なんか、寂しさがこみ上げてきました。♪

いつも、最終回にとりかかる前は、こういう気分になるんです。

たとえ、その作品が、とっくの昔に終わっていたとしても~~~(苦笑)

 

無茶苦茶、ネタバレしまくってます。OKの方のみ、おすすみください。お願い
 

 

『Love by chance』 

【Ep.14】 (1/5)

 

前回(Ep.13)のあらすじ:

帰国してからのTarの様子を見守り続けてきたTumだったが、とうとう我慢できずに、Tarを問い詰め、Kissを迫るが、頑なに拒否するTarから部屋を追い出される。

兄を大事に思えばこそ、自分のことをあきらめてほしいと願うTar。

 

ネット記事で偶然読んだ話題の人物がTinの兄であることを知るCan。同時に、Tinからのメッセージ・電話攻撃が止まらない。まんまとTinの術中にはまったCan、朝晩の挨拶だけでなく、Tinからの連絡には1時間以内に返信・・・などなど、気づけば、ほとんど一日の大半をTinに捧げているような状態に。。。(笑)

ふとしたことから、妹Lemonが腐女子であることを知り、こっちはこっちで、TinとPeteを監視しろと迫らる。

その日の晩、恐怖映像をTinに送りつけるCanだったが、Tinは堪えるどころか、毎日、Canの反応が楽しくて仕方がない。笑顔が多くなったと指摘するPete。

Canをなんとか自宅に連れ込みたいTinは、ホームシアターやお菓子を餌に、楽々約束を取り付ける。

 

Aeの誕生日が近いPete、プレゼントを手作りすることを思いつく。

 

先輩のNoから、大学の露店市で昼飯を奢ってやると誘われたCan、それを知ったTinは、自分が行くまで待て、と強引に割り込むものの、親しそうなNoとCanの様子に嫉妬爆発。意味が解らないCanは理由を問い詰め、嫉妬したというTinの不機嫌を収めようと、はじめて、自分のほうからTinにむかって、掌越しのKissをする。

 

試験休暇で実家に戻っていたAe、Peteの電話につい、明日早いからと切り上げようとし、怒らせてしまう。直後、母親との会話から、自分の誕生日だったことに気づき、Peteが電話をかけてきた理由に思い至る。そこから、怒涛のように、Peteに謝ろうと連絡を取り続けるAeだったが、捕まらず。プレゼントを渡したくて、自宅にやってきたPeteを、Aeの兄が引き留め、家族と共に、お祝いの席に参加する。ようやく、念願がかない、手作りのブレスレットをAeに渡せたPete。その気持ちに、感無量になったAeは、一生大切にすると、Peteにキスをする。

 

 

~Aeの部屋~

ベッドに腰かけているAeと、先に、ベッドに横になっているPete。

Pete「今まで、友達が泊ったことはないんですか?」

Ae「ああ、ないよ。あいつらが住んでるところから、ここは遠いからな、誰も遊びにきたことがないよ。なに、笑ってるんだ?」

Pete「嬉しいです。だって、僕が、Aeの家にはじめて泊った人ってことでしょ・・」

Ae「そして、ただ一人の人だ。・・・・なぁ、知ってるか? 時々、自分のことをすごく幸運な奴だって思うんだよ。」

Pete「え?」

Ae「本当に幸運だよ。お前が俺のもので・・・。」

Pete「僕は・・・そうじゃないと思います。だって、僕は、Aeにすっごく迷惑かけてるってわかってるあから・・・」

Ae「おい、そんな風に言うな。お前は、まったく迷惑なんてかけてないぞ」

Peteの頬に触れるAe。

Ae「明日の講義は何時からだ?」

Pete「午後からです」

Ae「だったら、もう寝たほうがいい。向こうまで、1時間以上かかるんだからな」

Pete「はい、おやすみなさい」

サイドランプを消し、Peteの隣に横になると、肩に抱くAe。

Pete「一晩中、こうして、抱きしめていてくださいね」

Ae「もちろんだよ、お坊ちゃま」

眠りにつく二人。

 

~大学 オープンスペース~

なんか、この時、シルエットがほっそりしすぎてるわ~~ ← いつと比べてるの(笑)


Canに、自撮り画像とメッセージを送るTin。

皆さん、Tinがこんなことをする日がくるなんて・・・私は目を疑いたくなります(笑)


でも、それとは別に、今思うと、こういう機能説明のシーンって、ああ、この機能の出始めかぁ~とか、別の意味で面白い。。。

 

Tin:明日、会おう。Cantaloupe

 

サッカースタジアムで、そのメッセージを受け取るCan。

このときの、Canの微笑み、穏やかで、ほんと、涙が出そう。

 

******************

~Tinの自宅~

おうちデートのはじまりです。

よっしゃ!・・・って、私が言うことじゃなかったね(笑)

やっぱり、こういう時は、Tinと同化してるんだよね。

 

玄関を見上げるCan。

Can「ここって、普通の人間の家? それとも、巨人の家?」

天上の巨人の屋敷(ジャックと豆の木)に来た気分?(笑)

Can「このドアなんて、すっげぇでかいじゃん」

靴を脱ぎながら、「お前は、ここに、映画を見に来たのか? それとも家なのか?」

そりゃ、両方に決まってんじゃん(笑)

 

Tinが、靴を脱ぎ終わるCanを待ってる感じとか、もう、私、こういうのに弱くて。。。

ずっとこういうシーンでも、いいです。。。

 

その時、「Tinおじさ~ん、Tinおじさ~ん」と、Phuphaが、Tinめがけて一目散に近寄ってくる。

Tinの腰にまきつくように、笑顔を見せるPhuの髪を優しく撫でるTin。

驚くCan。

Can「こいつ、あの男の息子か。俺、ネットの記事で写真見たよ」

Phu「僕の名前は、Phuだよ。“あの男の息子”なんかじゃないよ!」

Can「どっちにしろ、お前は、“あの男の息子”じゃん」

初めて会ったPhuと、同等にしゃべるCan。

Can「お前も、お前の父親みたいに悪い奴なのか?」

Phu「僕のパパはいいひとだよ。世界で一番いいひとだ。僕のパパのこと、そんな風に言うな!」

父親の悪口を面とむかって言われ、必死にで言い返すPhu。

えらい!

Can「やだね。俺は言うぞ。知ってるか? お前の父親は、ひどい奴なんだぞ。ほかにいないくらい、最悪の中の最悪だ」

Phu「そんなこと言うな! パパはいい人だもん!」

泣き始めるPhu。

Can「どうした? 今度は、赤ん坊みたいに泣くのか?」

こら、Canちゃん!やりすぎですプンプン


Phuにひどいことを言い続けるCanに呆れ、不機嫌そうに、首を横に振るTin。

その様子に、あれ?となるCan。

Can「こいつの父親が、お前のことを傷つけたのに、お前は、直接、俺が会うのを嫌がるだろ。だから、代わりに息子にやってるんだ」

自分にしがみついて、泣くPhuをあやしながら、「Phuがなにか悪いことをしたのか?」とCanを諭すTin。

Tin「俺を傷つけたのは、Phuphaでも、この子の母親でもない。俺が復讐を望んでも、この二人を傷つけることはない。いいか? この2人は、この家の中で、誰よりも、俺の家族なんだ」

Tinの言葉を聞き、しばらくPhuを見ていたCan。

Can「あ~~、もうわかったよ。やめるよ。しかたないな・・・」


身体をかがめ、Phuに近寄るCan。

Can「もう、仲直りしようぜ?」

Phu「お前みたいな意地悪、僕、大っ嫌いだ!」

うん、Phuのいう事は正しい。。。


Can「なぁ、いいだろ? お前、いい子なんだろ?いい子は、みんなに優しくするもんだろ?なぁ・・・」

仲直りの指切りを迫るCan。

頷いてみせるTin。

パパ~~~~!

なんか、そう呼びたくなってきた。。

さっきから、しがみついてるPhuが羨ましくて仕方なかったの。。。

 

それを見て、しかたなく、仲直りに応じるPhu。

Phuのほうが大人だ!(笑)

 

Canの頭を撫でるTin。

髪の毛の乱れを直そうとするCan。

Tin「これじゃ、どっちが子供かわからないな・・・」

いえ、はっきり言って、Canでしょ。(笑)

Can「おい、それ、どういう意味だよ!」

まともに相手にしないTin。

Tin「・・・お前、映画見に来たんだろ?」

Can「うん・・」

今までのやりとり、全部なかったみたいに、すなおに即答しちゃうCan。(笑)


Tin「じゃ、行こう」

きょろきょろ見回すCan。

Tin「行くぞ・・・」

 

~リビング~

約束通り(?) 映画のお供の、お菓子とジュースを運んでくるTin。

Can「うわ~、お菓子だ!食べていい?」

すぐさま、Tinに訊ねるCan。

そうか・・・エアコンが効いてて、凍えるほど冷えてる・・・から、Tinは、長そでを着てるのね(笑)

 

Tin「どうぞ・・・」

と言ったわりに、クッキーに伸ばしたCanの手首をつかむTin。

Can「食べていいって言ったじゃん」

Tin「食べる前に・・・先払いだ」

ちらりと、お菓子を横目で見るCan。

Can「どういう意味?」

Canの顔(唇)を凝視し、またまた、唇を指で、プルンするTin。

これが、どういう意味なのか、さすがのCanも覚えありです。

Can「また、キスするのか?」

黙って、Canの顔を見つめ続けるTin。

お菓子を見て、喉がなるCan。。。 ← 確かに、ここで、お菓子と天秤にかける精神年齢っていうのは、さすがに・・・きついか(笑)

しばらくためらってましたが、目を閉じて、唇を突き出すCan。

Can「ん・・・」

一応、しょうがない、お菓子のためだ・・・いいよ、と言っております(笑)

 

Tin「口を開けろ・・・」

とんでもございません、とばかりに、口をぐっと結び、首を振るCan。

全身に力入れてます。。

 

Canの正面に、身体の向きを合わせるTin。

 

Tin「口を開けるんだ、Can!」

Can「やだ! こうやって、唇を閉じてする・・・。それでもするっていうなら・・・ん・・・」

その隙をついて、キスをしかけるTin。

当然!(笑) ← すみません。。何度も言いますが、なぜか私はこういうときはTinモード。。

 

こじ開けられそうになり、必死で抵抗するCanが、Tinの肩を叩き始める。

鼻で息してもいいんだよ、Canちゃん。。。(笑) ← 耳元で教えてあげたいなぁ。。ごめんなさい、大きなお世話でした!

 

角度を変えつつ、攻め続けるTin。

そう、ここで、手綱を緩めるわけがない!

別に、Tinだって、決して、Can相手に余裕があるわけじゃないんだから。。。

 

だんだん、手の力が抜けていくCan。。

陥落。。。

Canの抵抗がほどけたことがわかり、ようやく、顔を離すTin。

 

ここ、どちらも視線を外さないのね。。。

 

Tin「美味かったか?」

 

なんどか、Tinの瞳と唇を交互に見るCan。


Can「・・・おいしかった」


また一歩、歩み寄れたね。。

 

Can「もう一回する?」

この段において、これ以上の名言は、思い浮かびません。

 

その言葉に、ゆっくりとCanの唇に、自分の唇を重ねるTin。

今度は、自ら、Tinの首筋に手を置くCan。

この角度、綺麗ね。

しかし、短時間に成長するんだな。。 ← たびたび失礼。

 

顔を離した二人に浮かぶ微笑みがいいね。


ここに愛がないなんて、嘘です。


 

********

~TumTarハウス~

階段を上り、意を決したように、Tarの部屋のドアをノックしようとするTum。

 

気配に気づいていたかのように、先にドアを開けるTar。

Tar「P'Tum、なにか用?」

Tum「いや・・・あの・・・。昨日のことを謝りたくて・・・。本当にバカなことをしたよ、本当にごめん」

部屋の中を気にしながら、自分の身体で盾にしながら、ドアをあまり開けないTar。

Tar「もうそのことは、忘れて・・・。僕も忘れたから」

Tum「だったら、今日、一緒に出掛けないか? 一日中、部屋にいたら、退屈だろ?」

Tar「ああ、でも・・・」

Tar「、今日はやることがあるんだ」

Tum「・・そうか・・」

言葉をつづけようと、ドアに手をかけるTumに、「P'Tum.、離して」と厳しい口調で告げるTar.

Tum「ごめん・・・。俺・・・」

冷たく、ドアを閉めるTar。

.Tum「お前の邪魔はしないよ・・・」

 

部屋の中で、ドアを背に、Tumのことを気にするTar。

ベッドには、荷造り途中のスーツケース。。。

 

★【Ep 14】1/5 雑感★

そうそう、、10何分か前のことなのに、つい、はるかかなたのような感じすらしますが、Aeの言う「唯一の人」は、「生涯、唯一の人」なのね。

自転車でぶつかったあの日から、とどまることも、後ろに下がることもなく・・ただ、ひたすらまっすぐに、その視線は、Peteに注がれていたことが、今、シーズン2を見ていると、本当に意義深いです。

あ~、まだ、振り返るには早いわ。。。(苦笑)

 

さて、TinCanも、たくさん、いいシーンがありますが、このおうちデートもちゃんと前振りがあっての、今日なので、本当に、後半、畳みかけるように、二人が盛り上がってきましたが、ちゃんと丁寧に作られている感じがしますよね。

このときの「もう1回する?」の破壊力、これに勝るものはないと思っていたのに、2年後、軽々と吹っ飛ばされるとはねぇ・・・。(苦笑)

ま、それはさておき、この二人のキスも、とうとう、ここまで来たか・・・って感じで、感無量。

技巧より、気持ちですからね。。。

誰よりも愛おしいという気持ちが高まってるのがわかり、言葉がないです。。。

 

TumTarは、結局、この間の諍いも、尻つぼみになってしまうし・・・。

Tum、がんばれ~~~!

一応、成り行きをずっと見守ってるんだよ、これでも。。。

 

★【Ep 14】2/5に続く★