※以前に書いていたものですが、都合により、こちらを先にアップします。
これ、読めます?
タイトルを見た時から、タイ語や英語圏ではないことはわかってました。。。(苦笑)
最初に見たのは、結構前だったと思います。
ふつうに、Youtubeで見たドラマです。
とても可愛いお話だし、ショートムービーで見やすいので、何回か見てはいたんですね。
英語字幕でなんとなく流し見をしてしまっていたので、ちゃんと筋追いしようかな。。。。と常々思ってはいたのです。
訳してみると、思っていたお話の内容は、ほぼ、合ってました。
ただ、どうしても、英語字幕頼みなため、人名やら、なにやら、全然聞き取れません。
たぶん、いろいろと間違ってると思います。
詳細な情報も見つけられません。
「O2 PRODUCTION」というホーチミン(ベトナム)にあるドラマ制作会社のドラマだそうです。
やっぱり、耳なじみのない言葉って、脳に入りづらいみたいですね。
ちょっと前に書いていたものですが、手直しを入れたので、アップします。
『CHIẾC NHẪN ĐI LẠC』
(失くした指輪)
※主人公のナレーションから始まります。
コット:僕は・・・コット、21歳です。
え?21歳だったの? 大学1年生くらいだと思ってた!
コット:HUFLITで、国際関係学を専攻している3年生です。
(多分、ハノイかホーチミンの工科大学あたりのトップ校をイメージしているんだと思います。)
コット:この学校の中では、優秀な学生に入ります。
コット:綺麗好きで几帳面な性格なので、放課後は、掃除や料理、洗濯物を干したり、床のモップ掛けのような家事に夢中になります。
自己紹介のナレーションの間に、学業優秀で表彰されたり、コンビニで買い物をしたり、家事に勤しむ姿が描かれます。
コット:僕とこの家の関係について、あなたはどう思いますか?
コット:とても、馴染んでるみたいに見えますか?
実を言うと・・・
僕は、専属のハウスキーパーで・・・そして、ここは彼の家なのです。
そう、彼は ルファン(Quân)、 25歳。
彼は何をしている人かって?
さぁ、僕には関係ありません。
でも、彼が家に帰ってくると・・・とたんに、家の中は、めちゃめちゃになるんです。
くわえて、この男は・・・まったく忘れっぽい。
彼がシャワーを浴びる時、バスルームのドアを・・・あ、ちょっと待って、シャワーカーテンさえ閉めることすら、ほとんどありません。
ほらね、まただ・・・。
まぁ、僕にとって、彼の身体を見るチャンスだと思えば・・・たいした問題じゃありません。
多少の行儀の悪い習慣は別として、彼は魅力的だし、健康でスタイル抜群。
ああ、誤解しないでくださいね。 ← 誤解じゃなくて、キミがルファンのことを好きなのは、明白です(笑)
コット:僕は、彼をチェックしているのではなく、生計を立てるためにここで働いているんです。
[THE RING GOES MISSING]
階段に座り、すいかなどをつまみながら、ルファンを待っているコット。
酔っぱらったルファン(ご主人様)が戻ってくる。
ふらふらっと階段を昇ってきたルファンの身体を、すぐさま支えるコット。
コット「なんで、そんなに飲んできたんですか?」
ルファン「お~、いいこ、いいこ。」
コットの頭を撫で、ジャケットを押し付けると、部屋にあがっていく。
しかたなく、追いかけるコット。
そのまま、ベッドにひっくり返っているルファン。
脱ぎ捨てたシャツやズボンを拾い上げ、部屋を出ようとした矢先、突然、コットに抱き着いてくるルファン。
ルファン「なんで、俺をふったんだよ~~~」
固まるコット。
コット「どうしたんですか? 放してください!」
ルファン「なんで、俺のこと、受け入れられないんだよ?お前の望むことはなんでもきいてやったのに・・・。ほかにどうすればいいんだよ? 教えてくれよ!」
コット「教えろってなにを? 僕はあなたの恋人じゃありません!離して!!」
ルファン「答えろよ・・・俺のこと愛してるのか・・・・?」
コット「ない~~~~~!どうかしてる!」
ぽ~んと、ルファンを押すと、そのまま、ベッドにあおむけにひっくりかえってしまう。
再び、服を拾い上げるコットに、すがりつくルファン。
手を掴まれ、す~っと指輪を差し込まれ、びっくりして固まるコット。
ルファン「受け入れたなら、二度と、俺を拒否するなよ。」
頬っぺたをぐりぐりしていたかと思ったら、急に、コットにキスする。
慌てて、引きはがすと、唇を拭うコット。
コット「ベタベタしてる!一体何食べたんですか?」
指輪を抜こうとしても、全然、抜けない。。。
嵌めたときには、す~っと入ったのにね(笑)
コット「なんでこんな無駄なことをして・・頭おかしいんじゃないの! 僕は彼女じゃない!」
ルファン「誰であろうと・・・本当に大切なのは・・・指輪が持ち主を見つけたってことだ・・・」
寝っ転がって、ちょっと哲学っぽいことを・・・むにゃむにゃ言ってる(笑)
コット「持ち主なんて知るかよ!」
指輪を引っ張るコット。
抜けないじゃん!(笑)
~翌朝~
昨日の格好のまま、眠り続けているルファン。
サイレンのような目覚まし(笑)が鳴り響く中、メールの着信音までもピコン!
もそもそと、携帯を手に取るルファン。
コット: 強くもないのに、深酒なんかするものじゃありません。お粥を用意してあります。今日は試験があるので、遅くなります。
メッセージを読み終わると、なんとか起きだすルファン。
シャワーを浴び、
これは、私のためのサービスショットです。。。
身支度を整えると、更に私の好きなメガネイケメンになってくれました。
感謝しかない! ありがとう、ベトナム!
床に落ちている指輪のケースを拾い上げる。
中身がない!
慌てて、部屋中を探し回るルファン。
これで、昨晩の記憶がないことが、視聴者には判明(笑)
必死に、バスルーム、リビング、寝室・・・と探す、探す・・・。
~授業中のコット~
授業中にかかってくる電話。
当然、コットが出るはずがなく・・・・あきらめて、携帯を投げ捨てるルファン。
ふと、指にはまった指輪を見つめるコット。
ぐっと力を籠めると・・・抜けた!
あれ・・・昨日はあんなに抜けなかったのに。。。
ボク、痩せた?
違います。むくみが取れたんです(笑)
少し動揺しながらも、ポケットにしまうと、授業に集中しようとするコット。
~ルファンの家~
メッセージ通り、いつもより遅れて、ルファンの家に到着したコット。
すでに、ルファンがテーブルに座り、待ち構えている。
ルファン「俺の指輪はどこだ?」
顔を見るなり、聞かれるコット。
もちろん、すぐに渡そうと近寄ったその時、「あれが必要なのか?もし、お前が欲しいなら、言ってみろ、お前にやってもいいんだ」と、言いだすルファン。
ルファンの表情から、彼が何を言っているのか、状況を察したコット。
ルファン「お前がここで働き始めてから、支払いに文句を言ったり、遅延したことがあったか?
どうして、もっと価値のあるものを取らなかった?ああ、それとも、それだと持ち運ぶのが大変だったからか?」
悔しさんのあまり、拳を握りしめるコット。
ルファン「お前のことを過大評価してたようだな」
怒りを抑えながら、ポケットから指輪を取り出すと、ルファンに投げつけるコット。
驚くルファン。
コット「こんなの、あんたにしか価値のないものだ。お金で買えるようなものは、あんたと同様、ほとんど価値なんてない!たいしたもんだよね。あんたは、恋人に捨てられて、酔っぱらって、そこらに物を押し付けて・・・、それを今になって、盗まれたなんて戯言を言い出した。
ボクは貧乏だけど、あんたみたいな人間じゃない。辞めてやるよ。ここで働くのを辞める!あんた、今月の給料をボクに支払う必要なんかない。金を貯めて、大きな鏡でも買いなよ、あんた自身をよく見るためにね!」
そう言い捨てると、階段を下りていくコット。
立ち上がり、睨みつけるルファン。
怒りで、自分のバッグを忘れたコットが戻り、バッグをとりながら、更に睨みつけ、再び、階段を下りていく。
コットから思わぬ反撃をくらい、気持ちの持って行き場がなく、うろうろするルファン。
~大学~
ぼ~っと、考え込んでいるコット。
「ああ、みんな、授業料の納入を忘れないでください。そうでないと、試験が受けられませんよ」と担当者が注意をしているのを、暗澹とした思いで聞いている。
~ルファンの家~
またまた、なにかを探しているルファン。
棚から、ベッドサイドに至るまで、探し回っても見つからない。
しかたなく、携帯を手に取り、電話を掛け始める。
~大学~
着信があり、見ると・・・≪ルファン≫
仕方なく、電話に出るコット。
ルファン≪ノートPCによくさしてある黒いUSB、見なかったか?≫
返事もせず、ぶち切りするコット。
昨日の件で、コットが相当、怒っているのを感じるルファン。
どうしようか・・・と思案にくれていると、ふと、部屋の片隅に設置したWEBカメラに気づく。
録画された映像を確認し、ベッドに座りながら、ノートPCをサイドキャビネに置いた自分の行動を見る。
すぐさま、そのあたりの床を探すと・・・USBが落ちているのを発見する。
こんなところにあったのか・・・と安堵しながら、USBをポケットにしまうルファン。
ふと思いつき、先ほどの映像を改めて、確認し始める。
酔っぱらった自分が、コットに抱き着き、必死で押し戻しているコットの姿だけでなく、自分がコットの指に指輪をはめた挙句、キスしたり、コットが指輪を外そうとしても外れない様子まで撮影されている。
真相がわかり、思わず、OMGと目をそらすルファン。(笑)
さすが、40分弱の物語。。。無駄に引っ張らず、展開が早くていいね。
~授業中のコット~
ピコン!
今度は、メッセージが来る。
ルファン≪昨日は、虫の居所が悪かったんだ。電話にでてくれよ。話したい事がある≫
コット≪申し訳ありませんが、忙しいです≫
ルファン≪明日には仕事に戻ってきてくれよ、頼むよ!≫
コット≪嫌です!≫
ルファン≪じゃ、別の人を探すぞ≫
コット≪どうぞ、ご勝手に!≫
取り付く島もないコットに、それ以上、なにも言えないルファン。
~翌朝~
起きて来たルファン。
テーブルの上には、出しっぱなしのジュース。。。
おもむろに、携帯を取り出すルファン。
電話に出ないコットに向かって、メッセージを送る。
ルファン≪うちに掃除に来ないつもりか? 給料払わないし、本当に、クビにされたいのか?≫
すでに、メッセージの返信すらこない・・・。
仕方なく、自分で、皿洗いをしたり、キッチンを片付けたり、ゴミ捨ても自分でするルファン。
~コンビニ~
イートインで、簡単な食事をすませるルファン。
携帯を確認しても、コットからは何も言ってきていない。
ルファン:あいつ、自分で学費を払ってるはずだろ。確かに、ひどいことを言ったかもしれないけど、だからって、そのせいで辞めたりするか? 電話にも出ない。メッセージの返信すらない。くっそ、絶対に、仕事に戻ってこさせてやるからな。。。
そうは言ったものの・・・
疲れて仕事から帰ってくると、脱いだ靴は倒れ、そこら中、ペットボトルやカップラーメンの空き容器がいくつも転がっている有様。
冷蔵庫をあけても、ほとんど空っぽ。
そしてまた、一つ、新しいカップラーメンを開け、ただ、流し込むだけのルファン。
~翌日のルファン宅~
部屋で、スナック菓子を食べながら、映画をザッピング。
ピンポ~ン!
玄関でチャイムの音が。。
来たな、と微笑むルファン。
ドアをあけると・・・コットが立っている。
コット「これ・・・あなたがしたんですか?こんなことしてくれって、誰が頼みました?」
なにか書類を突きつけるコット。
ルファン「(俺がやったって)どうやって、わかったんだ?」
コット「うちの両親は、これまでにこんなことしたことありません。もちろん、友達も違う。あなたしかいない、絶対に!」
ルファン「俺が援助しなくても大丈夫なのか?」
コット「なんて人だ。昨日、ボクにあんなことを言ったくせに、今日は、ボクを助けたいなんて言うなんて・・・」
ルファン「なんで、お前の学費を支払ったことに文句言うんだよ? もし、お前がしたければ、金を返せばいいだけだろ・・・」
コット「今は・・・その半分しか払えないけど。。それでもいいですか?」
ルファン「だめだ」
ウコット「どうして?」
ルファン「クレジットコースに、2分割で支払うことなんて出来ないだろ?」
コット「だって、ボクが頼んだわけでもないのに・・・。どれだけ、自分勝手なんだよ」
ルファン「自分勝手と言えば、おまえほどじゃないけどな」
コット「なにがしたいんですか?」
ルファン「俺は、金を取り戻すために、お前に仕事に戻ってほしい。どうだ?」
コット「いいでしょう! これは借用書です。サインしてください。2か月間、月2%の金利で返済していきます」
ルファン「支払いが完了したら、どうするつもりだ?」
コット「まだ、わかりません。それに、そんなこと、あなたが心配する必要なんかないです。サインしてください。ちゃんと支払いますから」
ルファン「お前が仕事に戻ってくるというなら、サインしよう。それ以外なら、今すぐ全額、支払うしかないぞ」
わざと・・・背中を見せるルファン。
コット「・・・わかりました」
やった!(笑)
嬉しさをこらえて、振りかえるルファン。
コット「でも、一つ条件があります。今後24時間、ボクはあなたの忌々しい顔を見たくないんです。」
・・・と言って、コットが用意したものとは。。。
このペーパークラフトみたいなおめんというか、被り物、見たことあるような気がするんだけど、どこかで流行ったりしてる?
確かに、被っていろ、とは言ったものの、コットが掃除をしている側で、テレビが見えないからどけ、とか、俺様ぶりは健在。
自分がいなかった間の、たまりにたまった家事をやっつけていくコット。
それでも、ウサギのルファンを見ると、くすっと笑ってしまう。
コットが家事をしているところに、ずっとついてまわってるルファンのことを突っ込んであげてほしい(笑)
コットにかまってほしくて、とうとう、踊りだしたよ(笑) ← ソンミのカッシーナが流れてる(笑)
笑い出すしかないコット。
なんのかんのいいながら、そんな24時間を過ごし・・・。
★いったん、切りますね★
感想は、後編のあとにまとめます。
っていうほどの感想はないですが。