

携帯を見ながら、歩いてるシューイー。

歩きスマホは危険ですよ(笑)

 

シューイー「ビンウェイが撮った、悪戯計画の写真、むちゃ、ボケてるじゃん!」

文句言ってる(笑)

シューイー「ガオ・シードーをやっつけなきゃならないのに・・・」

 

その時、パタリ、と足を止めるシューイー。

 

ユーシン「ファン・ジョンウェン、早くってば!」

連れ立って、隣の校舎の階段を上っていくユーシンとジョンウェン。

ジョンウェン「ああ、わかったよ。どうしたんだよ。なんか、へんだぞ」

ユーシン「あなたに言いたいことがあるのよ」

 

幼いころから、何をするにも一緒だった幼馴染の3人のうちの二人が連れ立って歩いてるのを目撃したシューイー。

首をひねります。

気になって、あとを追うシューイー。

 

ひとけのない、校舎の階段の踊り場で、話をしているユーシンとジョンウェン。

ユーシン「ねえ、ファン・ジョンウェン、あなた、私のことが嫌いなの?」

ジョンウェン「は?そんなわけないだろ。」

ユーシン「あなた・・・私を嫌いじゃないの?」

ジョンウェン「お前、一体、なんの話だよ? なんで、こんなことするんだ?」

ユーシン「じゃ、私のことが好き?」

ジョンウェン「だから、俺はそう・・・」

ユーシン「あなたのことが好きだからよ。卒業前に、卒業論文以外に、私が一番気になってることなの。」

 

そんな二人の会話を、ゆっくりと、近づきながら聞いているシューイー。

狼狽しているジョンウェン。

ユーシン「もし、私の事が嫌いじゃないなら、私と付き合ってくれない?」

 

ここまで聞けば、完璧です。

勘違いとか、気のせいとか、誤魔化せるレベルじゃありません。

目を閉じるシューイー。

 

ジョンウェン「で、でも・・・、シューイーと俺、俺たち3人は・・・」

ユーシン「今は、私とあなたのことを話してるのよ。どうして、シューイーのことを気にするの?」

 

その時、つい、手に持っていたスマホを落としてしまうシューイー。

 

二人が話している、すぐ裏で聞いていたシューイーに、逃げ場なし。

ジョンウェン「・・・シューイー、お前、どうしてここに?」

シューイー「よかった~!(日本語) ビッグニュースじゃん!」

わざと明るく、二人の前に姿を現したシューイー。

シューイー「一緒に大きくなった俺たち3人だ。いまや、お前たちがカップルになった。すごいじゃないか!」

がしっと、ジョンウェンの手を握るシューイー。

シューイー「Yesって言ってやれよ。」

今度は、ユーシンの手も一緒に握らせる。

シューイー「俺はさ、このトムボーイ(おと〇おんな)に、彼氏ができるのかって心配だったんだ」

むくれるユーシン。

 

この反応を見る限り、ユーシンはともかく、ジョンウェンには、シューイーの気持ちはバレバレだったのね。

そりゃそうか。。。

 

ジョンウェン「シューイー、俺、わからなくて・・・」

シューイー「その相手が、お前で、やっと安心できたよ」

ジョンウェンの胸をポンとつくシューイー。

シューイー「お祝いしなきゃな・・・・。今夜はどうだ?」

ジョンウェン「・・・シューイー」

シューイー「今夜、8時だぞ・・・」

ユーシン「シューイー・・・」

シューイー「じゃ、その時にな・・・」

一人、去っていくシューイー。

ユーシン「なんで、あんなに急いでるの? シューイー・・・大丈夫よね?」

なんともこたえようがないジョンウェン。

 

一人、足早に、校舎を歩くシューイー。

持っていたカバンも落とし、駆け出すと、階段の途中で、誰か(シード―)にぶつかっても、それすら気づかず、ジャーユーに「なんだよ、階段で走るなんて危ないだろ!」と叫ばれても、見向きもしないで、階段を一気に駆け下りる。

 

不審に思いながら、シューイーを気にするシードー、ただ事じゃないって気づいたよね?


そんなシード―を、心配そうにのぞき込んじゃってるジャーユーもまた、シードーのこと、好きなのです(笑)

恋のベクトルが、一方通行で、なかなか合致しない集団なの(苦笑)ショボーン

 

サッカー場を抜け、それでも止まらず、大学構内を走り続けるシューイー。

 

 

~プール~

無我夢中でキャンパスを駆け抜け、プールに到着。

ようやく、プールサイドで足をとめるシューイー。

荒い呼吸の中、観覧席に腰を下ろすと、がっくりと、うなだれる。

 

ここで、シューイーを、柱のかげから見ているアングルが入り込むの。

画面左のぼやけた袖の感じが、たまらん!

 

必死に、涙をこらえるシューイー。

シューイー「なんで、ジョンウェンなんだよ!?なんで、俺じゃなく、あいつを選んだんだよ?・・・ジョンウェンのバカ!(日本語) ユーシンのバカ!(日本語)・・あいつら、二人とも、大馬鹿だ!・・・俺、一生懸命頑張ったのに。なんで、こんなことすんだよ!」

そういうと、首にかけた幸運のネックレスを外すシューイー。

シューイー「カスタムメイドの幸運のネックレスだって言ったのに・・・。全然、幸運じゃねぇじゃん」

ネックレスを握り締めたまま、ポロポロと大粒の涙を流すシューイー。

 

プールの水面を見ながら、立ち上がると、プールのヘリまで近づいてくる。

服を着たまま、プールに飛び込み、

水中で、ゆっくりと拳を広げると、落ちていくネックレス。

そのまま、無心になろうと、水中に身を沈めたままのシューイー。

 

そして、冒頭のように、シードーが、プールに飛び込んでくるの。

 

目を閉じているシードの腕を取り、上にあがろう、とサインを出す。

突然、現れた人物がシードーだとわかると、シードーから離れようともがくシューイー。

しばらく、攻防を繰り返す二人。

 

突然、シューイーにキスするシードー。

 

あまりのことに硬直するシューイーがピタリと動きをとめると、残り少ない空気をすべてシューイーに与えるかのように、深くキスをするシードー。

 

 

★【Ep 01】2/2の雑感 ★

衝撃的な冒頭のキスに至るまでの、長い前振りでした。

 

もう、すでに、いろんなことがちりばめられてる初回。

衝撃的な冒頭のキスに戻って来たラスト。

そうなの。

全6話だから、サクサクいかないと。。

 

・・・とは言え、ちゃんと丁寧に描いてますね。

少なくとも、シューイーの周辺の人間関係や、現状など、過去から現在に至るまで、だいぶわかりました(笑)

 

いみじくも、ビンウェイが言った「21であれだから、可愛いんだよ」に、初回から共感する人は多くないかもしれませんが(笑)、とにかく、2周目以降、シューイーのことをちゃんと理解した人にしてみれば、どれもこれも、

 

憎めない・・・

の一言です。(笑)

 

 

周囲のみんなにそう思われてるのに、ただ一人、自分だけは、まともだと思ってるシューイー。

 

そして、そんなシューイーの傍にいて、目を離さず、誰よりも、気持ちを寄せているシードー。

 

かたや、口ではなんのかんの、嫌ってますが、長年、凝りもせず、シードーを無視できず、ずっと意識しまくってるシューイーです。

人は、どーでもいい相手に、こんなに、エネルギーは割けません!✌️

 

シューイー自身、自分のポジションを幼馴染3人組のつもりでいるようですが、(あ、もちろん、実際、仲良し3人組ですが)もしかしたら、他の人から言わせれば、シューイーとシードーが、つかず離れずのニコイチ状態だったんじゃないでしょうか。

 

ジョンウェン「おまえら、親友じゃん」

ね?(笑)

幼なじみにして、この認識(笑)

 

この水中のキスが、二人の今後に左右しないなんて、誰が信じます?

 

私は、断固、信じません。(笑)

 

★【Ep 02】1/2に続く ★