タイにいて、“ムービーパーリーナイト”に当選できてなかったら、きっともっと、発狂してたと思う。
日本にいて、よかったんだよね。。。
たとえ、うしろむきな発想でも、「きょうのしあわせ」を見つける。
今日は、短時間に連投しております!(笑)
1/4、2/4は、本日は⤴️⤴️済みです
無茶苦茶、ネタバレしまくってます。OKの方のみ、おすすみください。
4分割しています。
前半未読のかたは、こちらからどうぞ
『AChanceToLove(LBC2)』
【Ep.07】 (3/4)
~大学 駐車場~
さすが、素直なCanちゃん、行動あるのみで、本当に、Tinと話をするつもりね。
・・・で、Tinがいつも車を停めている駐車場にやってきました。
Can「これ、あいつの車だよな?まだ、家に帰ってないのか?どうやって、話しはじめればいいんだ?」
車の横でうろうろ、ブツブツ呟いていた時、人の気配が・・・。
っていうか、Tin・・・と あのFongです。
慌てて、車の陰にしゃがみ、車の後ろに隠れるCan。
Fong「すっかり遅くなってしまったわね」
Tin「うん・・・」
Fong「あなたが助けてくれなかったら、面倒なことになってたわ。それに、車で送ってくれるなんて、本当にありがとう」
今度もまた、うんと呟くだけのTin。
女性を夜一人で歩かせるわけにはいかないという、タイのお国事情&最低限の道徳ラインで車に乗せることは了承するしかなかったけど、助手席のドアもあけてあげないんだ(苦笑)
Tinも、わかりやすい~~~!
Tinの車が進み出たあとに残されたのは、排気ガスを吸わないように、口をおさえ、しゃがんだままのCanちゃん。
周囲に立ち込めた排気ガスを、手で扇ぐCan。
Can「車の後ろになんか、隠れるんじゃなかった・・・」
Tinの車が消えていったほうをみながら、口をとがらせてるその不機嫌の理由が、排気ガスじゃないことは、視聴者全員知っている。。。
~音楽練習室~
Tumに、携帯を見せるKeen。
Keen「Tum、Tum、これ見ろよ。この男が、お前に話した奴だよ。また、更新した」
さほど興味のなさそうなTumですが、一応、携帯に目を向けます。。
Keen「前に、お前に言っただろ。こいつ、毎日、写真を投稿するんだよ。で、そのキャプションが誰かにむけて、話しかけてるみたいなんだよ。でも、誰のタグもつけてないんだ。気になって見返したら、実際、毎日こんなふうにアップしてるんだよ。まるで、日記みたいな感じでさ、どこに行った、とか、何をした、とか、誰と遊んだ、とかって載せてるんだ。ほら、よく見てみろよ。」
だからと言って、あの内容じゃ、見せられても、特に、これといった印象もないよね、、、
Tum「別に、変だとは思わないけどな。Facebookを使ってる奴なんて、大抵、そんなもんだろ。それより、なんで、お前、こいつに興味持つんだ?」
Keep「よくわかんないよ。でもさ、お前も見てみろよ。こいつ、誰かに、なにか伝えたいって感じがするんだ、自分の日常で起きてることを語ることで。」
するどい!
Keen「でも、まぁ、お前が興味ないっていうんなら・・・」
Tum「誰が興味ないって言った?」
Keen「だけど、お前、今・・・」
Tum「ただ、聞いただけだろ。俺はお前を信頼してる。」
Keen「こいつに会いに行ったほうがいいかな?」
え?
Tum「どうやって?」 ← 会いにいくのはいいんだ・・・。
Keen「こいつは、うちの大学の工学部の学生だよ。見つけるのは、それほど難しくない」
Tum「いいだろ。お前がそうしたほうがいいなら、俺もそう思うよ」
Keen「よし!」
わからん。
ん~、たしか、Aeはギター弾けるから、バンドのメンバー探しとか?
あれ? あの、なんとかキャンプってどうなったんだっけ?
曲を弾き始める二人。
Tum、あなたは、なぜ、このKeenの眼差しをみて、ピンと来ないの?
自分が、Tarを見る目とおんなじはずだよ。
***********
~大学 オープンスペース~
お菓子食べながら、勉強してるNoちゃんと、Job?
あ、違った!
サッカーのフォーメーションとか、考えてたんだ。
さすが、キャプテン。。。
Jobは、何してんの?
No「おい、俺、これで行こうと思う」
立ち去るTin。
悔しそうに、Tinを睨みつけるFong。
~サッカー場~
Can「くっそ~~!」
叫びながら、シュート練習をしているCan。
Can「ボールくれ」
Jobから渡されたボールをまた、ゴールめがけて、蹴りだすCan。
Can「気取りやがって! 見せびらかしてんじゃねえぞ! 次、ボール」
またもや、黙って渡すJob。
Can「お前が俺の事、息ができる空気だって言ったんじゃないか!なのに、なんで、ほかのやつから吸ってんだよ!? 次、ボール」
じっと、Canの様子を見ていたJobが、「もうないよ」と答える。
Can「なんでだよ? 俺、練習しなきゃ・・・」
Jpb「おい!俺、もう30分もお前のために、ボール集めしてやってんだぞ。見てみろよ!もう、これ、全部、自分で集めろよ。俺、もう行くからな」
ゴール前に無数に転がっているボールたち。
落ちているボールを直接、1球だけ蹴り入れると、そのまま、芝生の上に座り込んでしまうCan。
Can「お前、俺のこと好きだって言ったんじゃないのかよ・・・」
呟くCan。。。
それからも、ドリブルの練習をひたすら繰り返し、夜になっても、走り込みをやめない。
それも一日だけじゃなく、来る日も来る日も・・・黙々と一人で練習を続けるCan。
さすがに、チームメイトたちも、Canの様子がおかしいと、気にし始める。
何かに取り憑かれたかのように、ボールだけに向かうCan。
もう、
好き!
・・・・でいいじゃんって、みんなが先に思ってる。。。
いや、最初からわかってる。。。
でも、Canの言葉のニュアンスが、だんだんと移っていく様をみていくと・・・・この時間が大切だったって、わかるね。