Typeも、Tharnも、それぞれに温かい家庭に育ったことが、よくわかるね♪

 

以下の内容は、成人を対象としています。

暴力的な描写、性行為、暴力的な言葉が含まれている可能性があります。
視聴者(および読者)の裁量をお勧めします。

 

本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

全体で、4分割払いしてます。

前半未読の方は

★【Ep 07】(1/4) はこちらから★      

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【Ep07】(3/4)

~Typeの部屋(実家)~

Komの件を引きずりながら、家に戻ってきたType。

Komに電話をしてるのかな? ← そうでした。。

しばらく待っても、つながる気配なし。

一瞬、待ち受けが映るんだけど・・・この背番号7は誰? サッカー詳しくないから、わからなくてごめんなさ~い。

どうしていいかわからないType。

 

結局、タイミングよくかかってきたのは・・・Tharnからの電話。

Type≪どうした?≫

Tharn≪う~ん、別になにも・・・。ただ、お前がどうしてるかなぁって聞きたくてさ。2週間経ったよな。≫

Type≪元気だよ≫

喋りながら、布団に入るType。

Type≪時々は、父さんの手伝いをしたり、別の日にはヘマして、母さんに叱られたり・・・。気分がいい時は、海に泳ぎに行くんだ≫

Tharn≪へぇ、そうなんだ。お前のお父さんは、パンガン島のリゾートヴィラのオーナーをしてるって言ったよな≫

Type≪うん。昨日、フルムーンパーティに行ったよ≫

ふふふ、この顔(笑)

どうせ、誰と行ったんだろうとか、自分も一緒に行きたかったとか、いろいろ考えたんだろうね(笑)

Tharn≪どうだった?楽しめたか?≫

Type≪全然。。俺のこと、すげぇセクシーだとか言ってきた外人のゲイがいたんだよ≫

Tharn≪で・・・どうしたんだ?≫

Type≪どうしたと思う?俺、そいつに、お前の××を〇〇に突っ込んで、どっか行っちまえ、って言ってやったんだ。でも、なんでだ? 俺が女を嫌いになったせいで、ゲイに言い寄るとかって思ったのか?≫

Type≪悪かったよ。でも・・・お前は、本当に“すごくセクシー”だってこと、気づいてないのかもしれないな≫

Type≪おいTharn、お前、次に会った時に、蹴り飛ばされたいのか?もういいよ。この話は終わりだ。お前はどうなんだ?休みにどうしてた?≫

Tharn≪まったく、なにもないよ。時々、バンドの練習に行くんだ。新しいギターの子が入ったからな。だから、今までより、たびたび練習する必要があるんだよ。あと、先輩から、高校生の家庭教師を頼まれたよ。でも、俺には手に余るから、断ったんだ≫

Tharnの声を聞きながら、眠くなってきたType。

Tharn≪お前はどうなんだ? いつ、こっちに戻ってくる?≫

Type≪なんで?≫

Tharn≪会いたいよ≫

照れくさくて、瞬時に頭に血が上ったType。

Type≪くそったれ!≫

ぶち切りされても、ニコニコしちゃうTharn。

切れた電話に向かって、「俺も会いたいよ」と呟くType。

Tharnにだけは、くそったれ→俺も会いたいよ、に聞きとれる七不思議(笑)

笑顔で、眠りにつくType。。。

一日の終わりに、好きな人の声を聞いて、眠りにつけるなんて、すごく幸せなことだよね。

 

******************

~バー・アイヌ~

Tharnがバンド演奏をしているJeedさんの店です。

今日は、Champがお客さんとしてきている。

Champ「あ、Mai。なにか飲むか? 注文しろよ。俺、Technoを待ってるんだ」

Mai「結構よ。私は、話をつけにきただけだから」

怒ってます。。。ああ、Puifaiの件?

Champ「なんの件だよ?TypeとFaiの件か?その件はもう終わっただろ、Mai。Typeもすごく罪悪感を感じてる。それに、Faiも、これ以上、あいつとどうこうなりたいとも思ってないんだ。これ以上、どうしろって言うんだよ」

Mai「でも、少なくとも、彼は、ちゃんと謝罪すべきよ。彼女が本当に傷ついたって、分かってるでしょ?」

Champ「それで、お前は俺に何を期待してるんだよ? あいつに、許しを乞えって強制しろって言うのか? それとも、彼女を愛してもいないあいつに、彼女と付き合えって強制すべきなのか? お前こそ、止めるべきだと思うぞ。」

Mai「冷たすぎるわ」

Champ「おい!愛は、お前が強制できるようなものじゃないだろ。他人のことに首をつっこむのはやめよう」

Champが飲んでいたビールを横取りして、飲み始めるMai。

Champをじっと見つめるMai。

そのMaiを、こんな風に見つめかえすChampは、Maiの気持ちに気づいてないの?

 

Mai「私があなたを好きだと言っても、それは他人事なの?」

Champ「・・・・・Mai。お前、おれが好きなのか?」

Mai「ええ、そうよ」

Champ「冗談はよせよ」

Mai「冗談なんかじゃない」

Champ「いつからだ?」

Mai「あなたが私のことを知ってからの長さが、私があなたを好きだった長さよ」

Champ「そんな・・・。そんなに長いこと・・・」

Mai「でも、あなたは、全く気付かなかった」

Champ「Mai・・・ごめん。俺は、お前のことをそんなふうに見ることができない」

Mai「本当は、わかってたの。それが、(今まで)あなたに言わなかった理由だから」

重い空気の中、「もう帰ったほうがよさそうね」と席を立つMai。

その手首を掴むChamp。

Champ「送っていくよ」

無理やり、その手をほどくMai。

Mai「あなたは、友達を待つべきよ」

そう言って、一人、店を出ていくMai。

驚いた。。。こういうオーソドックスなハートブレイクなシーンをChampが担当することになるなんて・・・。

 

~高校~

Tarが校舎の階段を下りてくる。

ピコン!

Tumから、メールが入る。

Tum≪大学のイベントに参加しないqとならなくなった。お前を迎えに行けない。≫

≪気をつけて帰れよ。≫

≪お前のことが心配だよ。自分のことは自分でするようにな。≫

≪家についたら、電話しろよ≫

兄ちゃんの怒涛のメール攻撃に対し、

Tar≪大丈夫。心配しないで≫

とだけ、返信するTar。

 

~TumTarハウス~

あれ、兄ちゃん、家にいるじゃん。

Tarからのメッセージの返信を読み、急いで、リビングを見回すTum。

戸棚から、Tarの部屋の予備鍵を探し出すと、2階にあがり、鍵を開けて、部屋に入る。

先日見た、黒く塗りつぶされたキャンバスを探そうとしているのね。

絵筆たてをぶちまけたりしながら・・・とうとう、裏返しになっていた絵を探しあてる。

Tumが衝撃を受けているまさにその時、思いの他、Tarが早く家に到着し、兄の車が停まっているのに気づく。

早足になるTar。

 

絵を元に戻し、部屋を出ようと、振り向いた途端、壁一面に貼られた不気味な絵の数々を目にし、圧倒されるTum。

弟の闇を見てしまったのね。。

 

家にいないはずの兄の車があったことで、なにかおかしいと、家の中に入ってきたTar。

様子を窺いながら、「P'Tum(兄さん)」と呼びながら、二階に向かおうとした時、洗面所から出て来たTum。

Tum「おお、帰ってたのか?」

Tar「兄さん、大学にいるんだと思ったのに、どうして、僕より前に戻ってきてるの?」

Tum「ああ、実はイベントは、俺が思ってたより早く終わったんだ。だから、真っ先に、家に帰ってきたんだ。俺、何も食べてないんだよ。すごく腹減ってるんだ。」

Tar「じゃ、まず、荷物を置いてきてから、なにか作るよ」

 

それぞれお互い、気づかれなかったことに安堵するTumとTar。

 

ごはんを食べながら、ちらりとTumの様子を窺うTar。

Tum「なんで、そんな風に俺のこと見てるんだよ?いつも通り、旨いよ」

Tar「どこか病気なんじゃないかって思って、心配したんだ。だから、一皿だけ作ることにした」

Tum「俺が病気だなんて、どうして思ったんだ?実際、お前の作るものなら、なんだって食べられるよ」

それならいいけど・・・って表情をするTar。

Tum「でも、他のおかずも食べたかったけどな・・・」

さすがに、若い男の子はこれじゃ、少ないんじゃないの?

むかっとするTar。

Tar「P'Tum・・・」

Tum「冗談だよ。言っただろ。お前がこうして作ってくれる限り、お前の作るものなら、なんだって食べるよ。」

それを聞いて、ちょっとだけ微笑むTar。

Tum「ところでさ、最近、たくさん課題とか出されてるのか?」

Tar「そんなことないよ。どうして?」

本当に不思議そうに、答えるTar。

Tum「いや・・・しばらく、お前が絵を描くのを見てないよな。だから、お前が、宿題とか課題で忙しいのかな、って思ったんだよ」

Tar「ただ、面倒なだけだよ」

明らかに食欲を失くすTar。

Tum「じゃ、こういうのはどうかな?お前がまた、絵を描きたいような気分になったら、俺の絵を描いてくれないかな?」

しばらく、お皿のほうに目をむけていたものの、「OK。兄さんの絵を描いてあげるよ」と答えるTar。

なかなか、この二人の話も、わかりにくいでしょ。。。

 

~パンガン島のビーチ~

Typeパパ「向こうについたら、母さんに電話しろよ、そうすれば、心配させずにすむからな」

おお、実家で過ごす休暇は終わりなのね。

カバンと、手にはお土産の袋を持っているType。

Type「わかってるって。父さん。向こうについたら、すぐに母さんに電話するよ」

Typeパパ「おお、そうしたほうがいいぞ」

Type「俺がいなくなったら、誰かさんは泣いちゃうんじゃないの?」

Typeパパ「このガキ! そんなわけあるか!」

笑い合う父子。

Type「じゃ、俺行くよ。」

後ろを振り返るType。

Komを気にしてるのかな?

Typeパパ「どうした? 誰か探してるのか? 気をつけてな」

船着き場へのバスに乗り込むType。

Type「おい、坊主!」

電話しろよ、のポーズをしながら、笑顔で見送るパパ。

なんか、この俳優さん、本当に、Gluf(Type)が年を取ったら、こんな感じになるんじゃないかなって思える。。。(笑)

 

そっと、裏口から出て来たKom。

Kom「俺のことなんか嫌いになったよな・・・」

呟くKom。

Komの件は、持ち越しね。

 

~Tharnの実家~

Tanyaとピアノを弾いているTharn。


ピアノをちょっと失敗したTharnya。

Thanya「もっとうまく弾けるかな?」

Tharn「ああ、でも、そのキーを早く押しすぎたんだ、わかった?」

Tharnya「うん。」

Thron「なんで、そんなに簡単に、こいつの言うことを信じるんだ、Tharnya?俺は、本当に上手に弾けてたと思うぞ」

今日は、一家団欒で、パパやママも家にいるみたい。

絶妙な配置(笑)

 

Tarnya「お兄ちゃんこそ、私が信じちゃいけない人なの・・・」

思わず笑ってしまう両親。

パパ「あの子の言う通りだな。お前があまりにも甘やかすぎてるって、あの子も気づいてるんだ」

Tharn「やめてよ、父さん。俺がいつ、Tharnyaを甘やかしたんだよ。俺は、ただ真実を言っただけだよ」

パパ「あ~あ~あ~、真実ね。真実っていうのは、お前があの子に過度に執着してる兄さんだってことだ」

隣で、タッチパネルから目を離さず、ふふふふ、と笑うママ。

Thorn「あの子がどんなに可愛いか、わかってないの?おかげで、Tharnyaは生きてるお人形みたいだよ」

どんどん、異常者のようなことを口走ってくる兄。。。

もうやめて・・・。(笑)

パパ「お前、俺をバカにしてるのか?」

 

そ~っと、後ろからTharnyaの耳をふさぐTharn。(笑)

今日は、編み込みヘアで、しかも、オフショルダーのサンドレス。。。のTharnyaちゃん合格


ママ「ふたりとも、一体、何をしゃべってるのよ、まったく・・・。食事の支度をしてくるわ。今日は、お客様が見えるから。。なにか特別に食べたいものがある人、いるかしら?」

パパ「君が作るものなら、なんでも食べるよ、でも、タイ料理がいいな。ちょっとチーズには飽きて来たよ」

ママ「もう、やめてよ、ダーリン。だって、Tharnの好物じゃないの。。しばらくぶりに、あの子が家にいるのよ、あの子によくしてあげたいだけよ」

なるほど、Tharnの帰省中は、好きな西洋料理三昧だったってことね。

みんな納得の表情。。

 

ピコン!

Tharn≪バンコクに戻った≫

思わず、笑みがこぼれるTharn。

 

Tharn「父さん、母さん。今日は、晩御飯いらないよ。俺、自分の寮に戻るから・・・」

速攻で、声を弾ませながら、宣言するTharn。

一同「???」

顔を見合わせてる家族に、「じゃあね」とだけ言って、さっさと帰るTharn。(笑)

Thron「おい、Tharn。今日は、Sunが来るんだぞ。お前、あいつに会うためにいたんだじゃないのかよ」

Tharn「それなら、ごめんって言っておいてよ。じゃあね。俺、いつ戻ってこれるかわからないから。バ~イ」

ご機嫌で出ていくTharn。

 

顔を見合わせる両親。 

↑ 『ママはなんでも知っている』(笑)

 

Tharnya「P'Thorn、なんで、P'Tarnはあんなに急いでたの?」

Thorn「あいつの興奮具合を見れば、誰に会いに行こうとしてるかは一目瞭然だよ。」

ママ「およしなさい。彼の問題よ。私たちに何ができるの?ん?」

いかにも余裕のある美人妻ってオーラ全開だけど、ちゃんと大人なママンだ。

 

ママ「OK。じゃ、夕食の準備を始めましょう」

ママ、タッチパネル持ったまま、退場。

たぶん、ずっと、料理サイト見てて、メニューが決まったのに違いない(笑)

 

★【Ep 07】(3/4)  雑感★

 ドラマの一歩奥に目を向けた時、気になるのは、実は、ChampとMaiだったりします。

少なくとも、高校の頃からの友人で、大学に入っても連絡を取り合う間柄。

関係を壊したくなくて、片想いであることを必死で隠してきたのに耐えきれなくなり、告白してしまったMaiの姿は、前パートのKomに通じるものがあります。


ドラマに登場するしないに関わらず、一体、このあと、二人はどうなるんだろう。


そして相変わらず、TumTarが来るべき時に備えて、余熱状態です。

 

★【Ep 07】(4/4) へ続く★    

『『TharnType』Ep.07 (4/4)筋追い&ネタバレ雑感』思えば、官能小説家ってすごいんですね。これからもっと濃厚なシーンが増えていくかもしれませんが、こんなん、一挙手一投足、再現したりできませーん(笑)っていうか、…リンク裏窓~寝ても覚めても逸品探し 外伝