ちょっと予定より遅くなってますが、3話目、できたところから順にアップしていきますね。
なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
前回のお話(Ep.02)が気になる方へ・・・
『Lovely Writer』
นับสิบจะจูบ
【Ep.03】 (1/4)
~『Bad Engineer』撮影中~
壁面に、Aey扮するNamchaの両腕を固定し、強引に動きを押さえつけるKin役のNubsib。
Namcha「止めてよ、P'Kin。誰かに見られちゃうかも・・。ねぇ、P'Kin・・・」
強引にKissを迫ると、抗うNamchaの首筋にKissを這わせる。
Namchaの抵抗が少しずつ弱まり・・・見つめ合い、今度こそ、Kissか、と思いきや、また、首筋に戻るNubsib(すでに、Kinは、どっか行った(笑))
逆にこの時、Namcha役を利用して、自ら、SibにKissしにいってるAey。。(苦笑)
それを3回くらい繰り返したころから、Mai監督の表情に徐々に、「?」が浮かび始める。
その隣にいるFahPDは、最初から、なによ、これ?って顔してるけどね。(笑)
スマホで撮影しているMhok。
結局、ず~~~っとそれを繰り返し、なかなかKissしないSib。
文句言いたそうなFahを押えるように、ちょっと待ってね、とジェスチャーでかえすMai。
変だというなら、Mai監督だって、とっくに変だと思っているんだから(笑)
Mai監督が盛んに、<そこでKissよ!Kiss!>と言わんばかりに、口がタコ・・・いや、口がKiss。。。? 違うわ、Kissの口よ(笑)
Aey(こっちも、すでに、Namchaが消えてる)が、まるで、迎えにいくみたいに、唇を突き出しはじめるのに、またも、避けるSib。
Fah「・・・・(これ、ど~すんのよ?)」
そこにいる全員が、一丸となって、SibのKiss待ち(笑)
監督「チュウよ、チュウ、チュウ・・・チュウ!」
もう、口元だけじゃなく、言葉に出しちゃってます!
また、避けて、首筋に戻ったSib。
監督「カ~~~~ット! あとは、Kissするだけじゃないの!! これは、BLドラマなのよ! キスシーンには、セクシーさと情熱が必要なのよ!あなたが出来ないなら、私が代わりにやったほうがいいとでも?」
監督、それは、あなたの願望よ!
さっさと席を立つMhok。 ← 彼は、すでに、わかりきってるってことかしら?
Sibの髪を直すメイクさん。。。
Nubsib「申し訳ありませんが、カメラのアングルを利用できませんか?ちょっと風邪気味で、Aeyに風邪を移すかもしれないって心配なんです」
Fah「・・・(今頃、言い出すなんて、変じゃない?)」
Maiを見る(睨む)Fah。
監督「ちょっと、だれか、この子が具合が悪いって私に言ってきた?」
PM(進行管理)「私も知りませんでした。監督が、Nubsibが病気だって知った、まさにこの時に知ったんです」と、まるで台詞のような言い訳で報告する。
監督「ああ、それはそれは、大したことだわ。私も、仮病だって偽ったほうがいいかしら?」
嫌味たっぷりに返す監督。
Fah「私は、カメラアングルで誤魔化したくないわ、もし、今日撮影が無理なら、別の日に撮影すべきよ」
監督「もちろん、カメラアングルで、なんてとんでもないわ。このシーンは、本物のキスこそ、求められてるんだもの。少なくとも、80テイクは撮らないと・・・」
さかんに、頷いているFah。
そ、そんな・・・。
まぁ、演技的に1発OKのベテランでも10回以上は撮るんだから、仕方ないか・・・。(苦笑)
監督「それでこそ、最高のショットが撮れるってものでしょ?」
Fah「もちろんだし、これは、それくらい重要なシーンなんだから、そうしなきゃ・・・」
監督「はいはいはい・・・! みんな聞いてちょうだい。Nubsibが風邪気味で、キスシーンが撮れないの。まず、違うシーンを撮影することにしましょう」
演出捕「じゃ、(キスシーンは)撮らないんですね?」
監督「ええ、P'Fahも、それでいいってOKを出したわ。」
P'Fahって、Mai監督より年上とは・・❗(UNEXTの訳を見て、見直したら、確かに、ピーファーって言ってるかも)
Fah「そのとおりよ・・」
監督「PM~、Sibが大丈夫かどうか、チェックしてちょうだい」
※ さっきの進行管理のお姉さんね。
演出捕「セットチェンジ~~!次はシーン3/2を撮影します」
進行管理がSibに近寄り、お水を渡しながら、少し話をしている。
Fahが、「Mai、あなたに渡すものがあるの。どこいったかしら・・・」
取り出したのは、フェイスパック。。。
Fah「うちのスポンサーから渡されたの。これのためのシーンを付け加えてね」
ちらりと商品を見る監督。
監督「あら、それ私も前に使ったことがるわ、すごくいいのよね! これのために、実際に、マスクをつかってみせるような、特別なシーンを作ったほうがいいかしら?」
Fah「一シーン、丸々使いましょう」
監督「わかったわ」
プロダクツプレイスメントが、こうして、いろんなパターンを仕込まれるのは、ご承知のとおりです。
用は済んだとばかりに、席を立つFah。。。← このシーンを監督に作らせることが、本日の彼女の現場でのお仕事のメイン(笑)
監督「みんな、急いでちょうだいね、予定はつまってるのよ。シーンはたくさん残ってるのよ。時間通りに撮り終わらないと、残業分は支払えないわよ~~」」
どこもシビアなんです。
そんな話をしているときに、今度は、GeneとHinが現場に到着。
監督「あら、よく来たわね、Gene!ああ、どうぞ、座ってちょうだい」
飲み物を受け取るGeneたち。
Gene「うわ、たくさん人がいるんですね。オーディションの時にいらした演技コーチはどちらにいるんですか?」
監督「ああ、彼なら、バンセーンに帰ったわ。」
Gene「休暇ですか?」
監督「カニのバジル炒めを売ってるのよ」
びっくりするHinとGene。
Gene「え? なんでですか?」
監督「P'Fahもとの意見の相違で、解雇されたのよ。それで、そのまま、追い出されたってわけ」
監督「ここだけの話、みんな、P'Fahと意見が合わなくて議論する人はだれでも、そういう運命になるの・・・」
ここ、さらっと凄いことを言ってますね(苦笑)
監督「さっきのキスシーン、Geneは見なくて残念だったわ。Nubsibったら、私たちに、突然、病気だって言い出して・・Aeyとキスしたくなくて、代わりにカメラアングルを使いたがったの。スタッフ全員、大混乱よ。」
Gene「ああ、それは、確かに、問題になったでしょうね」
監督「まぁ、少しはね。でも、よくあることよ。(撮影には)ちょっとした不都合はおこるものなの。だからって、フェイクキスなんてできると思う? 今どきは、実際にキスしなきゃだめでしょ・・・。カメラアングルなんて使えないし、ましてや、他のドラマと競いあうこともできなくなるわ。あなたも理解できるでしょ、Gene?」
力説するMai監督。
演出捕「監督、これ、確認していただけますか?」
呼ばれたMaiが、「楽にしててね、私、ちょっとセットの様子を見に行かないと・・・」
演出捕「監督!」
監督「わかってるわよ!あんたたちって、自分じゃなんにもできないの?」
ぷりぷり怒りながら、Mai監督も退場。
今の監督の話を聞いて、Sibのことが心配になったGene。
Gene「Hin、すぐ戻るよ」
Hin「え? どこ行くんですか? P’~~」
返事もせずに、席を立ってしまうGene。
残されたHin。
その時、電話がかかってくる。
Hin「ああ、もしもし、P’Bua」
Bua「Hin、元気? まだ、Geneと一緒にいる?」
Hin「はい、一緒です。次のシーンの撮影のために、セッティング中みたいですけど、なにか御用ですか?」
Bua[ええ。私が頼んだこと、忘れないでよ。」
Hin「あ、また、宣伝用ですね?」
Bua「そうよ、本の売り上げなんて、すぐにチャートから外れちゃうものなの。だから、我々みたいな出版社は、たくさん、宣伝する必要があるのよ」
Hin「ああ、わかってます。宣伝用の写真を撮りますね」
Bua「素晴らしい! 忘れないでね」
Hin「はい、あ・・P’Bua? 僕が送った・・・・あれ?」
電話はすでに切れてました。。。
立ち上がると、「Geneはどこ行っちゃったんだ?」と見回し、自分もその場を離れるHin。
******************
オープニング
3番めは、Aeyです。
すでに、私からは冷遇されてると、傷ついてるかもしれない(苦笑)
そんなことはないのよ(焦)
Name: Bruce Sirikorn Kananuruk
02/Feb.1993 28歳
実は、彼のことは、よく存じ上げてないので、なにも語るものがなくて申し訳ないくらいです。
これを皮切りに、もっといっぱいドラマ出てね。
・・・とは言え、『Club Friday』ってそんなにシリーズあったんだ、と個人的にΣ(゚Д゚)したので、私も、もっと、ドラマも含め、いろいろ見るように頑張ります。
******************
~撮影場所に設けられた休憩所~
飲み物を飲みながら、それとなく、きょろきょろと、Sibを探すGene。
Gene「(あいつ、どこにいるんだ?)」
最近、Geneから目が離せないのよねぇ、かっこかわいくて(笑)
その時・・・後ろから、Sibの声がしました。。。
Sib「ああ、Geneさん? いつ来たんですか?」
Gene「昼くらいからだよ。」
Sib「だったら、あなたが探してたのは・・・僕ですか?」
Gene「ば~か、軽く食べて、小説のリサーチをするつもりだったんだよ」
いかにもな言い訳を言い続けるGeneを見て、にっこりわらいながら頷いちゃうSib。
Gene「お前、具合が悪くて、キスシーンしなかったそうだな?」
もう知ってるのか・・・って顔するSib。
Sib「はい。少し喉に痛みがあったんで、風邪をAyeにうつしたくなかったんです」
Gene「でも、ここに来る前は、具合悪くなかっただろ?」
Sib「ちょっと熱っぽかったんです」
それを聞くと、直接、Sibの首元に手を当てるGene。
それだけで、嬉しそうなSib。
2,3回押し当てると、「熱はないぞ」と、あくまでも普通なGene。
Gene「でも、(たいしたことなさそうで)よかったよ。なにか少し食べて、クスリも飲めばいい」
Sib「Geneさん・・・」
Gene「なぁ、その馬鹿丁寧な敬語、やめられないのか? 寒気がしてくるよ」
Sib「僕は敬意を表してるんですよ、あなたのところに居候させてもらってるから。だから、ちゃんとしたいんです」
Gene「ああ、わかったわかった、好きに呼べよ。で、もう撮影は終わったのか?」
Sib「はい。・・・Geneさん、コンドまで僕をつれて帰ってもらえませんか? P’Tumは、早く戻らなければならなくて、僕、家まで(車で)帰れなくなりました」
Gene「あ、ああ、いいよ、でも、まず、Hinに言わないと・・・」
Sib「じゃ、行きましょう」
二人、思わず、ぶつかり、Geneの持っていた飲み物が、SibのTシャツにかかってしまう。
Gene「うわ!」
焦りまくるGene。
Sib「平気ですよ、Gene」
Gene「それのどこが平気なんだよ。Tシャツが、台無しじゃないか。」
Sib「平気ですよ。もう、撮影するシーンはありませんから」
Gee「でも、それって、衣装のシャツだろ」
Sib「・・・・・じゃ、着替えてきますから、それから、なにか食べに行きましょう」
Gene「怒られないかな?」
Sib「そんなことないですよ、事故ですから」
Gene「シャツを脱いだら、俺が洗うのはどうかな?」
ちょっと恥ずかしそうにするSib。
Gene「なんで、そんなふうに見るんだ? 脱げよ」
Sib「ここでですか? 恥ずかしいですよ」
Gene「(シャツを)洗い流すだけにきまってるだろ!」
Sib「僕はまた・・・・」
Gene「さっさと、着がえに行けよ」
思わせぶりに、歩き始めるSib(笑)
Gene「さっさとしろって!」
Sibの後ろ姿を・・・どことなく、嬉しそうに見ているGene。
少しずつ親しくなれてることが嬉しいのね。
~駐車場~
Gene「ちょっと待っててくれ。Hinもすぐに来るから」
微笑むと、「はい」と素直に答えるSib。
もう、リュックの紐を両手持ちするなんて・・・可愛いの極み。
くぅ~~~~!
(ノ≧▽≦)ノ
この意識しまくりの、パステルカラーをまとった二人をどうしましょうか(笑)
Sibはチラチラ、熱い視線をおくってくるし・・・
でも、自分からは話しかけないの。
GeneはGeneで、わざとらしく、携帯なんか見ちゃって・・・
どうしていいか、わからないん状態です。(笑)
ここの二人の視線の応酬は、ほんと、こっちまで見てて、クネクネしちゃいますよ。
春!🌸
タイには、春!って感覚ないかもしれないけど、この淡く甘い、この空気こそ、春なのよ!
そこへ、スキップしながら、Hinくん登場(笑)
Hin「あれ、Nubsibもここに?なんだか、太陽とNubsibのどっちが熱いのか、わからないくらいだね。見ただけで、溶けそうだよ」
え? 体感温度は、夏?
あら、Hinにはお見通しなのか、と思ったら、ただ、Sibの赤いシャツのせい?(笑)
Gene「Sibは、同じコンドに住んでるから、乗せていってやるだけだよ」
あら? 同居してるのも秘密なの?
あれから、一回も、Hinは、Geneのところに行ってないの?
来るな、といわれても、押し掛けてるのかと思ってたけど、そうでもないのかな?
Hinが、このふたりについて、どういう認識なのか、もっっとはっきりさせてほしいんだけどなぁ(笑)
今のところは、思わせ振りって感じで様子見?
Hin「P’、同じコンドミニアムに住んでるの、自慢する気ですか?」
Gene「誰がするか!さっさと車に乗れよ、俺、暑いんだよ」
なにもそんなに怒らなくても・・・って顔するHin。
Gene「そんな顔するの、やめて急げよ! Nubsibは腹減ってるんだぞ」
Hin「はいはい・・・わかってますよ」
Hinが助手席の取っ手に手をかけると、遠慮がちに、Sibが声をかけてくる。
Sib「あの、Hinさん・・・。悪いんですけど、前の席に座ってもいいでしょうか? ちょっと、車酔いするんです。。。」
助手席死守!
Hin「・・・もちろん。さぁ、どうぞ」
この笑顔、これは・・・ファンの笑みなのかぁ?(笑)
Sib「ありがとうございます」
Hin「指を挟まないように気を付けてください、僕が閉めますね」
至れり尽くせりだなぁ。。(笑)
自分は、後部座席に乗り込むHin。
Gene「いい加減にしろよ、Hin。ふざけるなよ」
Hin「は~い、わかってまぁす」
★【Ep 03】1/4の雑感】★
GeneとSibの写真を投稿したのは、誰だったのかな?
なんか、作為を感じるなぁ。
まぁ、今の段階だとそれほどのことじゃないかもしれないけど・・・、こんな感じが積み重なって、ティーザーみたいになって、問題へと発展するのかもね。
#SibGene
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そうは言っても、いつまでもビジネスKissシーンを避けられないよね。
あの手この手を講じるだろうけれど、すでに、嫌がってるのが、監督からPDから、みんなにバレバレって・・・俳優としてはどうなの?(苦笑)
BLドラマなのに、相手役とキスするのが嫌だったら・・・?
これは、また、違うラブコメになりそう(笑)
ま、キスシーンにもいろいろありますからね~(笑)
私も、なにが正解なのか、よくわからない時があります。
感情は高ぶってるし、雰囲気だって盛り上がってるのに、小鳥みたいに、唇しか合わせなくて不自然に思える場合もあれば、金魚みたいにパクパクしすぎ・・・とか、角度で誤魔化してるなぁ、とか(笑)
登場人物の気持ちや状態に寄り添った感じであれば、多少、稚拙であっても、みんなが目が💖になっちゃうような、素敵なキスシーンになるんだと思います。
そして、みんなそれぞれに、そのドラマや登場人物への思い入れの度合いによって、違ったものに見えているのかもしれない、とも思います。
そんなことを考えてる最近の私は、Youtubeで、BLドラマのKissシーン集を、夜な夜な見てますが、なにか?(笑)